普段スクリーン上で、美しく洗練された容姿を見せている人気韓国女優達も、若い頃はあどけなく、まだ垢抜けていない表情をしていたり、逆に当時からスターの片鱗を見せ、オーラを放っていたりと様々で面白いものです。
今回は、7人の女優について、卒業アルバムなど学生時代の写真から興味深いものを拾い、現在の姿との比較を楽しんで見たいと思います。
ハ・ジウォン
最初にご紹介するのは、ロマンスからアクションまで幅広い役柄をこなし、40代になってもキュートで美しい女優ハ・ジウォンさんです。
1978年6月28日 ソウル特別市生まれの47歳(2025年現在)。
1997年のドラマ「新世代報告 大人たちは知らない」でデビューすると、翌年のドラマ「学校2」で不良役を演じ、知名度を上げます。
そして、2000年の映画「真実ゲーム」で初主演し、小悪魔的な高校生役で新人女優賞を獲得しました。
その後、2000年「友引忌」や、2002年「ボイス」とホラー映画に続けて出演し「ホラークイーン」のニックネームを得ます。
また2003年のフュージョン時代劇「チェオクの剣」に主演し、ワイヤーアクションに挑戦しました。
さらに、2004年のドラマ「バリでの出来事」では、百想芸術大賞で最優秀女優賞を、また2006年の「ファン・ジニ」では、KBS演技大賞を受賞。その後も、2010年のドラマ「シークレット・ガーデン」や、2013年の「奇皇后」など、ヒット作に出演しています。
2012年、そんなハ・ジウォンさんの卒業写真が、イ・スンギさんと共に公開されて話題になったことがあります。その写真では、今と変わらない目鼻立ちが視線を引き付けました。
短髪姿で今より清々しい姿ですが、美貌は変わっていません。
ソン・ジヒョ
続いてご紹介するのは、「霜花店」での大胆ヌードが話題になったソン・ジヒョさんです。
1981年8月15日 ポハン市生まれの44歳(2025年現在)。
雑誌のカバーモデルを経て、2003年に映画「狐怪談」でデビュー、主演を務めます。また2006年のドラマ「宮」が、アジア全域で大ヒットすると、同年の「朱蒙」では、百想芸術大賞で新人女優賞にノミネートされました。
そして、2008年の映画「霜花店 運命、その愛」では、大胆ヌードが話題になりました。
最近では、2021年放送のウェブドラマ「魔女食堂に来てください」に出演したり、バラエティ番組「ランニングマン」に出演するなど活躍中です。
2024年、そんなソン・ジヒョさんの学生時代の写真と衝撃のエピソードが公開されました。
中学校の卒業写真で、髪がショートカットされたものでしたが、理由を聞かれて、ソン·ジヒョさんは、「もみあげがあると先生が切ってしまったので、仕方なく反対側も切って、泣きながら卒業写真を撮った」と告白。
また、「容貌1位は別に居て、男子学生たちがその友人を見るため並んでいた」という爆弾発言も飛び出しました。
イ・ナヨン
三番目にご紹介するのは、才気あふれ好感度高く、ウォンビンさんの妻としても有名なイ・ナヨンさんです。
1979年2月22日 ソウル特別市生まれの46歳(2025年現在)。
1998年にCMモデルとして芸能界デビューすると、同年、「ある日突然に」で演技デビューも果たします。
その後、ドラマとスクリーンを行き来し、抜きん出たビジュアルと、個性的な演技で、出演する作品ごとにファンたちから熱い支持を得てきました。
そして2004年には、映画「小さな恋のステップ」で、青龍映画賞・女優主演賞などを受賞。
また、長渕剛さん主演の映画「英二」で、日本でのスクリーンデビューも果たしています。
その後、2015年のウォンビンさんとの結婚後、育児に専念し芸能界から距離をおいてましたが、空白期を経て、2018年の映画「ビューティフルデイズ」や、2019年のドラマ「ロマンスは別冊付録」に出演、復帰を果たしています。
そんなイ・ナヨンさんは、2015年にウォンビンさんと共に、第一子の妊娠を知らせると同時に、学生時代の卒業写真を掲載して話題となりました。
公開された写真は、ウォンビンさんとイ・ナヨンさんの小学校の卒業写真であり、子供であるにもかかわらず完成された抜群のビジュアルを誇っていました。
特に二人は大きな瞳や鼻筋の通った顔立ち、鋭い顎のラインなど美男美女の特徴をすべて備えています。
ユン・ウネ
四番目にご紹介するのは、アイドルから女優へ華麗な変身を遂げたユン・ウネさんです。
1984年10月3日 ソウル特別市生まれの41歳(2025年現在)。
1999年、ダンスグループ「Baby V.O.X」の追加メンバーとして歌手デビューを果たし、グループの末っ子として活躍しましたが、2005年に脱退し、その後は女優としてソロ活動をスタートさせます。
そして2006年のドラマ「宮」にキャスティングされ、天真爛漫な役がイメージにぴったりだと人気を博し、また同年、「ブドウ畑のあの男」で主演に抜擢されるなど、女優としての地位を築きました。
さらに、コン・ユさんとW主演を務めた、2007年の「コーヒープリンス1号店」もアジアで大ヒットをおさめ、人気は急上昇。
2008年には、23歳で個人事務所を設立し、以降もラブコメを中心に多数のドラマで主演を務めました。
そんなユン・ウネさんの公開された卒業写真を見ると、まるで朝鮮時代の美人芸者・チャン・ヨンホンさんを連想させます。
また2020年にも、20年前の写真が、「なんだかすごく見慣れなくてかわいい」という書き込みと共に掲載されました。
ユン・ウネさんのみずみずしい姿が捉えられており、とりわけ、彼女のはっきりした目鼻立ちに視線が引きつけられました。
パク・ボヨン
五番目にご紹介するのは、「国民の妹」や「ロマコメの女王」の異名を持つパク・ボヨンさんです。
1990年2月12日 忠清北道曽坪郡生まれの35歳(2025年現在)。
2006年のドラマ「秘密の校庭」でデビューすると、2008年の映画「過速スキャンダル」で主演を務め、830万人を動員する大ヒットとなりました。数々の賞を総なめにして人気女優に上り詰め、「国民の妹」という愛称で呼ばれるようになります。
また2012年の主演映画「私のオオカミ少年」も、観客動員数665万人を突破。
そして2015年の「京城学校 消えた少女たち」で主演を務めると、同年のドラマ「ああ、私の幽霊さま」で、7年ぶりのドラマ出演と初主演を果たしました。
このドラマはヒットし、APANスターアワード・最優秀女優賞を受賞。そして「ロマンチックコメディの女王」と呼ばれるようになります。その後も、2017年にドラマ「力の強い女ト・ボンスン」で、超人的な力を持つ主人公を演じ、ソウル国際ドラマアワードで、韓流ドラマ女性演技者賞 、ソウルアワード・最優秀女優賞を受賞しました。
そんなパク・ボヨンさんは、2011年に出演したテレビ番組で、学生時代のあだ名を尋ねられ「小学生」と答え、「小さくてそう呼ばれてた」とその理由を説明しています。
同時に公開された卒業写真を見ると、現在と変わらないくっきりした瞳や真っ白な肌など、可愛らしい姿を見せていました。
また同時期に実施された、音楽専門サイトによる「最高の卒業写真のアイドル スターは誰か?」というアンケート調査で、パク・ボヨンさんは堂々の1位に選ばれています。
イ・ヨンエ
六番目にご紹介するのは、「酸素のように透明感のある女優」と言われるイ・ヨンエさんです。1971年1月31日 ソウル特別市生まれの54歳(2025年現在)。
10代の頃から雑誌モデルとして活躍し、その後CMにも多数出演。化粧品の「酸素のような女性」というキャッチコピーで一躍話題になり、1993年の「お宅の夫はどうですか」でドラマデビューを果たします。
映画「JSA」公開当時の2001年に来日した時は、その美しさに日本のマスコミも騒然としたそうです。
また2005年、日本で主演ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」がNHK総合テレビで放送されると人気を博しました。
その後しばらく空白期間を経て、2016年に、ソン・スンホンさんとドラマ「サイムダン」で共演しカムバックしました。
2015年、そんなイ・ヨンエさんの美貌が再注目されたことがあります。
ネット掲示板に「生まれながらの美貌、イ・ヨンエの屈辱のない過去」というタイトルの記事が投稿されたのです。
そこには、幼い頃から大学の卒業写真までの姿が盛り込まれ、今と変わらないはっきりとした目鼻立ちと、上品な雰囲気を漂わせながら微笑んでいるものでした。
コン・ヒョジン
最後にご紹介するのは、高い演技力で人気の実力派女優コン・ヒョジンさんです。
1980年4月4日 ソウル特別市生まれの45歳(2025年現在)。
1999年のホラー映画「少女たちの遺言」で女優デビューすると、早速、新人賞を受賞し、演技力が認められ、着実に韓流スターの道を歩んでいきます。
最高視聴率31%を記録した2001年の長編ドラマ「華麗なる時代」で、ドラマ初主演すると、2011年に主演した「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」では、百想芸術大賞で最優秀演技賞を受賞しました。
出演するドラマは必ずヒットすると言われ、視聴率女王とも呼ばれるようになります。また親しみやすく素朴な演技が持ち味で、韓国を代表する演技派女優の一人。
さらにモデル出身でファッションセンスの高さにも注目が集まり、芸能界のファッションリーダー的存在でもあります。
そんなコン・ヒョジンさんの卒業写真はなかなか見当たらず、やっと見つけたのがこの貴重な一枚です。
高校生くらいの時の写真でしょうか。
現在の面影はなく、まったくの別人のように見えます。
逆に言えば、将来大化けし、トップ女優にもなれる可能性を示してくれてます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今をときめくトップスターも、若いころは初々しくていいですね。
またその中でも、今の面影を残す人と、まったく別人に見える人にわかれるところが面白いですね。
いずれにせよ、現在の写真と比較して見ると楽しいでしょう。
コメント