数々の人気ドラマで女性主人公の子供時代を演じ、“国民の妹”と呼ばれるようになった子役出身女優の代表格キム・ユジョンさん。
子役として数多くの受賞歴を誇り、「太陽を抱く月」や「雲が描いた月明かり」といった大ヒット時代劇に出演してきたことから、”時代劇の妖精”や“時代劇女神”とも称されるようになったキム・ユジョンさんですが、今回はそんなキム・ユジョンさんの現在までの経歴や病気、そして噂の熱愛彼氏について紹介します。
1999年9月22日生まれのキム・ユジョンさんは、三人兄弟の末っ子としてソウルで生まれました。
母親がインターネットに写真を載せたことからスカウトされ、4歳にしてお菓子のCMに出演することになります。
その愛くるしい笑顔が評判となり次々とオファーが舞い込んだそうで、翌年の2004年にはドラマ「氷点」で俳優デビューを果たし、やがて子役俳優を代表する一人として人気を集めます。
同じ子役出身で同世代の女優であるキム・ソヒョンさんやキム・セロンさんとは昔から仲が良く、共に3大子役に挙げられ注目を集めてきました。
2023年時点で芸歴20年というキム・ユジョンさんは、数多くの作品で主演女優の子供時代を演じてきました。そんなキム・ユジョンさんが最初に子役として注目されたのは、ヨ・ジングさんと共にSBS演技大賞子役賞を受賞した2008年のドラマ「イルジメ～一枝梅」からです。
その後も「風の絵師」や「善徳女王」といった時代劇のヒット作に出演し、2010年に韓国時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督作品「トンイ」で主人公トンイの子供時代を演じたことでMBC演技大賞子役賞を受賞し、演技派子役として広く認知されるようになります。
「トンイ」の後には、最高視聴率46.1%を記録した2012年の大ヒット時代劇「太陽を抱く月」で、ヒロイン役ハン・ガインさんの子供時代を演じ更に注目を集めます。
このドラマには、キム・ユジョンさん以外にもヨ・ジングさん、イ・テリ(イ・ミノ)さん、キム・ソヒョンさん、イム・シワンさん、イ・ウォングンさん、チン・ジヒさんといった現在も活躍する子役出身俳優が数多く出演しています。
大ヒットの要因は“子役たちの素晴らしい演技力によるところが大きい！”と言われたほどで、その上「イルジメ～一枝梅」でも共演したヨ・ジングさんと再び相手役を演じたことでも注目されました。
これらの活躍により“国民の妹”と呼ばれるようになったキム・ユジョンさんは、2014年には音楽番組の最年少MCに抜擢され、ステージで歌唱も披露します。
そして、韓国大使にも任命されるなど俳優以外でも様々な活躍をするようになります。
翌年の2015年にはドラマ「ラブリー・アラン」で主演のキム・ヒソンさんの一人娘アラン役を演じ、子役以上の活躍を見せます。
そして2016年の時代劇「雲が描いた月明り」でパク・ボゴムさんと共に主演を務め、ドラマは最高視聴率25.3%の高視聴率を記録します。
この作品により大人の女優の仲間入りを果たすことになったキム・ユジョンさんは、チャ・テヒョンさんと共演した映画「大好きだから」をはじめ、
ユン・ギュンサンさんとの共演ドラマ「とにかくアツく掃除しろ!～恋した彼は潔癖王子!?～」、チ・チャンウクさんとの共演ドラマ「コンビニのセッピョル」、アン・ヒョソプさんと共演した5年ぶりの時代劇「ホン・チョンギ」、そしてピョン・ウソクさんと共演した映画「20世紀のキミ」などで主演し、その人気を確固たるものとします。
最新作はソン・ガンさんと共演した2023年11月24日より放送中のドラマ「マイ・デーモン」で、さらに大ヒット映画「エクストリーム・ジョブ」のイ・ビョンホン監督が手がけるNetflixドラマ「タッカンジョン（鶏のから揚げ）」が配信予定となっており、リュ・スンリョンさんやアン・ジェホンさんと共演しています。
