芸能界では、性格が悪いとバッシングされてしまう女優がいます。
その理由には、自身の素行の悪さのみならず、身内の不祥事や演じた悪役のイメージが強すぎたなど様々あるようです。
今回は、第二弾として、韓国芸能界で性格が悪いと言われる女優の追加5人について、その理由を調べてみましたのでご紹介します。
最初にご紹介するのは、「S#arp(シャープ)」出身の人気歌手ソ・ジヨンさんです。
1981年6月2日 ソウル特別市生まれの43歳(2024年現在)。
1998年、男女混合グループ「S#arp」でデビューしたソ・ジヨンさんは、リードボーカルとして活躍し、可愛らしいルックスと愛嬌たっぷりの笑顔で多くのファンを獲得しました。
しかし、二人の女性メンバー同士の喧嘩が原因となり、2002年に電撃解散。
以後歌手活動を休みますが2005年に、ソロでカムバックを果たし注目を浴びます。
また、女優活動もしており、2004年「ごめん、愛してる」や、2005年「レインボーロマンス」などで新たな魅力を見せました。
2011年に、一般男性と結婚してからは、事実上、芸能生活を引退して育児に専念しているようです。
そんなソ・ジヨンさんは、少々歌唱力が足りなかったため、ソロデビュー予定だったイ・ジヘさんをグループに追加加入させました。
しかし、これに不満だったソ・ジヨンさんは、イ・ジヘさんに対して仲間外れやいじめをするようになります。
アルバム録音やジャケット撮影、振付の練習に至るまで別の状態で行い、イ・ジヘさんは撮影現場への移動も同じ車に乗れなかったそうです。
さらに、当時ソ・ジヨンさんの交際相手だったリュ・シウォンさんまでが、ネット上にイ・ジヘさんへの悪質コメントを書き込み、追い込んでいきました。
イ・ジヘさんは4年間耐えてきましたが、ある日我慢の限界に達し、手をあげてしまいました。
ついに口喧嘩から手を出す喧嘩へと発展し、騒動翌日のテレビ出演もすることなく、二人のケンカは大きく報道されました。
その後イ・ジヘさんへのいじめが明るみになり、「S#arp」も解散する事態になりました。
この一件で性格の悪さが露呈してしまったソ・ジヨンさんですが、イ・ジヘさんとは2013年に和解し、親友になったそうです。
続いてご紹介するのは、清純派女優として人気が高く、ヒット作で名演技を見せるムン・チェウォンさんです。1986年11月13日 大邱広域市生まれの38歳(2024年現在)。
2007年に、シットコム「走れサバ!」でデビューすると、翌2008年には、映画「うちの学校のET」でスクリーンデビューも果たします。更に、2008年の「風の絵師」でブレイクし、「ドラマのニュースター」として注目を浴びました。
以後も、2009年に40%を超える高視聴率を記録した「華麗なる遺産」や、2013年からは、「グッドドクター」に出演し人気を得ました。
また最近では、2023年のドラマ「ペイバック〜金と権力〜」で法務官を演じ、安定した演技力を披露し、SBS演技大賞・ミニシリーズ・アクション部門女性最優秀演技賞を受賞しました。
そんなムン・チェウォンさんですが、2011年、素行の悪さが暴露され注目されます。
「王女の男」に出演した時、「蚊に刺されたくないから、衣装の下にジャージを着たい」と、雨が降っているのにも関わらず、スタッフや共演者を30分以上も待たせたのです。
スタッフは、彼女をかばいましたが、大御所俳優イ・スンジェさんがムン・チェウォンさんの撮影態度を指摘したことで、話題になりました。
当時、視聴者からの好感度も高かっただけに残念なこととなってしまいました。
三番目にご紹介するのは、「私の名前はキム・サムスン」で、一躍国民的女優になったキム・ソナさんです。
1973年10月1日 慶尚北道大邱市生まれの51歳(2024年現在)。
中学生の時、日本に移住し、高校卒業後に渡米。大学在学中にモデルのオーディションに合格すると雑誌モデルなどで活躍します。
1998年、「勝負師」でドラマデビューを果たすと、その後映画へと活動の場を広げ、主演作をヒットさせました。
