韓国だけでなく日本でもファンミーティングを行うほどの人気俳優のチュ・ジフンさん。
順風満帆に見えた俳優人生ですが、2008年に逮捕されてしまいます。
今回は、チュ・ジフンさんの逮捕された真相と過去の出演作からおすすめのキスシーン作品をご紹介します!
チュ・ジフンさんは19歳の頃、母親がプロフィール写真を雑誌社に送ったことがきっかけでモデルとしてデビューします。身長187cm、体重73kgの抜群なプロポーションとスタイリッシュな雰囲気を活かし、ファッションモデルとして数々のコレクションに出演しました。
2002年には韓国KBSドラマ「ノンストップ3」で俳優デビューを果たし、2006年には韓国MBCドラマ「宮〜Love in Palace」の主人公に抜擢され大ブレイク、俳優としての地位を築き上げます。
「宮〜Love in Palace」の翌年には韓国KBSドラマ「魔王」に出演。
難しい役を見事にこなし、俳優としてのキャリアを積んでいきました。
少し影があるミステリアスな彼の雰囲気に引き込まれる方も多いのではないでしょうか。
2007年公開の映画「神と共に第一章:罪と罰」では、観客動員数1,000万人を超える大ヒットを記録し続編も公開されています。
実力派演技俳優として成長し、数々の映画やドラマに出演しました。
2010年2月に韓国の軍に入隊、2011年11月に除隊しています。
ドラマや映画で活躍するチュ・ジフンさんですが、実は色んな試練を乗り越えてきた苦労人でもあります。
2009年に大麻吸引を使用した疑いで起訴されているのです。
2008年にモデル仲間であるイェ・ハクヨンさんの自宅で一緒に大麻を使っていたと報道され、韓国中を騒がせました。
使用された大麻は日本で知人が購入したものだったようです。
チュ・ジフンさんは薬物検査の結果では陰性だったものの、自ら罪を認め逮捕されます。
後のインタビューで「普段から堂々としていられないのは嫌だった。
堂々としていたいと思い、麻薬の使用を認めた」と話し、多くの人に嘘をつきたくないという思いから罪を認めたと打ち明けていました。
結果的に、2009年6月に懲役6ヶ月、執行猶予1年、120時間の社会奉仕命令、追徴金36万ウォンを宣告されました。
しばらくの間、活動を自粛していましたが、2012年に映画「私は王である!」で復帰します。
また、2012年には韓国SBSドラマ「蒼のピアニスト」にも出演し、見事な演技力を見せました。
はじめにご紹介する作品は、最高視聴率28.8%を記録し、韓国で大ヒットした「宮 -Love in Palace-」です。
このドラマは、”韓国に王室がまだ続いていたら”という設定のもと、平凡な女子高生チェギョンが皇太子妃として嫁ぐことになるシンデレラストーリーです。
チュ・ジフンさんは、知性と美貌を併せ持つクールな性格の皇太子イ・シンを演じました。
性格や暮らしの違いから全てがかみ合わなかった2人が、お互いを理解するうちに少しずつ惹かれ合っていきます。
次第に心を開いていくチェギョンとシンのキスシーンは、多くの女性ファンを虜にしました。
2人の最初のキスシーンは、強引に床入りを用意され、一晩閉じ込められた場面です。
最初のうちは、ふざけ合って、誤魔化しながら過ごしますが、いつしか良い雰囲気になりシンからキスをします。
チュ・ジフンさんの男らしいキスシーンにドキドキさせられますね。
また、このドラマで印象的な場面として挙げられるのが、人ごみの中でのキスシーンではないでしょうか。
国外追放されることが決まったチェギョンが、一緒にいられるのが最後かもしれないと、自分が育ってきた町で普通のカップルのようにデートをします。
