韓国映画やドラマは、恋愛やサスペンス、家族ドラマなど様々な要素がミックスされたエンタメ作品が多い印象があります。
その反面、ハリウッド映画のようなアクションに特化した作品は少なく、アクション作品にだけ出演する俳優というのもほとんど居ないように思います。
とはいえ、アクションが得意な俳優もいますので、今回はアクションが凄い韓国の俳優7名を紹介したいと思います。
それでは早速アクションが得意な俳優を7名紹介していきましょう。
最初に紹介するのは元祖韓流四天王、キラースマイル、ハリウッドでも活躍するワールドスターとして知られるイ・ビョンホンさんです。
このようにイ・ビョンホンさんを表すキャッチコピーはいくつもありますが、実はアクション俳優としても活躍されているんです!
イ・ビョンホンさんの代表作といえば、ドラマ「美しい日々」「ミスター・サンシャイン」、
映画「甘い人生」「王になった男」「MASTER/マスター」などが挙げられますが、一方でアクション作品にも多数出演しています。
ハリウッド作品には、「G.I.ジョー」「G.I.ジョーバック2リベンジ」「REDリターンズ」「ターミネーター: 新起動/ジェニシス」「マグニフィセント・セブン」などのアクション作品に出演し、「G.I.ジョー」2作品ではストームシャドーという最強の刺客として忍者アクションを披露しています。
韓国でもスパイ・アクションドラマ「IRIS-アイリス-」や映画「白頭山大噴火」でのガンアクション、
映画「グッド・バッド・ウィアード」での西部劇風アクション、映画「メモリーズ 追憶の剣」でのソードアクションなどを披露しているイ・ビョンホンさんは、間違いなく韓国を代表するアクション俳優の1人だと思います!
続いて紹介するのは、実は日本の作品「ホテルビーナス」で映画デビューしたイ・ジュンギさんです。
その翌年には韓国映画「王の男」で中性的な役を演じ一気にブレイクし、
その後も韓国を代表するトップ俳優の1人として高い人気を誇っています。
「王の男」の中性的な役で人気を博し、“綺麗な男シンドローム”を巻き起こした一方で、アクションシーンでほとんどスタントを使わず自ら演じてきた超ストイックな俳優としても知られています。
イ・ジュンギさんの人気を決定付けたドラマ「イルジメ〜一枝梅」では、テコンドー有段者ならではの動きと馬に引きずられたり水中での体当たりのアクションを披露し、
名作逃走劇として日本でもリメイクされた「TWO WEEKS」では、娘のために命をかけて真犯人を探す胸熱なアクションを披露されています。
イケメン俳優が多数出演した「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」では、17キロ減量しての華麗なアクションを繰り広げ、暴力団のボスに育てられた腕っぷしの強い弁護士役を演じた「無法弁護士~最高のパートナー~」では、
ブラジリアン柔術を学び豪快なアクションに挑み、「アラムンの剣:アスダル年代記」では、スリリングなアクションシーンのみならず一人二役の名演技も!
さらにハリウッド映画「バイオハザード:ザ・ファイナル」でもスタントなしのアクションにミラ・ジョヴォヴィッチさんが称賛を贈るなど、そのビジュアルからは想像つかないほどのアクションを得意とする俳優なんです!
映画「火山高」の主演として有名になったチャン・ヒョクさんもアクションに定評のある人気俳優です。
代表作には日本でもヒットした映画「僕の彼女を紹介します」や、ドラマ「運命のように愛してる」「ボイス〜112の奇跡〜」「シークレット・ファミリー」などがあり、韓流ブーム初期から活躍する俳優の1人として知られています。
そんなチャン・ヒョクさん出演のアクション作品は、シン・ミナさん、クォン・サンウさん、コン・ヒョジンさんといった豪華メンツと共演した学園VFXアクション映画「火山高」をはじめ、大ヒットアクション時代劇「推奴(チュノ)」、イ・ビョンホンさん主演の前作の3年後を描いた「IRIS2-アイリス2-:ラスト・ジェネレーション」等があります。
更にスタントマンなしで伝説の殺し屋役を演じ銃撃戦や斧を使った戦闘を披露した映画「THE KILLER/暗殺者」などがあり、デビューから現在までアクション作品に出演し続けています!
