最近では韓国ドラマを見るのに、NetflixやU-NEXTなど動画配信サービスを利用する人が増えているようです。
これらはコンテンツが豊富だったり、見たい時にいつでも見られるなどメリットがありますが、無料でしかも手持ちのTV画面で簡単に見られるわけではありません。
一方、地上波やBS・CSで放送される韓国ドラマは、無料でそのままテレビで見られるメリットがあります。
今回は、2025年1月からBS・CSで放送が予定されている韓国の時代劇ドラマを10作品ご紹介したいと思います。
青春ウォルダム 呪われた王宮
最初にご紹介するのは、CSホームドラマチャンネルで、2025年1月30日(木)に放送開始の「青春ウォルダム 呪われた王宮」です。
毎週火曜〜金曜 15:20〜の放送で全20話となります。
呪いに苦しむ王位継承者と家族殺害の罪をかぶせられた名家の娘が、互いを救うために陰謀と謎を解き明かしていくロマンス時代劇。
韓国では2023年に公開されました。
「花郎」で注目されたパク・ヒョンシクさんが孤独な世子を演じ、気品漂う姿はまさに王子様で、それだけでもドラマ全体の好感度がアップしています。
また濡れ衣をきせられた少女が、世子とともに事件解決のため推理・解決していくミステリー要素に加え、この二人の微妙な距離感にヤキモキさせられます。
哲仁王后~俺がクイーン!?~
続いてご紹介するのは、CSホームドラマチャンネルで、2025年1月2日(木) 16:30~と1月3日(金) 15:30~の二回に分けて、それぞれ10話連続で放送される「哲仁王后~俺がクイーン!?~」です。
シン・ヘソンさんとキム・ジョンヒョンさんが共演した「魂入れ替わり」フュージョン・コメディ時代劇で、韓国では2020年に公開されると、放送スタート時から初回としては高い8%超えの視聴率を獲得し、最終回には最高視聴率17.4%を記録しました。
このドラマが爆発的な人気を得た要因は、「視聴率女王」の異名を持つシン・ヘソンさんの、男の魂を受け継いだヒロインの演技があまりに痛快で面白かったことによります。
また本作品で「フュージョン・コメディ時代劇」という新しいジャンルが確立されました。
ヘチ 王座への道
三番目にご紹介するのは、CSチャンネル銀河で、2025年1月29日(水)から放送開始の「ヘチ 王座への道」。毎週月〜金曜日 21:30〜23:00の放送で全24話となります。
朝鮮王朝第21代王・英祖の若き日を描いた正統派時代劇で、韓国では2019年に公開されました。
本ドラマではアクションも見どころの一つです。
チョン・イルさんといえば「美賊イルジメ伝」などでも史劇アクションを披露していますが、本作では乗馬から殺陣まで実に品よく華麗なアクションを魅せてくれます。
またアクションは、クォン・ユルさんやコ・アラさんも披露しており、格闘シーンが多いです。
コ・アラさんの可愛いアクションもなかなか捨てたモノではありません。
根の深い木~世宗大王の誓い~
四番目にご紹介するのは、CSホームドラマチャンネルで、2025年1月8日(水)から放送開始の「根の深い木〜世宗大王の誓い〜」。
毎週水曜〜金曜日 0:15〜の放送で全24話となります。
韓国歴代王の中でもっとも愛された第4代王・世宗の時代、ハングル誕生をめぐる物語をダイナミックに描いた新感覚ミステリー時代劇で、韓国では2011年に公開されました。
ドラマの平均視聴率18%、最高視聴率は27%を記録し、SBS演技大賞でも6部門でこのドラマの出演者が受賞しました。
ハン・ソッキュさんの演じる世宗大王は、とても魅力的で人間味があふれてますし、チャン・ヒョクさんのキレッキレのアクションは相変わらずカッコ良いです。
またハングル誕生をめぐる、秘密組織と世宗との闘いなども描かれるなど、先の読めない展開が魅力となっています。
赤い袖先
五番目にご紹介するのは、CSアジアドラマティックTVで、2025年1月9日(木)から放送開始の「赤い袖先」。
毎週木曜〜金曜日 11:30〜の放送で全17話となります。
朝鮮王朝第22代王イ・サンの恋と成長を、全く新しいアプローチで描いた歴史ラブロマンスで、韓国では2021年に公開されると、MBC演技大賞8冠を獲得し、最高視聴率は17.4%を記録しました。
イ・ジュノさんとイ・セヨンさんの主役コンビが素晴らしいです。
