芸能界は、何度もチャンスがあるというものではなく、移り変わりが激しい世界になっていますよね。過去に主演級のドラマに出演し話題になっても現在の活動があまりなく、テレビでも見かけなくなった芸能人もたくさんいます。
そこで今回は、テレビで見なくなった6人の韓国女優と現在についてご紹介します。
韓国では多くのチャンネルが存在しており、その分番組もたくさんありますよね。そんな中、韓国では多くのドラマや映画に出演し有名になった芸能人もいれば、今では表舞台で見れなくなった芸能人もいます。
テレビで見なくなった理由は一体何だったのでしょうか。では1人目からご紹介していきます。
最初にご紹介するのは、ユン・ソナさんです。
1994年のKBSタレント16期生としてデビューしました。2000年にはNHKドラマ「もう一度キス」で窪塚洋介さんと共演し、2001年にはホリプロ所属となり日本で活動を始めました。同じホリプロ所属の深田恭子さんの共演したドラマ「ファイティングガール」にも出演していましたよね。
2003年には木村拓哉さん主演で大ヒットしたドラマ「GOOD LUCK」に出演。2004年には歌手としてもデビューしたことで日本での知名度が上がり、整った容姿、キュートな片言の日本語で大ブレイクしました。
プライベートも充実しており、2006年に韓国の実業家と遠距離恋愛を実らせ結婚。
その２年後の2008年に長男、2012年に長女を出産し、育児に専念するために日本での活動をセーブしていました。
韓国では2013年、RSインターナショナルの会長役を演じた「相続者たち」、2015年「恍惚な隣人」、2017年「最高の一発～時空(とき)を超えて～」などのドラマに次々と出演していましたね。
順調に韓国での活動を続けてきた2017年の6月、「ソウルのある小学3年生の1人が同じクラスの4人の生徒から暴行を受け、横紋筋融解症とPTSD(心的外傷後ストレス障害）と診断され、財閥会長の孫と有名芸能人の息子を含む加害生徒は処罰を受けなかった」というニュースがありました。
横紋筋融解症とは、怪我や薬が原因で筋肉が壊れてしまう病気です。筋肉痛や痺れ、強ばりなどの症状があり、腎臓にも負担がかかるため腎不全になることもあります。
この”有名芸能人の息子”がユン・ソナさんの息子であると推測され、視聴者からドラマの降板を求めるなどのバッシングを受けました。これに対して「集団暴行ではなく友人同士でイタズラをしていた状況だった」と息子を庇うようなコメントをし、さらに批判を受けるようになってしまったのです。
その後、加害者の中で唯一ユン・ソナさん家族が謝罪を行いましたが、波紋は広がり状況を悪くする一方でした。
真実はわかりませんが、友人同士でのイタズラにしては度が過ぎていたかもしれませんね。
そして現在は、カナダに移住しており全く情報は入ってきていません。このことから芸能活動は休止していることが考えられます。
2人目にご紹介するのはイ・テイムさんです。
2008年ドラマ「黄金の私の人生」でデビューし、2010年ドラマ「ためらうな」で3作品目での初主演ドラマとなり多くの人から将来が期待されていました。
しかし、2015年に引退を思わせるスキャンダルが話題になりました。
ドラマの撮影中に、イ・テイムさんが共演者のキム・イェウォンさんを罵倒したというものです。このことから出演していたドラマを途中降板。活動も自粛し行動で反省の意を示していました。
後にその問題となった動画が出回り、タメ口で話していたキム・イェウォンさんに原因があることが分かると、世間はイ・テイムさんへの同情論も出てきました。
活動自粛後、積極的にドラマに出演していましたが、2017年ドラマ「品位ある彼女」を最後に電撃引退しました。
引退理由は、妊娠3ヶ月で出産後結婚するためと発表。
2018年9月10日に男の子を出産後、M&A事業をしている年上の男性と結婚しました。電撃的な引退で驚きましたが、順風満帆な生活を送っていました。
しかし、2019年7月にイ・テイムさんの夫が株式詐欺の疑いで拘束され、懲役1年6ヶ月を宣告されます。
現在も夫は拘束されており、現在イ・テイムさんは母親と2人で育児に奮闘しているようです。
3人目にご紹介するのは、ハン・グルさんです。
2011年に放送されたドラマ「美少女キラーK」でデビューし、同時に歌手としても活動を始めました。2012年ドラマ「私たち結婚できるかな？」、2013年ドラマ「温かい一言」などドラマとバラエティを中心に活躍してきました。
その後、2015年に9歳年上の一般男性と結婚し、2年後の2017年に双子を出産しています。
