最高視聴率約40%を記録したドラマ「バリでの出来事」でブレイクし、同年の「ごめん、愛してる」で“ミサ廃人”を生み出し社会現象を起こした韓国の人気俳優ソ・ジソプさん。
その後も数多くのヒットドラマや映画に出演し、日本での人気も高いソ・ジソプさんですが、2020年4月7日、元アナウンサーのチョ・ウンジョンさんと結婚したことが発表されました。
今回はそんなソ・ジソプさんと妻との馴れ初めや、“タトゥーが全身に入っている”という噂についてご紹介していこうと思います。
11年間水泳選手として活躍し、国家代表選手にも選ばれた経験があるソ・ジソプさんは、1995年にアパレルメーカーのモデルにソン・スンホンさんとともに選ばれ翌年俳優デビューします。
当時のインタビューでソ・ジソプさんは、「俳優になりたくてなったのではなく、モデルとして働いている時に演技をすることになった。その当時は、お金が必要な状況だった。」と語っています。
その後、日本でもリメイクされた名作「ごめん、愛してる」で大ブレイクしたソ・ジソプさんは、
「カインとアベル」「主君の太陽」「私の恋したテリウス〜A Love Mission〜」といったヒットドラマや、「ただ君だけ」「軍艦島」「Be With You〜いま、会いにゆきます」といった映画に出演し人気俳優として確固たる地位を確立します。
結婚後の出演作にはドラマ「ドクター弁護士」や映画「宇宙＋人」「告白、あるいは完璧な弁護」などがあり、そして今後公開予定のNetflixシリーズ「広場」への出演も決まっています。
それではソ・ジソプさんが出演している数ある作品の中からオススメの作品をいくつか紹介していきましょう。
2004年放送のソ・ジソプさんの代表作。視聴率面から見れば同年放送の「バリでの出来事」の方が高いのですが、自分を捨てた母親への復讐心と母に対する愛との間で揺れる様を描いた愛憎劇は普遍的なもので、近年ではあまり見かけなくなったサッドエンドという展開もとにかく泣けます！
幼馴染のトップアイドルとチンピラのような主人公という正反対な男たちとヒロインによる三角関係も王道ですし、幼児並みの知能しか無い主人公の双子の妹との暮らしも見ていて心温まるものがあります。
2011年に公開されたハン・ヒョジュさんと共演した恋愛映画。
この作品も日本やトルコなどでリメイクされた名作なんですが、チャップリンの「街の灯」をモチーフにしただけあって内容は普遍的なものとなっています。
目が見えない女性に恋をした生きる気力を失った元ボクサーの主人公が、彼女のために生きる力を取り戻しボクサーに復帰しようと奮闘するというストーリーで、彼女の目を治すためにボロボロになりヒロインの前から姿を消す主人公と、視力は取り戻すも一番見たかった主人公の顔が分からないヒロインとのロマンスは涙無しには見ることは出来ません！
2012年放送の韓国で初めてサイバー犯罪を扱ったサスペンスドラマ。
今やそれぞれが主演クラスとなったイ・ヨニさん、オム・ギジュンさん、クァク・ドウォンさん、ソン・ハユンさん、チェ・ダニエルさんという豪華キャストによる作品なのも魅力的ですが、ストーリー自体も面白い！まだSNSが今ほど普及していない時期の作品だけあって、最先端のデジタル捜査を行う者たちと、昔ながらの暴力や勘で動く者との対立が分かりやすく盛り上がります。
昔ながらの捜査ドラマと犯罪の証拠が映った映像や最新技術を利用した犯罪の両方が楽しめるのも特徴となります。
2013年に放送された「ごめん、愛してる」と並ぶソ・ジソプさんの代表作。
ソ・ジソプさんのスタイリッシュかつクールというイメージを創った作品であり、韓国に幽霊系作品を定着させた作品でもあります。
幽霊が見える体質に悩むヒロインと、クールなお金持ちなのに幽霊を怖がる主人公とのやり取りがコミカルで、幽霊が登場するのに感動的なドラマがあったり笑いもあるという記念碑的な作品です。
2015年放送のハッピーラブコメディ。
シン・ミナさんのぽっちゃりキャラが際立った作品ですが、嫌味な世界的トレーナーがぽっちゃりヒロインのダイエットに協力し、やがてロマンスに発展していく展開がシンプルに面白く、二人のイチャイチャシーンが普通のラブコメより圧倒的に多いのが魅力です。
それでいて元カレとのイザコザや定番のトラウマ要素もあり、2番手となるソンフンさんとチョン・ヘソンさんのロマンスもあるなどちゃんとツボも押さえています。嫌な元女友だちの存在はありますが、全体的にはかなり明るい内容で、誰もが気軽に楽しめるドラマになっています。
2018年の放送のスパイラブコメディ。
韓国ではスパイ要素が盛込まれた作品が度々作られますが、本作は伝説のスパイが双子のベビーシッターになるというなんともホッコリかつコミカルな設定のドラマになっているんです！
これまで見たソ・ジソプさんの作品の中でも一番コメディ要素が多い作品で、スリリングさがありながらも基本はホームコメディであり、ママ友たちと関係を描きながらも潜入捜査やアクション要素もあるというエンタメ要素満載のドラマになっています。
ソ・ジソプさんの右腕にタトゥーが入っているというのはとても有名な話ですが、そのタトゥーは主に3種類あり、それぞれに意味があるんだとか。
ダイヤモンドの絵柄には“固い絆を結ぶ”という意味があり、ホテルの絵柄には幼い頃の夢であるホテルを建てたいという願望が込められており、キングダムという文字は事務所の名前“51K”から取られています。
51はソ・ジソプさんが好きな数字であり、Kはキングダムを指します。
このようにソ・ジソプさんのタトゥーにはただのお洒落とは違う、覚悟や夢や決意が込められているんですね！
ここまでソ・ジソプさんの経歴や出演作品、そしてタトゥーから読み取れる内面について紹介してきましたが、次はソ・ジソプさんの結婚とそのお相手について紹介していきましょう。
2020年4月7日にチョ・ウンジョンさんと結婚されたソ・ジソプさんですが、二人の出会いは2018年3月に主演映画「Be With You〜いま、会いにゆきます」のプロモーションのため出演したある情報番組でした。
その番組でリポーターを務めていたのがチョ・ウンジョンさんで、隣には共演者であるソン・イェジンさんも座っていたのですが、ソ・ジソプさんはスタッフに「どこを見ればいいのでしょうか」と訪ね、「インタビュアー(チョ・ウンジョン)を見てください」との返答を得るものの、チラッとチョ・ウンジョンさんを見ただけでした。
この緊張した様子はとてもベテラン俳優とは思えないもので、結婚した今となってはチョ・ウンジョンさんの美貌に魅了させられていたのではないかと邪推されるほどでした。
のちに二人は知人らとの会食で再会し交際に発展することになります。
やがて二人の熱愛報道が2019年5月にされ、これにより公式に交際を認め公開恋愛となります。
そして17歳の年の差カップルは約1年後に入籍発表をすることになったんです。
ちなみに夫婦が揃った写真が公開されたのは結婚2年目のことで、ある画家の展示会を訪れた際に一緒に撮った記念写真が投稿され注目を浴びました。
いかがでしたでしょうか？
今回は人気俳優のソ・ジソプさんについてご紹介いたしました。
日本ではタトゥーにはまだまだ偏見も多いようですが、ソ・ジソプさんのタトゥーには、意味が込められていることが分かり、イメージが変わった方もいるのではないでしょうか。
新しい作品を楽しみに、これからも応援していきたいですね。