2005年、壮大なロケーションと豪華な衣装が話題となり、世界が認めた歴史スペクタクル超大作となったドラマ「海神」。
カリスマ的俳優のチェ・スジョンさんとソン・イルグクさんが主演を務め、清楚な魅力で人気のスエさんなど豪華実力派俳優が多く出演している作品です。
奴隷からのし上がっていく主人公の勇姿は見る人に勇気と感動を与え、初回から最終回までその視聴率は脅威の数値を獲得しました。
今回は、「海神」の主要キャスト7人の現在をご紹介していきます。
2004年~2005年にかけて放送され平均視聴率30%、最高視聴率36%という驚異の記録を叩き出した全51話の時代劇ドラマ「海神」。
8世紀から9世紀の東アジアを舞台に実在したチャン・ボゴの激動の人生を描いています。
後に海上王と呼ばれるクンボク(チャン・ボゴ)は奴隷として生を受け、造船所で働いていました。
いつかは自由に生きたいと願っていたクンボクは次々と襲いかかる苦境を乗り越え、唐・新羅・日本を股にかける海神となるのです。
実在したチャン・ボゴ、ヨムジャン、チョン・ヨンに加えて、架空の人物であるジャミ夫人やチョンファが登場し、男たちの美しくも悲しい友情や浪漫を描いた物語です。
「海神」に出演していた主要キャストの7人は現在何をしているのでしょうか。
1人ずつみていきましょう。
造船所で働く奴隷の子として生まれたクンボクは、自由に生きることを夢見て様々な苦難を乗り越えて海の覇者となった人物です。
海神となるクンボクを演じていたのはチェ・スジョンさんです。
1987年にドラマ「愛が花咲く樹」でデビューしたチェ・スジョンさんはドラマとともに人気急上昇します。
国民的カリスマ俳優と言われ「初恋」では65.8%の視聴率を記録。青春スターとなりました。
現在ではMCやDJまでこなし、マルチに活躍しています。
1993年に女優のハ・ヒラさんと結婚し、夫婦でボランティア活動を行うなどおしどり夫婦として有名ですね。
2022年11月にはバラエティ番組「セカンドハウス」に出演し、夫婦で夢見る家を訪ねていました。ハ・ヒラさんが演劇の舞台に上がっているため、甥で俳優のチョ・テグァンさんとともに空き家を探していましたね。
決定権はハ・ヒラさんにあるとしてチェ・スジョンさんは「運良く劇中で王の役をしたが、家では内官の水準だ」と話していました。
貴族ながら商いの世界に身を投じ、目的のために手段を選ばないジャミ夫人。
チョンファを引き取り大事にしますが野心のために利用しようとするのでした。
そんなジャミ夫人を演じたのはチェ・シラさんです。
チェ・シラさんは1984年にチョコレートのCMでデビューし、1985年にドラマ「高校生日記」で女優デビューしました。
1991年にはドラマ「黎明の瞳」でトップ女優となり、90年代はドラマ界の女王となりました。
1999年にはロックミュージシャンのキム・テウクさんと結婚し、出産と育児のために女優業を一時的にお休みしていました。
2019年にドラマ「ザ・バンカー」で若くして銀行テラーに入社し、大韓銀行本部長まで出世したハン・スジ役を演じました。
現在はフォロワー数1.6万人のInstagramで素敵な料理や年齢を感じさせない若々しい姿を披露しています。
ヨムジャンは幼い頃に海賊に引き取られ両親を知りません。
立ち寄った村で初めて友情と恋を知りますが、従うことしか知らないヨムジャンは大きな運命の渦に巻き込まれてしまうのでした。
ヨムジャンを演じたのは26歳で俳優デビューした遅咲きのソン・イルグクさんです。
2004年にドラマ「愛情の条件」でハン・ガインさんの相手役を演じて人気となりましたよね。
2012年に歌手のキム・ジャンフンさんや学生と反日活動として竹島へ水泳リレーを行っています。
そのためBS日テレやBSジャパンは放送を予定していたソン・イングクさん出演のドラマを放送延期としました。
2022年11月には「ラジオスター」で三つ子の息子たちについて近況を話していました。
