最終回の視聴率が47.1%と、2009年最大級のヒットとなったドラマ「華麗なる遺産」。
遺産相続というテーマからは想像できない温かくて前向きなストーリーに、放送回を重ねるごとに視聴率があがり、多くのファンを獲得しました。
今回はそんな「華麗なる遺産」に出演していた7人の現在についてご紹介します。
「華麗なる遺産」は、様々な不幸に見舞われながらも、前向きに人生を切り開こうとする主人公ウンソンのシンデレラストーリー。
ウンソンはひょんなことから、チンソン食品のファン会長と出会います。
ファン会長のはからいの元、チンソン食品で働き始めたウンソン。
自分の財産で贅沢三昧を尽くす孫に呆れたファン会長は自らの遺産をウンソンに託すことを決めます。
遺産相続を巡るドロドロした内容かと思いきや、さわやかなテイストで、遺産相続を通して成長する、主人公のサクセスストーリーを描いています。
家族愛や本当に大切なものはなにか、というテーマを語りかけるこのドラマは、80ヵ国以上で放送され、中国ではリメイクが作られるほど人気となりました。
ここからは、「華麗なる遺産」に出演した7人の現在をご紹介します。
大ヒットドラマを彩った出演者たちは今どうしているのでしょうか?早速みていきましょう。
主人公コ・ウンソンを演じたのはハン・ヒョジュさんです。様々な困難に直面しながらも、家族の愛を信じ、まっすぐに困難を乗り越えていく姿が印象的でしたね。
ハン・ヒョジュさんは、1987年生まれの、2022年10月現在35歳。
大ヒット時代劇「トンイ」で主人公を務め、日本でも人気の高い韓国女優の1人です。
2006年に放送された「春のワルツ」で主演を演じたことをきっかけにブレイクしたハン・ヒョジュさんは「華麗なる遺産」「トンイ」などの大ヒットドラマに立て続けに出演し、そのはつらつとした笑顔と確かな演技力で人気を獲得しました。
過去には「嫁として連れてきてほしい女優」に選ばれたこともあるそうですよ。
「MIRACLE デビクロくんの恋と魔法」や「太陽は動かない」など、日本の映画にも出演しており、作中では流暢な日本語を披露。2021年に出演した映画「パイレーツ2」では、海賊船の船長を演じてアクションシーンを披露するなど、新たな境地を開拓しました。
また、2022年下半期に制作を開始するドラマ「支配種」への出演も発表されています。
「秘密の森」の脚本家イ・スヨンさんの新作ということで、制作開始前から注目度も抜群。
今から放送が楽しみですね。
次にご紹介するのは、ウンソンが遺産を相続することになったソヌ家の孫であるファンを演じたイ・スンギさんです。最初は自己中心的で横柄だったファンでしたが、徐々に人を思いやる気持ちを学び成長していく姿が印象的でしたね。
イ・スンギさんは1987年生まれ。
主人公を演じたハン・ヒョジュさんとは同い年です。
現在は俳優業を中心に活躍しているイ・スンギさんですが、芸能界へは歌手としてデビューしました。
高校時代にバンド活動をしていたところ、歌手のイ・ソ二さんにスカウトされたことがデビューのきっかけだったとか。それほどの歌唱力の持ち主だということですね。
バラエティ番組でも活躍しており、2007年に「1泊2日」に出演したことをきっかけに「国民の弟」と呼ばれ、知名度をあげました。
「華麗なる遺産」への出演で、俳優としても爆発的な人気を得たイ・スンギさんですが、2010年に出演したドラマ「僕の彼女は九尾狐〈クミホ〉」では、挿入歌にも参加したり、日本武道館でコンサートを開くなど、歌手としての活動も継続中。
孫悟空をモチーフにしたドラマ「花遊記」や、航空事故をめぐる陰謀に巻き込まれる本格アクションサスペンス「バガボンド」など、人気作品に出演し活躍を続けています。
3人目にご紹介するのは、ウンソンの義理の妹ユ・スンミを演じたムン・チェウォンさんです。
母の陰謀に巻き込まれ、悪事に走ってしまう姿が可哀想でしたね。
ムン・チェウォンさんは、2008年のドラマ「風の絵師」でブレイクした実力派女優です。
このドラマで新人賞を複数受賞したムン・チェウォンさんは2011年に韓国で興行1位を記録した大ヒット映画「神弓-KAMIYUMI-」でヒロインを演じ、トップスターの仲間入りをしました。
2020年に主演を演じたドラマ「悪の花」は、百想芸術大賞に5部門でノミネートされる大ヒットに。
14年間愛してきた夫に対して連続殺人犯の疑いを持つ刑事、という難しい役柄を見事演じ評価されました。
