イ・ジアが親日な理由は祖父の影響?ソ・テジと結婚や離婚訴訟についても

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近年、大ヒットシリーズ「ペントハウス」の主演などで人気が再燃している女優イ・ジアさん。
その後も活躍を続けている彼女ですが、一時はプライベートの問題により窮地に立たされたこともありました。さらに家族について批判されたこともあるなど、紆余曲折ありながらも現在活躍中です。

今回は、そんなイ・ジアさんに起きた2つのスキャンダル問題について紹介していきたいと思います。

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イ・ジアはどんな人?

 

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1978年8月6日生まれのイ・ジアさんは、韓国で生まれ小学生の時にアメリカに移住しました。その後、美術大学在学中にドラマ「太王四神記」のオーディションを受け、ハ・ジウォンさんやキム・テヒさんといった人気有名女優を押しのけ、ヒロイン・スジニ役を勝ち取るという鮮烈なデビューを果たします。

ペ・ヨンジュンさん主演のこのドラマは、平均視聴率30%超という大ヒット作となり、イ・ジアさんはデビュー作にしていきなり人気女優の仲間入りを果たします。そして2007年のMBCドラマ賞では、最優秀新人女優賞、ベストスター賞、ベストカップル賞を受賞し、イ・ジアさんが自らデザインしたドレスにも注目が集まりました。

イ・ジアさんはドレス以外にも自らデザインしたTシャツを発売したり、自身のホームページも自らデザインするなどアーティスティックな才能も持ち合わせており、さらに運動神経も良く、ベースの演奏もでき、日本語が上手なことでも知られています。

ブレイク以降も「ベートーベン・ウィルス」「スタイル」「ATHENA -アテナ-」といった人気ドラマに出演していきますが、作品の視聴率は良いものの演技力面での評価を受けることはありませんでした。

その後も「私も花!」「3度結婚する女」などに主演しますが、プライベートでのスキャンダルの影響が大きく、出演作品が極端に減ることとなります。2012年にはペ・ヨンジュンさんが設立した事務所キーイーストから移籍するも低迷期は続き、イ・ビョンホンさんやハン・ヒョジュさんらが所属する現在の事務所に移籍してから再び活躍するようになります。

そして、約3年ぶりのドラマ出演となった「マイ・ディア・ミスター〜私のおじさん〜」や、謎の赤い服の女役を演じた「私だけに見える探偵」、大ヒットシリーズとなった「ペントハウス」での主演により再ブレイクを果たし、その後も「パンドラ 偽りの楽園」や、2024年1月31日より放送中の「ラブソリューション ~愛の解決策、教えます~」で主演を務めています。

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親日な理由は祖父の影響?

 

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イ・ジアさんに問題が起きたのは2011年でした。

1つ目はイ・ジアさんの祖父である金 淳興(キム・スンフン)さんが、日本統治時代に親日活動を行った人物の名簿「親日人名辞典」に掲載されていたことが2011年12月に判明したことで、イ・ジアさんにも批判が集まったということです。

キム・スンフンさんは日本統治時代の朝鮮および韓国の資本家であり、当時日本に協力していた反朝鮮民族的な人物とされていました。イ・ジアさんはそんな家系の生まれということだけでネットで批判を浴びることになったのです。

この批判に対してイ・ジアさんは特に対応はしていませんが、日本での記者会見等で流暢な日本語を披露していることから、以前から日本語の勉強をしていたことが分かります。

そもそも、イ・ジアさんの経歴が判明したのは、2011年4月21日にイ・ジアさんが韓国の有名歌手ソ・テジさんと結婚し離婚していたことが明らかになったのが発端でした。

ソ・テジとの結婚や離婚訴訟について

ソ・テジさんは、90年代以降の韓国社会に大きな影響を与えた歌手です。
ヒップホップ、ポップ、ロック、ダンスなどをミックスした音楽性は現在のK-POP音楽の始祖とも評されており、彼がリーダーを務めた1992年デビューのダンスグループ“ソテジワアイドゥル”は、K-POPアイドルのモデルとなったと言われています。

K-POP第1世代アイドルとして有名な“H.O.T.”はソテジワアイドゥルの影響を受けてSMエンタテインメントが1996年にデビューさせたグループですし、BIG BANGやBLACK PINKなどを排出したYGエンターテインメントは、ソテジワアイドゥルのメンバーだったヤン・ヒョンソクさんが設立した芸能プロダクションです。
そしてBIG BANGのリーダーG-DRAGONさんはソ・テジさんをロールモデルとして育てたことでも有名です。

そんな伝説的グループ・ソテジワアイドゥルは活動期間4年で解散し、ソ・テジさんも引退を宣言してアメリカに旅立ちます。その後、1998年にソロとして復帰しますが、本人はアメリカ在住でした。