天才子役から演技派の人気女優となったキム・ユジョンさんですが、過去に2度体調不良により入院・休養したことがありました。
1度目は2016年公開の映画「大好きだから」のPR活動中のことで、多忙なスケジュールからストレス性ショックで入院治療を受け、その後行われたKBS演技大賞授賞式を欠席する事態となりました。そして翌年2月に台湾で行われたファンミーティングで復帰を果たします。
2度目は2018年2月のドラマ「とにかくアツく掃除しろ〜恋した彼は潔癖王子!?〜」の撮影中で、キム・ユジョンさんは体調不良を訴え撮影は中断されることに。
そして、“甲状腺機能低下症”と診断され、治療のため半年間休養することになります。
“甲状腺機能低下症”とは、甲状腺の働きが悪くなり甲状腺ホルモン濃度が低下する症状で、身体の成長や臓器の働きを保つのに必要なホルモンが少なくなったことにより、慢性疲労、食欲不振、体重増加、うつ病などの病状が出るんだそうです。
ちなみに、9月には復帰し、ドラマの撮影も無事再開されることとなりました。
このように長年忙しく働いていたキム・ユジョンさんですが、その人気ゆえに度々熱愛報道をされてきました。
今回はキム・ユジョンさんの熱愛彼氏と噂されたお相手について紹介します。
キム・ユジョンさんと同じ子役出身のヨ・ジングさんとは子役時代に共演経験があり、しかも大人気ドラマ「太陽を抱く月」で相手役を演じた事もあって熱愛説が噂されました。
共演するたびに二人は噂となったようです。
キム・ユジョンさんは「ドラマを見てロマンチックには思ったが、演技に集中していただけです。」とコメントしていますし、グラビア撮影と共に行なわれたインタビューでは「連絡をあまり取らなくても気楽な仲。
大人になってから、もう一度共演するのも良さそうだ」と話しています。
ドラマは「ラブリー・アラン」で共演経験のあるキム・ユジョンさんとバロさんは、サッカー競技場で2人で観戦しているところを撮影され熱愛説が浮上しました。
しかし、実際にはキム・ユジョンさんの親友である女優ソ・シネさんも一緒に観戦しており、ソ・シネさんと親交がある選手から試合に招待され、親友のキム・ユジョンさんとサッカー好きのバロさんも同行していました。
そして、ソ・シネさんが選手に挨拶するため席を離れたところを、まるで二人っきりで試合を観覧しているように撮られていたようです。
ドラマ「とにかくアツく掃除しろ！〜」で共演したキム・ユジョンさんとユン・ギュンサンさん。
二人はドラマでお似合いな姿を披露したこともあり、実際に付き合っているのではないか？という噂が浮上しました。それはドラマ内でのやり取りがあまりにも自然だったからというもので、二人の熱愛の証拠はありませんでした。
キム・ユジョンさんとは大ヒットドラマ「雲が描いた月明り」の恋人役として共演していたパク・ボゴムさん。
この二人に関しては、ドラマの制作発表の時に二人がつけていた指輪がペアリングなのではないか？というところから熱愛説が浮上しました。
しかし、パク・ボゴムさんは別のドラマのサイン会でもこの指輪を着用しており、「本日、ファンサイン会で着用していた指輪は協賛でもらったものだ。ペアリングだという推測があるが、絶対に違う。
特別な考えはなく、気にせず着用していた。」と報道を完全否定しました。
いかがでしたでしょうか？
20年も表舞台の第一線で活躍してきたのにまだ24歳という若さなのには驚きました。人気ゆえに仕事が忙しくなり、忙しく働いた結果ストレスが溜まり病気になってしまうなんて、その苦労や犠牲にしてきたものは私たちの想像を超えるものなんだと思います。
これからも体に気をつけて、活躍してほしいですね！