【韓国ドラマ】1人2役でおすすめの韓国ドラマ7選

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俳優の力量が試される例を挙げるとするならば、体重の増減や見た目の変化、イメージとは違ったキャラクターに挑戦するなど様々なものがあるかと思いますが、その中でも難役として挙げられるのが“1人2役”に挑戦!というものです。

双子役であったり、親子であったりとシチュエーションは様々ですが、1つの作品で2役を演じるというのは負担が2倍になるといっても過言ではありません。
ということで今回は、1人2役でおすすめの韓国ドラマ7作品の紹介をしていきたいと思います!

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1人2役でおすすめの韓国ドラマ7選

王になった男

2019年放送の「王になった男」は、2012年に公開され観客動員数1,000万人超えの大ヒットとなったイ・ビョンホンさん主演の同名映画をドラマ化した作品です。

玉座を巡る権力闘争が激化する中で、自身とそっくりな道化師を影武者とすることで命を守ろうとした王。
この道化師と王役をドラマではヨ・ジングさんが演じ、身代わりとはいえ玉座になることで現実を知った道化師は正義感を発揮し世界を変えたいと思うようになり、常に命の危険に晒された王の狂気を見事に演じ分けています。

ドラマ版では映画では描かれなかった王と道化師と王妃のラブロマンスが描かれているのが特徴ですが、一番の見どころとなるのは正義感の強い道化師がそれまでの王とは違った良い面を見せ、次第に周りにも影響を及ぼしていくというところです。

以前の王を避けていた王妃でさえその変わりように惹かれていくようになるのですが、自身が惹かれた王が実は影武者の道化師だったと王妃が知った時、ロマンスの結末はどうなるのか!?

ちなみに映画版だと道化師のキャラクターは明るくて愉快なものでしたが、このドラマ版では純粋で誠実というものに変化し、道化師の復讐要素というものも新たに追加されているなど、同じ1人2役でも映画とドラマでは違うアプローチとなっているのが特徴です!

ボーンアゲイン(Born Again)

2020年に放送された「ボーンアゲイン〜運命のトライアングル〜」は、主演のチャン・ギヨンさん、チン・セヨンさん、イ・スヒョクさんら3人が1人2役に挑んだミステリアスラブストーリーです。

時代劇で前世を、現代で現世を描く作品は韓国ドラマではよくあるものですが、本作の場合は1980年代と2020年代という比較的近い時代で生まれ変わりを描いた珍しいタイプの作品です。

生まれ変わりとラブストーリーに、殺人事件が絡んだ韓国ドラマ要素をミックスさせた作品で、「もう一度君を愛すために、生まれ変わった」というキャッチコピーからも分かるように、前世で結ばれなかった3人の主人公が現世で結ばれるのか?そしてヒロインはどちらを選ぶのか?というのが見どころとなります。

前世で起きた殺人事件と現世で発見された遺体の関係性などサスペンスとしても見応えがありますが、やはり注目なのは前世と現世で何かしらの共通点がある主人公3人がどのような結末を迎えるのか?ということでしょう。

百年の花嫁

2014年に放送された「百年の花嫁」は、お嬢様の替え玉として財閥御曹司と婚約することとなった田舎娘のハラハラドキドキのロマンスを描いたラブコメディです。

ヒロインが別人のフリをして主人公と関わり、次第に本当に好きになっていくという作品は韓国ドラマではよく見かけるものですが、本作の場合はヤン・ジンソンさんが失踪したお嬢様とそっくりな田舎娘の2人を1人で演じ分けているのが特徴となります。

御曹司役を演じているのは「美男〈イケメン〉ですね」で人気となったFTISLANDのイ・ホンギさんで、人との愛を信じられないトラウマを抱えたツンデレ御曹司役を演じています。
お嬢様らしからぬ物言いで御曹司や家族から好かれていく田舎娘のロマンスの行方や如何に!?

親愛なる判事様

2018年放送の「親愛なる判事様」は、優秀な兄の代わりに判事となったチンピラの弟が判事として成長していく姿を描いた痛快法廷ラブコメディです。

本作で1人2役を演じたのはユン・シユンさん。
何者かに拉致されたエリート判事と、双子の兄が優秀すぎる故に不良となったチンピラという両極端な2人を演じています。

ユン・シユンさんはこの他にも、平行世界をテーマにしたドラマ「トレイン」で別世界にいるもう1人の自分という1人2役を演じていますが、コミカルなキャラクターからシリアスなものまで演じ分けられる演技派として知られています。

本作の配役は正にユン・シユンさんの魅力が活かされたもので、チンピラからの成長や型破り判事としての活躍を描くだけでなく、イ・ユヨンさん演じるヒロインとのロマンスと因縁という要素も用意されています。

スイッチ~君と世界を変える

2018年放送の「スイッチ〜君と世界を変える」は、チャン・グンソクさんが詐欺師と検事の1人2役を演じた痛快エンタメドラマです。

不審な交通事故により昏睡状態となった検事の代わりに天才詐欺師が代役を務めるというこのドラマは、検事のふりをするのに似せる気がないというコメディ要素満載の作品です。

誰かの代わりをするという作品のほとんどは、優秀ではない代わりに正義感が強いとか、人間的に魅力があるといった反対の要素を持っているものですが、本作の場合はチャラいのに法律に詳しいというキャラクターのギャップが魅力の作品となっています。

堅物な検事がある日突然チャラくなり、詐欺師ならではの手法で悪人を追い詰めていく展開は痛快そのものです!

ブラック

2017年放送の「ブラック〜恋する死神〜」は、新人刑事の身体に寄生することになった死神が主人公のミステリーラブロマンスです。

一人の女性を愛してしまったことをきっかけに、人間の生死に関わってはならないという天界のルールに反して人々を助けようとする死神のロマンスと行く末を描いた本作は、ソン・スンホンさんが純粋な新人刑事と冷酷な死神という1人2役を演じています。

別人の2人が存在するのではなく“死神に寄生された刑事”という設定は、二重人格や幽霊ものに近いもので、ファンタジー要素が強いのも特徴となります。
先の展開と結末の予想がつかないのも魅力の作品です!

キルミー・ヒールミー(7役)

2015年放送の「キルミーヒールミー」は、チソンさん、ファン・ジョンウムさん、パク・ソジュンさんという人気俳優が共演した名作ラブロマンスです。

本作は、主演のチソンさんが多重人格に苦しむ財閥御曹司役としてタイプの違う7人の人格を演じ、その演技力が高く評価された作品です。

多重人格を扱った作品のほとんどは、基本シリアスで重苦しくスリラーじみたものが多いのですが、本作の場合は人格にコミカルなキャラクターを入れることで人格形成にまつわる重いエピソードをマイルドにしており、それどころかコメディとして楽しめる作品に仕上げているのが魅力です。

ロマンス面で言えば主人公とヒロインのライバルが別人格というのはユニークで、攻撃的な青年から女子高生までと幅広い人格を演じ分けているのは見事としか言いようがありません!

その中でも特に、パク・ソジュンさん演じるリオンのことが好きな女子高生人格のコミカルなキャラクターは、シリアスなストーリーの中のいいアクセントになっていましたね。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

1人2役という設定は演じる俳優の技量が試されるものだと思いますが、起用を間違うと逆に分かりにくくなったり実力が露見してしまうというデメリットもあると思います。そんな中で1人7役という難題に挑戦したチソンさんは、この設定がちゃんと作品に活かされていてスゴいですよね!



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