世間では50代ですと“オジサン”として見られるのが普通ですが、活躍している韓国俳優ともなればイケオジが多数存在し、未だ高い人気を誇ります。
もちろん見た目がイイだけでなく、年相応の味がある方や、男が憧れるカッコいい方も多いので、今回は韓国の50代のイケオジ俳優8名を紹介していきたいと思います。
50代のイケオジ人気俳優8選
それでは早速50代のイケオジ人気俳優を8名紹介していきましょう。
イ・ソジン
最初に紹介するのは「イ・サン」でお馴染みのイ・ソジンさんです。
1971年1月30日生まれのイ・ソジンさんは、高校から大学卒業までアメリカ留学経験があるため英語が堪能なことでも知られています。
現在、人気バラエティ番組や数多くのCM出演により広く知られているイ・ソジンさんは、1998年に俳優デビューしハ・ジウォンさん主演の「チェオクの剣」で広く知られるようになりました。
その後も「火の鳥」「恋人」「イ・サン」「階伯」「本当に良い時代」「結婚契約」など、次々と人気ドラマで主演を務めトップ俳優となりました!
ドラマでは好青年から王様まで様々な役を演じていますが、近年はズラを被った赤字経営の医師や男女関係にだらしない業界人など、これまでにないキャラクターにも挑戦しています。
特に芸能人のマネージャー役を演じた「エージェントなお仕事」ではイケオジぶりを発揮していましたね。
チ・ジニ
次に紹介するチ・ジニさんは、「宮廷女官チャングムの誓い」や「トンイ」といった大ヒット時代劇で知られる人気俳優です。
1971年6月24日生まれのチ・ジニさんは、商業デザイナーやアシスタントカメラマンを経て俳優デビューしたという珍しい経歴の持ち主で、スカウトされ2000年にドラマ「ジュリエットの男」で主演デビューを果たします。
その後、「宮廷女官チャングムの誓い」がアジア全域で人気となりトップ俳優となったチ・ジニさんは、その後も代表作「トンイ」や「大風水」といった時代劇から、「結婚できない男」「愛人がいます」などのラブロマンス、「ミスティ〜愛の真実〜」「サバイバー:60日間の大統領」「ザ・ロード:1の悲劇」「アンダーカバー」などのサスペンスと、幅広いジャンルの作品に出演し人気を博しています。
近年はサスペンス作品に多く出演し好評を得ている他、Netflixドラマ「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」では、アスペルガー症候群の主人公を心配する心優しき父親役として出演しています。
チャン・ドンゴン
チャン・ドンゴンさんといえば元祖韓流四天王の1人として有名な韓流スターです。
1972年3月7日生まれのチャン・ドンゴンさんは、大ヒットドラマ「イヴのすべて」や超ヒット映画「友ヘチング」「ブラザーフッド」の主演などで知られ、日本でもCM出演するなどし高い知名度を誇ります。
そんなチャン・ドンゴンさんのデビューは1992年と早く、90年代後半にはアジア諸国でも人気を獲得していました。
そして「イヴのすべて」出演以降は主軸を映画に移し、「プロミス」「タイフーン」「泣く男」などに出演しました。
2012年の「紳士の品格」で久々にドラマ出演して以降は、映画、ドラマ、ドキュメンタリーと活動の幅を広げ、2019年よりディズニープラスとNetflixで世界配信されているファンタジー超大作ドラマ「アスダル年代記」では、ソン・ジュンギさん、キム・ジウォンさん、イ・ジュンギさん、シン・セギョンさんといった人気俳優たちと共に主演を務め、現在シーズン2まで制作されています。
チャン・ドンゴンさんが演じているのは英雄から王になるタゴン役で、これが正にイケオジです!
ファン・ジョンミン
今回紹介する中で一番のスター俳優はファン・ジョンミンさんかもしれません!
売れっ子映画俳優として知られ、ほとんどテレビドラマ作品には出演していないファン・ジョンミンさんは、1970年9月1日生まれの韓国の大スターです。
映画はあまり見ず、韓国ドラマがメインという方からすると御存知ないかもしれませんが、出演映画がヒット作ばかりという、“1億俳優”と呼ばれる中の一人なんです。
1億俳優とは主演作の累計観客動員が1億人を超える俳優の事で、有名な方だとソン・ガンホさんもこれに該当します。
ファン・ジョンミンさんの代表作には、「ユア・マイ・サンシャイン」「新しき世界」「ベテラン」などがありますが、
2014年から16年に公開した「国際市場で逢いましょう」「ベテラン」「ヒマラヤ〜地上8,000メートルの絆〜」「華麗なるリベンジ」「哭声/コクソン」という5タイトルのみで観客動員数5,000万人超えというとんでもないドル箱俳優なんです!
その出演作のほとんどが犯罪映画やサスペンスものというのも凄いのですが、主役なのに犯罪者や悪役を演じることが多いのも個人的に好きな理由なんですよね。
かと思えば、たまにしか出演しないドラマでは人の良い郵便局員なんてキャラクターを演じたりするギャップもたまりません!
