韓国芸能人の中には、貧しい生い立ちから大成功したドリームスターも数多くいますが、一方で大富豪の家に生まれ、お金に困らないのに厳しい芸能界に入る人もいます。
今回は、後者にあたる、生まれた時から裕福な環境で育った、リアルお嬢様である韓国女優の中から5人をピックアップしてご紹介します。
リアルお嬢様!実家がお金持ちの韓国女優5選
それでは早速、実家がお金持ちの韓国女優を5名紹介していきましょう。
チェ・スヨン(少女時代)
最初にご紹介するのは、国民的アイドルグループ「少女時代」出身で、現在は女優として活躍する、日本語も堪能なチェ・スヨンさんです。
1990年2月10日 ソウル市生まれの34歳(2024年現在)。
2001年に、テレビ東京系の番組企画のオーディションに参加。
日韓併せて約16,000人の応募者の中から勝ち残り、2002年から2003年まで、アイドルデュオ「route0」として日本で活動しました。
そして、7年間の練習期間を経て、2007年に「少女時代」のメンバーとしてデビュー。
グループの中でもスタイルの良さは抜群で、経験と練習期間の長さから、メンバーの中心的な存在として活躍。
また同年、ドラマ「止められない結婚」に出演。更に2012年には、ドラマ「第3病院 〜恋のカルテ〜」に出演すると、2013年のドラマ「恋愛操作団: シラノ」、2016年のOCNのドラマ「元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜」に次々と出演しました。
最近では、吉本ばななの同名小説を、日韓共同制作で映画化した2019年の「デッドエンドの思い出」で、遠距離恋愛中の婚約者に会うため、韓国から名古屋へやって来たヒロイン役を好演したのが記憶に新しいところです。
また、2020年の出演ドラマ「それでも僕らは走り続ける」が、日本でもNetflixで公開され話題となりました。
もともと裕福な家庭育ちで知られてるスヨンさんは、彼女自身もソウルの一等地に億ションを持っているそうですが、2013年のテレビ番組で、スヨンさんの実家が放送され、広い敷地にプールまでついた豪邸で視聴者を驚かせました。
父親は、韓国の最高学府ソウル大学出身で、有名な建築会社の社長です。また祖父も、ソウルの南部にある「総合芸術文化施設・芸術の殿堂」の設計者で、華麗なる建築家ファミリーと言えます。
ワン・ジウォン
続いてご紹介するのは、元バレリーナという異色の経歴を持つ女優のワン・ジウォンさんです。
1988年11月12日生まれの36歳(2024年現在)。
もともとはバレリーナを目指し、本格的にバレエに取り組み、名門である英国王立ロイヤルバレエスクールを卒業し、帰国後は韓国芸術総合学校に進み、国立バレエ団で活躍します。
2007年には全国舞踊コンクールで特賞を受賞するなど、バレリーナとして順調に歩んでいましたが、怪我のためバレリーナを断念し、突然芸能界に足を踏み入れました。
しかし今では実力派女優として成功し、「バレエを13年間続けて鍛えられた精神力が俳優にも生かされている」と語るジウォンさんは話題作への出演が続いています。
代表的な出演ドラマには、2013年「黙ってファミリー」や「グッド・ドクター」、2014年「ロマンスが必要3」、2015年「離婚弁護士は恋愛中」などがあります。
最近では、2017年「病院船〜ずっと君のそばに〜」や、2018年「30だけど17です」等に出演。
そのワン・ジウォンさんは、バレエの名門に通っていたという時点で予測はつきますが、実家がお金持ちなことで有名でした。
父親は、政府機関の要職に就いていたエリート公務員。
さらに祖父は、釜山に基盤を持つ財閥グループの会長であり、韓国に国産スポーツブランドを立ち上げた人でもあります。
このように、恵まれた環境で育ってきたジウォンさんですが、過去には「自分が役者として知られる前に、実家がお金持ちという家柄が注目されてしまったことが残念だった」と語っていたこともありました。
キム・テヒ
3人目にご紹介するのは、美貌にソウル大学卒という才色兼備の女優キム・テヒさんです。
1980年3月29日 釜山生まれの44歳(2024年現在)。
2000年に、テレビCMで芸能界にデビューすると、2002年短編映画「新都市人」に本格的な演技活動を始めます。有名になったのは、2003年の人気ドラマ「天国の階段」で、ヒロインをいじめまくる意地悪な義理の妹役、ハン・ユリを演じてからでした。
