【韓国ドラマ】主役よりも魅力的?おすすめの二番手男子を紹介

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韓国ドラマの中でも、特にロマンスもので欠かせない存在といえば、「二番手男子」ですよね。
主役ではないものの、非常に魅力的なキャラクターであることが多く、主人公の恋のライバルとして登場するケースがほとんどです。

物語をより一層ドラマチックにする役割を担っており、好演を繰り広げ視聴者の目に留まると、スター俳優への階段を上ることも少なくありません。
今回は、そんな二番手男子が主役より目立った作品と、その役を演じた俳優についてご紹介します。

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おすすめの二番手男子を紹介

『善徳女王』ピダム(キム・ナムギル)

最初にご紹介するのは、2009年公開のドラマ「善徳女王」で、ヒロインを助けて友情を育み、次第に愛するようになる剣士「ピダム」です。キム・ナムギルさんがこの役を演じました。

本ドラマは、朝鮮史上初の女王で、新羅第27代・善徳女王が歩んだ波乱万丈の生涯を描いた作品。最高視聴率57%を記録し、日本でも韓国歴史ドラマブームを巻き起こしました。

三国時代、最も弱小国だった新羅がいかにして統一を成し遂げ、一大国家となったのか。自分の出自を知らずに育った王女トンマンが自分の運命を知り、新羅を影から支配する悪女ミシルに戦いを挑んでいきます。この二人の熾烈な戦いが見どころです。

そして「ピダム」は、ミシルの息子なのですが、生後間もなく捨てられ、ムンノに育てられ、自由奔放で武術に長けた青年に成長。そしてトンマンを助けて友情を育み、次第に愛するようになりますが、やがて自身の出生の秘密を知り苦悩する役どころです。

 

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当時まだ新人俳優だったキム・ナムギルさんが、この役を演じました。ソウル特別市生まれの43歳。
作品毎に進化した姿を見せ、ワイルドでクールな印象の容姿は、ただカッコイイだけでなく、色気まで持ち合わせている俳優です。このドラマで人気が急上昇し、その後は主演俳優として活躍するようになりました。

『スタートアップ:夢の扉』ハン・ジピョン(キム・ソノ)

続いてご紹介するのは、2020年公開のドラマ「スタートアップ:夢の扉」で、ヒロインの孤独な子供時代を支え続けた、文通相手にして初恋の人「ハン・ジピョン」です。キム・ソノさんがこの役を演じました。

本ドラマは、韓国のシリコンバレーといわれるサンドボックスで成功を夢見ながら、スタートアップに飛び込んだ若者たちの始まりと成長を描いた作品です。タイトルの「スタートアップ」や、ジピョンが務める「メンター」など、本作品にはビジネスにおいて知っておくべき用語や知識がたくさん出てきて為になります。

そして、金もなく学もないヒロインの起業を、時に優しく時に厳しく支え続けたジピョンの、「足長おじさん」的人生を最後まで見守りたいという視聴者が続出しました。

 

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そんなハン・ジピョン役を演じた、キム・ソノさんは、ソウル特別市生まれの38歳。
演劇界のアイドルと呼ばれ、確かな演技力とルックスで人気を集める俳優です。最近のドラマにおける「最強の二番手男子」との評価を得ているのも納得です。

『応答せよ1988』キム・ジョンファン(リュ・ジュンヨル)

三番目にご紹介するのは、2015年公開のドラマ「応答せよ1988」で、ヒロインの幼馴染みの一人で、寡黙で武骨だが配慮もできる男「キム・ジョンファン」です。リュ・ジュンヨルさんがこの役を演じました。

本ドラマは、ソウル五輪当時、下町の同じ横丁に育った5人の幼馴染みとその家族たちの、恋と友情と人生、愛情を描いた「応答せよシリーズ」最大のヒット作です。ストーリーも面白いですが、当時の韓国の様子を知ることができるのも楽しみです。また、親元を離れている人や結婚前後の人が見たら、涙腺崩壊間違いなしです。

