日本で今なお根強い人気がある韓国時代劇ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」では、主人公チャングムの他にも多くの個性的な人物が登場しましたが、中でもチャングムの幼馴染で、どこか頼りないが愛くるしい姿の女官ヨンセンに魅了されたファンが続出しましたよね。
そんなヨンセンを演じたのが、日本でも人気のある女優パク・ウネさんですが、プライベートでは双子の出産や離婚などを経験し、波乱万丈な半生を送っています。
今回はパク・ウネさんの芸歴や、結婚と出産に離婚、そして現在の様子などをまとめてみましたのでご覧ください。
パク・ウネはどんな人？
パク・ウネさんは、1978年2月21日 仁川広域市生まれの2023年現在は45歳で、芸歴28年になります。
1995年、ミュージカル「ピーター・パン」でデビューした後、1998年に「チャン」でチャン・ヒョクの彼女役で映画デビューを果たします。人形のような外見と、清純ながらも魅力あるキャラクターを演じて注目を集めました。
そして2003年のドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」にヨンセン役で出演すると、国内はもちろん、アジア圏でも顔を知られるようになり、香港、台湾、中国などでも高い視聴率を獲得し、一躍、アジア全域のスターにかけ上がりました。
本ドラマで人気がブレイクすると、韓国ではCMやドラマにひっぱりだことなり、「愛する人よ」(2007年）、「イ・サン」(2007年）などにも出演を果たします。
また映画にも積極的に出演し、2008年には「夜と昼」にノーギャラで出演するようなこともありました。
そして、2008年に釜山映画評論家協会賞の新人女優賞を受賞し、この年には結婚もします。更に2010年には、世界7大自然景観広報大使に任命されました。
また、パク・ウネさんは独学で日本語を学んだという努力家としても知られています。
2008年以降、結婚・出産もあり一時芸能活動を休止しますが、2010年のドラマ「ピンクのリップスティック」で人気を集め再起に成功します。
その後、芸能活動をセーブしつつ、2014年から本格復帰し、安定した演技力に磨きを掛けていきます。
現在、パク・ウネさんは子育てを行いながら、作品だけでなく様々なバラエティ番組でも活躍するなど、仕事に積極的に取り組んでいます。
今後の計画について、「バラエティと演技を並行できれば良いと思う。若い頃は人気とたくさんのお金を稼ぐことが成功だと思ったが、今は長く残ることが成功だと思う」と語っています。
2021年には、ソウル文化芸術大学の演技学科に編入したことを告げており、今もなお新たな挑戦を続けています。
そして2022年には、イ・ジェウクさんやチョン・ソミンさんが主演を務めた話題作「還魂」シリーズに出演し、娘のために悪行をはたらく、ダークな役柄を見事に演じ、注目されました。
結婚した夫はどんな人？馴れ初めや子供は？
パク・ウネさんは、2008年4月27日に4歳年上の実業家キム・ハンソブさんと結婚しました。ソウルの新羅ホテルで行われた結婚式には、親族や知人300人以上が出席し、ミュージカル俳優のナム・ギョンジュさんや歌手パク・ソンジュさんにキム・ボムスさんらが祝いの歌を贈ったと言います。
二人は1年前に友人の紹介で知り合ったそうで、夫のキム・ハンソプさんは日本とアメリカに留学経験があり、身長も180㎝と高いそうですよ。
結婚当時、キム・ハンソプさんは財閥や財産家などと噂されましたが、パク・ウネさんは、「夫の父が有名な金融事業家なので、そのような噂があるが、夫本人は平凡な事業家だ」と説明し、噂を否定しました。
また夫との関係については「夫は私の話をよく聞き入れてくれる思いやりのある人。初めて会った時に、自分が夢見ていた理想の男性に近い人だと思った。家の大きさや財力とは関係ない」とも語っています。
そんなパク・ウネさんは、2011年8月、二卵性双生児の息子ジェホ君とジェワン君を出産し、双子の母となりました。
以前に流産をした経験があるパク・ウネさんにとっては、二人のお子さんは貴重な存在です。
SNSにもよくお子さん二人の写真を投稿していますが、息子さんたちは、夫のキム・ハンソプさんに似ているとのもっぱらの噂です。
夫と離婚することになった2018年以降も、ジェホ君とジェワン君二人の息子を、パク・ウネさんは仕事と両立させながら育てており、ある雑誌インタビューで「小学生になった子供たちの母として、教育にも強い関心を持ってます」、「将来息子達がお嫁さんを迎えると思うと悪い姑になってしまうかも」などと語り、息子さん達への強い愛情を感じさせますね。
離婚した理由は？
パク・ウネさんは、2018年9月、11年間連れ添った夫との結婚生活に終止符を打ちました。
所属事務所の公式発表では、詳しい離婚理由は明かされていませんが、「夫との価値観の違いにより長い間悩んだ末の協議離婚。双子の子供たちの親権はパク・ウネさんが持つ。」と伝えられました。
パク・ウネさんは、双子の出産後、2年ぶりの芸能活動復帰宣言をしましたが、2012年6月の番組に出演した際、「そもそも夫とは、女優を辞める条件で結婚したが、結局、この復帰を認めてくれたのも夫で、もし復帰をするなら洗練された高級なイメージで保って欲しいとの希望も出された」と語っています。
女優復帰後は助演が多く、且つ1年に1本ペースと芸能活動をセーブしていましたが、2014年からは本格的に女優として復帰しました。しかし2018年9月には離婚に至ります。
夫の助けもあり女優に復帰したものの、芸能活動を再開したことでのすれ違いや多忙により夫婦間にすき間が生じたのかもしれません。
しかし、夫とは現在でも相変わらず良好な関係を保っているそうです。
深刻な病気を告白？
2021年1月10日、パク・ウネさんはSNSで「必ず行かなければならない大切な友だちの結婚式が今日だったことに、夜10時過ぎて初めて気付いた。つまり今日が10日であることにずっと気が付かなかった」と書き込みました。
続けて「このごろ新型ウイルスで家に居続けてカレンダーを見ないせいか、あるいは子どもたちの宿題でストレスで血圧が上がっているためか」と原因の自己分析をしつつ悩みを打ち明けています。
更に「今回が初めてではない。いつも物事が起きてから思い出してしまう。物忘れをしないようにメモしたりするけど、それも忘れてしまうほど物忘れがひどい。これは病的な気がする」と事態の深刻さを告白しています。
パク・ウネさんは離婚の痛みに耐え、シングルマザーとして、双子を育てながらドラマやバラエティなどに出演し、多忙な生活を送っているようです。そのストレスはきっと半端なく、そのせいで一時的に健忘症になったのではないでしょうか?
もう少し仕事をセーブしたり、双子の育児も誰かの協力を得るなりして、まずはストレスを減らした生活を送る必要がありそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で一躍有名になった女優のパク・ウネさんについて、結婚、離婚、出産、現在の状況などを紹介しました。
ドラマの役柄とは違って、芯が強くチャレンジ精神旺盛な女優さんのようですね。
そして、結婚後に、離婚や子育て、芸能界復帰などたくさんの苦労を経験して乗り越えています。
そんなパク・ウネさんを、これからも温かい眼差しで応援していきたいですね。
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