突如現れた、圧倒的な存在感の個性派女優・どんぐりさん。女優デビューは何と50代からで、それまではお堅いOLをしていたそうです。一体どんな経緯でデビューしたのでしょうか。
今回は、どんぐりさんの経歴について掘り下げて見たいと思います。
どんぐりさんは短大卒業後、20歳で証券会社に入社しました。21歳の時、NSC大阪校1期生の募集を見つけ、応募を考えます。しかし、周囲から反対されたことで諦め、入社した証券会社の営業職として13年勤務しました。
その後、ハローワークで裁判所の臨時事務官の求人があり応募をしたところ、「新しい風を裁判所に吹き込んでください」と言われて採用され、40歳に転職し、50歳頃まで臨時事務官として勤務をします。
今のキャラクターからは想像できませんが、お堅いOLだったというのは本当でした。
どんぐりさんは裁判所に勤めていた時、自分が話している事が相手にうまく伝わらず悩んでいました。そこで話し方教室に通い始め、さらに落語教室にも通い始めます。落語の表現する楽しさを知り、裁判所に勤務しながらアマチュア落語家の「西天満亭どんぐり」という名前で高座に上がっていました。
アマチュア落語家になったことで、今までコンプレックスだった身長の低いことや、額の広さ、目が小さいといった容姿が持ち味となり、解消されたそうです。
50代に入ったどんぐりさんは「第2の人生だと思って、やりたかったことにもう一度挑戦しよう」と考えます。
そしてOLを辞め、30年前に1度諦めていたNSC大阪校に33期生として入所し、「どんぐり」という芸名で、ピン芸人として活動を始めました。
霜降り明星やコロコロチキンペッパーズが同期だそうです。
落語教室に通っていた時の講師・桂文華さんに弟子入りを志願しますが、年齢が50歳を超えているということから断られてしまいます。どんぐりさんはワークショップに通い芝居の勉強を始め、2016年には間寛平さんが座長を務める「劇団間座」への参加を果たしました。
これを機に芸名を「葵樹 泉」とし、活動を始めます。
2017年に映画を観に行ったどんぐりさんは、会場に置いてあったオーディションのチラシを見て応募しますが、このオーディションこそが、どんぐりさんが注目された「カメラを止めるな!」でした。この時期に、子供からお年寄りまで覚えやすい名前にということで、芸名を「どんぐり」に戻します。
2019年には、ドラマ「ルパンの娘」で初の連続ドラマレギュラー出演を果たし、更に注目されます。
名前:どんぐり
本名:竹原 芳子(たけはら よしこ)
生年月日:1960年2月10日
年齢:64歳
出身地:大阪府
身長:147cm
どんぐりさんは2018年9月によしもとクリエイティブ・エージェンシーから、映画24区に移籍します。
2019年に映画24区が契約満了となり、退所しています。現在どこの事務所と契約しているか情報がないため、フリーで活動をされている可能性が高そうです。
どんぐりさんの経歴を調べていくと、常に挑戦をしていましたね。
話し方の改善のために話し方教室へ通ったり、やりたかった芸人の道へ飛び込んだり、年齢を言い訳にしたり、安定を求めて断念してしまいがちですが、全力で挑戦してきた結果が、50代になって女優デビューを果たした、どんぐりさんの活躍でした。
これからの、更なる活躍が楽しみです。
大転子の出っ張り でパンツが骨盤で引っかかる原因と矯正法 – KAIRAX