人気俳優のパク・ボゴムさんらを人気急騰させるきっかけともなった2015年の話題作「恋のスケッチ~応答せよ1988~」。
笑って泣ける胸キュンハートフル・ラブストーリーは、ケーブルテレビでは異例の最高視聴率18.8%を記録しました。
当時は俳優としてまだ飛躍していなかった出演者も今となっては超有名人になっています。
気になる現在の様子を1人ずつ見ていきましょう。
2012年の「応答せよ1997」、2013年の「応答せよ1994」に続く第3作目は、韓国で初めてオリンピックが開催された1988年が舞台です。
学校の成績は999番で勉強よりもおしゃれに興味のあるドクソンは高校2年生の女の子です。
両親と姉、弟の5人家族で姉のボラとはすぐに取っ組み合いの喧嘩になります。
近所に住む幼なじみ、サッカー好きのジョンファン、優等生のソヌ、天才囲碁棋士のテク、情報通のドンリョンとは兄弟のように育ちました。
ドクソンは「ソヌがいつもドクソンのことを見ている」と友人から聞かされてからソヌのことを意識し始めてしまいます。
しかし、ソヌが想っていたのはドクソンの姉であるボラでした。
その事実を知ったドクソンは失恋気分になります。そんな様子を見ていたジョンファンはドクソンが気になる存在に。
さらにはテクも男性陣の前でドクソンが好きだと宣言します。
そんなこととは知らずにドクソンは囲碁の中国遠征に行くテクの食事の世話のために同行することになるのです。
心温まる家族や近所の人との助け合い、ドキドキがたくさんの恋の四角関係まで、最後まで見逃せないストーリーが多くの人の心に響きました。
では早速、「恋のスケッチ~応答せよ1988~」に出演していた8人の現在をご紹介していきましょう。
勉強よりもおしゃれが好きな明るく元気な高校2年生。
引用:noritter
かなりがさつですが人一倍気を遣い、誰からも好かれるドクソンを演じたのはヘリさんです。
1994年6月9日生まれのヘリさんは2010年10月29日にアイドルグループ「Girl’s Day」のメンバーに途中加入してデビューしました。
2012年には「おいしい人生」で女優デビューをし、ドラマや映画で活躍しています。
2019年、Girl’s Dayは事務所との契約満了に伴い、それぞれが他の事務所へ移籍となりました。
ヘリさんも新設された事務所「Creative group ING」との契約をしています。
幼い頃に妹と祖母の3人で生活していたヘリさんは裕福な家庭ではありませんでした。
そのため現在は「恵まれない方の役に立ちたい」と寄付活動を続けています。
2016年、高齢者支援事業に5000万ウォン、その年に火災の被害にあった大邱市の西門市場復興のために5000万ウォンの寄付をしています。
2017年には発展途上国で出生登録のされていない子どもを支援する「児童出生登録キャンペーン」に参加してタイを訪問しました。
2018年、クリスマスに韓国の児童患者援助のため5000万ウォンの寄付。
2020年にはYou Tubeチャンネルで5年間伸ばした髪を切り、小児がん患者のためにヘアドネーションする動画をアップしました。
若いのにこれだけの慈善活動をしているヘリさんは本当に感心しますよね。
そんなヘリさんは2022年、ドラマ「百人力執事 ~願い、かなえます~」に出演しています。
ヘリさんが演じるのは葬祭ディレクターです。
元卓球選手ですが特殊な能力を持ち、死者の最後の望みを叶えていきます。
サバサバした性格で男女共に虜にするヘリさん。これからも応援していきたいですね。
無口で無愛想に思われてしまいますが、実はとても優しく友達思いのジョンファン。
頼りない兄の代わりに一家を支えているドンファンを演じているのはリュ・ジュンヨルさんです。
1986年9月25日生まれのリュ・ジュンヨルさんは教育大学への進学を目指しましたが勉強しているときに立ったまま眠ってしまい「これは自分の道ではない」と俳優の道に進んだというちょっとユニークな人です。
そんなリュ・ジュンヨルさんは、2015年に映画「ソーシャルフォビア」で注目を集め、「恋のスケッチ~応答せよ1988~」でブレイク、2016年にはドラマ「運勢ロマンス」で主役を務めました。
リュ・ジュンヨルさんは、「恋のスケッチ~応答せよ1988~」で共演したヘリさんと2017年8月に熱愛が報道されて公開恋愛をしています。
年の差は8歳ですが、ドラマで結ばれなかった2人が実際に結ばれてとても注目されました。
