毎年激しい受験戦争が繰り広げられる超学歴社会の韓国にて、優秀な成績を収めながら煌びやかな芸能界で活躍する俳優たちがいます。彼らはどんな分野に興味を持ち、勉学に励んでいたのでしょうか。
それぞれの学歴をとことん掘り下げていきましょう!
それでは早速、脳セク俳優7人の経歴を見ていきましょう。
まず始めにご紹介するのは、SHINeeのメンバーで俳優としても活躍するミンホさん。
大きな瞳に可愛らしい顔立ちで、幼いころから人気がありました。
実は、父親は芸能活動に反対していたと言います。
認めてもらうために成績上位10位以内を目標にかかげ、寝る間も惜しんで猛勉強したようです。
ミンホさんが通っていた高校は建国大学校師範大学校附属高校。
100人受験してもわずか5人程度しか受からないと言われている名門校で、上位10位というのがどれほど優秀なのかよく分かりますよね。
高校卒業後は建国大学校芸術文化学部で映画を専攻し、大学院まで進学します。
アイドルとしてだけでなく俳優としての将来も見据えて勉学に励んでいたのではないでしょうか。
在学中には入学案内のモデルも務め、爽やかで大学生らしい広報写真が公開されると世間でも大きな話題となりました。またミンホさんの実兄チェ・ミンソクさんもソウル大学の体育教育学科に進学するほど成績優秀だとか。
兄弟でイケメンな上に頭脳明晰なんて羨ましいですよね。
2019年には最も厳しいとされる海兵隊へ入隊します。
兵役中も勤勉さや正義感の強さが評価され、韓国の行政機関が発行する雑誌にも特集されるほど。持ち前の優秀さが過酷な環境でも発揮された形となりました。
続いては、「グンちゃん」の愛称で日本でも人気の高い俳優で歌手のチャン・グンソクさんです。
6歳で子役としてデビューして以来、圧倒的なルックスで人気となりテレビ番組を中心に活躍しました。
しかし高校1年生の時に俳優としての方向性に悩み、母親と一緒にニュージーランドへ語学留学します。
世界中から集まった他の留学生と共に勉学に励み、1年間の留学で英語が堪能になったそうです。
2006年には出演した時代劇ドラマ「ファン・ジニ」が大ヒットし、多忙な日々を過ごすことになりました。
一方で、同年に漢陽大学校演劇映像科へ進学。元々工科大学だった漢陽大学校は韓国国内でも屈指の名門校で、卒業生も豪華です。多忙な日々を送るチャン・グンソクさんは、8年かけて大学を卒業しました。
俳優の中にはなかなか講義に参加出来ず退学する人も多い中、諦めずに卒業した努力家なチャン・グンソクさん。
後輩たちの前で特別講義をしたり大学へ多額の寄付をするなど、深い母校愛も見せています。
3人目は、大人の魅力と抜群のスタイルで様々な役を演じる俳優のコン・ユさん。
中学、高校と真面目に学業に専念し、社交的でユーモア溢れる良い生徒だったとコン・ユさんの担任だった先生は語っています。
将来は演出や広告の仕事を夢見て慶熙大学校演劇映画学科へ入学しますが、俳優志望の友人の姿に感化され、自らも俳優を目指すようになります。さらに慶熙大学校アートフュージョンデザイン大学院パフォーミングアート学科へ進学し、演技や表現に関する知識を深めていきました。
その後は社会問題を題材とした映画の制作に携わったり慈善活動に積極的に取り組むなど、自身の影響力を活かして活動しています。
続いては、多数のドラマに出演し頭脳派俳優として人気のキム・ジソクさんです。
教育熱心な両親の勧めで、中学高校とイギリスのブラッドフィールドカレッジに通っていました。
選択科目のアクティングレッスンでは体で表現することの楽しさを覚え、漠然と演技への憧れを抱くようになります。
高校3年生の頃に帰国すると演劇映画科のある大学を3つも受験しますが残念ながら不合格となり、すぐに俳優の道は諦めてしまいました。
その後、父親が手掛ける翻訳事業を手伝うため韓国外国語大学校でドイツ語教育科に進学し、ドイツ語と英語の教員免許を取得します。韓国外国語大学校は東京外国語大学、北京外国語大学と並んで「東北アジア三大外大」と呼ばれるほど語学に長けたグローバルな大学で、韓国でも10位以内に入るほど学力の高い名門校です。
