日本では韓流ブームに乗って、韓国ドラマや韓国人俳優が大人気ですが、一方、近年韓国でも、日本人俳優の人気が急上昇していると言われます。
そこで今回は、韓国で人気がある日本女優を、昇順のランキング形式でTOP10を一挙にご紹介します。
最初にご紹介するのは、ランキング10位、NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインで注目を集めている今田美桜さんです。
1997年3月5日 福岡県生まれの28歳(2025年現在)。
2015年の映画「罪の余白」でデビューすると、2018年には「花のち晴れ」への出演をきっかけにブレイク。
また同年の「カランコエの花」では、映画初主演を務めました。
主な出演作に、2018年のドラマ「SUITS スーツ」、2019年の「3年A組 今から皆さんは、人質です」、映画「君は月夜に光り輝く」などがあります。
2019年のヒット作「3年A組」は、韓国でも放映され、日本ドラマファンから大きな注目を集めました。
中でも注目を浴びたのが、生徒の諏訪唯月を演じた今田美桜さん。
韓国ファンの間では、「今田美桜がかわいすぎて涙が出てきた」などの反応が相次ぎました。
続いてご紹介するのは、ランキング9位、格別なファッションセンスとスタイリッシュな姿で人気の演技派女優小松菜奈さんです。
1996年2月16日 東京都生まれの29歳(2025年現在)。
2008年にファッションモデルとして活動開始すると、小学生向けファッション誌やCM、PVに多数出演。2013年の映画「ただいま。」に主演し、2014年の「渇き。」で、長編映画デビューを飾り、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞します。
以降、2014年「近キョリ恋愛」、2015年「バクマン。」などでヒロイン役に起用され、2016年は「黒崎くんの言いなりになんてならない」など5作品が公開されました。
韓国では、アイスクリーム会社のCMを通じて顔を広め、また映画「渇き。」の試写会では、BIGBANGの根強いファンであることを明らかにしたこともあり、注目を集めました。
さらに、主演映画「溺れるナイフ」などが非常に人気があり、菅田将暉さんとの熱愛報道が報じられた際にも祝福の声が溢れました。
三番目にご紹介するのは、ランキング8位、連ドラ初主演で多くの反響を得るなど、将来を有望視される若手女優白石聖さんです。
1998年8月10日 神奈川県生まれの27歳(2025年現在)。
2016年のドラマ「AKBラブナイト 恋工場」で女優デビューすると、2018年のドラマ「I”s」のヒロイン役に大抜擢されます。
また、2019年「世にも奇妙な物語」の主演に続き、2020年のドラマ「恐怖新聞」で、連続ドラマ初主演を飾りました。
更に、2020年映画「サイレント・トーキョー」、2021年「半径1メートルの君〜上を向いて歩こう〜」などに出演。ラジオでも、文化放送「白石聖のわたくしごとですが…」のパーソナリティを担当しています。
韓国でも「今後が期待される俳優」に挙げられ、韓国ファンたちには、「顔の天才」とも呼ばれ、「配役に合わせた雰囲気を出す神秘的な俳優」と、演技面でも注目を集めています。
四番目にご紹介するのは、ランキング7位、高い演技力と愛らしいルックスで愛されている女優の広瀬すずさんです。
1998年6月19日 静岡県生まれの27歳(2025年現在)。
女性ファッション誌の専属モデルとして活動開始すると、2013年のドラマ「幽かな彼女」で女優デビューを果たし、映画「謝罪の王様」にも出演。
そして、2015年の映画「海街diary」でのみずみずしい演技が注目を浴び、日本アカデミー賞・新人俳優賞などを受賞。
また、2016年の話題作「怒り」でも熱演をみせ、「ちはやふる 上の句、下の句」で映画初主演を果たします。
以降、2017年「チアダン」、2018年「ちはやふる 結び」など話題作に主演しています。
映画「ちはやふる」は韓国でも人気で、広瀬さんは「富川国際ファンタスティック映画祭」から招待を受け訪問したこともあります。
また「海街diary」など、韓国でも高い人気を誇る作品に出演し、メディアでは「国民の妹」などと紹介されたこともあります。
五番目にご紹介するのは、ランキング6位、女優やモデルとしてだけでなく、監督としても高い評価を得ている池田エライザさんです。
1996年4月16日 福岡県生まれの29歳(2025年現在)。
2009年に、ファッション誌「ニコラ」の専属モデルとして活動をスタートすると、2011年の映画「高校デビュー」で女優デビューし、2015年の「映画 みんな!エスパーだよ!」では、ヒロイン役を獲得。
その後も2016年の映画「オオカミ少女と黒王子」、2017年「トリガール!」などに出演。
また、2017年「一礼して、キス」で映画初主演を果たし、2018年「ルームロンダリング」でも主演を務めました。
その他の出演作に、2018年「伊藤くん A to E」、映画「となりの怪物くん」、「SUNNY 強い気持ち・強い愛」などがあります。
韓国で観客745万を動員した「サニー 永遠の仲間たち」の日本版に出演した際には、韓国でも注目を集めました。また、自身が監督を務める映画「夏、至るころ」が、全州国際映画祭に正式招待され、「池田監督の演出力が余すことなく発揮されている」と、監督としても高い評価を得ました。
六番目にご紹介するのは、ランキング5位、「千年に一度の美少女」とも言われ、圧倒的な人気を誇る橋本環奈さんです。
1999年2月3日 福岡県生まれの26歳(2025年現在)。
2011年「奇跡」でスクリーンデビューを果たすと、2013年には、「千年に一度の逸材」、「リアル天使」と称され、注目度が急上昇します。
そして2016年の「セーラー服と機関銃」で映画初主演を果たし、日本アカデミー賞・新人俳優賞を受賞。