ビジュアル的には、パク・ボゴムさん演じるテクに劣りますが、ジョンファンの、男は黙って行動するという、武骨でうまく立ち回れないところに歯がゆさを覚えながら、愛着を感じてしまいます。

 

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そんなキム・ジョンファンを演じたリュ・ジュンヨルさんは、京畿道水原市出身の38歳。
本作品でブレイクすると、翌2016年には「運勢ロマンス」で地上波ドラマの主演に抜擢されます。更に2017年に大ヒットした映画「ザ・キング」や「タクシー運転手 約束は海を越えて」にそれぞれキーマン役で出演しました。

『ミスター・サンシャイン』キム・ヒソン(ピョン・ヨハン)

四番目にご紹介するのは、2018年公開のドラマ「ミスター・サンシャイン」で、ヒロインの婚約者で、正義のために戦うジャーナリスト「キム・ヒソン」です。ピョン・ヨハンさんがこの役を演じました。

本ドラマは、激動の朝鮮王朝末期を生きた、名もなき人々の愛と闘いを描いた壮大なラブストーリーです。テレビドラマとしては異例の、430億ウォンという巨額制作費をかけ、ケーブルテレビでの放送ながら、2018年の視聴率第2位を記録しました。

豪華キャスティングに加え、壮大なスケールと美しい映像美など、とても見応えのある作品です。そして何といっても、主人公ユジンを演じるイ・ビョンホンさんの圧倒的な存在感が見所です。

またこのドラマでは、主役の二人以外の主要キャラクターも魅力的に描かれています。その一人が、エシンの婚約者で朝鮮一のお金持ちの息子エシンですが、ある事情を知ってからはエシンへの思いを胸にしまい、エシンやユジン、ドンメを助けます。心の中はいつも寂しさでいっぱいの優しい男という役がピョン・ヨハンさんにピッタリです。

そんなピョン・ヨハンさんは、インチョン広域市生まれの38歳。
短編映画に数多く出演する独立映画界のスターでしたが、その後超大作に次々と出演し、今韓国で最も注目を集める俳優の一人となりました。

『相続者たち』チェ・ヨンド(キム・ウビン)

五番目にご紹介するのは、2013年公開のドラマ「相続者たち」で、ヒロインに片想いする切ない孤高の高校生「チェ・ヨンド」です。キム・ウビンさんがこの役を演じました。

本ドラマは、財閥の御曹司と苦労人の女の子を中心に動く、逃れられない宿命を背負った若者たちの甘く切ないラブストーリーです。主演がイ・ミンホさんとパク・シネさんというだけでもかなり豪華ですが、脇を固める共演者の豪華さにも驚きです。現在ではみんな主演級のトップ俳優となっています。

主人公キム・タンの敵対関係にあるチェ・ヨンドは、キム・タンとウンサンの仲を邪魔するためにウンサンをいじめていくうちにだんだんと惹かれていきますが、不器用でなかなか素直になれず、二人の恋愛を前に苦しむヨンドを見ると苦しい気持ちになってしまいます。

そんなチェ・ヨンドを演じたキム・ウビンさんは、ソウル特別市生まれの35歳。
「新韓流四天王」のひとりとも称され、187cmという高身長と広い肩幅、厚い胸板を誇る、素晴らしい肉体美の持ち主です。また、一度見たら忘れられない顔立ちで、ドラマを見始めたら最後、その魅力の虜にならない人は少なくありません。

『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ』ペク・イノ(ソ・ガンジュン)

六番目にご紹介するのは、2016年公開のドラマ「恋はチーズ・イン・ザ・トラップ」で、ヒロインをめぐって、ミステリアスな先輩と対決するピュア男子「ペク・イノ」です。ソ・ガンジュンさんがこの役を演じました。

本ドラマは、ミステリアスな先輩とピュア男子が、不器用ヒロインをめぐって対決する、ハラハラキュンキュンのミステリアス・ラブコメディです。心に裏があるイケメンとの恋愛や、三角関係など、少女漫画ではよくある展開の作品ですが、日本の少女漫画の実写化に物足りない人は、満足できるかもしれません。