また本作品は、主人公二人のラブロマンスだけでなく、女官の人生そのものにも鋭く切り込んだドラマとして画期的でした。
奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い
六番目にご紹介するのは、CSアジアドラマティックTVで、2025年1月13日(月)から放送開始の「奇皇后 ふたつの愛 涙の誓い」。
毎週月〜水曜日 11:30〜の放送で全51話となります。
14世紀に、元への貢女という境遇から皇后にまで上り詰めた女性の壮絶な生涯を描いた時代劇で、韓国で2013年に放送が開始されると、同時間帯視聴率1位を独走し、最高視聴率29.2%を記録しました。
とにかく、「万事休すからの起死回生」劇の繰り返しに目が離せません。
また本作品は見やすく、事前知識がないと難しい韓ドラの初心者にもお薦めできます。
ホジュン~宮廷医官への道~
七番目にご紹介するのは、BSフジで2025年1月20日(月)から放送開始の「ホジュン〜宮廷医官への道〜」。
毎週月〜金曜日 8:55~10:00の放送で全69話となります。
伝説の名医ホ・ジュンの波乱に満ちた生涯を描いた歴史ヒューマンドラマで、韓国で1999年に放送開始されると、64%と空前の高視聴率を記録し、国民的ドラマとなりました。
毎回ハラハラさせられる波瀾万丈のストーリーの連続で、身分制度や嫉妬に誤解、陰謀と様々な艱難辛苦をいかにして乗り越えていくのか目が離せません。
当時、苦境にあった韓国経済が見事に立ち直ったのは、このドラマの主人公に自分を重ねた韓国人の姿があったと言われています。
七日の王妃
八番目にご紹介するのは、CSアジアドラマティックTVで、2025年1月22日(水)から放送開始の「七日の王妃」。
毎週月〜金曜日 6:00〜の放送で全20話となります。
二人の王に愛され、7日間だけ王妃の座につき廃妃された、女性の悲恋を描く歴史ロマンスで、韓国では2017年に公開されました。
王権争いに巻き込まれたヒロインと、まったくタイプの違う二人の王との三角関係ロマンスが「とにかく切なくて泣ける」と話題になりました。
特に最終回で、ヒロインが愛する人を守るために死刑を受け入れるシーンは涙なしでは見られません。
トンイ
九番目にご紹介するのは、CSチャンネル銀河で、2025年1月29日(水)から放送開始の「トンイ」。
毎週月〜金曜日 4:00〜5:15の放送で全60話となります。
17世紀の朝鮮王朝時代、宮廷の下働きから王の側室となり、のちの第21代王・英祖の母となったトンイの波乱万丈な生涯を描いた物語で、韓国では2010年に放送され、ヒロインを演じたハン・ヒョジュさんの天性の明朗さが、本ドラマを大ヒットに導きました。
英祖は、最も在位期間が長いことで有名ですが、母親に関する記録は少なく、これまでの歴史ドラマでは脇役でしかありませんでした。
そんな淑嬪崔氏(トンイ)を、イ・ビョンフン監督が初めてヒロインとして採用。彼女が父の無実を晴らそうと奔走する姿や、思いがけない粛宗とのロマンス、熾烈な権力争いの中で、息子を守り育てる姿をドラマチックに描いています。
禁婚令 ー朝鮮婚姻禁止令ー
最後にご紹介するのは、CSアジアドラマティックTVで、2025年1月30日(木)から放送開始の「禁婚令ー朝鮮婚姻禁止令ー」。
毎週月〜金曜日 13:30〜の放送で全12話となります。
愛する妃を失った王と、婚姻詐欺師の切なくもときめくロマンス時代劇で、韓国では2022年に放送されました。
同名の人気ウェブ小説が原作で、作家自身がドラマの脚本を務め、現代的な要素を加えた新たな時代劇に仕立て上げました。
韓ドラ時代劇をあまり観たことがない人でも、現代風にアレンジされていて、ラブストーリーのみならず、政権争いのシリアス部分もあり、コメディ多めな時代劇で入門にお薦めです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
時代劇も、ラブストーリーを交えていたり、イケメン俳優が出演していたりと見どころたくさんです。
韓ドラと言ったら現代のものが割と定番ですが、たまには韓服を着た美女美男を眺めるのもお薦めです。
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