日本でも大人気のトップ俳優イ・スンギさんと国民の妹ペ・スジさんが共演したドラマ「九家の書～千年に一度の恋～」。
大人気俳優の共演が放送前から話題となっていました。放送から10年近くたった現在、出演俳優たちはどのような活躍をしているのでしょうか。
今回は、ドラマ「九家の書～千年に一度の恋～」に出演していた7人の俳優の現在をご紹介します。
「久家の書～千年に一度の恋～」は2013年に韓国で放送されたファンタジー時代劇ドラマです。
当時まだ初々しいイ・スンギさんとペ・スジさんの共演が話題となり、初回放送から13.1％の視聴率を達成しています。
神獣として生きるウォルリョンには智異山を守る大事な務めがありました。
ひょんなことから人間界と関わるようになり、美しいソファと出会い恋に落ちます。2人の間に子どもが誕生しますが、ソファの父の友人だったガァヌンによって全てを破壊されてしまったのです。
こうしてウォルリョンの務めは息子のガンチに託されます。
ガンチは南道で1番大きい旅館である百年客館の主人ムソルに拾われ勇猛な青年に成長していきます。
しかし、平穏な日々は元高官グァヌンの来訪で一変。
グァヌンはムソルに大逆罪人の汚名を着せて死に追いやり、家族を牢に監禁してしまうのです。
怒りに震えるガンチは、ついに“神獣”の力に目覚めるのでした。
このドラマは半分人間、半分獣として生きている主人公チェ・ガンチが人間になる為に奮闘する物語で、ガンチの奮闘する姿と、愛する人を守ろうとする姿勢に胸を打たれる視聴者が続出しました。
現在トップスターとして活躍する2人の恋愛模様も見どころのひとつです。
では早速、作品を盛り上げた7人の現在を見ていきましょう。
半人半獣として生まれ、執事の息子として育てられたチェ・ガンチを演じたのは人気俳優イ・スンギさんです。
イ・スンギさんはこのドラマで初めての時代劇作品に挑戦。
不遇な運命に立ち向かう中でも、明るく笑顔の多いチェ・ガンチを好演しましたね。
演技にも定評のあるイ・スンギさんは「国民の弟」と呼ばれ、俳優や歌手、MCなどマルチに活躍しています。
2017年の除隊後はすぐに芸能界復帰をしてドラマ「花遊記」で主演を努め、孫悟空を演じました。
また、2019年のドラマ「バガボンド」ではペ・スジさんと約6年ぶりの再共演。
しっかりしたストーリーとスペクタクルな映像、華やかなアクションが視聴者を魅了しました。
俳優業だけでなく歌手としても活躍を続け、2020年12月には自身7枚目となるアルバムをリリースしています。
「久家の書」から俳優として新しい姿を見せ、ドラマや映画に次々と出演していますね。
日本でも人気のイ・スンギさん。今後の活躍が楽しみですね。
イ・スンギさん演じるチェ・ガンチが愛したヒロイン タム・ヨウルを演じたのは男女問わず人気のあるペ・スジさんです。
「久家の書」ではまだ初々しい若手女優のスジさんですが、現在はあらゆるドラマや映画に出演し、韓国を代表する女優として活躍しています。
清楚で韓国女性らしい容姿から多くの作品でヒロインを演じ、「国民の初恋」という代名詞を持っています。
また、ドラマや映画だけでなく多数のＣＭ契約をしており、インフルエンサーとしても活躍！
世界的なファッションブランドのアンバサダーも努め、女性が憧れる女性としても大人気です。
元々アイドルとして活動していたこともあり、最近では自身の出演作品のＯＳＴを務めるなどその活躍領域は年々幅広くなっていますね。
自身で作詞を手掛けている楽曲もあり、様々な才能を発揮しています。
着飾ることない自然体な姿は、年を重ねるごとに新しい魅力を見せファンを虜にさせています。
今後もその活躍に目が離せませんね！
ガンチの母であるソファに執着し一家を破滅させたチョン・ガァヌンを演じたのは、イ・ソンジェさんです。
1991年に俳優デビュー後、様々な映画やドラマなどに出演して韓国芸能界では欠かせない存在となったイ・ソンジェさん。
プライベートでは大学時代に知り合った女性と結婚して2人の娘が誕生しています。
