以前、演技の世界でも活躍するアイドルたち「演技ドル」7名をご紹介しましたが、今回はpart２として、前回ご紹介しきれなかった他の「演技ドル」として活躍する人気俳優をご紹介していこうと思います。
演技ドルで人気の韓国人気俳優6選
アイドル出身者やアイドルと俳優の二刀流という方は沢山いらっしゃるので、早速見ていきましょう。
ロウン（SF9）
最初にご紹介するのは2023年9月18日にグループ脱退を発表したばかりのロウンさんです。
ロウンさんは今後、演技をはじめとする個人活動に専念することを発表しました。
近年の活動状況は、放送終了したばかりのドラマ「この恋は不可抗力」や2023年の10月より放送スタートしたばかりのドラマ「婚礼大捷」での主演を務めている他、
2023年12月16・17日には「2023 FNC KINGDOM」に出演し、2023年12月24日には日本でのソロイベント「2023 WINTER SPECIAL FANMEETING – MERRY CHRISTMAS feat.ROWOON -」の開催が予定されています。
そんなロウンさんは2016年にSF9のメンバーとしてデビューし、2017年にドラマ「恋するレモネード」で俳優業をスタートさせました。
脇役やカメオ出演などで注目を集めたのちに、マンガの登場人物たちによるファンタジーロマンスドラマ「偶然見つけたハル」の主演により新人俳優賞を受賞し一気に人気者となります。
その後も「先輩、その口紅塗らないで」「恋慕」「明日」で主演し現在に至ります。
ちなみにSF9にはロウンさん以外にも、チャニさん、フィヨンさん、ダウォンさんといった俳優として活躍しているメンバーが所属しており、幼少期よりモデルや子役として活動してきたチャニさんは、数多くのドラマや映画に出演し主演経験が何度もある“演技ドル”です。
ロウンさんとフィヨンさんはドラマ「婚礼大捷」で共演する予定、ダウォンさんもウェブドラマを中心に活躍しています。
チャ・ウヌ（ASTRO）
ASTROのメンバーであるチャ・ウヌさんは、アイドルとしてデビューする前に俳優デビューしている次世代を担う若手俳優の一人です。
その人気は凄まじく、2019年の段階で「2019ホットインスタグラマー」男性アーティスト部門で1位を獲得するほどで、初主演作であるロマンスコメディドラマ「私のIDはカンナム美人」も話題作となりました。
その後も、ウェブドラマ「トップマネジメント」、シン・セギョンさんとW主演した「新米史官ク・ヘリョン」、
ムン・ガヨンさんとの共演作「女神降臨」、キム・ナムギルさんやイ・ダヒさんと共演したファンタジーアクションドラマ「アイランド」で主演を務め、作品、演技力共に高い評価を受けました。
特に原作漫画とのシンクロ率が高いとファンからの人気を集めた「女神降臨」は、“顔天才”と呼ばれることも多いチャ・ウヌさんの魅力を余すことなく発揮した作品となっています！
オク・テギョン（２PM）
オク・テギョンさんは2010年より俳優活動をはじめた“演技ドル”の中でもZE:Aのイム・シワンさんと並ぶ先駆け的存在です。
2008年に2PMのメンバーとしてデビューしたテギョンさんは、ドラマ「シンデレラのお姉さん」で俳優デビューし、ペ・スジさん、キム・スヒョンさん、IUさんらも出演した「ドリームハイ」に出演し俳優としても知名度を高めます。
その後は、キム・テヒさん主演の日本のドラマ「僕とスターの99日」への出演や、初主演作「君を守る恋～Who Are You～」、映画初主演&主演作「結婚前夜」などと着実に俳優としての経験を積んでいきます。
除隊後もイ・ヨニさんとの共演作「ザ・ゲーム〜午前0時：愛の鎮魂歌〜」や、ソン・ジュンギさん主演の大人気作「ヴィンツェンツォ」、2023年12月3日よりNHK BSプレミアムで放送が予定されている「御史とジョイ」、ミステリーサスペンスドラマ「ブラインド」、ファンタジーラブコメ「ハートビート」などに出演するなど、再始動した2PMの活動もありながらも現在は俳優としての活動がメインとなっているようです。