現在でも交際は続いており、ヘリさんはリュ・ジョンヨルさんのドラマ撮影現場に「愛するリュ・ジュンヨル、誕生日おめでとうございます。ジュンヨルのファン第1号」「『マネーゲーム』チームに飛行機の搭乗券を予約しました。来年エミー賞に行きましょう」という横断幕付きのケータリングカーを用意したと言います。
最近では、映画「宇宙+人」に出演しています。
高麗末、噂の神剣を手に入れようとする道士リュ・ジュンヨル 個性たちと、宇宙人が出没する現代の間に時間の扉が開いたことで繰り広げられる奇想天外な物語。
リュ・ジュンヨルさんは高麗時代の道士ムルクを演じています。
個性派俳優のリュ・ジュンヨルさん、今後の活躍にも注目ですね。
とても仲の良い2人は長年交際しているので、近いうちに結婚の報告も聞けるかもしれませんね。
幼なじみの中で唯一高校に進学せず、有名な天才囲碁棋士になったテク。
おとなしい性格ですが、囲碁のときには別人になるテクを演じたのはパク・ボゴムさんです。
1993年6月16日生まれのパク・ボゴムさんは、高校2年生のときにピアノの弾き語りをインターネット上に投稿しました。
すぐに注目されて芸能事務所からスカウトを受けます。
そして2011年に映画「ブラインド」で俳優デビューしました。
スクリーンに出ている時間は短かったものの、臨場感溢れる緊迫した演技が話題になりましたよね。
その後は数々の作品に出演し、音楽番組のMCを務めたり、CM起用者数もトップを記録して「国民の彼氏」と呼ばれる存在になりました。
2019年には日本でも歌手としてCDをリリースしています。
2022年の活動では2019年以来4度目となる「2022 MAMA AWARDS」の司会進行を務めました。
SNSでは日本語で「久しぶりに 2022MAMA を通じて日本で力になってくれる友達に会えて嬉しかったです。いつも僕に応援と愛を送ってくださってありがとうございます。また会う日まで元気で!」と述べていました。
日本でも大人気のパク・ボゴムさん、これからの活動にも目が離せませんね。
成績優秀な高校2年生で生徒会長を務めているソヌは、亡くなった父親の代わりに母と年の離れた妹を支えています。
幼なじみの中でも1番のしっかりものですが、ドクソンの姉・ボラのことを2年も思い続けています。
そんなソヌを演じていたのはコ・ギョンピョさんです。
1990年6月11日生まれのコ・ギョンピョさんは高校2年生のときに俳優の練習生になりますが、学業に専念するとして事務所を辞めています。
2009年、大学の新入生時代に「ニコルのキャンパスライフ」に出演して顔を知られるようになり、2010年にドラマ「ジャングルフィッシュ2」で俳優として本格的にデビューしました。
しかし、何かとSNSでの発言が騒動に発展してしまうコ・ギョンピョさん。
2014年には元東方神起のユチュンさんへの批判ともとれる発言、2015年にはInstagramでの投稿に対する批判への応戦、また、自分とは関係のない映画の制作発表での言葉を批判した一般人に対して文句を書き込むという騒動などがありました。
しかし、2022年はとても精力的に活動している様子です。
映画「6/45」では偶然1等当選の宝くじを拾った韓国軍の兵長チョンウを演じています。
役作りのために夜中にチキンやピザを食べて体重を70kgから90kgへ増やしたのだとか。
しかし、次なるドラマ「月水金火木土」ではミステリアスな主人公を演じるためにダイエットをしたといいます。
そのため、「コ・ギョンピョ」と検索すると韓国では関連ワードに「贅肉」という言葉が出てきたそうですよ。
その他にも映画「ソウル・バイブス」「別れる決心」に出演しました。
何かとお騒がせなコ・ギョンピョさん、これからも見守っていきたいですね。
学校での成績は最下位ですが物知りでドクソンたちの良き相談相手のドンリョン。
家族の中でも存在が薄いことに悩んでいる高校2年生のドリョンを演じているのはイ・ドンフィさんです。
1985年7月22日生まれのイ・ドンフィさんは2013年に映画「サウスバウンド」の端役で出演。
その後、2014年に「朝鮮ガンマン」でドラマデビューを果たしました。
両親は大変な俳優の仕事に反対していましたが、それからは応援してくれるようになったそうです。そして2015年に「恋のスケッチ~応答せよ1988~」で広く知られるようになりました。
イ・ドンフィさんは何と言っても固定キャラに定まらないカメレオン俳優の魅力を持っています。
気弱な青年からずる賢い役、真面目な役など様々な役柄をこなせる演技力はとても評価されていますね。
2022年はドラマ「グリッチ -青い閃光の記憶-」に出演しています。
イ・ドンフィさんは突然青い光に包まれて行方知れずになってしまうジヒョの恋人、イ・シグク役を演じています。