キム・ジソクさんが頭脳派俳優と呼ばれるのも納得ですよね。
一度は芸能界への道を諦めましたが、大学に入学して間もなく路上でスカウトされ再び俳優を目指すようになりました。後のインタビューでは「偶然とはいえ、運命を感じた」と語っており、諦めたはずの心に火が付いたようでした。
デビュー後はアイドルとして活動したり数々の作品で高い演技力を発揮しながら、磨き抜かれた英語力を活かす場面も見られました。
またキム・ジソクさんの家族は「インテリ一家」としても有名で、父親は翻訳会社を経営し母親は大学教授、兄はオックスフォード大学卒で金融関係の仕事をしているのだとか。
幼いころから、兵役を終え大学も卒業したら自立するように教えられてきたキム・ジソクさん。早くから自分の将来について明確なビジョンを持っていたのは両親の教えのおかげですね。
次は、デビュー以来何度もブレイクし、確かな演技力と端麗な容姿で人気の高い俳優のヒョンビンさん。
高校までは地元の学校に通い、演劇部の活動を通して「もっと専門的な勉強がしたい」と感じるようになります。猛勉強の末、名門校の中央大学校演劇映画学部演劇科に見事合格。韓国の演劇学科の中でもレベルの高い大学に受かったことで、俳優業に反対していた両親も応援してくれるようになったそうです。
高校の演劇部時代から人気があったというヒョンビンさんは、大学在学中に数々のオーディションを受け、俳優デビューを果たします。
その後は持ち前の運動神経の良さと高い演技力で様々な役をこなし、人気俳優の道を歩んできたのです。
周囲の人には優しくも自分自身には厳しく、完璧主義者なヒョンビンさん。2011年には過酷な海兵隊へ入隊し、さらに自らを鍛え上げていきました。
優秀で努力を惜しまない姿にファンは魅力を感じるのかもしれません。
6人目は、映画やドラマに引っ張りだこで日本でも人気の俳優イ・ビョンホンさんです。
幼少期から端正な顔立ちで人気があり、夢は衣装デザイナーになることだったとか。
高校の時にはIQが155もあり、高IQ集団メンサの会員になれるほど優秀だったようです。
イ・ビョンホンさんが進学したのは人気の高い漢陽大学校の仏語仏文科。
実はフランス語だけでなく英語や日本語も流暢に話せるほど語学に堪能な一面も。頭が良いだけでなく多言語を聞き分けるリスニング力にも長けているとは驚きです。
デビュー後は父親の借金を返済するため多忙な日々を過ごします。
一方で中央大学校新聞放送学科大学院へ進学しますが中退。忙しさのあまり大学院に通うことが出来なかったのではと考えられます。
その後の俳優活動においては身につけた語学の力を映画やドラマ、授賞式などで披露する場面も見られました。
最後は歌手で俳優としても活動するキム・ジョンフンさんです。
幼い頃から勉強が得意だったようで、学力テストは全国67位、校内ではいつも1位の成績でした。
歯科医を目指してソウル大学歯学部に進学しますが、すでにアイドルユニットUNとして活動していたため講義に出席できない日々が続きます。また生活態度も理想的とは言えず、教授からは「歯科医も人の命に関係する仕事。出席できないのであれば辞めることも考えた方がいい」と促されてしまいます。
悩んだ末、中央大学校演劇学科で演技の勉強をすることに。中央大学校では真面目に勉学に励んでいたようで、この努力があって俳優として成功したのだと考えられます。
その後、私生活でのスキャンダルが続き物議を醸しますが、歌手として再起します。
日本語もかなり流暢で、何年経っても変わらないルックスや歌声に根強い日本のファンも多くいるようです。
今回は、高学歴でイケメンな脳セク俳優7名をご紹介しました。
俳優や歌手としての姿しか見たことがなかったので、高学歴で優秀な一面にさらに魅力を感じましたよね。
人気の高い大学校は入学するのも大変だと聞きますが、芸能活動と両立してきちんと卒業された方ばかりで本当に驚きです。
今後の活躍も期待したいですね!
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