 

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主役ユ・ジョンのライバル役ペク・イノを演じるのは、ソ・ガンジュンさん。京畿道軍浦市生まれの31歳。
「5urprise」のメンバーで、ドラマでは、弟役や年下男子役を演じることが多く、「国民の年下彼氏」と呼ばれています。本作品でも、ちょっとセクシーで悲しそうな目がキャラにピッタリです。

『ホテルデルーナ』コ・チョンミン(イ・ドヒョン)

七番目にご紹介するのは、2019年公開のドラマ「ホテルデルーナ」で、高句麗貴族の子孫で武将であり、盗賊団の一員であるヒロインに魅惑される「コ・チョンミョン」です。イ・ドヒョンさんがこの役を演じています。

本ドラマは、死者が集う不思議なホテルを舞台にしたファンタジーロマンス。「国民の妹」として親しまれ、女優や歌手として活躍するIUさんと、子役時代から活躍するヨ・ジングさんが共演し話題となりました。

1000年以上生きるホテルオーナーに、従業員や宿泊客も幽霊と、非現実的な設定ですが、登場人物の魅力と美しい世界観に引き込まれていきます。そして、マンウォル役のIUがとにかく美しいです。シーンごとに変わるヘアメイクや衣装、アクセサリーやネイルまで世界観にぴったりでとても素敵です。

また、本作中のコ・チョンミョンは、高句麗時代のイケメン護衛武官ですが、ロン毛・鉢巻効果もあり、凛々しく、現代劇よりかなり格好良く見えます。更に、小柄なIUさんとの体格差コンビネーションも、いい塩梅で萌えます。

 

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そんなコ・チョンミョンを演じたのは、イ・ドヒョンさん。コヤン市生まれの29歳。
2023年のドラマ「ザ・グローリー」や「良くも、悪くも、だって母親」で主演を務め、日本での知名度・注目度が急上昇中のイケメン俳優です。

なんと言っても、上品で端正な顔立ちに、鋭さよりも優しさが漂う切長の目が特徴です。一見するとクールなイケメンですが、「ニカッ」と笑う笑顔には無邪気な少年っぽさがあり、結果、「最新・国民の年下彼氏」という称号を得ています。

『愛の不時着』ク・スンジュン(キム・ジョンヒョン)

最後にご紹介するのは、2019年公開のドラマ「愛の不時着」で、ヒロインの見合い相手でしたが、投資詐欺で北朝鮮に逃亡する「ク・スンジュン」です。キム・ジョンヒョンさんがこの役を演じました。

本ドラマは、韓国女性と北朝鮮軍人による、禁断の愛を描いたラブロマンスです。ヒョンビンさんとソン・イェジンさんが共演し、回を重ねるごとに視聴率が上昇し、最終回は22%とtvN歴代ドラマ最高視聴率を記録しました。

私たち現代世界では考えられない北朝鮮の当たり前があり、その暮らしを知ることができるという点でもとても面白いです。また、ロミオとジュリエットのような悲痛な恋愛展開に加えて、財閥、相続争いの展開もあったりと、韓国ドラマ特有の面白さを上手く詰め込んだ魅力たっぷりの作品になっています。

本作では、詐欺師でありながら憎めないキャラクターのク・スンジュンと、北朝鮮のお嬢様ソ・ダンとのサイドラブストーリーが、爆発的な人気を呼びました。

 

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そんなク・スンジュンを演じたのは、キム・ジョンヒョンさん。プサン広域市生まれの34歳。
2020年の時代劇ドラマ「哲仁王后〜俺がクイーン!?」で、二つの顔を持つ李氏朝鮮の第25代王・哲宗を演じ主演を務めると、tvNドラマ歴代5位となる高い視聴率を記録しました。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

どのドラマに出てくる「二番手男子」も、今では主役級のスターに育っていて、今後の活躍が楽しみですよね。
主役ばかりでなく、「二番手男子」にも注目しながらドラマを見ると、また違った楽しみ方ができて面白そうです。

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