【韓国時代劇ドラマ】イ・サン役を演じた韓国俳優7選

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韓国の時代劇作品において「登場すれば必ず成功する」と言われている人物がいます。
それは、韓国人から最も愛され、名君として知られる、朝鮮王朝の第22代国王・正祖こと、イ・サンです。

今回は、主人公としてのみならず、脇役も含めて、時代劇ドラマで、イ・サンを演じた俳優7人をご紹介します。

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イ・サン役を演じた韓国俳優

イ・ソジン

最初にご紹介するのは、知的なイメージで様々な役をこなす人気俳優イ・ソジンさんです。1971年1月30日 ソウル特別市生まれの53歳(2024年現在)。2007年のドラマ「イ・サン」で、正祖を演じました。

イ・ソジンさんは、高校から大学卒業まで米国に留学していたため、英語が堪能で、平凡な外見が逆に魅力となり、常に努力を重ねるエリート俳優として知られています。1999年に、ドラマ「波の上の家」でデビューすると、2003年の「チェオクの剣」でのセリフが流行語となり、時の人になります。

以降、多くのヒット作に出演。
2016年「結婚契約」で人気は不動のものとなり、主演男優賞を受賞しました。近年では2013年「花よりおじいさん」や、2014年「三食ごはん」などバラエティでも活躍しています。

時代劇ドラマ「イ・サン」は、朝鮮王朝史上、最も波乱に満ちた人生を歩んだと言われる正祖の生涯を描いたフィクション時代劇です。イ・ソジンさんの卓越した演技力により、それまで名君であるがゆえに、近寄りがたい存在だったイ・サンへの親近感が高まったと言われています。

ジュノ

 

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続いてご紹介するのは、「2PM」のメンバーで、近年、俳優としての活躍も目覚ましいジュノさんです。1990年1月25日 ソウル特別市生まれの34歳(2024年現在)。2021年のドラマ「赤い袖先」で、正祖を演じました。

2008年に「2PM」のメンバーとしてデビューすると、2013年の「監視者たち」で映画初出演し、2015年の「二十歳」で映画初主演を果たします。そして2017年、「キム課長とソ理事」での演技が評価され、KBS演技大賞・中編ドラマ優秀演技賞とベストカップル賞を受賞。

また2021年の「赤い袖先」でイ・サン役を演じ、MBC演技大賞・最優秀演技賞とイ・セヨンさんとのベストカップル賞も受賞しました。

本ドラマで、ジュノさんは、世子から国王になるまでのイ・サン役を演じ、君主としての責任の重さや、初恋の経験まで幅広い感情演技を披露。名君のイメージを斬新に塗り替えて、魅力的なキャラクターに仕上げました。

ヒョンビン

三番目にご紹介するのは、ラブコメのヒーローから北朝鮮軍人まで幅広くこなし、ヒット作を次々に生み出すイケメン俳優ヒョンビンさんです。1982年9月25日 ソウル特別市生まれの42歳(2024年現在)。2014年の映画「王の涙」で、逞しいイ・サンを演じました。

2003年のドラマ「ボディガード」でデビューすると、翌年のドラマ「アイルランド」ではMBC演技大賞・男性新人賞を受賞。また、最高視聴率50%を記録した、2005年のドラマ「私の名前はキム・サムスン」では、MBC演技大賞・男性最優秀演技賞に輝き、日本での韓流ブームにのり一躍韓流トップスターになりました。

そんなヒョンビンさんは、映画「王の涙」で、イ・サンの強い精神力を強調し、暗殺の危機を自らはねのける逞しさを表現しました。特に暗殺団と対峙するとき、弓をひく瞬間に見せたヒョンビンさんの筋骨隆々の肉体美は、視聴者を驚嘆させました。

ぺ・スビン

四番目にご紹介するのは、「海神」や「朱蒙」など時代劇で注目を浴びた実力派俳優ぺ・スビンさんです。1976年12月9日 ソウル特別市生まれの48歳(2024年現在)。2008年のドラマ「風の絵師」で、正祖役を演じました。

2001年の映画「クラブ バタフライ」でデビューした後、兵役を経て中国北京映画学校で勉強する機会を得ます。

そして2003年、中国ドラマ「記憶の証明」に出演。
その後、2006年に日本でも放送された「朱蒙」の出演を機に、2008年「風の絵師」、2009年「天使の誘惑」、「華麗なる遺産」に出演して、SBS演技大賞・部門賞を受賞しました。

