パク・ソジュンさん主演で爆発的ヒットとなった「梨泰院クラス」。日本でも大人気となり、「愛の不時着」と並んで、第4次韓流ブームの火付け役となりましたよね。
最近では、日本でも竹内涼真さん主演でリメイクされることとなり、再び注目を集めています。「梨泰院クラス」を見て、その魅力的な出演者に興味を持った方も多いのではないでしょうか。
今回はそんな「梨泰院クラス」の出演者の現在とみどころについてご紹介します!
「梨泰院クラス」は父親と自分の将来を奪った巨大企業・長家(チャンガ)への復讐に燃えるパク・セロイのサクセスストーリーを描いたドラマです。パク・ソジュンさんが演じた主人公パク・セロイの髪型が印象的で、話は知らなくてもビジュアルやタイトルだけは分かる!という方も多いのではないでしょうか。
父親の死に関わった大企業・長家(チャンガ)の長男グンウォンを殴ったことで、刑務所に入れられてしまったパク・セロイ。出所後、仲間を集めて居酒屋タンバムを開きます。最初は小さなお店から始まりますがどんどん大きくなり、お店と共にパク・セロイも成長していく姿にドキドキしましたよね。
セロイと、初恋相手のオ・スア、そしてビジネスパートナーであるチョ・イソとの三角関係もみどころのひとつ。セロイが大企業に挑むハラハラの展開と、恋のドキドキがうまくかけ合わさった絶妙なストーリーとなっています。
「梨泰院クラス」にはパク・ソジュンさんのような大人気スターから、韓国ドラマが好きな方なら「この人知ってる!」となるような名バイプレイヤー、そして「梨泰院クラス」をきっかけに知名度をあげた若手俳優まで、様々なキャストが重要な役を演じています。
一体どんな方たちが「梨泰院クラス」に出演しているのでしょうか。現在の状況もあわせてご紹介したいと思います。それでは、早速みていきましょう!
復讐に燃える主人公パク・セロイを演じたのは韓国の大人気スター パク・ソジュンさん。韓流・新四天王の呼び名も高い、名実ともにトップクラスの俳優ですよね。「キム秘書はいったい、なぜ?」や「彼女はキレイだった」などのヒットラブコメに多数出演し、韓国だけでなく日本でも人気の高い俳優の1人です。
国内外で人気のパク・ソジュンさんですが、2023年公開予定のハリウッド映画「ザ・マーベルズ」への出演が決定してます。大人気アメコミシリーズマーベルの最新作であるため、世界的に注目度が高く、ハリウッドデビュー作がいきなり大作となり注目が集まっています。
また、2023年にはドラマ「京城クリーチャー」にハン・ソヒさんと出演することも決まっています。日本統治下のソウルを舞台にしたサスペンスなのだとか。パク・ソジュンさんは「ラブコメの神」と言われており、これまでラブコメ作品への出演が多かったのですが、活躍の場を広げているようですね。
セロイを助けるパートナーであり、彼に思いを寄せているチョ・イソを演じたのはキム・ダミさん。2018年に出演した映画「The Witch/魔女」が大ヒットし、主役の座を射止めたキム・ダミさんは、その演技力を認められ、2018年の演技賞を総なめにしました。
確かな演技力と、印象に残るクールな顔立ちで「梨泰院クラス」の中でも、イソの存在がひときわ印象に残った方も多いのではないでしょうか。
キム・ダミさんは2021年にドラマ「その年、私たちは」に出演しています。「The Witch/魔女」でも共演したチェ・ウシクさんとの再共演で注目が集まりました。
その演技力と、涼しげな雰囲気で唯一無二の存在感を放つキム・ダミさんの活躍に今後も目が離せませんね。
次に紹介するのは、セロイの同級生で初恋の相手オ・スアを演じたクォン・ナラさんです。セロイを応援しながらも、敵対する長家(チャンガ)に就職し、セロイと会社の間で揺れ動く姿が印象的でしたよね。
クォン・ナラさんはアイドル出身の女優で、2019年までアイドルグループ「HELLOVENUS」の一員として活躍していました。グループ解散後は女優業に専念しています。
