183cmという長身のスラッとしたスタイルで韓服やスーツなどを着こなすイ・ドンゴンさん。
ドラマや映画では作品ごとに違う顔を見せ、演技力にも定評がありますよね。そんなイ・ドンゴンさんが、スピード結婚の末にスピード離婚していたこと、また過去にうつ病と闘っていたことをご存知でしょうか。
今回は、イ・ドンゴンさんとチョ・ユニさんの出会いからスピード離婚をするまでと、うつ病発症の原因と言われている事件について調査していきます。
イ・ドンゴンさんは1998年にアルバム「Time To Fly」で歌手デビューします。
その後、並行して俳優活動を始めました。
2002年には、日韓共作ドラマ「フレンズ」に出演。ウォンビンさん演じるジフンの親友役として深田恭子さん達と共演し、一気に知名度があがりましたよね。
そして、2004年に放送された「パリの恋人」でミュージシャンで生計を立てるユン・スヒョク役として出演します。
ストレートに愛情表現する自由奔放なスヒョクで大ブレイク。なんとこのドラマは視聴率57.4%を記録して大ヒットし、社会現象を巻き起こしました。
このドラマをきっかけに、韓国国民からは「視聴率50%の男」と呼ばれていたそうですよ。
さらに、2017年にパク・ミニョンさん、ヨン・ウジンさんと共演して話題となった王宮ロマンスドラマ「七日の王妃」でも注目を集めます。
孤独で人を拒絶しながらもヒロインに心寄せる燕山君(ヨンサングン)をひそかに推していた人は多かったのではないでしょうか。宿命に翻弄される2人の王に愛される端敬(タンギョン)王后に目が離せませんでしたね。
演技派俳優の地位を確固たるものとしたイ・ドンゴンさん。
一体どんな性格なのでしょうか。
イ・ドンゴンさんは、小さなことで落ち込みやすく人見知りで内向的だそうです。
2013年のドラマ「未来の選択」での制作発表会では「慎重な性格」でもあると語っていました。内気な性格でありながら、自分とは正反対の役柄を演じられるのはすごい才能ですよね。
イ・ドンゴンさんは、2010年の4月にうつ病の治療を受けていることを公表し世間を驚かせました。うつ病になってしまった原因は何だったのでしょうか。
イ・ドンゴンさんがうつ病になってしまった原因は、弟を亡くした悲しみとストレスだと言われています。
2008年の3月、イ・ドンゴンさんの弟は留学先のオーストラリアである出来事に巻き込まれてしまいました。
友人とシドニーのショッピングモールにいる際、男2人組が難癖をつけてきました。そしてその相手が刃物を振りかざし暴行してきたのです。コンビニまで逃げて助けを求めましたが、友人は肩を刺され重体、イ・ドンゴンさんの弟は命を落としてしまいます。
イ・ドンゴンさんは両親とともに現地まで駆けつけましたが、残念ながら無言の対面となってしまいました。
休日を一緒に過ごすほど仲がいい兄弟だったそうです。そんな家族を失う辛さははかり知れませんね。
イ・ドンゴンさんは、うつ病の治療をしていることを公表した2010年の6月15日に入隊しました。
所属した部隊の102補充隊は、訓練がかなり厳しいというところで有名だそうです。それに対し「イ・ドンゴンさんは大丈夫だろうか」と心配するファンが多かったといいます。
芸能人でも入隊後は情報がなくなってしまうため、うつの症状が緩和したのかは不明ですが、無事に国防の義務を果たし、2012年の3月28日に除隊しました。
イ・ドンゴンさんとチョ・ユニさんは、最高視聴率36.2%を記録した2016年のドラマ「月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~」で共演しました。
イ・ドンゴンさんは、プライドが高くいつも完璧を追い求めるミサアパレル副社長イ・ドンジンを、そしてチョ・ユニさんは、韓国最高の裁断師を夢見る月桂樹洋服店スタッフのナ・ヨンシルを演じています。
2人は、お互いの性格が全く違うので、第一印象では仲良くなれないと思ったそうです。
しかし、1年近く撮影していくうえで気持ちの変化があり、イ・ドンゴンさんは「このまま別れたらだめだ」と思うようになったと明かしました。
また、「チョ・ユニさんを逃したら結婚できないような気がした」とも語っているので、イ・ドンゴンさんのアプローチで交際に至ったのが分かります。自身の性格を内向的だと語っていましたが、恋愛に関しては積極的だったのかもしれませんね。一体どんなアプローチをしたのでしょうか。気になってしまいますね。
2017年の5月に入籍し、12月に女の子を出産しました。
2016年の出会いから結婚、出産となると、かなりスピード感がありますね。
結婚後に出演したバラエティ番組では、お互いの思い合う様子や娘のロアちゃんへの愛情を見せ、「理想の夫婦」や「おしどり夫婦」と呼ばれていました。
しかし、その幸せな結婚生活も2020年の5月に終止符を打つことになったのです。
離婚原因は、性格の不一致というものでした。
円満離婚だと公表していましたが、実際はチョ・ユニさんがイ・ドンゴンさんに不満を持っていたのです。
「夫に子供を預けて、早朝から仕事に行かないといけなかったのに、彼の帰宅が夜中の3時だった」と冗談交じりにコメントしています。
2人には早い段階からすれ違いがあり、イ・ドンゴンさんも「ドラマの撮影期間中に結婚記念日を忘れていた」などと語ったそうです。
前向きに進んでいくチョ・ユニさんに対して、少し気持ちを引っ張ってしまうイ・ドンゴンさん。性格の違いがよく分かります。共に生活や子育てをしていくには、性格や価値観の違いは乗り越えられない壁だったのかもしれませんね。
離婚後、娘のロアちゃんはチョ・ユニさんに養育権がわたり、シングルマザーとしてテレビにも出演しています。
離婚後は、約1年の休養をしていたイ・ドンゴンさん。
バラエティ番組で活動再開を検討していましたが、出演は未定のままで終わってしまいました。その頃からチョ・ユニさんが活動を再開し始めていたこともあり、気持ちが焦っていたのかも知れませんね。
しかし、2020年の5月28日には映画「カムバックホーム」に出演することを発表し、13年振りにスクリーンに戻ってくるイ・ドンゴンさんに注目が集まりました。そこからは、ドラマ「レバレッジ 最高の詐欺師たち」の主演や、Netflixドラマ「セレブリティ」にも出演が決定しています。
俳優活動も着々とリズムを取り戻してきているようですね。
いかがでしたか。
今回は、イ・ドンゴンさんとチョ・ユニさんの馴れ初めからスピード離婚に至るまでと、うつ病発症の原因とみられる弟の事件の真相について調査しました。
大切な家族であり、親友のような存在を失った心の傷は、一生癒えることはありません。
また、運命的な出会いをして支え合う家庭を築きましたが、残念ながら別の道を歩む選択をしてしまいましたね。1人娘のロアちゃんはチョ・ユニさんと暮らしていますが、イ・ドンゴンさんとも頻繁に会い交流を持っているようですよ。
休養後も順調に俳優活動を再開し、今後の活躍にも期待できます。これからも、色々な作品でイ・ドンゴンさんに会えるのが楽しみですね。
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