芸能人は大衆の憧れの的と言えますが、その華やかなスター性とは裏腹に、性格が悪いと噂されることもよくあります。
個性的なことは魅力でもありますが、あまりに強すぎて周りに合わせにくいが故に、性格が悪いと誤解されることもあるようです。
今回は、第三弾として、韓国芸能界で性格が悪いと言われる女優の追加5人について、その理由を調べてみましたのでご紹介します。
ソン・テヨン
最初にご紹介するのは、元ミスコリア出身女優で、クォン・サンウさんの妻としても有名なソン・テヨンさんです。
1980年08月19日 大邱広域市生まれの44歳(2024年現在)。
2000年のミスコリア選抜大会で3位となり、CMモデルやバラエティ番組の司会などで活躍します。
また、2001年のドラマ「純情」で女優デビューすると、2003年には、「百万本のバラ」で、KBS演技大賞・人気賞を受賞しました。
その後も、2007年のドラマ「アイ・アム・セム」や、2013年のドラマ「最高だ、イ・スンシン」など多くの作品に出演します。
そして、2008年、人気俳優クォン・サンウさんとの電撃結婚を発表し、韓国のみならず日本でも話題を集めました。
そんなソン・テヨンさんは女優として注目を集める前に、スキャンダルの方が話題となったことで有名です。
以前、音楽プロデューサーのチュ・ユンフンサンさんと交際していましたが、結婚目前にして突如別れを切り出しました。
その原因は、自身の浮気にあったといわれています。
当初、本人は否定していましたが、写真を撮られて、二股であったことが発覚。
その浮気相手のシン・ヒョンジュンさんは、二人が交際していたことをしらなかったそうです。
その後、歌手のクールKさんとの交際と破局を経て、現在の夫のクォン・サンウさんと結婚しましたが、それもできちゃった婚であることが後に発覚しています。
度重なる不誠実な対応に、世間から厳しい声が寄せられ、悪い印象がついてしまいました。
シム・ウヌ
続いてご紹介するのは、「夫婦の世界」でブレイクし、バラエティにも引っ張りだこのシム・ウヌさんです。
1992年6月2日 江原道東海市生まれの32歳(2024年現在)。
子供の頃からミュージカル女優を夢見て、大学から上京しミュージカル演劇学を専攻するも、周囲の歌のうまさに圧倒され諦めます。
そして2015年に、映画「二人姉妹」でデビュー、翌2016年には「ウォンテッド」でドラマデビューも果たします。
また2020年には、ドラマ「夫婦の世界」でメインキャストに抜擢され、恋人から暴力や束縛を受けながら主人公の夫の不倫を密偵する役を演じ、高い演技力で多くの視聴者を惹きつけました。
そんなシム・ウヌさんに、2021年、学生時代のいじめ疑惑が浮上します。
あるオンラインコミュニティに、中学時代の同級生から当時の校内暴力を告発するコメントが投稿されたのです。
その内容は、「中学1年生のとき、シム・ウヌ主導のいじめにあった。身体的暴力はなかったが、友達と仲たがいさせるなど、精神的暴力を受けた。シム・ウヌは有名な不良で、学校での影響力も大きかった」というものでした。
これに対し、シム・ウヌさんの所属事務所は、「投稿者との仲が良くなかったことは事実だが、物理的な暴力や社会的に問題になるような行動はなかった。」といじめを否定。
両者は対立し、しばらく平行線を辿るかと思われましたが、結局、シム・ウヌさんがいじめを認め、自身のインスタグラムで投稿者へ謝罪しました。
当時すでにキャスティングされていたドラマ「舞い上がれ、蝶」は降板せず予定通り出演し、また2021年のドラマ「ラブシーン・ナンバー＃」でもメインキャストを演じるなど、女優としての活動を続けました。
しかし「いじめの主導者」というイメージはなかなか払拭できていないようです。
パク・ヘス
三番目にご紹介するのは、「リトル イ・ヨンエ」と呼ばれ、透明感のある清楚な美貌と、強い意思を感じさせる眼差しが印象的なパク・ヘスさんです。
1994年11月24日 ソウル特別市生まれの30歳(2024年現在)。
名門・高麗大学在学中にバンド活動をしていたパク・ヘスさんは、2014年にオーディション番組「K-POPスターシーズン4」に出演したことをきっかけに芸能活動を開始します。
そして2015年には、ドラマ「ヨンパリ〜君に愛を届けたい〜」で、鮮烈なデビューを飾り、2017年のドラマ「内省的なボス」では、主役に抜擢され大きな注目を集めました。