そんなソ・テジさんとイ・ジアさんが1997年ごろに極秘結婚し、2006年8月9日にアメリカで離婚が成立していたということが二人の結婚から14年後に明らかになったというのが2つ目の問題です。

二人が出会ったのは1993年、イ・ジアさんがまだ16歳の頃であり、それから3年後にソ・テジさんがアメリカに渡ったことで正式に交際をはじめ、イ・ジアさんが成人する翌年に結婚したそうです。ところが、結婚から2年半後には二人は別居をはじめており、ソ・テジさんは韓国に帰国し2枚目のソロアルバムを発売しています。

そして、2006年にアメリカで離婚が成立し、その翌年にイ・ジアさんは「太王四神記」に出演し韓国で人気となり、ソ・テジさんも韓国で音楽活動をしていました。そんな華やかな舞台で活躍している二人の関係がなぜ長年バレなかったのかというと、アメリカで結婚し離婚したというのもありますが、二人共芸名を使い本名やデビュー前の写真といった個人情報が明らかになっていなかったというのが大きいようです。

そして2011年にイ・ジアさんは、ソ・テジさんに「慰謝料および財産分割」を要求します。
しかし、アメリカの裁判所での離婚判決は韓国の国内法上効力を持たないことが判明し、2011年1月19日に韓国での離婚訴訟に入りました。

結局、離婚は2011年7月29日に成立するのですが、この離婚訴訟の過程でイ・ジアさんの年齢詐称や名前を変えていることが明らかになり、それによってイ・ジアさんの祖父が親日家だったことも判明するんです。しかもこの時イ・ジアさんは、「ATHENA -アテナ-」を通じて出会ったチョン・ウソンさんと交際中であり、この事についても離婚が成立していないのに交際していたとして話題となります。

結局二人は2011年5月末頃に別れたそうですが、ある番組でチョン・ウソンさんがイ・ジアさんと交際することになった経緯から、パリを共に旅行した理由、3ヶ月で別れることになったために囁かれた噂などについて話しています。

チョン・ウソンさんはイ・ジアさんとソ・テジさんの結婚について知っていたそうで、イ・ジアさんとフランス旅行に行った際に打ち明けられたようです。しかも、この番組にチョン・ウソンさんが出演した目的はイ・ジアさんに関する誤解を少しでも解くためであるとし、イ・ジアさんに騙されていた訳ではないことを説明しています。

チョン・ウソンさんは元恋人イ・ジアさんが世間に言えなかったことすべてを代弁し、大きく報道されても沈黙を守った理由も明らかにしました。この事についてイ・ジアさんはチョン・ウソンさんに感謝したそうで、わずか3ヶ月で別れることになってしまったのに、イ・ジアさんに対する誤解を解き彼女を守ろうとしたチョン・ウソンさんの姿を見た視聴者からは称賛する声が上がったそうです。

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ペントハウス1.2.3

「ペントハウス」は、2020年10月26日から2021年9月10日 まで、3シーズンに分けて放送されたサスペンスドラマです。

セレブだけがクラスの超高層マンションを舞台とした富裕層の闇を描いた作品で、愛憎、欲望、不倫、出生の秘密といった王道の韓国ドラマ要素に、強烈な学歴社会と不動産バブルにより深刻化する貧富の差という韓国の社会問題を加えた衝撃作となっています。

セレブたちの暮らしは一見幸せそうに見えるものの、実はセレブたちの中にもランクがあり、親たちのパワーゲームに巻き込まれた子供たちは常に期待を背負わされているという過酷な日々を過ごしています。
そんな中で起きた一人の少女の死をきっかけに壮絶な人間ドラマが繰り広げられることとなります。

瞬間最高視聴率31.1%を記録したこのドラマで、イ・ジアさんが演じているのは最上階ペントハウスの住人スリョン。誰もが羨む人生を送っているように見えますが、実は暴力的で不倫をする夫に悩まされ、入院中の前夫との間に授かった子どもの病気が心配でなりません。

マイ・ディア・ミスター~私のおじさん~

今は亡きイ・ソンギュンさんとIUさん主演によるヒーリングドラマです。

理不尽で報われない日々を生きる中年男性と若い女性が、ふとした事から知り合い徐々に心を通わせていくようになるドラマであり、家族や友情、信頼できる大人に出会い成長していく若者のドラマでもあります。このドラマにイ・ジアさんはイ・ソンギュンさんの妻で弁護士という役として出演していますが、実は夫が務める会社の社長と不倫関係にあるというキャラクターです。

出演者は皆演技派!という本作の中では、不倫妻なのにそこまで目立つわけではないキャラクターでしたが、罪悪感と大人の色気を見事にまとっていたのが印象に残っています。基本暗い話ですが見終わった後に心がジンワリと温かくなる名作です!

まとめ

いかがでしたでしょうか?
自分だけではなく家族が親日であると批判を受けるのは、仕方がないのでしょうか。
そんな批判にも負けず、これからも活躍してほしいですね!!



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