韓国ドラマの中で悪役は必ずといっていいほど存在しますよね。特に悪女は、そのドラマを盛り上げる重要な役割を担っています。
存在感を放つ美しさと、その振り切った演技で話題になる女優もたくさんいますよね。今回は、ドラマでの悪女が似合い過ぎる美人女優を6人ご紹介します。
悪女が似合い過ぎる美人女優6人を紹介
では早速、ドラマを盛り上げてくれた悪女を演じた美人女優をご紹介しましょう。
イム・ジュウン
最初にご紹介するのは、多数の話題作に出演している実力派女優のイム・ジュウンさんです。
イム・ジュウンさんは、「相続者たち」で共演した人気女優パク・シネさんに似ているとしても注目されていますよね。
※パク・シネさん
2004年、CMモデルとしてデビュー。2009年には、倍率100倍のオーディションで見事にヒロイン役に選ばれ、ドラマ「紅の魂」に出演。「紅の魂」では、MBC演技大賞新人賞を受賞しています。
2016年ドラマ「むやみに切なく」では、ヒロインに嫉妬心を募らせるユン・ジョンウン役、2020年ドラマ「嘘の嘘」では、離婚した元夫に復縁を迫るウン・セミ役を演じています。
どちらも一癖ある役柄ですが、特にイム・ジュウンさんを輝かせた作品は「奇皇后~ふたつの愛、涙の誓い~」でしょう。
ドラマ「奇皇后」は14世紀、名もなき高麗の少女が元の皇后に昇りつめた壮絶な人生を描いた時代劇ドラマです。イム・ジュウンさんは、ヒロインと対立するバヤンフドという悪女役で物語の後半から登場します。
バヤンフドは、心優しい貴婦人の姿をしながら実は冷酷で残忍。
皇太后貴妃を排除し皇室の実権を手に入れようとします。
貴妃を暗殺しようとしますが失敗に終わり、最後には強制的に毒を飲まされ殺害されてしまうのです。
顔が美しい分、恐ろしさが倍増していましたよね。今後はどんな表情を見せてくれるでしょうか、次回作が楽しみですね。
ソ・ジヘ
次にご紹介するのは、モデルとしても活躍しているソ・ジヘさんです。
ソ・ジヘさんは、高校2年生の時にスカウトされ2003年ドラマ「オールイン」でデビューします。
2005年、高麗時代の実在した人物の人生を描いたドラマ「シンドン」では、2005年のMBC演技大賞新人賞を受賞しました。
2012年には、ホームドラマ「星も月もあげる」に大企業の令嬢チェウォン役で出演し、
KBS演技大賞日日劇部門優秀賞を受賞します。
そんなソ・ジヘさんの悪女役で話題になったドラマは「黒騎士~永遠の約束~」です。
愛する女性の為に、危険な運命でありながら立ち向かっていく男性の純愛物語。
ドラマの中でソ・ジヘさんは、ヒロインの恋敵、シャロン洋装店オーナーのシャロン役を演じています。
物語は、恨み、生まれ変わり、不老不死などファンタジー要素がありますが、ソ・ジヘさん演じるシャロンが「とにかく怖い」との声が相次ぎました。
しかし、「変身して他人になりすまして誘惑するなど悪行は最低なのに憎めない」との感情を抱く視聴者も。不思議な気持ちにさせるソ・ジヘさん。今度はどんな役で楽しませてくれるでしょうか。
イ・ソヨン
次にご紹介するのは、「国家代表悪女」との呼び名もあるイ・ソヨンさんです。
イ・ソヨンさんは2003年、ペ・ヨンジュンさん出演の映画「スキャンダル」のソオク役でデビューしました。
2005年「新入社員」、2006年「春のワルツ」、2009年「天使の誘惑」などに出演。
「天使の誘惑」では、ヒロインのアラン役を演じSBS演技大賞ニュースター賞を受賞しています。
そんな、イ・ソヨンさんは、2010年ドラマ「トンイ」で悪女を演じています。
イ・ソヨヨンさんは、国王である粛宗(スクチョン)の側室、禧嬪張氏(ヒビンチャンシ)を演じました。
はじめはヒロインであるトンイの才能を認め、女官に昇格させ傍におきますが、トンイが王の寵愛を受け側室になると強い増悪を抱くようになります。
自分の地位を守るために自ら服毒するなど手段は選びません。
少女から大人になったトンイが禧嬪張氏に再会する話から視聴率は伸びはじめ、最高視聴率は30%を超えるヒット作になりました。
まだまだ「国家代表悪女」の演技が見たくなりますよね、次回作に期待したいですね。
チョ・ウリ
次にご紹介するのは透明感があり、笑顔がキュートなチョ・ウリさんです。
