愛くるしい笑顔でファンを魅了し、アジアで絶大な人気を誇るパク・ボゴムさん。
今回は、そんな彼の素敵な笑顔からは想像のつかない壮絶な生い立ちや、自己破産した過去など、詳しくまとめてみました。
さて、パク・ボゴムさんはどんな人なのでしょうか?まずは、プロフィールから見ていきましょう。
身長182㎝体重65㎏という抜群のスタイルに、世の女性の母性本能をくすぐるキュートな笑顔。
今や誰もが認める人気俳優のパク・ボゴムさんですが、中学の頃までは水泳選手として成功する事を夢見て、日々練習に励んでいたそうです。しかし15歳の頃スランプに陥り、悩んだ末水泳の道は諦めてしまいます。その後高校生になったパク・ボゴムさんは、幼い頃から興味があった音楽の世界に挑戦することを決意しました。
複数の芸能事務所にピアノ演奏をしながら歌う動画を送り自ら売り込みを始めます。その結果、なんと全ての事務所から合格通知が届いたそうです。
その数ある事務所の中から、1番最初に連絡がきたサイダスHQと契約します。
俳優メインの大手芸能事務所だったこともあり、歌手ではなく俳優になる事を強く勧められたパク・ボゴムさん。2011年に公開された映画『ブラインド』で、ヒロインと同じ養護施設で育ちダンサーを夢見る少年役で俳優デビューを果たしました。
初めての映画出演シーンは少なく、登場してからそうそうに事故で命を落としてしまう少年という役柄でしたが、死を目前に恐怖に震えるその表情はとても印象的で、デビュー作とは思えないほど迫真の演技で世間を驚かせました。
その後、2015年にドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』で天才囲碁棋士でありながら、箸もうまく使えない不器用さを合わせ持つテク役を演じ注目を集めます。
このドラマがきっかけでパク・ボゴムさんのファンになった方も多いのではないでしょうか。
子供のように純粋で可愛いテクは、多くの女性を虜にしました。
「恋のスケッチ~応答せよ1988~」の出演で人気を集めたパク・ボゴムさんは韓国雑誌のインタビューで「ファンクラブの会員数が5,000人から50,000人に増え、ポータルサイトに僕の記事が載るのが不思議だ」と照れくさそうに話しています。
また、初めてのファンミーティングでは「僕のことをこんなに多くの方々が好きになってくださって・・・」と涙を流しました。人気絶頂になっても、常に謙虚な心で感謝の気持ちを忘れないパク・ボゴムさん。本当に素敵な方ですよね。
そして2016年、主演を務めたドラマ『雲が描いた月明り』でツンデレ世子のイ・ヨン役を熱演し、最高視聴率25.3%を叩き出しました。パク・ボゴムさんが誰もが認めるトップ俳優となるきっかけとなったドラマと言われています。
パク・ボゴムさんの韓服姿が似合い過ぎると話題になり、ツンデレ感がたまらない!と多くのファンをときめかせました。普段のイメージとは少し違ったパク・ボゴムさんの魅力がいっぱい詰まった作品でしたよね。
数々の映画やドラマで人気を集めたパク・ボゴムさんは、「国民の恋人」とも呼ばれ多くのCMにも起用されています。今や「新・韓流四天王」との呼び名も高いほどです。
パク・ボゴムさんは兵役任務を終えているのでしょうか。コロナ禍だったこともあり、事前告知なく海軍に入隊しています。そして沢山のファンが彼の帰りを待ち望む中、2022年2月、予定より2か月早く除隊しました。応援しているスターが兵役を終えているのは嬉しいですよね。
除隊後、すでに『第58回百想芸術大賞』の司会として登場していますが、カムバック後のドラマや映画の復帰作に注目が集まってます。
そんなパク・ボゴムさんの家族構成ですが、父、母、姉と兄がいる3人兄弟の末っ子として産まれました。
母親は彼が小学4年生の時に他界している為、現在は4人家族です。
母親が亡くなっている事は、各メディアや一部のファンの間では知られてはいましたが、世間には公表されずにいました。記者たちが母親の死のことについて記事にしなかったのは、心優しく涙が多い彼を守りたい一心だったそうです。
しかし、2016年に放送された『花より青春』では、「母がいない事は罪ではなく、いつかは公表すべき事実だった」と涙ながらに語っています。
彼が複雑な家庭環境と言われている大きな原因となるのが、パク・ボゴムさんの父親の借金問題です。
2008年、父親が起業資金として借りた3億ウォン(日本円で約3,000万円)の連帯保証人を、当時まだ15歳だったパク・ボゴムさんとしたのです。
結局父親の事業はうまくいかず、借金は8億ウォン(約8,000万円)にまで膨れ上がってしまいました。
事業に失敗してしまった父親は借金の返済ができず、返済責任はパク・ボゴムさんに向けられました。
しかし、当時はまだデビューして間もない駆け出しの新人俳優だったパク・ボゴムさんは多額の借金を返すことができず2014年に自己破産を経験することになったのです。
自己破産申請の結果、パク・ボゴムさんは芸能人のため返済能力があると裁判所が判断し、3,000ウォン(約300万円)の支払いを命じられましたがそれ以上の返済は免れました。
8,000万円もあった借金が300万円になったと考えるとかなり少額にはなっていますが、当時22歳で返済するには苦労したことでしょう。これほどの辛い過去を乗り越えて、今では輝かしく芸能界で活躍している彼の強さには、本当に驚かされますよね。
2016年に放送された【花より青春】内のインタビューで「両親は自分の写真ばかり撮ってくれた。」「若い頃の両親を写真に収めておけばよかった。」と後悔する気持ちを涙ながらに語っています。
「家族写真がないのが本当に残念なんです」と話す姿はとても切ないもので「家族との時間をもっと大切にしてほしい!」と訴えかける彼の言葉には、辛い過去を乗り越えたからこそ、胸を打たれるものがありました。
インタビューの最後では、「自分も家族との時間を大切にしたい」と話していたパク・ボゴムさん。
特に10歳ほど歳の離れたお姉さんとお兄さんが、早くに母親を亡くした彼の母親代わりとなり沢山の愛情をかけて面倒を見てくれていたそうなので、波瀾万丈な人生ですが、その分家族との絆も深いようです。
彼が経験した辛い過去は、複雑な家庭環境が関係してますが、それを乗り越えられたのもまた、家族の愛があってこそなのだという事がよく分かりますね。
いかがでしたか。今回は、パク・ボゴムさんの壮絶な生い立ちについて詳しくまとめてみました。
ここまでパク・ボゴムさんについて色々と調べてみましたが、とにかく性格がいい!という事がよく分かりました。共演者やスタッフからの信頼も厚く「美談自販機」と呼ばれているのにも納得ですよね。
誠実で真面目、家族思いのとても温かい心の持ち主で、努力も惜しまない。
こんなにもイケメンなのに性格まで完璧とは、、、彼の魅力は図り切れませんね!
辛い過去を乗り越え、誰もが認める人気俳優となったパク・ボゴムさん。
これからもたくさんのファンに愛されながら、活躍されることを期待しましょう!
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