カメレオン俳優のイ・ドンフィさん、次はどんな役で楽しませてくれるでしょうか。
ドクソンの姉ボラは、秀才ですが強情な性格で学生運動でストレス発散をしています。
頭の悪いドクソンをよく思わない大学2年生のボラを演じたのはリュ・ヘヨンさんです。
1991年3月28日生まれのリュ・ヘヨンさんは2007年に短編映画「女子高生だ」でデビューし、2015年に「恋のスケッチ~応答せよ1988~」の大ヒットで有名になりました。
コロコロ変わる表情が面白かったですよね。
しかし、その後は2年後の2018年「ウンジュの部屋」までドラマ出演がなく、バラエティにも出演していませんでした。
事務所とのトラブルなどがあったわけでもないのにこのような出演歴になるのは非常に珍しいそうです。
最新の出演作は2021年のドラマ「ロースクール」です。
特別選考で合格してロースクールに入学したカン・ソルAを演じています。
同姓同名の学生がいるためカン・ソルAと呼ばれていますが、お金持ちの家に生まれたカン・ソルBとは反対に低所得者層であり、過去に法律で悔しい思いをしています。
人気に固執しないと言われているリュ・ヘヨンさん、将来は大物女優になりそうですよね。
ドクソンの父親で銀行の相談窓口で働いています。
人が良く騙されやすいですが、子煩悩で家族のために真面目に働いているお父さんを演じているのはソン・ドンイルさんです。
ドクソンの両親の役名は、役者さんの名前と同じ設定です。
「応答せよ1997」でもヒロインの父親役を演じていますね。
1964年4月27日生まれのソン・ドンイルさんは1991年に俳優デビューしました。
1998年に出演したドラマ「ウンシル」で人気となり、数々のドラマや映画に出演しています。
2013年にはバラエティ番組「パパ、どこ行くの?」シーズン1では息子のソンジュン君、シーズン2では娘のソンビンちゃんと共演しています。
ソン・ドンイルさんは両親が未婚状態で生まれ、父親は消息不明、母親は出稼ぎに出ていたそうです。
そのため母に会えるのは年に1度あるかどうかといった状態で8歳上の姉と他人の家に居候していました。
そんな辛い幼少時代を送ってきたソン・ドンイルさんは役柄と同様、子煩悩な良きパパとなっています。
2022年は「ゴースト・ドクター」「あなたの願いを言えば」「危機のX」「カーテンコール」などドラマにも多く出演していますね。
存在感を放つソン・ドンイルさん、韓国作品には欠かせない存在ですね。
ドクソンの母で経済的余裕がなくても家族のために精一杯尽くしています。
気前が良く、料理を大量に作っては近所に配ることもあるお母さんを演じているのはイ・イルファさんです。
1971年2月24日生まれのイ・イルファさんは1991年に女優デビュー。
デビューするとあっというまにドラマやバラエティ、CMにと引っ張りだこになりました。
2012年に「応答せよ1997」に出演した際には、美人女優がおばさん役を演じるのは早すぎるという意見もあったそうです。
しかし、見事に「応答せよ」全シリーズでお母さん役を演じきり、「国民の母」と呼ばれるほどでした。
そんなイ・イルファさんは1995年に歌手のカン・インウォンさんと結婚しました。
結婚式は挙げましたが入籍はしていなかったので事実婚ということですね。
しかし、わずか1年後には性格の不一致を理由に破局しています。
2000年には突然オーストラリアへ移住し、音楽業界で働く年下男性と2度目の結婚をしています。
しかし、2年後には離婚して韓国へ戻っています。
2011年には知人の紹介で大学教授をしている一般男性と知り合い、1年の交際の末に結婚しました。
旦那さんも再婚ということですが、現在も幸せに暮らしているそうです。
歳を重ねて美しさが増しているイ・イルファさんは、共演したパク・ボゴムさんと熱愛の噂が出たことがあります。
「恋のスケッチ~応答せよ1988~」の報奨旅行で2人のツーショットが激写されました。
50代に見えない美しすぎる姿は、20代のパク・ボゴムさんとの仲を噂されてもおかしくないですよね。
2022年はドラマ「イブ」に出演しています。
妖艶なイ・イルファさんの次の作品が楽しみですね。
いかがでしたか。
今回は「恋のスケッチ~応答せよ1988~」に出演している8人の現在についてご紹介しました。
このドラマの出演で人気となった若手俳優が多かったですね。
現在も映画やドラマで活躍して人気となっている人ばかりです。
ヘリさんとリュ・ジュンヨルさんとの関係も応援していきたいですよね。
これからも様々な場面で活躍する姿を見守っていきましょう。