【韓国ドラマ】韓ドラファンが何度見ても飽きないおすすめドラマ7選

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毎年多くの韓国ドラマが誕生しますが、旧作品も含めるとその数は膨大なものになります。その中で、記憶に残り続ける「名作ドラマ」に出会うのはなかなか難しいですよね。
今回は、韓国ドラマファンが、何度でも見たいと思う名作ドラマを7つご紹介します。

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何度見ても飽きないおすすめドラマ7選

その年、私たちは

最初にご紹介するのは、2021年公開の「その年、私たちは」です。
元恋人同士が、破局から5年後に再会したことを機に、複雑な思いに揺れ動く姿を描くラブコメディ。

主演のチェ・ウシクさんが演じる、ふわふわこじらせ男子があまりにハマりすぎで、癒される人が続出し、全話配信終了後もネトフリ視聴ランキング上位に入り続けている作品です。

キム・ダミさん演じるヨンスは、広告代理店のやり手チーム長でクールな女性。
一方、チェ・ウシクさん演じるウンは、無欲でマイペースだが、今や人気イラストレーターになっていました。

そんな彼らは、高校時代に付き合った恋人同士です。しかし5年目に、ヨンスから突然別れを切り出され、ウンは捨てられてしまいました。それから5年、仕事がらみで再会するハメになった2人。おまけに、世間で人気となった高校時代のドキュメンタリーの続編がつくられることになります。

三年ぶりの共演となる、チェ・ウシクさんとキム・ダミさんという、最強演技派カップルが繰り広げる、自然かつリアルな恋愛模様は、視聴者の青春や恋愛の記憶を呼び起こします。その独特の世界観に、ハマったら抜け出せない一作です。

若者の感性を活かした、繊細な脚本が高く評価され、百想芸術大賞では「脚本賞」にノミネートされました。

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

続いてご紹介するのは、2022年公開の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」です。
自閉スペクトラム症を抱える女性新米弁護士が、法廷で、そして私生活で、さまざまな壁に果敢に挑む物語。

Netflixシリーズの中で、「愛の不時着」に次ぐ話題作と言われ、主演のパク・ウンビンさんは、百想芸術大賞で大賞を受賞しました。

自閉症スペクトラムを持つ、パク・ウンビンさん演じるウ・ヨンウは、天才的な頭脳でソウル大学を首席で卒業しましたが、感情表現が苦手で面接試験に合格せず、就職できずにいました。

そんな時、大手法律事務所の代表と出会い、入社することになります。
多くの困難にぶつかりながら、ヨンウはチームメンバーと協力しながら、優れた記憶力や独自の視点を活かして数々の依頼を解決していきます。

愉快な笑いと共感いっぱいの温かいストーリーで、初回0.9%の視聴率は、最終話では18%の高視聴率を記録し、前例のない爆発的な興行力を披露したドラマです。日本のドラマにはない、韓国ドラマ特有の醍醐味が全部つまっており、韓国ドラマデビューを考えている人には、もってこいの作品です。

愛の不時着

三番目にご紹介するのは、2019年公開の「愛の不時着」です。
韓国人女性と北朝鮮の軍人による禁断の愛を描いたラブロマンス。ヒョンビンさんとソン・イェジンさんが共演し、初回の視聴率は6%でしたが、最終回の視聴率は22%とtvNの歴代最高視聴率を記録しました。

韓国の財閥令嬢で実業家でもある、ソン・イェジンさん演じるユン・セリは、パラグライダー中に竜巻に巻き込まれ、北朝鮮に不時着してしまいます。

北朝鮮の軍人、ヒョンビンさん演じるリ・ジョンヒョクに救助されたセリは、軍事境界線を越えてしまったことを知り、隙を見て逃げ出しますが、たどり着いたのはジョンヒョクらが暮らす舎宅村でした。
ジョンヒョクは彼女を自宅にかくまい、秘密裏に帰国させることを決意します。

周囲を欺くために偽の婚約者として一緒に暮らし始めたふたりは、いつしかお互いの純粋さにひかれていきました。そんなある日、ジョンヒョクの本当の婚約者が留学先から帰国します。

