韓国芸能界で活躍する俳優・アイドルの中には、実は親子で活躍している「二世芸能人」も少なくありません。
今回はそんな親子で活躍している韓国芸能人を7組ご紹介します。
ファン・シネ(母)/イ・ジニ(娘)
最初にご紹介するのは、ファン・シネさんとイ・ジニさん親子です。
ファン・シネさんは、韓国を代表する「美の代名詞」として、芸歴40年を誇る人気女優。
1963年4月16日 京畿道仁川広域市生まれの62歳(2025年現在)です。
1983年のデビュー以来、40年以上にわたりドラマと映画の両方で活躍し、「美魔女」や「ヴァンパイア美貌」と呼ばれるほど、完璧なスタイルと美しさを維持していることで有名です。
一方、そんな人気女優を母に持つイ・ジニさんは、1999年1月26日生まれの26歳(2025年現在)で、ランウェイだけでなく、ミュージックビデオやドラマに広告など、幅広く活動する モデル兼タレント。
優れたダンス力と歌唱力をはじめ、英語、中国語、乗馬などが出来、無限の可能性が期待されています。
チョ・ギョンス(父)/チョ・スンウ(息子)
続いてご紹介するのは、チョ・ギョンスさんとチョ・スンウさん親子です。
チョ・ギョンスさんは、1948年12月18日 ソウル特別市生まれの77歳(2025年現在)。
1979年TBC歌謡大賞で男性部門大賞を受賞したことがあり、70年代のグループサウンズや韓国歌謡界を牽引した人気歌手です。
1982年に突然米国へ渡った後、うつ病を患い、2001年に帰国しました。
そんな人気歌手を父に持つチョ・スンウさんは、ミュージカルでも活躍する人気俳優です。
1980年3月28日生まれの45歳(2025年現在)。その優れた歌唱力は、実は父親譲りだったようです。
2000年の映画「春香伝」で俳優デビューすると、2005年の主演映画「マラソン」では、大鐘賞映画祭の主演男優賞を受賞しました。また、兵役後の初ドラマとなった史劇ドラマ「馬医」にキャスティングされ注目を浴びました。
その他、2017年の「秘密の森」や、2020年の「秘密の森2」に出演しており、根強い人気を誇っています。
キム・ヨンリム(母)/ ナム・ソンジン(息子)
三番目にご紹介するのは、キム・ヨンリムさんとナム・ソンジンさん親子です。
キム・ヨンリムさんは、1940年3月3日 ソウル特別市生まれの85歳(2025年現在)。
芸歴60年のベテラン女優です。
1961年に、声優としてデビューすると、1964年にドラマデビューも果たした元声優のベテラン女優です。
近年では、2018年のドラマ「アルハンブラ宮殿の思い出」で、ヒロインの祖母役で出演するなど、「国民のオンマ」として親しまれています。
そんなベテラン女優を母に持つナム・ソンジンさんは、1969年12月31日生まれの56歳(2025年現在)。
1992年のSBS公採で俳優デビューし、1998年「ひまわり」や、2001年「四姉妹物語」など脇役で活躍しました。
近年では、2022年「太宗イ・バンウォン」にも出演しています。
また父も「ピンクのリップスティック」や「銭の戦争」などの名優、ナム・イルさん、妻はキム・ジヨンさんという芸能一家でもあります。
イ・ドクファ(父)/イ・ジヒョン(娘)
四番目にご紹介するのは、イ・ドクファさんとイ・ジヒョンさん親子です。
イ・ドクファさんは、1952年5月8日 ソウル特別市生まれの73歳(2025年現在)。
知名度の高い大ベテラン俳優です。
1973年、TBC公採で俳優デビューすると、1976年の出演ドラマがヒットしたことで、青春スターの仲間入りを果たします。
また80年代は、現代劇と時代劇の双方で活躍する名バイプレイヤーとなりました。
近年では、若者に人気のヒット作にも多く出演し、貫禄のある役からお茶目な演技までバラエティ豊かに演じています。
そんな名バイプレイヤーを父に持つイ・ジヒョンさんは、1984年8月24日生まれの41歳(2025年現在)。
2013年のドラマ「奇皇后」の雑用係ホンダン役で知られる女優です。
他の出演作に、2013年「お金の化身」、2015年「客主〜商売の神〜」、2016年「最後から二番目の恋」などがあります。
キム・ヨンゴン(父)/ハ・ジョンウ(息子)
五番目にご紹介するのは、キム・ヨンゴンさんとハ・ジョンウさん親子です。
キム・ヨンゴンさんは、1946年05月08日 ソウル特別市生まれの79歳(2025年現在)。「国民の義父」の愛称で知られ、分厚い唇がトレードマークのベテラン俳優です。