ちなみに2PMにはジュノさん、チャンソンさんという俳優として大活躍中のメンバーも所属しています！
キム・ミョンス（INFINITE）
INFINITEのエルことキム・ミョンスさんは、2022年の8月に除隊したばかりの人気俳優です。
俳優としての初出演作が2011年の日本のドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」という珍しいデビューの仕方で、
その後ドラマ「主君の太陽」「ずる賢いバツイチの恋は」「君を愛した時間」などに出演し人気となります。
俳優としての人気を定着させたのはNHKでも放送された「仮面の王イ・ソン」からで、ユ・スンホさん、キム・ソヒョンさんらと共にメインキャストを演じ代表作の一つとなります。
その後もコ・アラさんとの共演作「ハンムラビ法廷〜初恋はツンデレ判事!?〜」、シン・ヘソンさん、イ・ドンゴンさんとの共演作「ただひとつの愛」、クォン・ナラさんとの共演作「暗行御史：朝鮮秘密捜査団」などに出演し、除隊後の2023年夏には「ナンバーズ：ビルの森の監視者たち」で主演を務めています。
ちなみに行定勲監督が初めて演出する韓国ドラマ「完璧な家族」への特別出演や、日本でのソロデビューが2023年現在注目を集めています！
ド・ギョンス（EXO）
大人気グループEXOのD.O.（ディオ）ことド・ギョンスさんは、グループのメインボーカルであり最初に俳優活動をはじめたメンバーです。
当初は俳優活動もディオ名義で行っていましたが、現在は本名であるド・ギョンス名義で行っています。
ドラマデビュー作である「大丈夫、愛だ」をはじめ、
悪役を演じた「君を憶えてる」、チョ・ジョンソクさんとの共演映画「あの日、兄貴が灯した光」などの演技力が軒並み高い評価をされており、個人的には“演技ドル”と聞いて真っ先に浮かんだのがド・ギョンスさんでした！
その後も大人気作時代劇「100日の郎君様」や、大ヒット映画「神と共に」シリーズなどにも出演し、除隊後の復帰作となった2022年のドラマ「リーガル・クレイジー真剣勝負」では協調性皆無のお騒がせ検事役を演じています。
ちなみに、ドラマ「ヒップタッチの女王」などのスホさん、中国で活躍するレイさん、「アルハンブラ宮殿の思い出」などのチャンヨルさん、日本のドラマでの主演経験もあるカイさん、「私たちが愛したすべて」などのセフンさんと、EXOの他のメンバーらも俳優として活躍しています。
イ・ジュン（MBLAQ(エムブラック)
イ・ジュンさんもチャ・ウヌさんと同様にアイドルデビューする前に俳優デビューしている演技派俳優です。
2009年にMBLAQのメンバーとしてデビューし、2014年にはグループを脱退し俳優へと転向しています。
俳優デビューは2008年と早く、2014年のドラマ「カプトンイ 真実を追う者たち」でのサイコパス役が高く評価されたことで俳優としての地位を確立します。
代表作にはキム・ギドク監督による初主演作映画「俳優は俳優だ」、
日本の映画をリメイクし大ヒットした「LUCK-KEY ラッキー」、主演ドラマ「ヴァンパイア探偵」、
主演のイ・ジヌクさんとクォン・ナラさん以上に目立っていたと評判の「不可殺」、政治ロマンス時代劇「最愛の敵〜王たる宿命〜」などがあります。
最新作は2023年9月より放送され、2024年にはシーズン2の放送も予定されている復讐劇「7人の脱出」です。
まとめ
以上、演技ドル6名についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか？
個人的な見解ですと、正統派な主演タイプはオク・テギョンさんやイム・シワンさん、勢いが凄いのはロウンさんやチャ・ウヌさんだと思いますが、脇役や悪役でも存在感を発揮できる演技派俳優という視点で見るとド・ギョンスさんやイジュンさんが際立っています。
今回ご紹介した皆さんはそれぞれに魅力があり、好きなアイドルを切っ掛けにドラマや映画も好きになってもらえれば幸いです。
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