ロマンス物が軒並み苦戦する中、tvN歴代ドラマ視聴率1位という記録を立てた本作品は、コミカルかつドラマチックな世界観と、愛すべきキャラクターたちが今なお愛され続け、「国民的ラブコメ」と呼ばれ、往年のドラマファンからも絶大な支持を集めています。

私たち現代の世界では考えられない「北朝鮮の当たり前」がそこにあって、そのくらしを知ることができるという点でもとても面白いです。

トッケビ~君がくれた愛しい日々~

四番目にご紹介するのは、2016年公開の「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」です。
不滅の命を与えられ「トッケビ」になってしまった高麗の英雄が、その命を終わらせる存在「トッケビの花嫁」と出会ったことで始まる壮大なファンタジーラブロマンス。

放送を重ねるごとにファンが爆発的に増加した超話題作。
百想芸術大賞では脚本家が大賞を、コン・ユさんが最優秀演技賞を獲得しました。

高麗時代の英雄だった、コン・ユさん演じるキム・シンは、若き王の嫉妬から逆賊として命を落とし、その後、神の力によって「不滅の命」を生きる「トッケビ」となってしまいます。
また彼を永遠の命から解き放てるのは「トッケビの花嫁」と呼ばれる存在ただ一人。

そして900年以上の時を経たある日、シンは女子高生、キム・ゴウンさん演じるウンタクと出会います。
ウンタクはシンがトッケビであることを見破り、自分こそがトッケビの花嫁だと主張しますが、シンは半信半疑。

一方、シンの家臣の子孫である、ユク・ソンジェさん演じるユ・ドクファが勝手にシンの家を、イ・ドンウクさん演じる死神に貸し出したせいで、シンと死神の男二人の奇妙な同居生活がスタート。そこへ親戚から厄介者扱いされていたウンタクが押しかけてきて賑やかになるシンの家。天真爛漫なウンタクと過ごすうちに、「不滅の命」の終わりを望んでいたはずのシンの心は揺らぎ始めます。

数々の作品で主演を務め、人気を不動のものにしてきたコン・ユさんが、満を持して4年ぶりに挑んだ作品です。キュートでセクシーな魅力がほとばしる、トッケビの包容力と色気に胸キュンが止まりません。
また、キム・シンと死神の「男同士の厚い友情」にも要注目。お互いのことが気に食わず足を引っ張り合う数々のバトルは爆笑必至です。

麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜

五番目にご紹介するのは、2016年公開の「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」です。
高麗時代にタイムスリップしたヒロインが、皇子たちと繰り広げるロマンス。

ツンデレ皇子から癒し系皇子に子犬系皇子まで、あらゆる女性の憧れを網羅した、8人のプリンスたちとの恋の駆け引きは、胸キュンの連続で、韓国のみならず世界中で中毒者が続出しました。

ある日、化粧品販売員の、IUさん演じるコ・ハジンは、湖に落ちた子供を助けようとして溺れてしまい、目を覚ますと、そこは高麗時代でした。
ハジンの魂は少女ヘ・スの体で目覚め、高麗の初代皇帝ワン・ゴンの宮廷で生活を送ることに。

そこで彼女が出会ったのは、世にも美しい8人の皇子たちでした。韓ドラファンが何度見ても飽きないおすすめドラマ7選引用元:X

優しい第8皇子、カン・ハヌルさん演じるワン・ウクと惹かれ合う一方、冷徹な第4皇子、イ・ジュンギさん演じるワン・ソに幾度となく危機を救われます。ワン・ソの素顔に触れ、次第に距離を縮め始めた矢先、彼こそが後の第4代皇帝光宗だと知ります。果たして、ヘ・スの恋は歴史を変えてしまうのでしょうか。

時代劇のカリスマ、イ・ジュンギさんをはじめ、カン・ハヌルさん、ナム・ジュヒョクさんなど豪華な若手俳優陣共演で、一見中高生向けの青春ストーリーと思われがちですが、後半は押し寄せてくる時代の波と、切ない愛に号泣必至です。