現在、奥様と2人の娘はカナダに住んでいるようです。
2019年の秋には孫が誕生し、49歳でおじいちゃんになりました。
イ・ソンジュさん自身の活動は韓国ですが、奥様と娘さんに会うため頻繁にカナダに行っているのでしょう。
次回作はどんな役で楽しませてくれるでしょうか。期待したいですね。
スジさんの演じるヨウルの父タム・ピョンジュン役で出演したのは俳優のチョ・ソンハさんです。
チョ・ソンハさんは29歳で結婚後、家族を支えていくためにも独身時よりも必死にオーディションに参加しました。そして徐々に映画やドラマに出演し始めたそうです。
ミュージカルなどにも出演していましたが、現在は主にドラマに出演し活躍しています。
「THE K2～キミだけを守りたい～」「病院船～ずっと君のそばに～」「ナビレラ～それでも蝶は舞う～」など数々の人気作品に出演。主人公の父親役を演じることが多く、どれも安定した演技力を発揮していますね。
韓国ドラマになくてはならない存在となったチョ・ソンハさん。
今後の活躍に目が離せませんね。
ガンチの初恋の相手であり、愛らしいキャラクターが視聴者を虜にさせたパク・チョンジョを演じたのは、イ・ユビさんです。
「久家の書」に続き、2014年に放送を開始したドラマ「ピノキオ」に出演したことで、大ブレイクしましたよね。
憎めないキャラクターと可愛らしい表情から、主役のパク・シネさんに並ぶほど話題を呼びましたよね。
実は、イ・ユビさんは芸能界一家で育っており、母、妹ともに芸能界で活躍する有名人なのです。
イ・ユビさんの母は「宮廷女官チャングムの誓い」で悪役を演じて大ブレイクしたキョン・ミリさん、妹は「花郎」にも出演したイ・ダインさんです。
イ・ダインさんは、「九家の書」主演のイ・スンギさんとの交際を認め公開恋愛中ですね。
イ・ユビさんもイ・ダインさんも透明感がありとても整っている顔立ちですが、それはキョン・ミリさん似なのかもしれませんね。
そんなイ・ユビさんは30歳を迎え、大人の女性へと成長しました。
ただ元々童顔であることから、まだ学生役を演じることも！
年を重ねても幅広い役柄を演じることのできるイ・ユビさんの今後の活躍に期待したいですね。
ガンチの実の父親であるク・ウォルリョンを演じたのは、知る人ぞ知る俳優チェ・ジニョクさんです。
「久家の書」の出演時はまだ演技経験が少なく、知名度もあまりありませんでしたが、その後韓国で大ヒットしたドラマ「相続者たち」で主人公の兄役を演じ、知名度を上げていきました。
近年では「哲仁王后～俺がクイーン？!」のチャン・ボンファン役を演じましたよね。
主役ではないものの確実に作品内で爪跡を残す名俳優なのです。
安定感のある演技力であらゆる役を演じているチェ・ジニョクさん。
韓国芸能界には彼の存在が必要不可欠ですね！
ガンチの実母で美しいユン・ソファを演じたのはイ・ヨニさんです。
イ・ヨニさんは女優として活躍していますが、芸能界への入り口はアイドルだったのです。
SMエンターテインメントに入り、大人気グループ「少女時代」のメンバー候補として練習生時代を過ごしていました。
純粋なイメージと優れた容姿で当時ファッションブランドと高額な契約を結んだことにより、SMの3大美女の1人として大型新人が現れたと話題になりました。
しかし、アイドルではなく演技の方向に興味を持ったため女優の道に進むことを決意します。
参加作品自体はそこまで多くないものの、幅広い演技力を見せその地位を確立させていますね。
プライベートでは2020年に結婚。
また、女優仲間とはSNSにアップするほど深い交流をしています。
公私ともに順調なイ・ヨニさん。次回の出演作品が楽しみですね。
いかがでしたか。
今回はドラマ「久家の書～千年に一度の恋～」に出演していた俳優7人の現在をご紹介しました。
出演俳優陣は皆それぞれの場で活躍していることが分かりましたね。
ドラマ放送から10年以上経過しているものの、ファンタジーとアクションが融合した本作は、今見ても満足できる作品です。
初々しい出演者の姿を見直してみるのも面白いかもしれませんね。