【韓国ドラマ】低かった視聴率が後半伸びた!伝説のヒットドラマ10選

サムネイル 韓流

韓国では、毎年名作ドラマが誕生していますが、視聴者の目も肥えており、思うように視聴率が稼げるとは限りません。そんな中、最初は低かった視聴率が、口コミでじわじわ広がり、放送中に爆上がりした伝説のヒットドラマが存在します。

今回は、2018年以降に放送された、比較的新しいドラマの中から、後半一気に爆上がりした高視聴率ドラマ10作品をご紹介します。

スポンサーリンク

伝説のヒットドラマ10選

涙の女王

最初にご紹介するのは、2024年公開の「涙の女王」です。
冷え切ってしまった夫婦が、離れかけていた愛を取り戻していく様子をユーモラスに、時に涙を誘いながら描くラブストーリー。

財閥や格差恋愛を扱いながら、夫婦が共に危機を乗り越えていく姿を等身大且つコミカルに描いています。離婚を目前とした夫婦の危機を、どう乗り越えていくのか目が離せません。

tvNで放送され、初回は5.9%でしたが、最終話は25%の高視聴率を記録。あの名作ドラマ「愛の不時着」の視聴率を超え、tvNの歴代視聴率1 位という偉業を成し遂げました。

梨泰院クラス

続いてご紹介するのは、2020年公開の「梨泰院クラス」です。
まっすぐで正義感の強い主人公が、強大な敵にビジネスで復讐していくサクセスストーリーです。

大都市ソウルの中でもひと際熱い街で、小さな飲み屋を開店させた前科者の青年とその仲間たちが成功をつかむため、大物相手に無謀ともいえる戦いを仕掛けていきます。

主人公のセロイは、自分の信念を貫き、信じたい人をとことん信じ、実直を絵に描いたような魅力あるキャラクターです。それは発言にも表れていて「一瞬は楽になるが、繰り返すうち人は変わる」や「俺の価値は俺が決める」など名言が尽きません。

また、主人公とヒロインだけでなく、脇役も魅力的なのがこのドラマの特徴。
飲み屋の従業員は、元ヤクザやトランスジェンダーなど個性強めですが、自分らしく生きる姿が好感度大です。

初回視聴率は5.0%ほどでしたが、急激に視聴率は上昇。連日自己最高視聴率を更新し、最終回視聴率は17%を突破するなど、話題性を集めた作品です。

ペントハウス

三番目にご紹介するのは、2020年公開の「ペントハウス」です。
セレブ達が暮らす超高級タワーマンションを舞台に、富裕層の闇と狂気の争いを描いた壮絶な復讐サスペンス。

学歴と不動産バブルで激化する韓国の貧困社会をメインテーマとしつつ、富裕層と庶民の間の問題だけではなく、富裕層の中での格差問題を暴露しています。

ドラマ製作費はシリーズ総額で約32億円を投入。スケールと華麗さを極め、スリリングで衝撃的な物語をより一層盛り上げました。そしてどんでん返しの連続と、演技派俳優たちの怪演で視聴者の関心を集め、SBS演技大賞で最多9冠を受賞。シリーズ全体で30冠に輝くという快挙を果たしています。

初回視聴率は6.7%でしたが、吹き荒れる怒涛の愛憎劇とジェットコースターのようなストーリー展開にハマる視聴者が続出。なんと瞬間最高視聴率31%という驚異の視聴率を記録し、シーズン3まで制作された数少ないドラマとなりました。

ウ・ヨンウ弁護士は天才肌

四番目にご紹介するのは、2022年公開の「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」です。
法律事務所で働き始めた新米弁護士が、自閉スペクトラム症を抱えて生きる女性として、法廷、私生活で、さまざまな壁に果敢に挑む物語。

Netflixシリーズの中で、「愛の不時着」に次ぐ話題作となり、主演のパク・ウンビンさんは百想芸術大賞で、大賞を受賞しました。

愉快な笑いと共感いっぱいの温かいストーリーで、初回0.9%で出発した視聴率は、最終話は17.5%という高視聴率を記録し、新生ケーブルチャンネルENAで前例のないレベルの爆発的な興行力を披露したドラマです。

本作品は、日本のドラマにはない、韓国ドラマの醍醐味が全部つまっており、韓ドラデビューには、もってこいの作品と言えます。

結婚作詞 離婚作曲

五番目にご紹介するのは、2021年公開の「結婚作詞離婚作曲」です。
30代、40代、50代の三組の夫婦が、「夫の不倫」をきっかけに離婚へと発展していく様子をリアルに描いた作品。

本作は、テレビ局「TV朝鮮」の歴代最高視聴率を叩き出し、またNetflixでの同時配信もあり、爆発的人気を得たドラマです。

夫が不倫に堕ちていく時、妻は?家庭は?愛人は?といった、夫以外の目線からの状況も描かれているため、徐々に不倫に至った「理由」が浮き彫りになっていくのも見どころです。

シーズン2も想像を超える展開で、4.9%だった初回から、右肩上がりに視聴率を伸ばし、最終話では17%と、シーズン1を超える高視聴率を記録。「TV朝鮮」を代表するヒットドラマとなりました。

