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【韓国ドラマ】涙の女王のあらすじは?出演者についても紹介

2024年に放送された話題作「涙の女王」は、人気俳優キム・スヒョンさんとキム・ジウォンさんが初共演した大ヒットラブストーリーです。

「星から来たあなた」「青い海の伝説」「愛の不時着」を手掛けたパク・ジウン作家、「愛の不時着」「不可殺」などのチャン・ヨンウ監督、「ヴィンチェンツォ」「シスターズ」などのキム・ヒウォン監督が共同演出したこのドラマは、「愛の不時着」を超え最高視聴率24.9%というtvNドラマ歴代1位の大ヒット作となりました。

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あらすじ

財閥グループの娘とは知らずにホン・ヘインに惹かれ、様々な壁を乗り越えて結婚した弁護士のペク・ヒョヌ。

現在ヒョヌはグループの法務理事を務め、財閥一族の一員として誰もがうらやむ暮らしをしていますが、実は傲慢な妻ヘインとはうまくいっておらず、家族からもいいように使われてばかりでした。

ヘインもそんなヒョヌの状況を見て見ぬふりしており、会社でも二人の不仲説が噂されるようになります。

こんな生活はもう耐えられないと遂にヒョヌは離婚を切り出そうとするのですが、そんな時予想外の事態が起きてしまいます。

奇跡的なタイミングで夫婦に危機が訪れた時、果たして二人はどんな選択をするのか!?

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出演者について

運命の糸が絡み合い振り回される人々をここで紹介していきましょう。

キム・スヒョン(ペク・ヒョヌ)

主人公の弁護士ヒョヌ役を演じるのはキム・スヒョンさん。
ドラマ「太陽を抱く月」「サイコだけど大丈夫」などの代表作で知られる人気俳優で、パク・ジウン作家の「星から来たあなた」にも主演し、実は「愛の不時着」にも特別出演しています。

ヒョヌは財閥グループで法務理事として働くエリートですが、財閥の令嬢である妻が上司で、財閥一族である妻の家族と共に暮らしているため非常に肩身の狭い思いをしています。

2人は格差を乗り越えて結婚しましたが、家でも家族からパワハラを受ける環境にストレスがたまり、次第に夫婦関係も冷え切ってしまいます。

そんなある日、妻に離婚を切り出そうとするのですが、妻から得る衝撃的なことを打ち明けられ離婚どころではなくなってしまいます。

本作でのキム・スヒョンさんは、妻や家族の一挙手一投足に振り回される娘婿役を演じています。
ヒョヌの困惑ぶりとドタバタ模様がコミカルで、キム・スヒョンさんお得意の泣きの演技も必見です!

キム・ジウォン(ホン・へイン)

ヒョヌの妻でクイーンズ百貨店社長のヘイン役を演じるのはキム・ジウォンさん。ドラマ「相続者たち」「太陽の末裔」「私の解放日誌」などで知られ、代表作の1つである「サム・マイウェイ」をオマージュしたセリフが本作でも披露されています。

ヘインは財閥一族の中でも有能な人物で、自身が社長を務める百貨店の総売上を1兆超えさせたいという野望を持っています。
業界の女王として知られ、その高慢な性格は社員のみならず家族からも疎まれていますが、実は愛情表現が下手なだけで家族やヒョヌのことを心配しています。

ところがある事情から夫婦仲が悪くなり冷え切った関係になってしまいます。

「サム・マイウェイ」では元気で明るいキャラクターを演じていたキム・ジウォンさんですが、本作ではクールで皆から恐れられる女王様キャラを演じています。

ところが、死に直面したことで人に対して優しくなり、それまでの冷酷な印象からツンデレキャラへと変わっていきます。

パク・ソンフン(ユン・ウンソン)

ウォール街で名の知られたM&A専門家ウンソン役を演じるのは、「ザ・グローリー〜輝かしき復讐〜」の悪役で一躍人気俳優となり、「イカゲーム」シーズン2への出演も決定しているパク・ソンフンさん。

ヘインとは大学の同期で友人関係にあったウンソンは、長い海外生活から韓国に戻りヘインの前に現れます。
ヘインや財閥に対して何か思うところがあるようで、ヒョヌやヘインと仕事で関わるようになるものの怪しさが常につきまといます。

ヘインが百貨店に誘致したいと狙っていた企業のアドバイザー的立ち位置で突如ヘインの前に現れたウンソン。
そんな悪役の空気感をまとったキャラクターを悪役で名を挙げたパク・ソンフンさんが演じ、主人公2人に負けぬほどの存在感を発揮しています。

果たしてウンソンは、ヒョヌとヘインの敵となるのか?それともヘインを巡って恋のライバルとなるのか!?