2023年には映画「パラサイト 半地下の家族」で世界的に有名となったイ・ソンギュンさんとドラマで共演することが発表されています。
イ・ソンギュンさんとどんなケミストリーを見せてくれるのか、今から楽しみですね。
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「チンソン食品」の顧問弁護士テスの息子であるパク・ジュンセを演じたのはペ・スビンさんです。
優しく頼りがいのある存在で、いつもウンソンのことを陰ながら支えてくれる存在でしたね。
ペ・スビンさんは韓国で俳優デビューしたのち、世界的に有名な香港の映画監督ウォン・カーウァイ監督に推薦され、中国の映画学校で勉強した経験の持ち主。
現在は韓国で活動していますが、独学で中国語を学び、中国のドラマで主演を演じたこともあります。
帰国後は「朱蒙-チュモン-」や「風の絵師」など人気時代劇に出演し注目を集めました。
2010年の「トンイ」ではハン・ヒョジュさんと再共演。
再びハン・ヒョジュさん演じる主人公を支えるキャラクターを演じたことで話題となりました。
2021年にはドラマ「恋慕」で、アイドルグループSF9のメンバーロウンさんの父親役を演じています。
「トンイ」以来11年ぶりの時代劇の出演が注目されました。
次にご紹介するのは、ウンソンの父であるコ・ピョンジュンを演じたチョン・インテクさんです。いつでも家族のことを想うとても素敵なお父さんでしたよね。
チョン・インテクさんは2022年10月現在、70歳のベテラン俳優です。
これまでに数多くのドラマに出演しているので、韓国ドラマが好きな方であれば、顔を知っている方も多いのではないでしょうか。
元々は演劇を中心に活動していましたが、軸足をテレビにうつしてからは数多くのドラマに出演しています。
2003年に出演した「チェオクの剣」では盗賊団の一味を演じ、
MBS演技大賞功労賞を受賞。日本でも知名度の高い「宮廷女官チャングムの誓い」や「太陽の末裔」などにも出演し、味のある演技で視聴者に印象を残しました。
また、2022年10月に放送が終了したばかりのドラマ「黄金の仮面」には、主人公の父親役で出演。
安定感のある演技力で、韓国ドラマに欠かせない名脇役として活躍を続けています。
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ウンソンの継母であるペク・ソンヒを演じたのはベテラン女優のキム・ミスクさんです。
上品で優雅な装いとは裏腹に、裕福な生活に固執し、まわりを陥れていく姿が恐ろしかったですね。
キム・ミスクさんと言えば、数多くのお母さん役を演じていることで有名で、韓国では「国民のママ俳優」と呼ばれています。
デビュー以来、たくさんのドラマに出演し、演技賞も数多く受賞。
今でこそお母さん役のイメージが強いキム・ミスクさんですが、「華麗なる遺産」で見せた悪女をはじめ、2016年に放送された時代劇「オクニョ 運命の女」でも宮中を牛耳る文定王妃(ムンジョンテビ)を演じ、優しいお母さんから、泣く子も黙る悪女まで幅広い役柄で活躍しています。
2022年に放送された「シスターズ」では、
キム・ゴウンさん演じる主人公の叔母役を務め、存在感を放ちました。
最後にご紹介するのは、ウンソンの弟コ・ウヌを演じたヨン・ジュンソクさんです。
自閉症でありながらも、音楽の才能や優れた記憶力をもつサヴァン症候群の少年で、大人でも難しい役柄を見事演じ、注目を集めました。
ヨン・ジュンソクさんは子役出身の俳優で、「華麗なる遺産」に出演した際は中学生でした。
2013年の「サメ~愛の黙示録~」では、キム・ナムギルさんの少年時代を演じ、その年のKBS演技大賞で「青少年演技賞」を受賞。
20歳を超え、子役の域を脱してからも俳優として精力的に活動を続けています。
2022年10月に放送を開始したドラマ「真剣勝負」にも出演。
このドラマは、EXOのディオさん演じる不良検事が、富と権力にまみれた悪人たちを痛快に打ちのめすアクションドラマで、
ヨン・ジュンソクさんは、中央地検特捜部の捜査官を演じています。
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いかがでしたか?
今回は「華麗なる遺産」に出演していた7人の現在についてご紹介しました。
「華麗なる遺産」が放送されたのは、もう10年以上前のことですが、大ヒットドラマを彩った出演者のみなさんが今も活躍していることが分かりましたね。