また、2004年の「九尾狐外伝」で最優秀新人賞を、「ラブストーリー・イン・ハーバード」では、最高人気賞を受賞しました。
そして2009年には、4年ぶりのドラマ出演となった、スパイ推理劇「IRIS-アイリス-」で、KBS演技大賞・優秀演技賞を受賞しています。
最近では、2023年、実力派女優の共演と衝撃的な展開が話題のサスペンススリラー「庭のある家」で、3年ぶりのドラマ復帰を果たしました。
2021年10月にオンエアされた情報番組で、韓国芸能界の不動産と土地資産家のランキングが発表され、キム・テヒ夫婦は堂々の第1位を獲得しています。
更に、同年12月に放送されたバラエティ番組によると、父親が年間売上150億ウォンを達成する某通運会社の会長である事が公開されました。実家も含め無敵の女優と言えます。
ヒョンリ
4人目にご紹介するのは、トリリンガルで、日本だけでなく、韓国やヨーロッパの作品にも出演し、多彩な才能を発揮する女優のヒョンリさんです。
1986年12月18日 東京都 渋谷区生まれの38歳(2024年現在)。
韓国人の両親のもと、東京都で生まれ、中学時代にオックスフォード大学サマースクールへ短期留学し、青山学院大学在学中に、延世大学へ留学して映像演技を専攻したという経歴の持ち主です。
2010年、ドラマ「フリーター、家を買う。」で俳優デビューすると、2014年公開の映画「水の声を聞く」に主演し、高崎映画祭・最優秀新進女優賞を受賞。
以降、2018年のNHK連続ドラマ「まんぷく」や、2019年のドラマ「ミストレス~女たちの秘密~」など、ドラマ4本と映画2作に出演し、オールタイロケで撮影された「カオサン・タンゴ」で、韓国映画に初主演を果たしました。
ヒョンリさんの両親は、共に経営者とのこと。まず父親はパチンコ店の経営者だそうです。
第二次世界大戦後に韓国から来日し、パチンコ店の経営を始めたそうで、今では大きく成長し、多くの店舗を出しているとの噂です。
一方、母親も父親とは年齢が20歳近く離れていますが、建設会社の社長だそうです。
そして韓国で仕事をしていた頃から、高級ホテルを三年間貸し切りにして住んでいたとのこと。
また、クリントン元アメリカ大統領が韓国を訪問した際には、その借りていたホテルの部屋を貸してあげたというエピソードまであります。
更に、ヒョンリさんの母方の祖父が総合病院の院長だそうです。
そしてヒョンリさんが幼い頃に住んでいた実家は、あの世界的な建築家、安藤忠雄さんが設計した豪邸だったとか。
あまりにも豪邸すぎて、お手伝いさん三人とダスキンのスタッフさんの総勢40人で掃除をしていたそうですよ。
イ・ハニ
最後にご紹介するのは、ミスコリア&ミスユニバース&ソウル大学出身というまさに才色兼備のイ・ハニさんです。1983年3月2日 ソウル特別市出身の41歳(2024年現在)。
2006年に、ミスコリアに輝き、2007年にはミスユニバース大会で4位に入ったという経歴を持ち、ドラマやバラエティを中心に活躍する美人女優です。
黒髪ロングヘアが美しく、どこか近寄り難い美女と思う反面、えくぼの見える笑顔がキュートで親しみを感じます。
そんなイ・ハニさんは、2009年のドラマ「パートナー」で女優デビューします。全身ブランド服に身を包んだ魔性の弁護士役を演じ、女優として存在感を発揮しました。
その後も、2015年の「輝くか、狂うか」で主演すると、2017年「逆賊-民の英雄 ホン・ギルドン-」、2019年に韓国歴代興収第1位を記録た映画「エクストリーム・ジョブ」や「熱血司祭」と次々に話題作に出演します。
また最近では、2021年にSBS演技大賞で、4冠に輝いた「ワン・ザ・ウーマン」で主演し、パワフルかつ破天荒な主人公を演じ、他を圧倒する存在感を示しました。
そのイ・ハニさんの家族を見てみると、お金持ちかどうかはわかりませんが、父親は国家情報員の高位幹部を務め、また母親は、無形重要文化財カグヤムの人間国宝です。
更に姉も、国楽奏者であり、家族の経歴も華やかなエリート一家と言えます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
韓国は日本と比べ、より家柄を気にするお国柄のようで、芸能人の家族も話題になることが少なくないようです。
今回ご紹介した女優達は、実家が裕福でありながらも、自身の力と努力で夢を叶え、芸能界で成功した素敵なスターたちと言えます。
彼女たちの今後の活躍を期待し、応援していきましょう。
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