「私のこと、どれくらい好き?」とチェギョンがシンに聞き、シンは「言わないと分からないのか?」と言いながら、人混みの中でキスをします。
引用:YouTube 13分15秒〜
ゲリラ的に撮影されているようで、周りの人たちの反応もとても新鮮です。
今まで見たことのないキスシーンでしたよね。
物語が進むにつれ、チュ・ジフンさん演じるツンデレなシンに心奪われた女性が続出しました。
次にご紹介する作品は、1組の新婚夫婦と不思議な青年との危うい三角関係を、お洒落なタッチで描く一風変わったラブストーリーの映画「キッチン〜3人のレシピ〜」です。
優しい夫と幸せに暮らすモレは、ある日、開館時間外の美術館に忍びこむとそこで謎めいた青年ドゥレと出会い、ついキスを交わしてしまいます。
その後、フレンチレストランの開業を目指す夫に料理を教えるため、パリから天才シェフが到着しますが、そのシェフこそがドゥレだったのです。
住み込みで同居することになったドゥレと接するうち、モレは次第に惹かれていきます。
モレとドゥレの美術館での壁裏のキスシーンは、光の入り方が絶妙で、とても綺麗に描かれています。大胆さもありながら繊細であり、おすすめのキスシーンです。
引用:YouTube 1分30秒〜
主人公モレは、甘さもありながらミステリアスで何を考えているか分からないようなドゥレに翻弄されます。
ドゥレの持つ独特な雰囲気を見事に表現したチュ・ジフンさんに惹きつけられた視聴者も数多くいるのではないでしょうか。
最後にご紹介する作品は、陰謀渦巻く財閥化を舞台に、心を閉ざした御曹司と秘密を抱えたヒロインの切ない愛を描く大人の恋愛ドラマ「仮面」です。
ヒロインのジスクとウナは瓜二つの外見ですが、お互いの存在も知らずにまったく違う人生を歩んできました。
裕福な家庭で育ったウナは御曹司のミヌとの政略結婚を控えていましたが、2人の関係は完全なるビジネスパートナーです。
一方、デパート販売員として働いているジスクは、父の借金が原因で窮地に追い込まれます。
やけになりお酒を飲んだジスクは道に倒れてしまいますが、偶然通りかかったミヌが婚約者のウナと勘違いして助けます。
そこから巨大な邸宅を舞台に競闘や隠謀、復讐、ミステリーが交錯します。
本当の自分を隠して仮面をつけて生きていく人々の物語ですが、ジスクとミヌの2人の恋愛がこのドラマの人気要素であり、彼らの心の距離が近づくにつれ、視聴者は熱狂しました。
そんな2人のキスシーンは、大変話題になりましたよね。
ミヌとジスクが一緒にお酒を飲み、酔いが回ってきた2人はお互いに本音を打ち明けます。
ミヌは「ウナさん、あなたが嫌いだ。ソファで寝るあなたも嫌いで、苦しむあなたも嫌いだ」と告白し抱きしめ、激烈なキスをしました。
引用:YouTube 1分30秒〜
不器用でツンデレなミヌのキスに心揺さぶられますよね。
さらに視聴者の記憶に残るキスシーンといえば、ミヌとジスクの別れのキスではないでしょうか。別れる前に2人だけの時間を過ごすシーンが描かれました。
ミヌの「僕たち、また幸せになれるよね?」との問いに、ジスクは「もちろん。私たちは幸せになる資格があるよ」と答え、2人は切ない別れのキスを交わしました。
チュ・ジフンさんのふと見せる陰りある表情と愛のある眼差しにときめいた方も多いはずです。
いかがでしたか。
今回は、チュ・ジフンさんの経歴とおすすめのキスシーン作品についてご紹介しました。
恋愛ドラマに欠かせないキスシーンですが、チュ・ジフンさんの出演作のキスシーンには印象的なものが多いですね!
数々の作品に出演し、その表現力の多様さに魅了される方も多いのではないでしょうか。
活動を自粛していた期間もありましたが、年齢を重ねるたびに存在感が増す圧巻の演技を見せてくれるチュ・ジフンさんの今後に注目してみてくださいね。