今回紹介している俳優の皆さんは盤石の人気を誇る方ばかりですが、チ・チャンウクさんに関してはチャ・ウヌさんやパク・ソジュンさんといった近年人気の俳優と比較しても見劣りしない人気俳優として知られています。
チ・チャンウクさんはデビューしてすぐに注目を集め、主演に抜擢された「笑ってトンヘ」が瞬間最高視聴率51.4%を記録し一躍人気俳優となります。
さらにその翌年には、アクション時代劇「ペク・ドンス」もヒットし“視聴率王子”と呼ばれるようになります。
その後も「奇皇后」「あやしいパートナー」「都会の男女の恋愛法」といった人気作品に出演してきたチ・チャンウクさんですが、現在まで続く人気のきっかけとなった作品といえば2014年放送のドラマ「ヒーラー〜最高の恋人〜」かもしれません。
「ヒーラー」では闇の便利屋ヒーラーとして格闘戦や潜入ミッションを披露するだけでなく、パク・ミニョンさん演じるヒロインに正体がバレないようにしながら彼女を守り助ける姿が最高にカッコいいんですよね!
実はこのドラマ、放送当時の視聴率は一ケタと振るわなかったそうなんですが、日本や中国など海外での評価は高く、これによりチ・チャンウクさんはアジア全域で人気となりました。
これ以降も、ドラマ「THE K2」で特殊ボディーガードとして格闘、銃撃、カーチェイスなどド派手なアクションを披露し、
映画「操作された都市」でもゲーム内での壮絶アクションや、刑務所内での格闘シーン、ゲームを実写化したかのようなカーアクションなどが堪能できます。
チ・チャンウクさんのアクション作品はそこまで多くありませんが、出演作は全てクオリティが高いものとなっています!
“マブリー”や “兄貴”の愛称でお馴染みのマ・ドンソクさんは、現在の韓国で最も有名かつ人気のアクションスターとして知られています!
アメリカでフィットネストレーナーやボディビルダーとして活動したのち俳優に転身したという経歴のマ・ドンソクさんは、映画「天軍」のオーディションに合格したことから韓国で本格的に活動をスタートします。
しばらくは個性的かつ存在感のある脇役といった印象でしたが、身体が大きくなっていくと共に活躍する機会も増え、2016年の大ヒット映画「新感染ファイナル・エクスプレス」への出演により大ブレイクを果たします!
その後の大活躍は皆さんよく知るところかと思いますが、ドラマ「元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜」や、
映画「スタートアップ!」「狎鴎亭(アックジョン)スターダム」でアクション作品とは違ったコミカルな一面を見せる一方で、
第4作と5作の公開も控えている韓国映画史上最高のヒットシリーズ「犯罪都市」や
「神と共に」「悪人伝」、ハリウッド作品「エターナルズ」など、出演したアクション映画は全て大ヒットとなります。
“マブリー”の愛称が堪能できるコメディ作品と、身長178cm、体重100kgという肉体から繰り出される格闘アクションとのギャップが魅力のマ・ドンソクさんは、拳一つで悪人たちを次々と叩きのめす現在韓国最強のアクションスターであることは間違いありません!
全世界人が最も好む韓国俳優1位を11年連続で獲得しているイ・ミンホさんもアクションに定評のある俳優の1人です。
イ・ミンホさんといえば、韓国版「花より男子」や「相続者たち」「青い海の伝説」「ザ・キング:永遠の君主」等でのロマンスドラマが人気なことで知られていますが、
一方で、ドラマ「シティーハンター in Seoul」ではアクションに初挑戦し、
「青い海の伝説」でも前世を描いた時代劇シーンでアクションを披露しています。
「シンイ -信義-」はファンタジーロマンス時代劇でありながらアクションが盛り込まれています。
さらに、映画「江南ブルース」では裏社会でのし上がろうとする若者役として乱闘シーンに挑み、ボディガードと賞金稼ぎの活躍を描いた中韓合作映画「バウンティー・ハンターズ」でもモテ男役として華麗なアクションを披露しています。
最後に紹介するのは歌手、俳優、タレントとマルチに活躍しているイ・スンギさんです。
元々は歌手としてデビューし、その後俳優やタレントとしても活躍することとなったイ・スンギさんは、デビューからわずか数年で“国民の弟”と呼ばれるほどの人気者となりました!
初主演作にして最高視聴率47%を記録したドラマ「華麗なる遺産」や、
「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」「君たちは包囲された」「花遊記(ファユギ)」「マウス」などヒット作は多く、好感度の高い俳優としても有名です。
一方で、ファンタジーアクションロマンス時代劇とでもいうべき「九家の書」では半人半獣という役で格闘シーンを披露し、
映画のようなスケールのドラマ「バガボンド」ではアクション俳優志望のスタントマン役として終始危険なアクションシーンに挑んでいます。
いかがでしたでしたか?
今回紹介した方たちにはそれぞれの魅力がありますよね!
皆さんはどの俳優のアクションが好みですか?