結婚は大変おめでたいことですが、芸能人の場合、公表しにくいこともあるようで、中には婚姻の事実を隠している人もいます。
今回は、結婚を隠していた芸能人を5人ご紹介します。
ソ・テジ
最初にご紹介するのは、「文化大統領」の異名をとり、歌手やプロデューサーとして活躍するソ・テジさんです。1972年2月21日 ソウル特別市生まれの52歳(2024年現在)。
女優のイ・ジアさんとの結婚生活を14年間も秘密にしていたことが世間に衝撃を与えました。
ソ・テジさんは1993年に、「ソ・テジワアイドゥル」という三人組のダンスユニットのメインボーカルでデビューすると、社会への皮肉や風刺を盛り込んだ、歌詞やヒップホップとロックを混ぜたダンスミュージックで一世を風靡した後、ソロに転向し近年ではハードロック色の強い楽曲を手掛けています。
そんなソ・テジさんは、しばらく独身だと思われていましたが、実は1997年から、女優のイ・ジアさんと結婚していたことが、2011年の離婚訴訟発覚時にあきらかになりました。
イ・ジアさんと言えば、ぺ・ヨンジュンさんと共演した2007年の人気ドラマ「太王四神記」のヒロインで鮮烈なデビューを飾り、日本でも知られている女優さんです。
最近では、2020年のドロドロ系人気ドラマ「ペントハウス」で、美人セレブ妻を演じ再ブレイクしました。
そんな二人は、1997年に米国で結婚しますが、その後ソ・テジさんが帰国し別居が続いたため、2006年に離婚手続きをとりました。
この間、ソ・テジさんが大スターだったことと、イ・ジアさんもデビュー前であったため、二人とも徹底して私生活を隠していたようです。
イ・ジアさんに至っては、実名、実年齢、住民登録番号などすべての個人情報を一切明かさなかったというから驚きです。
しかしその後2011年に、二人は離婚後の財産分与と慰謝料をめぐって、裁判で争っていることが発覚。
そこで離婚どころか、極秘に結婚していたことも明らかになったので世間に衝撃が走ったわけです。
イ・ジェフン(COOL)
続いてご紹介するのは、「COOL」の元メンバーで、甘く優しい歌声でファンを惹きつけるイ・ジェフンさんです。1974年7月30日 ソウル特別市生まれの50歳(2024年現在)。
10年以上、結婚と二人の子持ちであることを隠してきました。
1994年に三人組ハイブリッドグループ「COOL」のリードボーカルとしてデビュー。
甘く優しく、訴えかけるような歌声で大衆の関心を一気に集め、数多くの名曲を残しました。
そして、人気絶頂の2005年に、「COOL」が解散すると、「ソロアーティスト」として活動します。
そんなイ・ジェフンさんは、2020年02月に、すでに結婚生活が10年以上であり、二人の子供の父親であることを告白しました。
それによると、三年ほど交際していた7歳年下の一般人女性と、2009年に結婚し、2010年と2013年に、それぞれ娘と息子をもうけたとのことです。
「子供ができ、何度も事実を打ち明けようとしたが、妻の精神的負担を思い、何も明かせないまま今日まできた。しかし一日でも早く事実を告白して、夫として父親として堂々としたいと決心した」と告白した背景を説明しています。
キム・ソンジュ(UNIQ)
三番目にご紹介するのは、「UNIQ」のリーダーで、俳優としても活躍するキム・ソンジュさんです。
1994年2月16日 インチョン広域市生まれの30歳(2024年現在)。
ごく最近、子持ちの既婚者であることを明かしています。
2014年に、韓中ボーイズグループ「UNIQ」のリーダーで、ボーカルとしてデビュー。
また、2017年のドラマ「医心伝心〜脈あり!恋あり?~」や「カノジョは嘘を愛しすぎてる」に、2018年の「君のせいで何もできない!」や「私の恋したテリウス」などに出演し、俳優としても活動しています。
そんなキム・ソンジュさんは、2024年3月、台湾メディアなどから先行して提起されていた、極秘結婚と出産疑惑について自らの立場を明かし子持ちの既婚者であることを告白しました。
それは、ソンジュさんの誕生日を祝うライブ配信中に、UNIQのメンバーから送られてきたメッセージに、息子の存在を匂わす音声があり、ネット上で急速に拡散。