「風の絵師」は、朝鮮王朝時代、密命により王の肖像画を描いて死んだ父の死の謎を明かすために男装し、女人禁制の図画署の絵師となったヒロインを描いたドラマですが、ぺ・スビンさんは本作で、正祖を演じました。イ・サン役を演じた韓国俳優引用元:X

アン・ネサン

イ・サン役を演じた韓国俳優引用元:X

五番目にご紹介するのは、ドラマや映画になくてはならないベテラン名脇役俳優アン・ネサンさんです。1964年12月25日 テグ広域市生まれの60歳(2024年現在)。2007年のドラマ「漢城別曲」で、正祖役を演じました。

1994年に、短編映画「白色人」で演技活動を開始すると、1997年に、長編映画「悪い映画」でデビュー。
さらに「オアシス」で重要なハル役を演じ、演劇「ライア」や、ドラマ「噂のチル姫」にも出演しました。

ドラマの初出演は、2004年「一人でないのさ」になります。
そして、ドラマや映画の端役、助演に多く出演し、少しづつ名が知られるようになります。

その後、2011年「ハイキック3」、「太陽を抱く月」、2015年「キルミーヒールミー」、2021年「ロースクール」など話題の作品や大ヒットドラマに続々出演し、ドラマや映画になくてはならない名脇役俳優として現在に至ります。

ドラマ「漢城別曲」は、見ごたえあるストーリーと映像美、そして俳優陣の好演により、高い評価を得たドラマです。アン・ネサンさんは本作で、保守政治勢力と衝突しながらも、強力な政治改革で中興を夢見る王を演じています。

ホン・ジョンヒョン

 

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六番目にご紹介するのは、モデル出身のイケメン俳優ホン・ジョンヒョンさんです。1990年2月2日 ソウル特別市生まれの34歳(2024年現在)。2011年のドラマ「ペク・ドンス」で、正祖役を演じました。

2007年に、ソウルコレクションのモデルとしてデビューすると、2009年のドラマ「地面にヘディング」で、俳優デビューも果たします。その後、2016年の「麗~花萌ゆる8人の皇子たち~」や、2019年「絶対彼氏」、2022年「恋の株価は上昇中!」など、多彩なジャンルのドラマでキャリアを重ねます。

時代劇からラブコメまで幅広く演じますが、特に彼の「誠実で献身的な年下男子っぷり」に胸をときめかされた作品といえば、2019年、最高視聴率36%を記録した大ヒット作「世界で一番可愛い私の娘」が挙げられるでしょう。

ドラマ「ペク・ドンス」は、正祖の護衛武士ペク・ドンスと、正祖の暗殺を企てる刺客集団との対決を描いた物語ですが、ホン・ジョンヒョンさんはこの中で、正祖を演じました。

チョ・ソンハ

最後にご紹介するのは、人気時代劇で多彩な演技を見せてきた、ベテラン俳優チョ・ソンハさんです。1966年8月8日 ウルサン広域市生まれの58歳(2024年現在)。2010年のドラマ「トキメキ成均館スキャンダル」で、正祖を演じました。

1997年に、映画「インシャラ」で俳優デビューすると、2010年「哀しき獣」で大鐘賞・最優秀助演男優賞を受賞。2012年「火車」で韓国文化芸術賞、2013年のドラマ「王家の家族たち」で、KBSドラマ賞を受賞しています。

ドラマ「トキメキ成均館スキャンダル」は、正祖の時代を背景に、「ジャルグム4人組」と呼ばれる、成均館の儒生たちの成長を描いたラブコメ時代劇です。チョ・ソンハさんは、本作で、儒生を国の未来だと考え、惜しみなく支援する正祖を演じました。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した中で、ドラマの主人公としての「イ・サン」を演じた俳優は、イ・ソジンさん、ジュノさん、ヒョンビンさんの三人でした。

それぞれ「苦難を乗り越えて大成した立派な正祖」、「男女のラブロマンスあふれる世子」、「強い精神力を持った正祖」を、独自の個性を活かして表現し、奥深いイ・サンの魅力を見せてくれています。

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