最高視聴率27.3%を記録した韓流史劇最高傑作とも言われるドラマ「根の深い木~世宗大王の誓い~」。
先の読めないストーリーに釘付けになる人が続出しました。
韓国では3話の特別編が放送されました。当時の人気がうかがえますよね。
ハングルの誕生をめぐる新感覚歴史ミステリーに韓国映画界の名優ハン・ソッキュさんとチャン・ヒョクさんの共演が大注目されました。
その他にもソン・ジュンギさん、ヒョヌさんキム・ギボムさんといったイケメンが勢ぞろいしています。出演していた7人は現在どのような活動をしているのでしょうか。
今回は、大ヒットドラマ「根の深い木~世宗大王の誓い~」に出演していた7人の現在をご紹介します。
1418年、朝鮮王朝4代目王として世宗イ・ドが即位しますが、軍権を中心に実権を握っているのは前王の太宗、父のイ・バンウォンでした。
王権強化のために有力な臣下を粛清してきたイ・バンウォンは反逆罪でイ・ドの義父であるシム・オン一家を処刑します。
シム家の使用人の息子トルボクは幼馴染のタムと逃げ出す途中で離れ離れになってしまいました。
時は流れて1446年、父を殺したのはイ・ドだと思っていたトルボクは、名をカン・チェユンと変えて武官として宮中に勤務していました。
宮中ではイ・ドの文字創製事業に関わる人物が次々と殺害されていました。
イ・ドから事件操作を任されたチェユンは、秘密組織「密本」との闘争に巻き込まれていくのでした。
さらには文字創製作業の中核を担う女官のソイが、幼いころのトラウマで口がきけなくなったタムであると気づきます。
注目されたのは、1995年以来 実に16年ぶりとなるドラマ復帰のハン・ソッキュさんが、ハングルを作り出した朝鮮王朝第4代王・世宗を演じたことです。
さらに「チュノ~推奴~」で肉体美と華麗なアクションを披露していたチャン・ヒョクさんも出演しました。
ワイヤーアクションが取り入れられ、踊るようなアクション演技や宙を駆ける決闘シーンなど映像美にも注目したい作品です。
「根の深い木~世宗大王の誓い~」の出演者は現在どのような活動をしているのでしょうか。
早速見ていきましょう。
朝鮮王朝4代王イ・ド。
前王・太宗による血の粛清によって心に深い傷を負い、異なる王の姿を目指そうと民を愛し、身分の低い者にも対等に接する慈愛深い王です。
新たな文字を作ろうと計画しますが、次々と側近が暗殺されてしまうのでした。
朝鮮王朝4代王イ・ドを演じたのはハン・ソッキュさんです。
ハン・ソッキュさんは1990年、声優としてデビューしました。
翌年の1991年には俳優へと転向し、ドラマ「息子と娘」や「パイロット」で人気となり、その後は映画を中心に活躍しています。
そのため、「根の深い木」は16年ぶりのドラマ出演となったのです。
演技力には定評があり、幅広く様々な役柄を演じていますよね。
2022年はドラマ「今日は少し辛いかもしれない」に出演しています。
食事を通して家族の大切さを再確認させてくれる作品で、病気でだんだん食べられるものが少なくなる妻ダジョンのためにと、賢明に包丁を握る夫チャンウクを演じています。
さらには2023年に「浪漫ドクター キム・サブ」がシーズン3として帰ってくるそうです。
2016年、2020年に続き、ハン・ソッキュさんは神の手を持つ外科医キム・サブ役を演じます。
シム・オンの屋敷で働くたった1人の家族である父ソクサムを王に殺され、敵を取るためにカン・チェユンという名に変えて武官となります。
生き別れたタムをずっと探している心優しいトルボクを演じたのはチャン・ヒョクさんです。
チャン・ヒョクさんは1997年にドラマ「モデル」でデビューしました。
1999年にドラマ「学校」で注目を集め、兵役除隊後にもドラマや映画で高く評価されています。
2022年はドラマ「最愛の敵~王たる宿命~」に出演しています。
映画は「ザ・キラー:死んでもいい子」に出演し、豪華な引退生活を楽しんでいる業界最強の殺し屋ウィガンを演じています。
映画の中では激しいアクションを披露しました。
チャン・ヒョクさんはボクシングと截拳道をやっているため、アクションはお手の物ですね。
截拳道に関しては楽しくやっていて、演技にもとても役立っているそうです。
体力の維持や体作りにとてもいいとして、ボクシングは15年も続けているそうですよ。
トルボクの父と同じシム・オンの家の奴婢の娘タムは反逆事件に巻き込まれたショックから口がきけなくなってしまいます。