その後も、2019年の映画「Swing Kids」で歌にダンス、そして4か国語と何でもできるヤン・パンレを演じ、新たな魅力を発揮しています。
そんなパク・ヘスさんに2021年、オンラインコミュニティにいじめがあったと思わせる書き込みが投稿され、突如疑惑の目を向けられることになります。
投稿者は「私のバッグを10階の高さから投げて、母が作ってくれたお弁当がめちゃくちゃになったのを見て笑っていた。またヘアスタイルを変えてあげると言ってハサミで髪を切られ、クラスメイトに笑われた」など、数々の校内暴力を告発しました。
これに対し、パク・ヘスさんの所属事務所は疑惑を完全に否定。
告訴状を準備するなど厳正な法的対応を準備していると公表しました。
さらにパク・ヘスさん自身もインスタグラムで、「自分がいじめの被害者で、投稿者が加害者だった」とする衝撃的な告白をしました。
また、中学時代の同級生だとする人物から「パク・ヘスさんは同じクラスの友達とだけ親しく過ごす、物静かな子だった」という、パク・ヘスさんを擁護するコメントも投稿され、両者が激しく対立する事態に陥ったのです。
こうしてパク・ヘスさんのいじめ疑惑はなかなか解決に至らず、放送を目前に控えていた主演ドラマ「Dear.M」は無期限放送延期になってしまいました。
ハ・ヨンス
四番目にご紹介するのは、究極の童顔で知られ、笑顔がとても可愛らしい女優ハ・ヨンスさんです。
1990年10月10日 釜山広域市生まれの34歳(2024年現在)。
化粧品メーカーのCMで、2012年にデビューすると、2013年の映画「恋愛の温度」で女優デビューします。
そして同年のドラマ「モンスター〜私だけのラブスター」では、新人にしてヒロインに抜擢され、ナチュラルな可愛さから、蒼井優や宮崎あおい、IUに似てると話題になりました。
その後2018年に、日本のドラマの韓国リメイク版「リッチマン」に出演。
そして2022年に、日本で女優活動を行うことを明らかにし、2024年のNHK連続テレビ小説「虎に翼」などに出演しています。
そんなハ・ヨンスさんは、当時ストレートな物言いや、人によっては無愛想、皮肉っていると感じるコメントの数々で物議を醸していました。
2019年、自身のインスタグラムで投稿者の質問に冷たいコメントを返信。
その冷たい対応に不満の声があがり、性格が悪いなどと一部のネットユーザーから言われることになりました。
またハ・ヨンスさんが、自身のSNSで発信した内容に対しフェミニスト説が浮上、男性アンチファンから叩かれるようになります。
するとそれまで彼女の華やかな面を報じていたマスコミの記事も、世間のバッシングを助長させるものへと変わっていったのです。
ソ・イェジ
最後にご紹介するのは抜群のスタイルと高い演技力に加え、魔性の女と呼ばれる魅力があるソ・イェジさんです。1990年4月6日 ソウル特別市生まれの34歳(2024年現在)。
スペインに留学してジャーナリズムを専攻し、当初はテレビニュースのプレゼンターを目指していましたが、結局2013年に、ホームコメディ「ジャガイモ星」で女優デビューします。
その後、2014年の時代劇「夜警日記」や、2015年のスリラー「ラスト」で重要な役を演じると、2016年「ファンタスティッククラブ」、2017年「Save Me」、2018年「無法弁護士」、2020年「サイコだけど大丈夫」でヒロインを演じました。
そんなソ・イェジさんは、実際に性格が悪いことで有名だそうです。
例えばスタッフへの悪口が日常茶飯事ということに加え、車内でタバコを吸って周りに配慮しないといいます。
またドラマのスタッフやマネージャーをこき使い、タバコの煙を人の顔に向けて吐いたというエピソードもあります。
更に、当時付き合っていた俳優のキム・ジョンヒョンさんに、ドラマでのラブシーンは最低限にと要求し相手役の女優を避けるように裏でマインドコントロールしていたという疑惑ももたれています。
このようにスキャンダルや疑惑の絶えないソ・イェジさんですが、俳優としての存在感は抜群なので、演技で注目が集まることを期待したいものです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
性格が悪いと噂される理由としては不倫・いじめ・不愛想な態度に加え、実際に性格が悪いなど様々ありました。
しかし今回も何れも演技力が高く、将来を期待される女優さんばかりです。
早く悪い噂を払拭し、その実力を発揮することを願うばかりです。
コメント