韓国では、親や家族が起こした金銭問題でスターのイメージに傷がつくということが多々あります。
そこで今回は、家族の金銭トラブルに巻き込まれた韓流スター7名を紹介していこうと思います!
それでは早速家族の金銭トラブルに巻き込まれた韓流スターを7人、ご紹介していきましょう。
キム・ヘスさんといえば、40年近くも活躍し続ける大女優として知られていますが、実は母親が起こした金銭問題に長年悩まされてきたそうです。
中学生の時にデビューしたキム・ヘスさんは、母親をマネージャーとして活動してきました。
デビュー当時は母親が側にいることで精神的な安心感があったそうですが、キム・ヘスさんの人気が高まりお金を稼ぐようになると様々な金銭問題を引き起こすようになります。
当初はキム・ヘスさんが母親の借金を返していたようですが、その後も母親は金銭問題を起こし続けたんだとか。
その結果、2012年頃には当時のキム・ヘスさんの全財産をもってしても返済不可能な莫大な借金を作り、これによりキム・ヘスさんは母親との連絡を断つ決断をしたそうです。
しかし、それから約8年後に母親がまた別の問題を起こしたことが判明します。
それはキム・ヘスさんの母親が娘の名前を使い知人から13億ウォン(約1億3千万円)以上を借りて、数年が経っても返済されていないというもので、その被害者の中には現職の国会議員も含まれていたようです。
この問題が報道されたキム・ヘスさんは、母親とのこれまでの経緯や8年間連絡を絶っていたこと、責任は母親にあること、違法な名誉毀損とプライベート侵害に対しては法的手段を取るしかない旨を大々的に発表しました。
この発表によりキム・ヘスさんは、非難を受けるどころか大衆から激励と称賛の声を浴びたそうです。
ドラえもん大好き俳優として知られ、日本人の年下女性との結婚も話題となったシム・ヒョンタクさんも、母親との間に金銭問題があったといいます。
シム・ヒョンタクさんが長年出演していたラジオ番組をやめた理由として語ったのは、母親の金銭問題によりストレスを抱え心の病になったからだというものでした。
モデルとして活動をスタートして以降、母親がすべての収入の管理をしていたというシム・ヒョンタクさんは、ある日母親から競売で土地を手に入れたから保証人になってほしいと言われたそうです。
その利子を払うだけでも大変で、いつも事務所からお金を借りていたそうですが、そんな中で母親がシム・ヒョンタクさんの名義で大金を借りていたことが分かり民事訴訟にまで発展したんだとか。
その間もラジオ番組に出演していたそうですが、やがて人々が自分の悪口を言っている幻聴が聞こえ始め、その結果降板することとなりました。
その後、仕事を減らしていったシム・ヒョンタクさんは、周囲の人が去っていく中で現在妻となったサヤさんと出会い病を克服したそうです。
俳優チュ・サンウクさんの妻としても知られるチャ・イェリョンさんは、父親が作った借金を返済する生活を10年間過ごしてきたそうです。
チャ・イェリョンさんの父親は2015年に特定経済犯罪加重処罰上詐欺の疑いで懲役3年刑を言い渡されたようですが、チャ・イェリョンさんはそんな父親と19歳の頃から15年間会わず、その間の10年は借金を返済するために働いてきたといいます。
借金返済を訴える人が撮影現場や事務所に押しかけてきたこともあり、暴行を加える人もいたんだとか。
父親が娘の名前を利用し借金したことに責任を感じたチャ・イェリョンさんは、返済するために借金をしたこともあったそうで、出演料は使うこともなく全部返済に充てていたようです。
この切ない事情を知ったことで、非難ではなく応援する声が殺到したそうです。
女優としても活動するカン・ミンギョンさんは、数多くのドラマのOSTに起用されることで知られる女性デュオ「DAVICHIダビチ」のメンバーでもあります。
そんなカン・ミンギョンさんも父親と兄の金銭問題に巻き込まれました。
満18歳でデビューして以来、父親の金銭問題を何度も経験してきたカン・ミンギョンさんは、父親と兄が告訴された不動産投資詐欺とは何ら関わりがなく、不動産事業に一度たりとも関与したことはないと所属事務所を通して発表しています。