韓国視聴者の中で「強烈な余韻が続く作品」として必ず名前が挙げられ、忘れられない切ない名作史劇として、ドラマファンの間で語り継がれている作品です。

太陽の末裔

六番目にご紹介するのは、2016年公開の「太陽の末裔」です。
紛争地域で再会した軍人と女性医師の出会いを描いたラブストーリー。

最高視聴率42%という脅威の数字を叩き出し、アジア中で一大シンドロームを巻き起こし、「史上最も胸キュンしたドラマ」とも言われます。KBS演技大賞、百想芸術大賞、ソウルドラマアワード、APAN STAR AWARDSなど、数々の賞を総なめにしました。

ソン・ジュンギさん演じる軍人のユ・シジンと、チン・グさん演じるソ・デヨンは、休暇中、バイクの窃盗現場に遭遇し、犯人を捕まえますが、拘束時にデヨンの携帯電話が盗まれます。窃盗犯を追って救急外来に向かったシジンは、治療にあたっていた医師の、ソン・ヘギョさん演じるカン・モヨンに一目惚れしますが、モヨンに窃盗犯の不良仲間と勘違いされ、冷たくされます。

なんとか誤解を解いたシジンは、モヨンをデートに誘い、二人は急接近しますが、シジンの突然の任務などが理由ですれ違い、二人の短い恋は終わりを告げます。

8カ月後、紛争地帯のウルクに医療奉仕団のリーダーとして送られたモヨンは、空港でシジンと再会。シジンは、現地モウル中隊の中隊長として派兵されており、医療奉仕団の警護を任されていました。

本作最大の魅力は、ソン・ジュンギさん演じる軍人・シジンの沼深きキャラ。ウィットに富んだ言葉でヒロインをからかったり、不意打ちキスしたり、素直になれないヒロインをまっすぐに見つめ、想いを伝えるなど、シジンが生み出す数々のロマンティックシーンは、世の女性を熱狂させました。

また、韓国ドラマ特有の三角関係や、復讐などの要素を一切廃し、二組のカップルの恋と生き方に徹底フォーカスしたストーリー作りも新鮮に受け止められました。

イ・サン

最後にご紹介するのは、2007年公開の「イ・サン」。
朝鮮王朝史上、最も波乱万丈の生涯をおくった、第22代王・正祖の半生を描いた大作です。

韓国ドラマの大人気時代劇といえば、必ず本作の名前が出る程です。権謀術数、見事なアクション、恋愛・感動要素などを全て盛り込んだ超大作。

幼き日の、イ・ソジンさん演じるサン(後の正祖)は、王位継承者であった父が、何者かの陰謀によって謀反の濡れ衣を着せられ、祖父である、イ・スンジェさん演じる第21代王・英祖によって死に至らしめられるという経験をします。

父を救えなかった無念、そして「聖君になれ」という父の言葉を胸に抱き、王位継承者となったサンは、祖父・英祖からの厳しい教えを受けながら、王として成長を遂げていきます。
一方で、サンの父を陥れた黒幕とその一派は朝廷内にはびこり、今度はサンの廃位や暗殺を企むのでした。

しかし、そんな中にあっても、幼いころに友情で結ばれた、ハン・ジミンさん演じるソンヨンと、イ・ジョンスさん演じるテス、また頭脳明晰な側近ホン・グギョンなど、周囲の人々に支えられながら、サンは幾多の困難に立ち向かっていきます。

全77話と長いドラマですが、目まぐるしく展開が進み、新たな登場人物がどんどん登場するなど、飽きずに楽しめます。思悼世子(サドセジャ)の米びつでの死、正祖暗殺未遂事件、数々の陰謀など見どころたっぷりです。

また、韓国ドラマとして初めて、本格的に宮廷行事の記録画などを担当した「図画署(トファソ)」が描かれるのも魅力の一つです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回ここにご紹介した作品以外にも、「何度も見たくなるような名作」はたくさんあります。特に共通するパターンはなく、それぞれに視聴者から選ばれる固有の理由があるようです。それだけ、韓国ドラマも奥が深いということでしょうか。

是非、貴方にとっての「名作」を見つけてください。



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