そして2005年、役作りのため10キロ太り挑んだ主演作、「私の名前はキム・サムスン」が、50%を超える視聴率を記録し、一躍国民的女優になります。
その後も、2009年「シティーホール」や、2017年「品位のある彼女」など数々のドラマ、映画に出演しています。
日本に住んでいたこともあり、日本語が堪能で韓国のみならず、日本でも人気の高い女優さんです。
そんなキム・ソナさんもまた、悪いイメージで噂されたことがあります。
2015年の「恋はドロップキック」の撮影時に、撮影チームに対する不満をSNSに投稿したのです。
それは撮影チームが、他チームとのトラブルで撮影できなくなり、スケジュール変更を余儀なくされたのですが、現場の状況を知らなかったキム・ソナさんは、待たされたことに立腹しました。
その後現場の様子を知り、謝罪しましたが、あるメディアが「撮影が遅れているのは、キム・ソナが毎回遅刻してくるからだ」と報じ、物議を醸しました。
この一件でイメージダウンしたキム・ソナさんは、次回作のドラマに復帰するまで、2年もかかったそうです。
四番目にご紹介するのは圧倒的な存在感と、高い演技力で数々の作品に出演しているシン・ウンギョンさんです。1973年2月15日 プサン広域市生まれの51歳(2024年現在)。
1987年のドラマ「欲望の扉」で子役として芸能界デビューすると、1997年の「娼」に出演し、工場で働く無邪気な女の子から、売春婦になるまでを、体を張った演技で脚光を浴びます。
この彼女の変身演技が評価され、青龍映画祭でキツネ主演賞を受賞しました。
以後ドラマと映画を行き来しながら、着実に活動をし、ティーンスターで演技派俳優として位置づけられました。
その後も、2018年のドラマ「皇后の品格」で正式復帰すると、その演技才能が再評価されました。
悪役を演じれば右に出る者はいないと言われるシン・ウンギョンさんは、スキャンダルが多い女優としても有名です。
最初のスキャンダルは、1996年の交通事故で、無免許で飲酒運転をし、ひき逃げ事故を起こしました。
懲役10ヶ月、執行猶予1年の宣告を受けています。
また、かつて所属していた事務所との間で、複数の金銭トラブルがあり再び注目を浴びます。
そして、2003年に結婚するも4年後に離婚。
更に子供の親権を得た筈でしたが、実は子育てに一切関与していないことが発覚し、厳しいバッシングを受けます。
他にも、元恋人との間での金銭トラブルも発覚し、イメージは完全に地に落ちました。
しかし、不祥事を起こしても、何度も復活出来るのは、彼女の優れた演技力が評価されているためと思われます。
最後にご紹介するのは、「ホグの愛」で注目され、2015年話題の新人女優と言われたイ・スギョンさんです。
1982年3月13日 ソウル特別市生まれの42歳(2024年現在)。
2003年に、CMに出演して芸能界デビューすると、2007年の連続テレビドラマ「ヨメ全盛時代」に出演して、KBS演技大賞の女性新人賞とベストカップル賞を受賞します。
また2009年には、連続テレビドラマ「千万回愛してます」に出演して、SBS演技大賞で10大スター賞を受賞し、同年に、アンドレ・キムベストスターアワードで、スター賞を受賞しています。
そんなイ・スギョンさんは、2015年のドラマ「ホグの愛」の制作発表会でとった行動から、「性格が悪いのでは?」と言われるようになりました。
それは、制作発表会でのフォト対応で、フラッシュがたかれた時に「驚いた」と大声を出し、大げさなリアクションをしたことに加え、共演のチェ・ウシクさんに対して失礼な発言をしたことです。
さらに、「AFTERSCHOOL」のユイさんが、視聴率が悪かったらイ・スギョンさんと踊るという発言に対し、手でバツをつくって拒否する反応を見せたので、空気を読まな過ぎる行動に飽きれた人が多く出てしまいました。
いかがでしたでしょうか。
今回もいずれ劣らぬ、素晴らしい演技力と人気を兼ね備えた女優が名を連ねました。
しかし共演者やスタッフに対するイジメや態度の悪さで悪評が立ったケースが多かったですね。
いくらトップ女優と言っても、自分勝手な行動で他人に迷惑をかけるのはいけませんね。