皆さんは年末年始をどう過ごす予定ですか?
旅行に行く人や帰省する人、自宅でまったりする人など様々でしょうが、まったく勢にオススメなのがドラマや映画を観て過ごすことです。
動画配信サイトで一気観するのもオススメですが、実はテレビでも話題作が放送されることを御存知でしょうか?
ということで今回は、2025年1月にBS・CSで観られる「日本・チャンネル初放送」韓国映画6選の紹介をしていきたいと思います!
WOWOWシネマ
宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました
最初に紹介するのは2025年1月20日にWOWOWシネマで放送される「宝くじの不時着 1等当選くじが飛んでいきました」です。
2022年に韓国で公開されたこの映画は、ドラマ「応答せよ1988」でブレイクしたコ・ギョンピョさんヒットドラマ「私の夫と結婚して」で史上最悪な夫役を演じたイ・イギョンさん主演によるコメディ作品で、ドラマ「愛の不時着」をパロったかのようなタイトルからも分かる通り、1等当選の宝くじをめぐっての韓国の兵士と北朝鮮の兵士の騒動が描かれます。
1等6億円の当選ロトくじを拾った韓国軍兵士をコ・ギョンピョさんが、風に飛ばされたその当たりくじを拾った北朝鮮兵士をイ・イギョンさんが演じ、韓国作品定番の軍事境界線を挟んでの南北睨み合いが描かれながらも、当たりくじを巡っての南北会談が開かれたり、争う中での兵士同士のダンスバトルが勃発するなど、南北問題というシリアスな問題とはほぼ遠いコミカルな展開が繰り広げられます。
この他にも、南北兵士交換によるおかしな異文化交流がはじまったり、国境を越えたロマンスなど、随所に韓国作品らしい仕掛けが盛り込まれています。
犯罪都市 PUNISHMENT
次に紹介するのは大ヒットシリーズの第4弾となる「犯罪都市PUNISHMENT」です。
2025年1月3日にWOWOWシネマで放送される本作は、2024年に韓国で公開され観客動員数1千万人超えの大ヒットとなった犯罪アクション映画で、シリーズ4作品の合計観客動員数が4000万人超え!という超人気シリーズです。
主演はこのシリーズの大ヒットにより国民的人気俳優となったマ・ドンソクさんで、シリーズ通して拳一つで悪人たちを叩きのめしていく怪物刑事役を演じています。
毎作登場するライバル役には映画「悪人伝」でマ・ドンソクさんと共演経験もあるキム・ムヨルさんが起用され、特殊部隊傭兵出身の違法オンライン賭博組織のボスとして怪物刑事と対決します。
これまでのシリーズでも凶悪な犯罪者やマフィア・ヤクザ等と対決してきた怪物刑事ですが、今回の相手はフィリピンに拠点を置く国際的IT犯罪組織であり、拉致、監禁、暴行、殺人、麻薬密売と何でもありの相手に鉄拳で挑むという痛快娯楽作品となっているんです。
これまでのシリーズ同様にユーモアも盛り込まれ、痛々しいだけのアクション映画にならずエンタメ作品として楽しめるのも大ヒットシリーズとなった要因かと。
ちなみに過去3作も本作と同日に放送されるので、この際にシリーズ一気見をしてはいかがでしょうか?
KNTV
梟-フクロウ-
続いて紹介するのは、2025年1月16日にKNTVで放送される映画「梟−フクロウ−」です。
2022年に韓国で公開されスマッシュヒットとなった本作は、ドラマ「応答せよ1988」でブレイクしたリュ・ジュニョルさんと、映画「コンフィデンシャル/共助」シリーズなどのユ・ヘジンさんが共演したサスペンス・スリラー時代劇で、2023年の韓国映画祭25冠に輝いた話題作です。
そんな本作は史実に残された怪奇事件をテーマにしており、誰にも言えない悩みを抱えながら宮廷で働く盲目の天才鍼師(はり師)が、ある日王子の死の現場に居合わせたことから始まります。
謎の死を遂げた王子の死の謎を明かそうと宮廷内は騒動となるのですが、唯一の目撃者とされるはり師は盲目であり、それゆえにはり師はその壮大な事件に巻き込まれていくことになります。
本作には権力闘争や宮廷内での人間模様などが描かれるのですが、常闇の中で起きる怪奇な事件の描かれ方はスリラーそのものであり、はり師の目に迫る針の恐怖や盲目を疑われ追われる身となる展開はサスペンスフルで、朝日が昇るまでの間に事件を解決しなければならないという流れもスリリングなものとなっています。
本作のポイントとなるのは、やはり主人公が盲目ということ。
そういうキャラクター設定もあって、主人公の感覚の鋭さや細かい音まで捉えた作品作りは繊細で、そのような演出もあってよりスリリングな内容となっています。
果たして主人公は“何を目撃したのか!?
ディーバ 殺意の水底
次は、2025年1月9日にKNTVで放送される映画「ディーバ殺意の水底(みなそこ)」です。
2022年に韓国で公開された本作は、高飛び込み選手を主人公としたサスペンス・スリラーで、幼い頃からの親友であり、高飛び込み選手としてライバル関係にある女性2人の葛藤や苦悩が描かれます。
世界ランキング1位のスター選手のイヨンと、引退の瀬戸際にあるスジンでしたが、ある噂話が流れると同時にスジンは調子を取り戻していきます。
そんな中で2人が乗った車が海中へと転落する事故が起き、イヨンは助かるもスジンは行方不明となってしまうのです。
それ以降、イヨンの周りで不可解な出来事がおきはじめ…というストーリー。
幽霊が見えるとか、幽霊に会うと技術が向上するなど、スピリチュアルな内容になるのかと思いきや、スポーツ選手特有の苦悩や人間関係の裏側などが描かれたミステリー作品となっています!
もしかしたら私たちは別れたかもしれない
次は、2025年1月23日にKNTVで放送される映画「もしかしたら私たちは別れたかもしれない」です。
2023年に韓国で公開された本作は、ドラマ「応答せよ1988」でブレイクして以降、大活躍しているイ・ドンフィさんと、近年ヒットドラマに多数出演しているチョン・ウンチェさん主演による大人のラブストーリーです。
基本的に友人から恋人となり別れる過程が描かれています。
また併せて別れたあとに経験する様々な経験を経て他人となるまでを描いたリアルラブストーリーであり、倦怠期のカップルや不器用な男の姿、別れた後に取る行動なども描かれ、切ない別れのドラマかと思いきや別れのあとにある“あるある”が描かれた良い意味でドラマチックでなく、変にコミカルにもしていない共感度抜群な真実の恋愛顛末記となっています!
母とわたしの3日間
最後に紹介するのは、2025年1月31日にKNTVで放送される映画「母とわたしの3日間」です。
2023年に韓国で公開された本作は、大女優キム・ヘスクさんとシン・ミナさん主演による感動作であり、大ヒット映画「7番房の奇跡」や「82年生まれ、キム・ジヨン」、ドラマ「39歳」といった話題作を手掛けた脚本家による母と娘のドラマです。
そのストーリーは、天国から休暇を与えられた母親と娘の3日間を描くというもので、アメリカの大学で教授となった娘を誇りに思う母親と、そんな母親の思いとは裏腹に母親が残したレシピを再現しようと故郷に戻り定食屋を営む娘の想いをファンタジーを交えながら描いています。
お互いがお互いのことを思うゆえに戸惑う様や、料理と共に母親との思い出が蘇っていく展開は普遍的なもので、田舎町の美しい風景や登場する美味しそうな料理の数々も見どころであり、故郷と家庭料理の素晴らしさを再認識させられる作品でもあります!
まとめ
以上、25年1月にBS・CSで観られる「日本・チャンネル初放送」韓国映画6選を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
今回紹介した6作品は、2022年以降に公開された新しい映画ばかりで、そのほとんどがレンタル、配信されたばかりの新作となります。
BSやCSも有料ですが、もし加入されているならこの機会に見ることをオススメします!
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