小学校4年生になった息子たちはすでに身長が160cm近くあり、足のサイズも26.5cmもあるのだとか。
それぞれに個性が強いようで子育てに悩みもあるようですが、素敵なお父さんをしているようですね。
貴族の娘に生まれたチョンファは村を海賊に襲われて父親を失い、ジャミ夫人に引き取られました。ずば抜けた美貌と豊かな教養を備えていますが、願いを成し遂げるためにはどんな厳しい逆境も厭わない人物です。
知らずに男性を虜にしていくチョンファを演じたのはスエさんです。
2002年にドラマ「初恋」で女優デビューしたスエさんは、2003年にドラマ「ラブレター」で主演を務め人気となりました。2004年に映画「ファミリー」に出演して若手実力派女優の一員となりました。
2021年9月から2022年2月まで放送していたドラマ「工作都市~欲望のワルツ~」では5年ぶりに主演を務めて注目されました。
スエさんは古い恋人を捨てて政略結婚し、「大統領夫人になる」という野望のために立ちはだかる最強の姑と戦争を始めるジェヒ役を演じています。
妖艶な魅力のスエさん、次回作も楽しみですね。
チョン・ヨンは幼い頃からクンボクを兄のように慕い、支え合いながら苦難を乗り越えてきました。口より先に手が出る短気な性格のチョン・ヨンを演じたのはキム・フンスさんです。
中学生から雑誌のモデルとして人気があったキム・フンスさんは1999年、16歳のときにドラマ「学校2」で俳優デビューしました。
2004年に出演したドラマ「花よりも美しく」で一躍有名となりました。
2019年にはドラマ「優雅な母娘」で愛のために全てを捨てたのにその愛に裏切られてしまう可愛そうなク・ヘジュンを演じていました。
190㎝の高身長でスタイル抜群のキム・フンスさん。どんな作品でも存在感を放っていますよね。
ソル・ピョンは唐に渡って巨商へと大成し、クンボクにチャン・ボゴの名前を与えた人物です。
唐における地位向上にも尽力し、商団の護衛武士としてクンボクを使うようになり、人間として大切なことも教えていきます。
そんなソル・ピョンを演じたのはパク・ヨンギュさんです。
1985年に映画「別離」でデビューし、1998年のドラマ「順風産婦人科」で人気俳優の仲間入りをしました。コメディから重厚な時代劇まで様々な役柄を演じている実力派俳優です。
「愛はビューティフル、人生はワンダフル」では、元金メダリストで無職の父親の役を演じています。
2019年にはなんと4度目の結婚もしていますね。
幸せいっぱいのパク・ヨンギュさん、次回はどんな役で楽しませてくれるでしょうか。
チェリョンは幼い頃に母を失くし、新羅商人の父ソル・ピョンの右腕として働きます。
護衛兵となったクンボクがチョンファを想っていると知りながらも彼を愛し、健気に陰ながら支えているのでした。
そんなチェリョンを演じたのはチェ・ジョンアンさんです。
1996年にCMモデルとしてデビュー。その年のドラマ「男女6人恋物語」でドラマデビューしました。1999年には歌手としても活動を始め、セクシースターとして活躍しました。
その後、日本でも馴染みのドラマに数多く出演し、2007年には「コーヒープリンス1号店」のハン・ユジュ役で見事な演技力を披露し再び話題を集めました。
2022年はドラマ「豚の王」に出演し、ジョンソクの警察大学の先輩でカリスマ刑事のカン・ジナを演じています。
デビューして以来初めての刑事役でしたが、安定した演技力でベテラン刑事を見事に演じきりました。さらに2022年8月には総合エンターテインメントグループのキーイーストとの再契約を締結したそうです。
いかがでしたか。
今回は、ドラマ「海神」に出演していた7人の主要キャストの現在についてご紹介しました。
現在もドラマや映画に出演している人やバラエティに出演している人、Instagramで素敵な姿を公開している人などさまざまですね。
変わらず注目されている7人のこれからの活躍も期待したいですね。