多くのドラマに出演し、甘いマスクとワイルドな雰囲気で視聴者を魅了し続けているチャン・ヒョクさん。日本でリメイクされたドラマ「ボイス～112の奇跡～」などの話題作に多く出演し、チャン・ヒョクさんのファンだという方は多いのではないでしょうか。
今回は、そんなチャン・ヒョクさんの奥さまとの馴れ初めや、おすすめの出演ドラマをご紹介します。
チャン・ヒョクさんは1976年生まれの俳優で、2022年8月現在45歳。デビュー以来、たくさんのドラマと映画に出演し、現在も第一線で活躍を続けています。
芸能界デビューを果たしたのは、1997年ドラマ「モデル」への出演です。
その２年後、韓国で人気のアイドルグループ「god」のミュージックビデオに出演したことがきっかけで注目を浴びることとなります。
2001年に出演した映画「火山高」では主演を務め、この作品は日本でも公開されたため、知名度が一気にあがりました。
そして、チャン・ヒョクさんをスターダムにのし上げたのはドラマ「チュノ～推奴～」への出演です。チャン・ヒョクさんは逃亡した奴婢を捕まえる「推奴師」の役を演じています。このドラマは瞬間最高視聴率41.9%、平均視聴率32％の驚異的な数字をたたき出した、大ヒット時代劇となりました。
20歳の頃から始めた乗馬とボクシングによって鍛え抜かれた肉体も有名です。その見事なプロポーションから、ファッションブランドなどのモデルも務めていますよ。
2000年には短い期間でしたが音楽活動も行っています。
TJ名義でCDを発売し、音楽チャートでTOP10入りするなど話題となりましたが、元々期間限定だと公言しており、１か月程度で音楽活動は終えてしまったようです。
チャン・ヒョクさんには現在、奥さんと3人の子どもがいます。
バラエティ番組やインタビューで家族のことを話すことも多いチャン・ヒョクさんですが、奥さんとは一体どのようにして出会ったのでしょうか？
チャン・ヒョクさんの奥さんはキム・ヨジンさんという元ダンサーで、２人は2008年に結婚しています。
２人の出会いは2002年。チャン・ヒョクさんが通うジムで、ピラティス講座の講師を勤めていたのが、キム・ヨジンさんでした。ジムですれ違った彼女に一目惚れしたチャン・ヒョクさんは、40人の女性に混じってピラティス講座に3ヶ月通ったのだとか。
食事に誘ったものの、それ以上進展せずに困ったチャン・ヒョクさんは、彼女に近づくために、当時撮影していた映画「英語完全征服」にダンスシーンを取り入れられないかと監督に直談判したそうです。
「ダンスの先生を紹介してもらう」という名目で彼女の連絡先を手に入れたチャン・ヒョクさんは、そこから猛アピールをし、晴れて２人はお付き合いすることになりました。
２人の交際期間は６年間。その間には兵役でなかなか会うことができない期間もありました。
チャン・ヒョクさんは結婚の理由を「自分の一番辛い時期にそばに居続けてくれた」と話しています。
最終的には模範兵として、しっかりと兵役を勤めていますが、入隊前には「兵役逃れ」のスキャンダルを起こしています。スキャンダルや兵役期間も、変わらずチャン・ヒョクさんを支え続けてくれたことが、結婚の決め手になったようですね。
そうして絆を深めた２人は晴れて2008年に結婚。
結婚式は韓国の５つ星ホテル「インペリアルパルスソウル」で行われました。同年には長男をもうけ、今では男の子２人、女の子１人のパパです。
育児にはあまり参加出来ていない、と語っていたチャン・ヒョクさんですが、休日は長男とサッカーをして遊んだり、長女が産まれてからは禁煙するなど、子煩悩なパパとして幸せな家庭生活を送っているようです。
ここからは、チャン・ヒョクさんが出演しているドラマについてご紹介します。
これまでに約30作品と、とても多くのドラマに出演しているチャン・ヒョクさん。その中でも特におすすめなドラマTOP３をご紹介します！
最初にご紹介するのは、2014年に放送された「運命のように君を愛してる」です。