その他にも、2016年「暗殺教室」や、2017年「ハルチカ」、「銀魂」などに出演しています。
そんな橋本環奈さんは、韓国でも「千年ドル」というニックネームで知られ、ソウルの地下鉄の駅に誕生日の広告が出たこともあるほど高い人気を誇ります。
また、韓国のテレビ局の芸能番組に、映画「銀魂2」の宣伝で出演し、多くの現地ファンを沸かせました。
七番目にご紹介するのは、ランキング4位、白い肌と大きな目にさわやかな笑顔で韓国でも高い人気を誇る女優、永野芽郁さんです。
1999年9月24日 東京都生まれの26歳(2025年現在)。
2009年から女優として活動し、2010年の映画「私の優しくない先輩」や、2012年の映画「るろうに剣心」、2013年のNHK大河ドラマ「八重の桜」などに出演。
そして、2015年「俺物語!!」でヒロイン役に抜てきされ、2016年のドラマ「こえ恋」で初主演を務めます。
また、2016年から雑誌のレギュラーモデルを務め、2017年には、初主演映画「ひるなかの流星」をはじめ、「PARKS パークス」、「帝一の國」といった映画に引っ張りだこになります。
そして、2018年のNHK連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロイン役を射止めました。
そんな永野芽郁さんは、豊かな表情と繊細な感情演技で韓国でも注目を浴びています。
またネット上では、「美しい女優は日本に数多く存在するが、“愛らしい俳優”では一番」との韓国ファンたちの声もあります。
八番目にご紹介するのは、ランキング3位、「透明感の持ち主」と評される清純派美少女女優、浜辺美波さんです。2000年8月29日 石川県生まれの25歳(2025年現在)。
「東宝シンデレラ」オーディションで「ニュージェネレーション賞」を受賞すると、翌2012年に「逆転裁判」で映画初出演。
また、2015年のドラマ「あの日見た花の名前を僕たちはまだ知らない。」や、NHK連続テレビ小説「まれ」で注目を集め、2016年の「咲 Saki」で連続ドラマに初主演しました。
そして、2017年の映画「君の膵臓をたべたい」が大ヒットを記録し、以降、注目の若手女優として、2018年「センセイ君主」、2019年「映画 賭ケグルイ」、「屍人荘の殺人」などで主演を飾りました。
「君の膵臓をたべたい」のヒロイン役で注目を浴び、報知映画賞新人賞、日刊スポーツ映画大賞新人賞、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、韓国でも広く知られるようになります。
また釜山国際映画祭オープンシネマ部門にて、「君の膵臓をたべたい」の公式上映が行われ、舞台挨拶の際には、韓国語で挨拶し、観客を沸かせました。
九番目にご紹介するのは、ランキング2位、演技力、ビジュアルともに優れた日本女優として、韓国で必ず名前が挙がる人気女優、新垣結衣さんです。
1988年6月11日 沖縄県生まれの37歳(2025年現在)。
2005年にドラマデビューすると、2007年には、映画「恋するマドリ」と「恋空」で主演、「ワルボロ」でヒロインを演じ、日本アカデミー賞をはじめ国内の主な映画賞で新人賞を受賞します。
以降、人気女優として、2008年の映画「フレフレ少女」、2009年「BALLAD 名もなき恋のうた」、2010年「ハナミズキ」、TVドラマ「コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命」シリーズ、「リーガルハイ」などで大活躍します。
また2016年のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」は社会現象を巻き起こし、主題歌にあわせて踊る「恋ダンス」も話題を呼びました。
韓国でも「凄く共感したし、最後まで中毒のように見たドラマ」と、中毒者が続出し、高い人気を誇りました。
また、本ドラマで共演した星野源さんとの結婚を発表した際は、韓国でも大きな話題となり祝福の声が溢れました。
最後にご紹介するのは、ランキング1位、日本のトップ女優の一人であり、韓国でも非常に認知度が高く人気がある女優の石原さとみさんです。
1986年12月24日 東京都生まれの39歳(2025年現在)。
2003年のドラマ「わたしのグランパ」でデビューすると、日本アカデミー賞など多くの新人賞を獲得。
翌年、NHK連続テレビ小説「てるてる家族」のヒロインに抜擢され、その後も、2004年「ウォーターボーイズ2」や、2005年「H2 君といた日々」などの青春ドラマに出演しました。
また、2005年のNHK大河ドラマ「義経」では、静御前を演じた他、2006年「Ns’あおい」、2010年「霊能力者 小田霧響子の嘘」で主演も務めました。
映画では、2004年「北の零年」で主人公の娘役を好演し、2007年「包帯クラブ」、2009年「人間失格」、2010年「漫才ギャング」など幅広いジャンルに出演しています。
ドラマ「君はペット」で、韓国でも彼女の名前が本格的に知られるようになると、2016年に主演を務めたドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」は、「逃げるは恥だが役に立つ」と共に、韓国で高い人気を誇りました。
更に2018年のドラマ「アンナチュラル」は、韓国のドラママニアたちからも高い評価を得て、現地の日本ドラマランキングでも上位にランクインしました。
また2020年結婚を発表した際は、韓国でも大きく報じられ、絶大な人気を証明しています。
いかがでしたでしょうか。
今回は、今韓国で人気のある日本人女優TOP10を、理由と共に紹介しました。
皆、日本でも人気のある女優さんばかりでしたね。
韓国で放送された日本のドラマの影響がやはり大きいようです。
我々が、韓国ドラマから韓国俳優にハマってしまう現象と同じですよね。
代表的な作品も紹介しましたので、気になるドラマがあったらチェックしてみて下さい。