チョ・ウリさんは、2011年のK-POPアイドル共演のコメディドラマ「リアルスクール」でデビューしました。
小学生の時に、何度もスカウト経験がありましたが、芸能界に興味がありませんでした。
そんなチョ・ウリさんでしたが、高校2年生の時に見た演劇とミュージカルがきっかけで女優を目指します。
2016年の大ヒットドラマ「太陽の末裔」では、SHINeeのオニュさんが演じるイ・チフンの妻を演じ、注目を集めましたよね。
そんなチョ・ウリさんの悪女ぶりが輝いた作品は、2018年のドラマ「私のIDはカンナム美人」です。
チョ・ウリさんは、ヒロインであるカン・ミレの同級生、ヒョン・スアを演じています。
スアは、誰もが認める「天然美人」。
心優しく性格も少し天然でアイドルのような存在です。
しかし、美人が増えると自分の価値が薄れてしまうという考えから「整形美人」のミレを落とし入れようとします。実は性格も「自分の美しさに気がついていないふり」「モテていることに気がついていないふり」をすることで、さらに自分の人気を上げているのです。
フワフワとした似た目とは裏腹に、整形前のミレを知る人物と仲良くなって陥れようとしたり、チャ・ウヌさん演じるギョンソクとの仲を壊そうと、2人のアルバイト先に入社するなど、やたらと行動的です。
チョ・ウリさんの美しさからなのか、悪女なのになぜか憎めずスアを密かに応援していたファンも多かったのだとか。
今後はどんな悪女ぶりを見せてくれるでしょうか、次回作が楽しみですね。
キム・ソヒョン
続いてご紹介するのは、日本の女優、天海祐希さんに似ていると言われている女優キム・ソヒョンさんです。
キム・ソヒョンさんは、1992年のミスコリア江原で入賞した経験があります。
その後、1994年タレント応募に合格し、デビューします。
2004年「パリの恋人」、2005年「がんばれ!クムスン」、2007年「恋人よ」などに出演し活躍の場を増やしていきました。
そんなキム・ソヒョンさんが悪女役が光っていた作品は、「妻の誘惑」です。
キム・ソヒョンさんは、親友ウンジェの夫であるギョビンと関係を持つシン・エリを演じました。
親友夫婦の仲にエリの嫉妬心はエスカレートし、ギョビンとの間に子供もできます。
そして2人の共謀によりウンジェは死に追い込まれていくのです。
キム・ソヒョンさんの怪演とも言える芝居で、「妻の誘惑」は最高視聴率33.6%を記録する大ヒットとなりました。
撮影で叫び過ぎて、めまいや脱毛症も経験したのだとか。
すごい役者魂ですよね…。
キム・ミスク
続いてご紹介するのは、歳を重ねるごとに美しさが増しているキム・ミスクさんです。
キム・ミスクさんは、幼い頃から女優になるのが夢で、1978年ミスロッテ選抜大会に出場します。
最終結果は不合格でしたが、その大会で広告会社のスタッフにスカウトされ、広告モデルとして活躍します。
その後、KBS6期公開タレントオーディションに合格。女優の夢を実現します。
代表作には、「黄金の新婦」、「オクニョ運命の女」などがあり、
綺麗な声を持つことからラジオDJとしても活躍しています。
そんなキム・ミスクさんが、悪女役を演じたドラマは「華麗なる遺産」です。
「華麗なる遺産」は、遺産相続を巡る争いのほか、恋愛や家族の絆を描いたドラマです。
キム・ミスクさんは、ハン・ヒョジュさん演じるヒロインのコ・ウンソンの継母ペク・ソンヒを演じました。
再婚相手の夫の会社が倒産、そして夫の事故死に見舞われると、ウンソンと障害のある弟ウヌから保険金を横取りして家から追い出します。
その後も自分の立場を守るために嘘を重ね、どんどん追い込まれていきますが、なかなかソンヒの勢いは止まりませんでした。
とことん悪女なのにどこかアンニュイな雰囲気で色気のあるキム・ミスクさん。
また意地悪なオンマ役を見てみたいですね。
まとめ
いかがでしたか。
今回は、悪女が似合い過ぎる韓国美人女優6人をご紹介しました。
どの悪女もドラマを盛り上げる重要な役で、なくてはならない存在でしたね。
悪女を演じることで、実際の人柄を誤解されてしまうことがあるかもしれませんが、
それだけ視聴者の記憶に残っているのかもしれませんね。
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