熱血司祭

六番目にご紹介するのは、2019年公開の「熱血司祭」。
悪事を働く権力者たちに、怒れる司祭が立ち向かう痛快アクションコメディです。

SBS演技大賞では、キム・ナムギルさんが大賞、イ・ハニさんが最優秀賞演技賞、キム・ソンギュンさんが優秀演技賞を受賞するなど8冠の快挙を達成。またソウルドラマアワードでも、韓流ドラマ部門の最優秀作品賞を受賞しています。

主人公が聖職者でありながら、毎回のように決闘シーンがあることや、聖職者が刑事や検事と協力しながら殺人事件の捜査に乗り出すという奇想天外なストーリーが好評を呼びました。更にキム・ナムギルさん扮する司祭が人間力で周囲の人を惹きつけ、仲間を増やしていくのがなんとも爽快です。

初回10%だった視聴率は、社会風刺やコメディにアクションが混ざり合った痛快なストーリー展開で面白いと口コミで広がり、22%を突破。熱い人気を得て、スペシャル番組が放送されるほど一大ブームとなった人気作です。

SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜

七番目にご紹介するのは、2018年公開の「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」。
高級住宅街に住むセレブな家族たちの受験戦争を描いたサスペンスドラマ。

韓国の過剰な教育熱や、若者たちにのしかかる学歴社会の闇をリアルに描いて風刺すると共に、スリリングなストーリー展開と中毒性溢れる名台詞の数々で多くの視聴者を魅了しました。

そして、テレビドラマの話題性ランキング、7週連続第1位や、百想芸術大賞で4冠を獲得するなど、様々な偉業を成し遂げ、一大シンドロームを巻き起こしました。

若手からベテランまで、演技力の高さに注目です。人間の嫉妬や欲望をここまでさらけ出すのかと驚くほどの演技に圧倒されます。有名なイケメン俳優が出演していなくても、ときめく恋愛要素がなくても、充分過ぎるほど楽しめるのがこのドラマの魅力です。

初回放送の視聴率はわずか1.7%でしたが、回を重ねるごとにドラマの面白さは話題となり、大ヒット作「トッケビ」を超える歴代最高視聴率(当時)24%を記録した爆上がりドラマです。

愛の不時着

八番目にご紹介するのは、2020年公開の「愛の不時着」。
韓国の女性と北朝鮮の軍人による禁断の愛を描いたラブロマンスです。

ロマンスドラマが軒並み苦戦する中、ドラマ王国tvNで歴代ドラマ視聴率1位という記録を立てた作品。コミカルかつドラマチックな世界観と、愛すべきキャラクターたちは今なお愛され続け、「国民的ラブコメ」と呼ばれています。

ロミオとジュリエットのような悲痛な恋愛展開に加えて、財閥、相続争いの展開もあったりと、韓国ドラマでよくある設定・展開ですが、伏線回収や映画のような壮大なスケール感があり、韓国ドラマ特有の面白さを上手く詰め込んだ魅力ある作品になっています。

また、私たちには考えられない北朝鮮の当たり前があり、北朝鮮のくらしを知ることができるという点でもとても面白いです。

初回視聴率は6.1%でスタートしたものの、「北朝鮮に不時着する」という斬新なコンセプトと揺るぎない純愛を描き、回を重ねるごとに視聴者を虜に。最終回では平均視聴率22%、最高視聴率24%という驚異的な数字を叩き出しました。

ストーブリーグ

九番目にご紹介するのは、2019年公開の「ストーブリーグ」。
野球経験ゼロの男性が、ゼネラルマネージャーとして、4年連続最下位チームを立て直すスポーツドラマです。

百想芸術大賞で作品賞を受賞。また、主演のナムグン・ミンさんは、SBS演技大賞で自身初となる大賞を受賞しました。

スポーツドラマと言えば、選手にスポットを当てた作品が多い中、本作は、ゼネラルマネージャーをはじめ、野球チームを支えるスタッフを中心にストーリーを展開していく点が特徴です。また、主人公が野球未経験という設定であり、知識がない人もわかりやすいように説明が盛り込まれている点がポイントです。

初回5.5%ほどだった視聴率は見る見るうちに上昇し、最終話では19%を記録。「スポーツドラマはヒットしない」 という概念を覆しました。

椿の花咲く頃

最後にご紹介するのは、2019年公開の「椿の花咲く頃」。
社会的偏見を受けて孤独に生きてきたシングルマザーが、一人の男との出会によって殻を破り、強い女性へと成長していくロマンティックラブサスペンスコメディドラマです。

KBS演技大賞では、主演のコン・ヒョジンさんが大賞を受賞するなど、12冠の栄誉に輝いてます。

本作は、ラブコメやヒューマンにサスペンスなど、様々な要素が詰まったストーリーでありながら、設定や構成がしっかりとして、伏線回収も綺麗にされている脚本の力が素晴らしい作品と言えます。また、言い放題、やり放題の、市場のおばさんが一致団結して犯人逮捕に貢献するシーンには大爆笑間違いなしです。

初回は、視聴率6.3%ほどだった本作は、恋愛、サスペンス、ヒューマン全ての要素が融合した新しい韓国ドラマの形を提示し、最終回では24%、最高視聴率25%の高視聴率を記録しました。

スポンサーリンク

まとめ

いかがでしたでしょうか。
いずれも「韓国ドラマ史上最高の作品」と言っても過言ではない名作ばかりです。機会があれば是非ご一度ご視聴下さい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました