2023年1月7日、キャプテンの秋元真夏さんの卒業が決まり、1期生全員の卒業が決定した乃木坂46。世代交代と言われ3期生や4期生、さらには5期生に注目が集まる中、皆さんは2期生の過酷な過去について知っていますか?
乃木坂46の2期生はかつて不遇の時代を過ごしたと言われており、未だにそれは解消されていないとも言えます。彼女らはなぜ不遇の時代を過ごしたのでしょうか?
今回は、それに深く関わっていたとされる白石麻衣さんと2期生の関係、現在の活動についても徹底調査しました!
2012年12月に乃木坂46の2期生オーディションを行うことが決定し、2013年5月11日に行われた「16人のプリンシパル DUEX」で正式な加入が決定しました。
乃木坂46が結成されてから約1年半後の出来事です。
応募総数は16,000人程度、倍率1,000倍という難関から14名の合格者が選ばれたオーディション。
2014年に西川七海さん・矢田里沙子さん・米徳京花さんが活動辞退し、エース的存在の堀未央奈さん、そして北野日奈子さん、2期生最年長の新内眞衣さんをはじめ、渡辺みり愛さん・伊藤かりんさん・寺田蘭世さん・佐々木琴子さん・山崎怜奈さん・伊藤純奈さん・鈴木絢音さんでスタートを切りました。
相楽伊織さんは学業のため後々のスタートでした。
後に2018年に相楽さんが卒業。1年後には伊藤さん、2年後には佐々木さんが卒業を発表しました。2021年には4名もの卒業ラッシュを経験し、2022年には3名が卒業しています。
下積み時代が長いと言われる2期生は個性あふれる性格のメンバーが多く、とても明るく元気な存在でした。
まずは正規メンバーと研究生という格差です。
乃木坂46の2期生は「研究生制度」を設けていたため、全員が研究生としてスタートしました。
そして7枚目シングル「バレッタ」の選抜発表では堀さんがセンターに選ばれるなど波乱のスタートになりました。まだ研究生の立場であるメンバーを表題曲のセンターに立たせるという運営への不信感も募り、怒りや悲しさをあらわにするメンバーも少なくはありませんでした。
その後も8枚目シングル「気づいたら片想い」で北野さんなどが正規メンバー入りし、約2か月後に新内さん、また伊藤さんなども正規メンバー入りする中、約2年間も研究生として残されたメンバーもいました。
それがのちに「アンダー常連」と言われる立場になっていってしまい、2期生の中で選抜経験が無いメンバーは活動辞退をしたメンバーを含めなんと半数を占める7名に!
そんな選抜未経験人数が多いのも、この研究生システムのせいなのではないかと言われています。
また、3期生が加入してからは格差が拡大していきました。
2期生と3期生の間で選抜に選ばれるメンバーや選抜固定メンバーの数が圧倒的に違いました。
さらには期生別楽曲の数にも大きな差があったのです。
単独のライブも企画されていましたが、コロナによって中止され本当にやりきれないですよね。
3期や4期の単独イベントはたくさんあるのに2期生の単独イベントはほぼ無いに等しいのです。
2期生が加入した時はグループ自体今より人気はなく、やはり発展途上であるときと人気が出始めたときでは乃木坂46自体の雰囲気は違ったのではないかと思われます。
3期生が加入するタイミングはグループが何をしてもニュースになる状態。
それは世間も注目しますし期待もします。2期生の加入タイミングや運営のプロジェクトの進め方、方向性などに問題があったことは確かなのではないでしょうか。
そんな乃木坂46の2期生は1期生で先輩の白石麻衣さんとは切っても切れない関係であることが分かりました。
特にグループ内ではプロ意識が高かった白石さん。2期生のメンバーは大変尊敬し慕っていたそうなのですが、加入したての頃に冠番組「乃木坂って、どこ?」の中での白石さんの「2期生はプロ意識がない」という発言に賛否両論の声が上がりました。
「まいやんと2期生は仲が悪いのではないか?」「原因はまいやん?」と噂されるようになり、白石さんが直接いじめをしていたり嫌っていたのではないかという不確実な情報も流れるようになりました。
しかし2期生各メンバーのブログからは、白石さんが礼儀やマナーなどアイドルとしての基本を指導してくれたと綴られています。ただ加入したての頃のピリピリ感が伝わっただけであり、裏では愛のある指導をしてくれていたようです。
ただ単に後輩への接し方が分からなかったり、人見知りな部分が出てしまっていただけで、2016年のバレンタイン企画でも2期生の2人のメンバーから告白されていますし、最年長だった新内さんが「まいやん」と呼ぶことが出来るくらい打ち解けていました。
白石さんがグループを卒業する時も、2期生はほぼ全員のメンバーが涙をし、白石さんもそのタイミングで涙腺が緩んでいました。きっと辛かったことも楽しかったことも一緒に共にした時間が長い2期生とは強い絆で結ばれている仲間なのです。
2期生は卒業ラッシュが続き、2023年2月現在、既に鈴木絢音さんただ1人になってしまいました。(鈴木さんも2023年3月末に卒業済み)
今年2月に行われる11th YEAR BIRTHDAY LIVEでキャプテンの秋元真夏さんが卒業コンサートを行い、実質グループ内で1番先輩となる鈴木さん。今後はすぐ卒業してしまうのでしょうか。それともまだ活動をしてくれるのでしょうか。
そんな彼女は2023年3月、必要単位を全て取得したことが確認でき大学卒業が決定したとのことでした!
通信制の大学だったそうですが、世間に公表していなかったためファンからは祝福と驚きの声が上がっています。
さらに読書が趣味な鈴木さんは3月7日に自身の書籍「言葉の海をさまよう」を発売する予定です!今後も活動が期待できそうですね!
28枚目シングル「君に叱られた」で、23枚目シングル「Sing Out!」以来の約2年ぶりの選抜入りを果たし、そこからは3枚連続で選抜入りを果たしています。不遇の2期と言われ、今までたくさん努力してきましたから、これからはいいポジションに立つことが増えてほしいですね!
いかがでしたか。
今回は2期生が不遇の時代を過ごした理由やエピソード、また、白石さんとの関係と2期生の現在の活動についてをご紹介しました!
2期生の歴史を振り返ってみると、今じゃ考えられないほどのシビアなシステムや環境の中アイドル活動をしていたことが分かりましたね。且つ、全く報われずに卒業をしていくメンバーが多く、その不遇さは解消されずじまいと言っても過言ではないでしょう。
今や新たに5期生が加入し注目を浴びています。単独番組や単独ライブも当たり前のように行われていますが、それが当たり前では無いことを思い知らされました。
残り1名となってしまった2期生ですが、最後まで応援していきたいですね。