日本でも増えつつあるシングルマザーですが、お隣りの韓国でも同様のようです。働きながら子育てをするということは容易ではなく、それは芸能界も例外ではありません。
今回は、世間の偏見にも負けず、厳しい現実を乗り越えながらも凛とした姿で、シングルマザーとして頑張る韓国女性芸能人8名をご紹介します。
オ・ユナ
最初にご紹介するのは、レースクイーン出身で、変わらぬ童顔な美貌でファンを魅了する女優オ・ユナさんです。1980年11月21日 ウルサン広域市生まれの44歳(2024年現在)。
17歳の息子が居るシングルマザーです。
1999年から4年間、レースクイーン活動を続けると2004年にドラマ「嵐の中へ」に出演し女優としての活動も始めます。
そして2006年にはドラマ「恋愛時代」に出演し、その好演が評判となり、SBS演技大賞・ミニシリーズ部門賞を受賞しました。
その後も、2017年「師任堂」、2018年「恋のトリセツ」、2020年の「一度行ってきました」など、多くの作品で実力を発揮しています。
そんなオ・ユナさんは、2007年1月に、5歳年上の一般男性と結婚、同年8月に第一子長男を出産しました。
しかし2015年6月に性格の不一致から離婚。
子供の親権はオ・ユナさんが持ち、仕事と両立しながら育てています。
韓国では「ミンくんのお母さん」としてもよく知られています。
ミンくんは自閉症で、彼女は息子に発達障害があることを公表し、SNSやテレビ番組などを通じて日常生活を公開しています。
キム・ナヨン
続いてご紹介するのは、コメンテーターやファッションリーダー的な存在として活躍するキム・ナヨンさんです。1981年10月8日 江原道春川市生まれの43歳(2024年現在)。
8歳と6歳の二人の息子を持つシングルマザーです。
2005年に放送デビューすると、以後ケーブル芸能系放送レポーターとして活動しました。
各種トークショーやリアルバラエティ番組にゲストとして出演しており、シットコムの「夢の地の愛」では学園講師としても出演しています。
そんなキム・ナヨンさんは、2015年に、金融業界で働く10歳年上の一般男性と結婚。
その後、二人の男の子を出産しましたが、結婚4年目の2019年1月に離婚を発表しました。その後は息子二人を女手一つで育てています。
因みに、2021年12月から、シンガーソングライターで画家のマイキューさんと公開熱愛中です。
パク・ウネ
三番目にご紹介するのは、「チャングム」で大ブレイク後、CMやドラマにひっぱりだこになったパク・ウネさんです。
1978年2月21日 インチョン広域市生まれの46歳(2024年現在)。13歳の双子の男の子を持つシングルマザーです。
1995年、ミュージカル「ピーター・パン」でデビューすると、様々な作品で主にラブリーなイメージで活躍します。
そして1998年の映画「チャン」のデビューでは、登場から人形のような外見で注目を浴び、清純で魅力あるキャラクターを演じたパク・ウネさんは、主にホラー映画に出演し人気を集めました。
更に2003年の「チャングム」で人気がブレイクすると、CMやドラマにひっぱりだこになり、2007年「愛する人よ」や「イ・サン」などにも出演。
その後、芸能活動をセーブしましたが、2014年から本格復帰し、安定した演技力を発揮しています。
そんなパク・ウネさんは、2008年に4歳年上の実業家の男性と結婚し、2011年に双子の男の子を出産しました。
しかし、性格の不一致により2018年に離婚。その後息子たちを育てながら芸能活動を続けています。
オ・ヒョンギョン
四番目にご紹介するのは、ミスコリア出身の女優オ・ヒョンギョンさんです。1
970年3月25日 ソウル特別市生まれの54歳(2024年現在)。21歳の娘がいるシングルマザーです。
高校生から広告モデルとして活躍し、1988年のドラマ「愛が花咲く木」で女優デビューを果たします。
また1989年には、ミスコリア大会に出場し、優勝候補の人気女優コ・ヒョジョンさんをおさえて優勝し、世間の話題をさらいました。
しかし1998年に、私生活の動画流出事件で活動を一時中断。
その後、2007年のドラマ「糟糠の妻クラブ」の出演で、８年ぶりに芸能界活動を再開します。
本作品は視聴率30％を上回る大成功を収め、SBS演技大賞で優秀賞を受賞しました。
そんなオ・ヒョンギョンさんは、2002年に実業家のホン・スピョさんと結婚しました。
そして2003年には第一子となる女児を出産します。
しかし2004年に、ホン・スピョさんが横領罪などで逮捕収監されてしまい、また、夫の裏切りも発覚したため、2006年に協議離婚が成立、娘と2人で生きていくことを決めました。
オ・ヒョンギョンさんは、芸能界復帰会見の際、「娘の前で堂々とした母親でいたい。
娘が今後どんな困難があっても心が折れることなく強く生きていけるようになるには、自分の生き方を見せなければ」と語っています。
チョン・ガウン
五番目にご紹介するのは、8頭身のソン・ヘギョと呼ばれる、モデル出身女優チョン・ガウンさんです。
1978年6月20日 プサン広域市生まれの46歳(2024年現在)。8歳の女児がいるシングルマザーです。
1997年にモデルとしてデビューし、2009年からは「百万長者と結婚する」や「主君の太陽」など数々のドラマにも出演。
2010年には、ケーブルＴV放送大賞や今年のスター賞も受賞しました。
現在では、多数のバラエティ番組で、司会者やレギュラーとして活躍しています。
そんなチョン・ガウンさんは、2016年に、実業家の男性と結婚し、長女を出産しましたが、2018年に協議離婚しました。
更に2019年に、元夫を特定経済犯罪加重処罰など法律違反及び詐欺容疑で江南警察署に告訴しました。
理由は元夫が前科を隠して、チョン・ガウンさんと結婚し、妻の名義で口座を開設したというチョン・ガウンさんの認知度を利用して約132億ウォンを詐取したことによります。
オ・スンウン
六番目にご紹介するのは、女優兼歌手として活躍するオ・スンウンさんです。
1979年2月8日 慶山市生まれの45歳(2024年現在)。15歳と13歳の娘がいるシングルマザーです。
2000年のシットコム「コルベンイ」でデビューすると、2002年の「明朗少女成功記」や2004年の「ヒョンビンに恋して-ノンストップ4-」などを通じて女優として活動。
その後2016年頃には「オズ」という三人組グループを結成し、歌手として活動していたこともあります。
そんなオ・スンウンさんは、3年間の交際を経て2008年に、6歳年上の事業家パク・インギュさんと結婚しましたが、結婚6年目の2014年に、合意のもとで離婚しています。
二人の間には、2009年生まれの長女パク・チェウンさんと、2011年生まれの次女パクリーナさんの2人の娘がいました。
離婚後はオ・スンウンさんが二人の子供を連れて故郷に帰り、しばらく喫茶店を運営し、2023年からは、ソウル光化門でプレッツェル専門店を開業しています。
パク・ファニ
七番目にご紹介するのは、ショッピングモールのイメージキャラクター出身で、 女優兼モデルとして活躍するパク・ファニさんです。
1990年10月13日生まれの34歳(2024年現在)。13歳の息子がいるシングルマザーです。
高校卒業後に通販モデルとして活動すると、抜群のルックスが話題となります。
2015年のドラマ「恋するジェネレーション」で女優デビューを果たすと、2016年のドラマ「太陽の末裔」の看護婦役で注目を浴びました。
その後も、2018年のドラマ「キミはロボット」、2021年「智異山」、2023年「婚礼大捷」などに出演しています。
そんなパク・ファニ さんは、2年間の交際を経て、2011年にラッパーのBILL STAXさんと結婚。
同年に第一子である息子を20歳で出産しました。
しかし、2012年に宗教や性格の不一致を理由に離婚をしています。
また息子の親権は、父親のBILL STAXさんが持ち、育てることになりました。
ところが、2018年に入り、BILL STAXさんが麻薬嫌疑をかけられたことで、パク・ファニさんが育てることになったと報道されています。
イ・サンア
最後にご紹介するのは、伝説的なかわいらしいルックスで人気を誇り、180本以上のCM出演があるイ・サンアさんです。
1972年2月14日 ソウル特別市生まれの52歳(2024年現在)で25歳の娘がいるシングルマザーです。
1985年の映画「キルソドム」の子役でデビューすると、多くの映画やドラマに出演。
そのかわいらしいルックスで絶大な人気を誇り、80年代のトロイカと呼ばれました。
当時の男子の下敷きはみんなイ・サンアさんの写真だったそうです。
そんなイ・サンアさんは、現在25歳になる一人娘のユン・ソジンさんを育てたシングルマザーで、実は三度の結婚と離婚を繰り返しました。
一度目、二度目と結婚・離婚を経て、2002年に11歳年上の実業家と三度目の結婚をしましたが、うまくいかず13年の結婚生活に幕を引きました。
離婚後はブランクを経てドラマに復帰し、女優として活躍しています。
また、娘のユン・ソジンさんも母親譲りの美貌で、インフルエンサーとして活躍しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はシングルマザーとして奮闘する人気女優8人について、元夫との離婚の経緯も含めてご紹介しました。
離婚原因については中には衝撃的な内容もありましたが、みなさん離婚をバネにして前向きに人生を歩み、子育てをしている姿に感動を覚えます。
今後の活躍に期待します。
コメント