1967年、KBS公採タレントとしてデビューすると、1980年のドラマ「田園日記」、2008年の「妻の誘惑」、2013年「主君の太陽」、2014年「密会」など多数のヒット作に出演、58年にわたり活動し、人気を得てきた超ベテラン俳優です。
ドラマでは、大企業の会長や大黒柱の父親役などを演じることが多く、2015年のバラエティー番組「私は一人で暮らす」で、中年男性の素敵なシングルライフを公開するなどし話題になったこともあります。
そんな超ベテラン俳優を父に持つハ・ジョンウさんは、1978年3月11日 ソウル特別市生まれの47歳(2025年現在)。
父親を凌ぐ勢いで演技派俳優として、スクリーンなど中心に第一線で活躍する「歴代4番目の1億俳優」です。
20作あまりの舞台演劇でキャリアを積み、1998年にCMで俳優デビューすると、2003年にスクリーンデビューも果たし、ドラマ進出もしています。
2005年の映画「プラハの恋人」で注目を浴び、2010年の「国家代表!?」と2011年「哀しき獣」で、百想芸術大賞映画部門の男性最優秀演技賞を2年連続受賞しました。
「親の七光り」と言われるのが嫌で、芸名でデビューしたといいます。
2008年の映画「チェイサー」で知名度が高まったことをきっかけに、父親の存在が世間に広く知られたそうです。
パク・ナムジョン(父)/STAYCシウン(娘)
六番目にご紹介するのは、パク・ナムジョンさんとSTAYCシウンさん親子です。
パク・ナムジョンさんは、1966年4月19日 ソウル特別市生まれの59歳(2025年現在)。
90年代を代表する大御所歌手です。
1988年に歌手デビューすると、歌と共にロボットダンスが人気を得ます。数々のヒット曲を生み出し、ダンスも「韓国のマイケル・ジャクソン」や「神的存在」といわれるほどの実力で人気を博していました。
2015年の「恋のスケッチ」や、2020年の「愛の不時着」の挿入歌を担当し、ドラマの大ヒットに一役買ったともいわれています。
そんな有名歌手を父に持つSTAYCシウンさんは、2001年8月1日生まれの24歳(2025年現在)。
2014年「高慢と偏見」、2015年「六龍が飛ぶ」、2017年「七日の王妃」などへの出演経験がある子役出身女優で、現在は2020年デビューのアイドルグループ「STAYC」のメンバーとして歌手活動もしています。
キョン・ミリ(母)/イ・ユビ(長女)/イ・ダイン(次女)
最後にご紹介するのは、キョン・ミリさんとイ・ユビさん、イ・ダインさんの親子です。
キョン・ミリさんは、1965年1月27日生まれの60歳(2025年現在)、芸歴40年のベテラン女優です。
1984年に、MBC公採で俳優デビューすると、1988年のドラマ「朝鮮王朝五百年 仁顕王后」で、淑嬪崔氏役を演じ、MBC放送演技大賞・新人賞を受賞。その後も現代劇と時代劇ともに活躍するベテラン女優です。
主な出演作に、2003年「宮廷女官チャングムの誓い」、2006年「朱蒙」、2007年「イ・サン」などの名作があります。
そんなベテラン女優の長女イ・ユビさんは、1990年11月22日生まれの35歳(2025年現在)。
2012年「優しい男」や2015年「夜を歩く士」などに出演し、10代の学生を中心に人気を得ている女優です。
大学2年のときに、家族に内緒で受けたオーディションをきっかけにドラマ「吸血鬼アイドル」でデビュー。
人気ドラマ「ユミの細胞たち」シリーズのぶりっ子な役で知られています。
一方の次女のイ・ダインさんは、1992年11月5日生まれの33歳(2025年現在)。
2023年に、人気俳優イ・スンギさんと結婚したことで知られています。
2013年のドラマ「二十歳」でデビューすると、2016年「花郎」や、2017年「黄金の私の人生」などに出演。
最近では、2023年「恋人」のウネ役を好演してます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
言われてみると、どことなく顔の造りが似ている親子が多いですよね。
また子供のほうは、「親の七光り」と言われたくなく、自分の実力で認められたい、という気持ちが伝わってきて好感がもてますね。
今後は、ドラマや映画での親子共演を見てみたいものです。
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