ファンとネットユーザーの間で、極秘結婚と子供の存在の疑惑が広まったのです。
しかし、所属事務所からは「確認中」のコメントのみで、真偽のほどははっきりしませんでした。
さらに2018年にも結婚説が浮上したことがあり、その時「相手は、中国人CEO」と噂されましたが、これも特定できていませんでした。
キル(Leessang)
四番目にご紹介するのは、ヒップホップデュオ「Leessang」のメンバーで、バラエティ番組でも活躍するキルさんです。
1977年12月24日生まれの47歳(2024年現在)。
2020年1月に、3年ぶりに登場したバラエティ番組で、結婚と男児の存在の事実を告白しました。
キルさんはケリさんと共に、1997年に結成されたヒップホップユニット「X-teen」のゲストラッパーとして活動をスタート。
そして1999年、ヒップホップユニット「Honey family」のメンバーとしてデビューします。
しかし2枚のアルバムをリリースした後、活動を中断。
その後ケリさんと共に「Leessang」を結成。
数多くのヒップホップのヒット曲は、攻撃的で強烈なスタイルを維持しながらも、リズム感のあるゆったりしたラップで愛されました。
またキルさんは、バラエティ番組「遊びに来て」や「無限挑戦」にレギュラー出演したり、ガールズグループ「ジュエリー」のパク・チョンアさんとの交際を宣言したり、歌以外でも注目を集めていました。
そんなキルさんは、2020年1月のバラエティ番組「アイコンタクト」を通じて、結婚と男児をもうけていた事実を告白しました。
きっかけは、同番組に同席した義理の母が、婿のキルさんと娘の間に子どもが産まれたことを明らかにしたことによります。
キルさんは「3年前にプロポーズして、2年前に子どもが産まれた」と告白。
義理の母も「祝うべきなのに知らせる時がなかった。暗く悲しいことだ。」と打ち明けました。
尚、報道によるとキルさんの妻は、11歳年下の一般人で、二人は2018年3月に婚姻届を提出し、法的に夫婦になったそうです。
パク・ジホン(VOS)
最後にご紹介するのは、実力派R&Bグループ「V.O.S」の元リーダー、パク・ジホンさんです。
1978年 7月28日 忠清南道大田市生まれの46歳(2024年現在)。
2009年7月に、「4歳児の父親で、17年間愛してきた人がいる」と告白しています。
2004年にデビューしたR&B歌手グループ「V.O.S.」の元リーダーですが、2010年に脱退すると、自身の事務所を立ち上げ、ソロ歌手として活動。
人気ドラマ「7級公務員」の挿入歌や、主要チャートで6週間1位をキープした「会いたい日には」などが有名です。
様々なジャンルの音楽にチャレンジし、繊細な歌声の歌唱力はファンを魅了しました。
そんなパク・ジホンさんは、芸能界を代表する子宝男と言われ、三男三女を授かりました。
現在の夫人に出会ったのは中学校3年のときで、ペンフレンドとして交際を始め、長い恋愛の末、自然に結婚を約束したといいます。
しかしパク・ジホンさんが歌手活動に入ると、結婚は延期となり、夫人が妊娠した時も、ワンルームで事実上の結婚生活を始め、シングルマザーの状態であったそうです。
そして2009年に、妻と子どもがいることを告白。
その後、2010年に婚姻届を提出し、2014年にようやく結婚式を挙げました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結婚や子供の存在を隠す理由には、大きく二通りあるようですね。
一つは、結婚相手が一般人で、パートナーや家族を世間の好奇の目から守るため。
もう一つは、仕事仲間に迷惑を掛けず、また応援してくれるファンの期待を裏切らないため、と言えるようです。
どちらの理由も理解できますね。
とにかく今では世間に公表して、仕事も家庭も上手くいっているようなので、今後の活躍を期待したいものです。
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