チャ・スンウォン
1970年6月7日生まれのチャ・スンウォンさんは、モデル出身の俳優です。
188センチの高身長と鍛え抜かれた身体が魅力で、代表作にドラマ「シティーホール」「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」などがあります。
デビューは高校3年生の時に演技スクールでスカウトされたことがきっかけで、モデル活動をスタートしたのち、2000年の映画「リベラ・メ」で注目され映画界で人気となります。
その後作品に恵まれずにいましたが、「シティーホール」「ATHENA-アテナ-」「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」と人気ドラマに立て続けに出演し再ブレイクします!
その後も、ドラマ「華政(ファジョン)」「花遊記(ファユギ)」「私たちのブルース」、映画「毒戦 BELIEVER」「がんばれ!チョルス」「楽園の夜」への出演や、バラエティ番組「三食ごはん」などにも出演し、俳優として演じる役とは違った一面を見せ人気となっています。
アン・ジェウク
ミュージカル俳優を経て1994年に特別ドラマで主演デビューを果たしたアン・ジェウクさんは、1971年9月12日生まれの俳優です。
代表作であるドラマ「星に願いを」により日本や中国でも人気となったアン・ジェウクさんは、韓流四天王と並ぶ韓流ブームの火付け役の1人として知られています。
日本で「冬のソナタ」の大ヒットにより韓流ブームが起きていた頃には来日していなかった為、韓流四天王と比べると知名度は劣りますが、「冬のソナタ」より数年前の1997年に放送された「星に願いを」は中国で韓流人気を呼び起こした作品とも言われ、アン・ジェウクさんは元祖韓流スターとして知られています。
俳優業と並行して行っていた歌手活動も人気となり、代表曲の「チング」も大ヒット!2006年から日本進出し、各地で単独コンサートを開くほど人気を集めました。
2016年にはドラマ「ドキドキ再婚ロマンス〜子どもが5人」が最高視聴率33.5%という大ヒットとなり、アン・ジェウクさんの人気も再燃します。
そして近年は、ドラマ「マウス」や「ザ・エンパイア:法の帝国」といった話題作に出演し、大人の魅力を披露しています。
ソン・ドンイル
1964年4月27日生まれのソン・ドンイルさんは、長年名バイプレイヤーとして活躍し、ドラマ「応答せよ」シリーズの父親役として知られる人気俳優です。
1991年にデビューしたソン・ドンイルさんは、ドラマ・映画・バラエティと幅広く活躍しており、これまで数多くの有名作品で存在感あるキャラクターを演じてきました。
多くの方がイメージする代表作といえばやはり「応答せよ」シリーズで、3作あるシリーズ全てで別キャラクターの父親役を演じシリーズの顔的存在となりました。
出演作で頑固親父役を演じているイメージが強いソン・ドンイルさんですが、「応答せよ」シリーズでのブレイク以降は主演俳優として活躍する機会も増え、映画「探偵なふたり」ではクォン・サンウさんとダブル主演を務め、
好評につき続編も制作されました。
さらに、「必ず捕まえる」では大ベテランのペク・ユンシクさんと凸凹コンビを結成しています。
ソン・ドンイルさんは今回紹介した他の俳優とはちょっとタイプが違いますが、年を取るごとにイケオジぶりが増してる気がするのは私だけでしょうか?
イ・ビョンホン
最後に紹介するのは世界的韓国人俳優のイ・ビョンホンさんです。
イ・ビョンホンさんも1970年7月12日生まれの50代で、先ほど紹介したチャン・ドンゴンさんと共に韓流四天王と呼ばれたスター俳優です。
1991年にデビューし翌年には主演を務めていたエリートで、90年代はテレビドラマで活躍した青春スターの代名詞として知られていました。
日本で知られるきっかけとなったのは当時の観客動員数記録を更新した2000年公開の映画「JSA」と翌年放送されたドラマ「美しい日々」で、「オールイン運命の愛」出演以降は映画中心の活動となりました。
そして、映画「甘い人生」、ハリウッド進出作「G.I.ジョー」、大作アクションドラマ「IRIS-アイリス-」、
日本のドラマ「外交官 黒田康作」では織田裕二さんとの共演と、名実ともに韓国を代表する俳優となりました。
その後の代表作としては、映画「王になった男」「インサイダーズ/内部者たち」「密偵」「MASTER/マスター」や、
ドラマ「ミスター・サンシャイン」「イカゲーム」「私たちのブルース」などがあります。これ以外にもハリウッド出演作や映画主演作品も多数あり、ソン・ガンホさん、ファン・ジョンミンさん、マ・ドンソクさんらと並ぶ映画スターとしての地位は未だ健在です!
まとめ
いかがでしたでしたか?
個人的な好みで言えば韓国俳優の中で特に好きなのがファン・ジョンミンさん!
大ヒット映画が多いことはもちろんですが、その出演作が好みのものばかりなんです。
失礼ながら正統派イケメンではないのにシリアスからコメディまで演じられる実力派であり、恐ろしいヤクザから優男まで演じ分ける幅広さが魅力なんですよね。
とはいえ、紹介した俳優たちは、全員イケオジというには若々しい方ばかりで、若手俳優にはない大人の魅力や落ち着きがあって魅力的な俳優でしたね。
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