現在も育児に専念するために活動を休止していますが、2022年6月17日にSBDエンターテインメントと直属契約を結び芸能活動を再開する予定です。まだ次回作などは検討中のようですね。
近々、テレビでハン・グルさんを見れる日がくるかもしれません。
4人目にご紹介するのはホ・イジェさんです。
ホ・イジェさんは、2004年の映画「バンバン」でデビューし、2006年に「四捨五入3」でドラマデビューをしました。2006年には「ダカーボ」「卑怯な街」の映画に出演し、韓国映画界の期待の星として期待されました。
2007年の韓国で大人気シリーズ「宮」第2弾の「宮S-Secret Prince-」でヒロインのヤン・ス二役を演じました。ドラマよりも映画で活躍していたイメージがありますね。
2011年、23歳で7歳年上の元歌手で実業家のイ・スンウさんと結婚しましたが、2016年に離婚をしています。当時は否定していましたが、授かり婚だったようですね。その後、2016年ドラマ「あなたは贈りもの」に出演して以降、しばらく芸能界で見ることが無くなりました。
しばらくして、2021年に5年ぶりにCARAYON POP出身のウェイさんのYouTubeチャンネルに出演し、当時の引退理由を暴露していました。
その理由は、先輩俳優からのパワハラと既婚者俳優からの肉体関係の要求があったからと語っています。
視聴者達の推測が始まり、ホ・イジェさんと共演していて既婚者だった俳優に対しての誹謗中傷が続くという事態になりました。しかしホ・イジェさんがネットに「魔女狩りはやめて欲しい。新人だったためどうすればいいかも分からなかった」と説明。
その年の8月の投稿を最後にインスタはしばらく更新していないようですね。
5人目にご紹介するのは、パク・ハンビョルさんです。
2003年のホラー映画「女校怪談3-狐怪談-」でスクリーンデビューし、同年に「窈窕淑女(やまとなでしこ)」でチェ・スヨン役としてドラマデビューをしました。映画ではホラー中心に出演しています。
2017年ドラマ「奥様はサイボーグ」で主人公を演じたことで多くの関心を得ました。
同じ頃、ユリホールディングスの元代表ユ・インソクさんとの結婚と妊娠を発表します。2018年4月に長男を出産し、2019年2月のドラマ「悲しくて、愛」で比較的早く産後復帰しました。
しかし、2019年5月に夫のユ・インソクさんが「バーニングサン」事件に関与したとして起訴されます。
バーニングサン事件とは、元BIGBANGのV.Iさんも関係していたと言われる事件で、ユ・インソクさんは売春の斡旋などを行っていたとのこと。このことにより「悲しくて、愛」以降は活動を休止しています。
現在は、チェジュ島に移住しカフェを運営しており、お腹の中には第2子も妊娠しているそうですよ。
最近では、所属事務所elriseと再契約し女優として復帰するか関心を集めていますね。
最後にご紹介するのは、チャン・ミイネさんです。
2003年、MBCドラマ「ノンストップ4」でデビューし、2006年には「青春漫画」で映画デビューもしました。その後もドラマや映画、バラエティにも出演しています。
チャン・ミイネさんは、2013年にプロポフォール服薬問題で懲役8ヶ月、執行猶予2年を言い渡されました。
プロポフォールとは、韓国ではかつて使用が許可されていた睡眠導入剤ですが、中毒性が高く幻覚症状を起こすこともあるため2011年に禁止されています。別名「牛乳注射」とも呼ばれ、一般人にはあまり馴染みが無いものですが、芸能界では大きな問題となるほど有名なものみたいですね。
ストレスなどで眠れなくなると使う人が多くなるのかもしれません。
2016年に「町の弁護士チョ・ドゥルホ2」に出演した後、2020年に突然の引退をしました。引退するきっかけは、コロナ関係による支援金対策を強く批判し、誹謗中傷を受けながらネットユーザーと舌戦を展開したことです。
チャン・ミイネさんも発言するだけで中傷されてしまい、SNSには「これ以上、韓国で女優活動はできません」と綴っていました。
2022年には実業家の一般男性と結婚前提に交際しており、妊娠も発表しています。
悲しいこともありましたが、これからは幸せな人生を送って欲しいですね。
いかがでしたか。今回は、テレビで見なくなった韓国女優6人と現在についてをご紹介しました。
パートナーの不祥事に巻き込まれた方もいましたが、その後も隣で支える姿が印象的でしたよね。有名であるがゆえに、1つの出来事で好感度が上がったり下がってしまう芸能界。様々なご意見があると思いますが、また才能溢れる彼女達を見たいと願うファンも少なくないのではないでしょうか。
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