クァク・ドンヨン(ホン・スチョル)

ヘインの弟スチョル役を演じるのは十代から俳優として活躍するクァク・ドンヨンさん。
「雲が描いた月明かり」「私のIDはカンナム美人」「ヴィンチェンツォ」「ビッグマウス」など、有名ドラマに多数出演する他、演劇やミュージカルでも活躍する人気俳優です。

有能な姉に対抗意識を燃やし後継者の座を狙っているスチョルは、母親から甘やかされて育ったせいで自転車にすら乗れず、安易に儲け話に手を出しては失敗し、会長である祖父に怒られるというキャラクターです。

何度失敗しても懲りない世間知らずなお坊ちゃまキャラですが、どこか憎めない愛されキャラでもあり、本作のコミカルな部分を牽引するムードメーカーとして活躍します。

こういったキャラは、クァク・ドンヨンさんが得意とするところですよね。

イ・ジュビン(チョン・ダヘ)

スチョルが溺愛する妻ダヘ役を演じるのは、元練習生から人気女優となったイ・ジュビンさん。
「先輩、その口紅塗らないで」「ドクター弁護士」「ペーパー・ハウス・コリア: 統一通貨を奪え」などで注目され、大人気アクション映画シリーズ「犯罪都市4」にも出演している人気急上昇中の女優です。

ダヘはとても財閥一族とは思えない人物で、お馬鹿なスチョルのこともおおらかに包み込む優しくて美しい人物です。

しかし、そんな女性がスチョルの妻となったのには何か理由があるようで、スチョルとダヘの切ないロマンスも見どころの一つとなります。

イ・ミスク(モ・スリ)

ヘインの祖父の愛人モ・スリ役を演じるのはベテラン女優イ・ミスクさん。
芸歴45年以上というイ・ミスクさんは、数多くの映画やドラマに出演してきた80年代を代表するトップ女優として知られています。

モ・スリは、家族から疎まれながらも20年以上も会長の側に居続ける愛人ですが、グループの経営に口を出すことはなく、ひっそりと財閥一族の暮らす家で同居しています。

長年一緒に暮らしているためヘインら家族もある程度敬っていますが、トラブルメーカーであるヘインの叔母のみはモ・スリのことを毛嫌いし、たまに合うと喧嘩をふっかけています。

その場面だけ見ると同情してしまうところですが、実は何か企みがあるようで…。

チョン・べス(ペク・ドゥグァン)

ヒョヌの父ペク・ドゥグァン役を演じるのは数多くの作品に出演する名バイプレーヤーのチョン・ベスさん。
「サム・マイウェイ」ではキム・ジウォンさんの父役を演じた他、「椿の花咲く頃」「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」「私たち、他人になれるかな?」「離婚弁護士シン・ソンハン」「今日もあなたに太陽を」など、人気作品に欠かせない常連として知られています。

名作ドラマの父親役として欠かせないチョン・ベスさんは、本作で小さな村の村長をしながらスーパーを経営しています。

村長に再選するために奮闘したり、村の特産物として梨を推すかりんごを推すかで揉めたりと、スチョルに次ぐお笑い担当といったキャラクターとなっています。

キム・ヨンミン(ヨンソン)

特別出演となるキム・ヨンミンさんが演じるのは村で母と暮らすヨンソン。
認知症の母の介護をし自給自足生活を送っている独身男で、キム・ジョンナンさん演じるヘインの叔母ボムジャが村を訪れた際に彼女を魅了することになるキャラクターです。

キム・ヨンミンさんといえば、「愛の不時着」や「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」「夫婦の世界」出演などで知られ、数多くの映画にも出演する実力派俳優です。

ユン・ボミ(ナ秘書)

誰もが恐れるデパートの女王ヘインの秘書役を演じるのはガールズグループApinkのユン・ボミさん。

これまでの代表的な出演作は「この恋は初めてだから」「ロマンスは突然に ~僕が恋した君とトマト~」「どうかその男と会わないで」などと、そこまで目立った活躍はなかったユン・ボミさんですが、本作で演じたナ秘書は女王ヘインに唯一軽口を叩ける特異なキャラクターであり、ヘインの無茶振りに振り回されながらも彼女を信頼している有能な秘書です。

緊張感漂う職場において、有能ながらもコミカルさも持ち合わせているという明るいキャラクターであり、ヘインの家族に次ぐメインキャストの1人に数えられる人物です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

シリアスとコミカルのバランスをうまく取った見やすい作品になっています。
まだ観ていない方は是非視聴してみてください。

人間の心の奥底に潜む業と欲を誰憚ることなく表現しながらも、危機に直面すると家族の絆で復活を果たすといったヒューマニズムとハートウォーミングな部分を表現したドラマになっています。


あなたのドラちゃん

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