最近ではドラマ「不可殺-永遠を生きる者-」に出演し、主要キャストを演じました。
「梨泰院クラス」への出演をきっかけに、国内外での知名度をあげたクォン・ナラさん。女優として本格的に活動の幅を広げていっているようですね。
セロイの復讐相手である、長家(チャンガ)の会長を演じたのはユ・ジェミョンさん。韓国ドラマには欠かせないバイプレイヤーとして活躍しており、「梨泰院クラス」以外でもどこかで見たことある!という方も多いのではないでしょうか。
「梨泰院クラス」では、白髪の役だったので年配に見えましたが、実際は2022年現在49歳。出演するドラマによって全く印象が異なりますよね。
「梨泰院クラス」以降も精力的にドラマ出演を続けており、ドラマ「ヴィンチェンツォ」ではヒロインの父親役を、ドラマ「ホームタウン」では刑事役を演じています。韓国ドラマには無くてはならない存在として活躍しているようです。
長家(チャンガ)の長男で、セロイの因縁の相手であるチャン・グンウォンを演じたのはアン・ボヒョンさんです。セロイを苦しめる悪役を憎らしさたっぷりに演じ、存在感を発揮しました。
「梨泰院クラス」出演以降は、2021年にドラマ「ユミの細胞たち」に出演。キム・ゴウンさんと共演し話題となりました。またドラマ「マイネーム:偽りと復讐」「軍検事ドーベルマン」と立て続けにドラマに出演し、主要キャストや主人公を演じています。
日本オフィシャルファンクラブやTwitterなども存在し、日本のファンに向けたコミュニケーションも積極的に行っている様子です。
セロイと刑務所の中で出会い、居酒屋タンバムの開店メンバーとしてセロイを支えたチェ・スングォンを演じたのはリュ・ギョンスさんです。
リュ・ギョンスさんはそれまでもドラマや映画に出演していましたが、「梨泰院クラス」への出演で一気に知名度をあげました。「梨泰院クラス」と同じ2020年には、チ・チャンウクさん主演のWebドラマ「都会の男女の恋愛法」に出演。主要キャストを務めました。
話題になったNETFLIXオリジナルドラマ「地獄が呼んでいる」にも出演し、活躍の場を広げています。
スングォンと共に、居酒屋タンバムの開店メンバーとしてセロイを支えたマ・ヒョニを演じたのはイ・ジュヨンさん。トランスジェンダーという難しい役を絶妙に演じていましたよね。中性的なビジュアルであったため、イ・ジュヨンさんのことを男性だと思っていた方もいるようですが、イ・ジュヨンさんは女性です。
2021年にイ・ジュヨンさん主演の映画「野球少女」が日本で公開され話題となりました。女性ではじめて高校の野球部に所属した主人公を演じ、国内外の映画祭で俳優賞を受賞するなど、その演技力が評価されています。
知名度があがったのは「梨泰院クラス」への出演がきっかけでしたが、実力派女優として着実にキャリアを築いてきたイ・ジェヨンさん。これからの活躍が楽しみですね。
最後にご紹介するのは、長家(チャンガ)の会長の次男で、イソの同級生であるチャン・グンスを演じたキム・ドンヒさんです。最初はイソと共にタンバムで働いていましたが、中盤より長家(チャンガ)に戻り、ヒョニがトランスジェンダーであることをリークするなどその行動にヒヤヒヤしましたよね。
キム・ドンヒさんは2018年のドラマ「A-TEEN」の出演で注目を浴びた今注目の若手俳優です。「梨泰院クラス」出演後、ドラマ「人間レッスン」に出演し、はじめて主演を務めました。売春ビジネスに手を染める高校生役を演じ、その可愛らしい顔とのギャップが話題となりました。
すでに出演が決まり撮影が進められている映画もあるようですよ。近々たくさんのドラマや映画で見ることができるでしょう。
いかがでしたか?
「梨泰院クラス」をきっかけに日本での知名度が爆発的にあがった出演者のみなさん。それぞれさらに活躍の場を広げていることが分かりました。違う作品で彼らを目にするのが楽しみですね!
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