2023年に訪日した韓国人は、696万人と、全世界でトップの数字となっています。
距離的にも文化的にも近い両国のことを考えれば、当然のことかもしれません。
勿論、韓国スターも数多く来日しており、テーマパークではしゃいだり、日本グルメを堪能する姿が、SNS等で紹介されてますが、中には意外な場所を訪れていることに驚きます。
今回は、そんな日本旅行を楽しむ韓国芸能人についてご紹介します。
チャン・グンソク
最初にご紹介するのは、「アジアのプリンス」と呼ばれ、第二次韓流ブームの火付け役となった、チャン・グンソクさんです。
1987年8月4日 丹陽郡生まれの37歳(2024年現在)。
一年の3分の1は日本に滞在するというほど、日本好きの俳優です。
1993年6歳で、子供服カタログのモデルとして芸能界入りすると、1997年、シットコム「幸福も売ります」でデビュー。
以降、テレビ番組を中心に子役として活動します。そして、2004年、シットコム「ノンストップ4」に出演。
同年、初めてのラジオ番組で、韓国における最年少DJとなりました。
また2006年に出演したドラマ「ファン・ジニ」で、知名度が上がると、同年、日本ホラー映画「着信アリ Final」に出演し、日本での知名度も上がります。
さらに2009年、ドラマ「美男ですね」で、イケメンバンドの気難しいリーダー役を演じて、日本のファンを虜にしました。
そんなチャン・グンソクさんは、よくファンミーティングで来日した際、日本のスーパーに姿を現わして、ファンを驚かせています。
しかもインスタにアップしたところ、その場所を突き止めて、ファンもやってきたというから驚きです。
また2023年11月、長野の温泉旅行に出かけた際、サービスエリアで流ちょうな日本語を披露しながら、とんかつの「まい泉」が売られていることに驚き注文しています。
さらに、ペンションに到着すると、日本人の友人のために、キムチチゲの料理を披露し、食事をした後サウナで楽しんだようです。
パク・ソジュン
続いてご紹介するのは、ドラマや映画で大活躍の、韓国を代表する人気俳優パク・ソジュンさんです。
1988年12月16日 ソウル特別市生まれの36歳(2024年現在)。
2011年に「パーフェクト・ゲーム」でスクリーンデビューすると、2012年のドラマ「ドリームハイ2」で本格的に演技活動開始。
また2014年には「魔女の恋愛」で、年下男子を演じブレイクします。
以降、主演するラブコメドラマがヒットし続け「ラブコメの神」と呼ばれます。
韓国では、その親しみやすさから「国民の男友達」とも呼ばれていますが、2020年、「梨泰院クラス」では、ラブコメのイメージを一新、絶望の中、正義感を貫く主人公を演じ、作品が世界配信されたことから日本でもブームとなりました。
そんなパク・ソジュンさんが、2023年1月にファンミーティングで来日した際は、日本そのものを堪能したようで、動画では、ラーメンでお腹を満たした後に、コンビニへ立ち寄り、トンカツ屋へ行く様子が映っていました。
日本のコンビニは、安価で品数が多く、クオリティも高いので、韓国でも話題で観光コースになっているようです。
また、日本のトンカツは韓国よりも肉に厚みがあり、ガッツリとしているので、肉好きにはたまらないのでしょう。
ハ・ジウォン
三番目にご紹介するのは、「女優が憧れる女優」とか「韓国のアンジェリーナ・ジョリー」と言われるハ・ジウォンさんです。
1978年6月28日 忠清南道保寧市生まれの46歳(2024年現在)。
1997年、ドラマ「愛よりもっと大きい愛」でデビューすると、1998年のドラマ「学校2」で注目を浴びます。
そして、2000年の映画「真実ゲーム」で初主演し、新人女優賞を獲得。
また、2000年「友引忌」や、2002年「ボイス」とホラー映画に続けて出演し、「ホラークイーン」のニックネームを得ました。
そして2003年、フュージョン時代劇「チェオクの剣」に主演。
同作でワイヤーアクションに挑戦し、その後2004年愛憎劇ドラマ「バリでの出来事」に出演し、その演技力が評価され、百想芸術大賞・最優秀女優賞を受賞。
さらに、2006年「ファン・ジニ」に出演、KBS演技大賞を受賞しています。
その後も、2010年のドラマ「シークレット・ガーデン」や、2013年のドラマ「奇皇后」に出演。高視聴率を記録しヒット作となりました。
そんなハ・ジウォンさんは、2019年に、東京から大阪へ移動し、大阪土産として人気の「堂島ロール」も堪能したことをインスタで報告しています。