原作は台湾でヒットした「ハートに命中！100％！」で、2002年に放送され、最高視聴率42.6％を記録した「明朗少女成功記」で共演したチャン・ナラさんとの12年ぶりの再共演に、放送前から話題となりました。
短命の家系に産まれ、家系を絶やさないために跡継ぎを望まれている財閥の御曹司イ・ゴンと、善良だけど平凡なOLミヨンは、ハプニングにより一夜を共にしてしまいます。妊娠が発覚したミヨンは、一度は子どもを諦めようとしますが、最終的に結婚を決意。
２人はぎこちないながらも結婚生活を開始します。
戸惑いながら次第に惹かれていく２人にキュンキュンがとまらない、ロマンティックラブコメディです。
このドラマで特に話題になったのが、チャン・ヒョクさん演じるゴンの「笑い方」。「ムハハハハハ」という独特の低い笑い声が印象的で、それまでのチャン・ヒョクさんの硬派なイメージを覆すコミカルなお芝居が話題となりました。
チャン・ヒョクさんはインタビューで、「御曹司、というのはよくある役なので違いを出したくて笑い方を工夫した」と語っています。またこのドラマの撮影時期と同時期に時代劇の撮影も行っており、時代劇と笑い方を変えてみたことも、特徴的な笑い声を生み出す一因になったようです。
次にご紹介するのは、日本でも唐沢寿明さんと真木よう子さん主演でドラマ化された「ボイス～112の奇跡～」です。
「112」とは、日本でいう「110」のような緊急通報番号のこと。通報者の安否を分けるゴールデンタイムに現場に駆けつける「ゴールデンタイムチーム」を率いるム・ジニョクと、電話越しに聞こえる声や音から、通報者の居場所や状況の手がかりを見つけ出す「ボイスプロファイラー」のカン・グォンジュの活躍を描いた作品です。
イケメン実力派俳優のキム・ジェウクさんがサイコパスの役を演じていることも話題となりました。
これまで多くの役柄を演じてきたチャン・ヒョクさんですが、意外にも刑事役は初めて。犯人との格闘シーンも多く、鍛え抜かれた肉体によるキレのあるアクションシーンは必見です。激しいアクションシーンも多く、時には撮影中に怪我をすることもあったのだとか。
１分１秒を争う緊迫の瞬間をリアリティたっぷりに描いたこの作品は、高視聴率をマークし、現在ではシーズン４まで制作されています。手に汗握る展開と、見事なチームワークで事件を解決する様子に最後までハラハラが止まらないことでしょう。
最後にご紹介するのは、2015年に放送された時代劇「輝くか、狂うか」です。
「チュノ～推奴～」や「根の深い木ー世宗大王の誓いー」で主演を務め、時代劇での演技に定評のあるチャン・ヒョクさん。この作品でチャン・ヒョクさんは高麗の皇子ワン・ソを演じています。皇子としての圧倒的な存在感はさすがの一言。このドラマでもチャン・ヒョクさんのキレのあるアクションシーンが楽しめます。
このドラマは、皇宮に災いをもたらすと言われている呪われた星の下に生まれた皇子と、輝く天子の星の下に生まれた亡国の王女が出会い、運命に翻弄されながらも惹かれあっていく、本格的なロマンス時代劇です。
２人のラブロマンスと、暗殺された父の真相の追及や宮中の陰謀などのハラハラ要素のバランスがよく、最後まで物語の展開に目が離せません。
なんと言ってもチャン・ヒョクさん演じるワン・ソがカッコいい！
実はこのワン・ソという役は実在した人物で、2016年のドラマ「麗～花萌ゆる８人の皇子たち～」でイ・ジュンギさんが演じたワン・ソと同じ人物です。
同じ人物といっても、ドラマの内容や演じる役者によって全く違う描かれ方をしているので、見比べてみるのも楽しいかもしれませんね。
いかがでしたか？
今回はチャン・ヒョクさんの奥さまとの馴れ初めや、おすすめの出演ドラマについてご紹介しました。
長く芸能界で活躍し、人気が衰えることを知らないチャン・ヒョクさん。
これからの活動もとても楽しみですね。
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