王后に助けられて名前をソイと変え、女官として宮中に入ります。
1度見たものをすべて記憶できる能力があり、ハングル文字創製に協力しているソイを演じたのはシン・セギョンさんです。
シン・セギョンさんは9歳のときにポスターモデルとしてデビューしました。
女優デビューは2004年の映画「マイ・リトル・ブラインド」で、当時中学生でした。
2009年に出演したドラマ「善徳女王」で一躍有名となり、その後も様々な作品に出演しています。
シン・セギョンさんの最新情報は、2023年に放送を予定しているドラマ「アスダル年代記2」に出演するということです。
アスダル年代記は英雄たちが太古の地「アス」でそれぞれに伝説を作っていく物語りです。
3年ぶりとなるシーズン2にシン・セギョンさんが出演することが決定し、撮影が始まりました。
奴隷から大祭官の地位になり、3代権力者の1人アサ神の後継者タンヤ役を演じます。
朝鮮王朝3代王でイ・ドに譲位後も実権を握り続けました
邪魔な人物は容赦なく殺害し、王権強化のために息子にも刃を向ける太宗を演じたのはペク・ユンシクさんです。
ペク・ユンシクさんは1970年にタレントデビューをしました。
多くのドラマや映画に出演しているベテラン俳優ですね。
しかし2022年、ペク・ユンシクさんにちょっとした問題が起きます。
2013年に熱愛騒動となったK記者が30歳年下であることから大きな話題となりました。
1年4ヶ月の交際期間の末に破局していますが、2022年になってK記者がエッセイを出版し、ペク・ユンシクさんとの熱愛について公にしたのです。
そして簡単に別れられなかったことや、ペク・ユンシクさんに勝手に合意書を偽造されたことなどが暴露されています。
集賢殿の学士で天真爛漫で不真面目な性格ですが、イ・ドの考えを最もよく理解している非凡な頭脳の持ち主です。
イ・ドの秘密組織の一員でもあるソン・サンムンを演じたのはヒョヌさんです。
1985年生まれのヒョヌさんのお父さんは映画監督をしています。
撮影現場を幼い頃から見ていたヒョヌさんは俳優になることを決意し、2008年にお父さんが演出を務めた映画「霜花店 運命、その愛」でデビュー。
2016年にドラマ「月桂樹洋服店の紳士たち」で有名となりました。
2022年はバルクアップに挑戦していたヒョヌさん。
6週間で逞しい体を作り、終了後も1週間に2~3時間は運動していたと言います。
そのため体脂肪率は6%というから驚きですね。
宮中に食肉を納める業者をしていましたが、遺体解剖役に抜擢されたカリオン。
密本の長チョン・ギジュンとは叔父と父のあとを継いだカリオンのことでした。
そんなカリオンを演じたのはユン・ジェムンさんです。
ユン・ジェムンさんは1996年に初舞台を踏み、2000年に短編映画デビューしました。
映画「グエムル -漢江の怪物-」「優雅な世界」などヒット作に出演しています。
2022年はドラマ「財閥家の末息子」に出演しています。
ユン・ジェムンさんは2010年、2013年、2016年と3度も飲酒運転で摘発されています。
3度目のときには懲役8ヶ月、執行猶予2年の判決を受けていました。
近年、芸能人の飲酒運転事件が相次いで起きており、国民からの非難が続いています。
これからは、お酒との付き合い方を考えてほしいですね。
イ・ドの青年時代を演じたのはソン・ジュンギさんです。
ソン・ジュンギさんは2008年にドラマ「ラブ・レーシング」でデビューしました。
2010年にはドラマ「トキメキ☆成均館スキャンダル」で色男ク・ヨンハを演じて大注目され「女性より美しい男性」と呼ばれ大人気となりました。
2013年に入隊し、2015年の除隊後の復帰作ドラマ「太陽の末裔」は視聴率41.6%を記録し、世界的にニュース報道されました。
ドラマで共演したソン・ヘギョさんとの結婚と離婚は話題になりましたよね。
2022年はドラマ「シスターズ」第2話に高級靴ブランドの販売員役で特別出演。
「財閥家の末息子」ではスンヤングループの財務チーム長のユン・ヒョヌを演じています。
いかがでしたか。
今回は、ドラマ「根の深い木~世宗大王の誓い~」に出演していた7人の現在についてご紹介しましたが、みなさん2023年の活動へ向けて進んでいましたね。
当時よりも人気となった出演者のみなさんのこれからの活動も注目していきたいですね。