大阪はツアーが組まれるほど、韓国にとって人気が高いエリアで、「道頓堀に行けば、聞こえるのは大阪弁ではなく韓国語」と言われる程、大勢の韓国人が訪れています。
ソン・イエジン
四番目にご紹介するのは、「韓国映画界の宝石」と呼ばれるソン・イェジンさんです。
1982年1月11日 テグ広域市生まれの42歳(2024年現在)。
1999年に、化粧品のCMモデルとしてデビューすると、2001年の「おいしいプロポーズ」で一躍スターの仲間入りを果たします。
そして、2003年の「夏の香り」のヒロインを好演。
さらに、日本でも大ヒットした2004年の「私の頭の中の消しゴム」でもヒロイン役を務め、人気に拍車がかかります。
華奢で清廉なイメージが支持され、「国民の初恋」と呼び親しまれました。
その後、ヒョンビンさんと2022年に結婚、その年に長男が誕生しています。
そんなソン・イェジンさんは、2019年に「愛の不時着」が大ヒットする1年前に、北海道・小樽を訪れています。小樽出抜小路にある「うだつ小僧」と一緒に写った写真がアップされました。
「うだつを上げる」の言葉の由来でもある「うだつ小僧」は、立身出世や商売繁盛の願いを叶えてくれるものだそうですが、小樽旅行から韓国へ帰った後の彼女の活躍を見ると、「うだつ小僧」のご利益は確かにあったようですね。
イ・ダへ
五番目にご紹介するのは、ミス春香に選ばれ、国際派女優として活躍するイ・ダへさんです。
1984年4月19日生まれでオーストラリア国籍の40歳(2024年現在)。
2001年に、ミス春香に選ばれて芸能界入りすると、2004年の日韓共同制作の「あなたに逢いたくて」でヒロインの恋人役として登場。
また、2005年のラブコメドラマ「マイガール」では高視聴率を記録しました。
女優生活の傍ら、中国語を勉強してきたためその実力はネイティブを驚かせるほどで、2012年の中国ドラマ「愛のレシピ」では、すべて中国語でセリフを読み上げ、演技をこなしました。
またオーストラリアで育ち、現地の高校を卒業したため英語も話すことができる国際派女優として活躍中です。
そんなイ・ダへさんは、2018年に日本を訪れ、満喫した様子をインスタアップしています。
まず東京の青山を訪れた後、香川県の直島町にも行きました。インスタ画像は、女性芸術家の草間彌生さんが手掛けた「南瓜」。
草間彌生さんは、世界的に有名な芸術家で、御年94歳ですがまだまだ現役です。
さらにインスタ画像には、淡路島の「スターバックス・コーヒー淡路サービスエリア店」がアップされていました。
この写真の店は「絶景が楽しめるスタバ」として、知る人ぞ知る名店ですので、ロケーションに惚れ込んで、インスタに投稿したのかもしれません。
TWICE
最後にご紹介するのは、韓国の9人組ガールズグループで、韓国人5人、日本人3人、台湾人1人で構成される「TWICE」で、2015年にデビューしました。
2016年にリリースされた「CHEER UP」が大ヒットし、「ゴールデンディスク賞」大賞など、多くの音楽賞を受賞。
2017年と2018年にもそれぞれ「SIGNAL」と「What is Love?」で、3年連続受賞の快挙を果たしました。
また2019年には、世界16都市25公演のワールドツアーを成功させ、同年リリースのミニアルバム「Feel Specia」が、ガールズグループ史上歴代最高の販売枚数を記録しています。
そんな「TWICE」のメンバー、ツウィさんが、2024年10月にインスタで、母との日本旅行の様子を公開しました。
東京の串揚げ屋での食事のシーンでは、串揚げを動物に見立てて歩かせるようなキュートな仕草を見せました。
また、招き猫と一緒の画面に納まり、真似して片手を丸めて可愛らしいポーズをとっています。
その後は、吉祥寺のプティット村で、吉祥寺の街を散策する姿や、多数の猫の姿とベレー帽を被った姿を披露しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最近ではコロナも終息し円安効果もあって、芸能人に限らず、一段と韓国からの観光客が増えている感じです。
反日感情が強いイメージのある韓国人ですが、観光となると話は別のようです。
韓流ファンとしても大歓迎ですよね。
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