複数回の金銭問題により父親との交流を絶っているというカン・ミンギョンさんは、被害者に対して責任を取るためこれまで父親の負債を肩代わりしたこともあるとしていますが、今後カン・ミンギョン名義を利用して発生した問題については断固として対応すると強調しています。
日本でも高い人気を誇るチャン・グンソクさんにも家族との金銭問題があるようです。
それはチャン・グンソクさんの母親が息子のためにと設立した芸能事務所で、法人税を過少申告し10億ウォン(約1億円)を脱税していたというものです。
さらに、チャン・グンソクさんが国外での活動により稼いだ収入からも約18億ウォン(約1億8千万円)を脱税し、日本での収入5億ウォン(約5千万円)も香港に開設した第三者の口座で引き出すなどし、収益を誤魔化し脱税していました。
このことが2015年に明るみになったことでチャン・グンソクさんが濡れ衣を着るはめになってしまい、出演していた全ての番組から降板し、社会服務要員として兵役生活を送ることになるのです。
このことからチャン・グンソクさんは、公の場で母親との縁を切ることを宣言し、今後お金の管理は自分ですると明らかにしました。
ちなみに母親は、脱税容疑で有罪判決となり、懲役2年6ヵ月、執行猶予4年、罰金30億ウォン(約3億円)が科せられ、事務所も罰金15億ウォン(約1億5千万円)が宣告されました。
現在、リュ・ジュンヨルさんとの熱愛報道により何かと話題のハン・ソヒさんにも金銭問題があるようです。
デビュー前から数十万人のフォロワーを持つインフルエンサーとして有名だったハン・ソヒさんは、名門女子高出身ということもありお嬢様なのかと思われていましたが、5歳の頃に両親が離婚し祖母に引き取られ育ったそうです。
母親とは疎遠だったそうなんですが、デビュー前から母親の借金を返済し続けており、女優として成功した後も母親は娘に迷惑をかけ続けます。
母親は娘の成功をいいことに借金を重ねただけでなく、自ら返済もしなくなっていたそうです。
しかも、ハン・ソヒさんが未成年時に開設しお金を借り、私文書偽造や詐欺により裁判も起こされるなど問題を起こし続け、全く関与するところではないハン・ソヒさんが母親の金銭問題について謝罪する事態にまでなってしまったのです。
このことが明るみになった際には炎上しましたが、次第に母親に迷惑をかけ続けられたハン・ソヒさんを擁護する意見が増えていきました。
キム・テヒさんの夫として知られ、韓国芸能人随一の不動産投資家としても有名な歌手兼俳優のRAIN(ピ)さんですが、デビュー前は貧しい生活を強いられていたそうです。
母親が病気でも薬を買えず、RAIN(ピ)さんは朝から晩まで母の看病とアルバイトに追われていたそうです。
そんなRAIN(ピ)さんの両親はかつて市場で餅屋を営んでいたそうですが、2020年になりある老夫婦がRAIN(ピ)さんの自宅に押しかけ、約20年前にRAIN(ピ)さんの両親がツケで買った米の代金を払っていないとし2500万ウォン(約233万円)を返せと騒動を起こしたのです。
その老夫婦はRAIN(ピ)さんの父親の自宅も訪ねたそうですが会えず、その後RAIN(ピ)さんの自宅前で大声で騒ぎ、門の一部を破壊し無断で侵入したとされています。
この事件により裁判所は、老夫妻に罰金の支払いと執行猶予1年を言い渡したようです。
本当に過去の支払いがされていなかったのかどうかについては不明ですが、老夫妻が1988年から2004年までRAIN(ピ)さんの母と取り引きしたと主張している一方で、RAIN(ピ)さんの母親は2000年に他界しており、老夫妻が証拠として提示した帳簿は疑わしいとされたようです。
それでもRAIN(ピ)さん側は「事実関係を確認し、もし問題になる場合は息子として問題解決に最善を尽くす」と発表しました。
この件に関して、当時のネット上では同情する声が多かったそうですが、中には「財力を持っていながら、薄情だ」という、金を持っているんだから真偽はともかく払ってやれという極端な意見もあったそうです。
いかがでしたでしょうか?
誰もが知る韓流スターにも金銭問題があったんですね。
それにしても韓国ドラマに登場するような毒親がこんなにも沢山いるなんて驚きですよね。