今から数年前、文在寅（ムン・ジェイン）政権下の韓国では不動産価格が高騰し、そのニュースは日本でもたびたび報道されていました。
同時に話題となったのが韓国のトップスターによる不動産投資で、かなりの数の芸能人が実績を上げてきたと言われています。
現在は、高騰した不動産価格は下落の一途を辿っているようですが、その不動産投資に成功し相当額の収益を上げた芸能人たちもいるようです。
ということで今回は、不動産投資に成功している韓国芸能人夫婦4組を紹介したいと思います。
莫大な不動産を所有している韓国芸能人夫婦4選
それでは早速「莫大な不動産を所有している韓国芸能人夫婦を4組、ご紹介していきましょう。
RAIN＆キム・テヒ
最初に紹介するのはRAIN（ピ）さんとキム・テヒさん夫妻です。
歌手兼俳優のRAIN（ピ）さんと韓国で最も美しい女優と呼ばれるキム・テヒさん夫妻は、韓国芸能人カップルの中でもかなりの不動産財産を所有していることで知られています。
2人は韓国メディアが選ぶ「不動産財テクに成功した芸能人1位」にも選ばれたことがあり、RAIN（ピ）さんについては2008年に168億ウォンで購入した清潭洞（チョンダムドン）所在のビルを495億ウォンで売却し、327億ウォンの利益を得たことも有名な話です。
そしてキム・テヒさんに関しても、2014年に132億ウォンで購入したソウル江南（カンナム）駅近くのビルを、7年後の2021年に203億ウォンで売却し、71億ウォンの利益を得たと報じられています。
さらに結婚後の2018年8月には、ソウル龍山（ヨンサン）区 漢南洞（ハンナムドン）の漢南（ハンナム）ザ・ヒル・マンションの別棟にそれぞれ一戸ずつ購入したことも明らかになっており、片方の伝貰(チョンセ)保証金は33億ウォン、もう片方は42億3000万ウォンで購入したといいます。
しかし夫妻は、結婚後にリフォームしたソウル竜山（ヨンサン）区 梨泰院洞（イテウォンドン）にある多世代住宅で暮らしているとされており、購入した漢南（ハンナム）ザ・ヒル・マンションにはキム・テヒさんの母親が住んでいるようです。
このように複数の不動産を所有している夫妻ですが、2017年の報道では夫妻の不動産財産だけで約500億ウォン相当を所有しているとして大きな話題となりました。
ヒョンビン＆ソン・イェジン
日本でも大ブームとなった韓国ドラマ「愛の不時着」で共演し、その後実生活でも交際に発展し結婚に至ったヒョンビンさんとソン・イェジンさん夫妻。
そんなビッグカップルもまた韓国でも有数の不動産投資家として知られています。
ヒョンビンさんが2013年に購入したソウル清潭洞（チョンダムドン）のマンションは48億ウォンから10年で100億ウォンまで高騰したそうですし、ソン・イェジンさんも2020年に新沙洞のビルを160億ウォンで購入したそうです。
さらに、ソン・イェジンさんが2008年に30億ウォンで購入したソウル江南（カンナム）区三成洞（サムソンドン）のマンションは、2023年に48億ウォンで売却されたようです。
このように夫婦の不動産資産は、現在370億ウォンとも言われています。
そんな夫妻が現在暮らしているのは、ソウル市の東側に位置し、作家、美術家、芸能人らが多く居住することから芸術家の村とも呼ばれている九里市のアチウル村の超高級低層マンションだそうです。
地下1階、地上4階のマンションで、総世帯数は7つだそうで、共有部分にはカフェテリアや庭園などが設置されています。
7世帯のなかでも夫妻の部屋は最上階の4階に設けられた特別仕様で、広さは330平方メートルほどで購入価格は48億ウォン。
この自宅をヒョンビンさんは全額現金で支払ったそうで、その自宅については韓国の著名人の自宅を紹介する番組で取り上げられています。
ちなみに、日本でも知られたJYPエンターテインメントの代表パク・ジニョン（J.Y.Park）さんもアチウル村の一戸建て住宅に暮らしているそうです！
イ・ビョンホン＆イ・ミンジョン
2013年に結婚したイ・ビョンホンさんとイ・ミンジョンさんは、お互いに俳優として活躍する有名芸能人夫婦です。
世界的な活躍をするイ・ビョンホンさんはもちろん、イ・ミンジョンさんもまた主演女優として様々な人気作品に出演してきました。
そんな大物芸能人夫婦は、2016年にソウル・清潭洞（チョンダムドン）のビルを31億8000万ウォンで購入し、それが今や買取相場53億ウォンに上がっているそうです。
そして、2019年にはロサンゼルスのユニバーサルスタジオの近くに200万ドル（24億ウォン）のセカンドハウスを購入していて、ニューヨークマンハッタンにも自宅があるとされています。
さらにイ・ビョンホンさん個人としては、2015年までの5年間で不動産に約12億円を投資し、約15億円を稼いでいるとも報道されるなど、結婚前より不動産投資により成功を収めています。
その後も、イ・ビョンホンさんが株を100％保有している不動産賃貸およびコンサルティング専門法人プロジェクトビーを2017年9月に設立していて、法人名義で2018年3月に（ヨンドゥンポ）のビルを260億ウォンで購入し、2021年に368億ウォンで売却するなど、わずか3年で108億ウォンの差益を得たとされています。
さらに2022年8月にはソウルにあるビルを239億9000万ウォンで購入し、月に約8500万ウォンの家賃収入を得ていることも報じられています。
チャン・ドンゴン＆コ・ソヨン
イ・ビョンホンさんと共に元祖韓流四天王として人気を博したチャン・ドンゴンさんとコ・ソヨン夫妻も韓国を代表するスター夫妻として知られています。
韓国で“世紀のカップル”と呼ばれるチャン・ドンゴンさんとコ・ソヨンさん夫妻は、スターの自宅をランキング形式で取り上げた番組で1位を獲得したこともあり、ソウル龍山（ヨンサン）区・漢南洞（ハンナムドン）にあるという5階建ての自宅は、価格が130億ウォンとされています。
そして、コ・ソヨンさんが直接依頼して建てたとされる清潭洞（チョンダンドン）にある建物の価格は150億ウォンとされ、2008年に韓国建築文化大賞を受賞するほどの外観を誇るそうです。
さらに京畿道・加平（カピョン）に建てた別荘は第22回世界建築賞を受賞しており、その価格は約24億ウォンだそうです。
そんな外観と価格共に優れた不動産をいくつも所有しているチャン・ドンゴンさんとコ・ソヨンさん夫妻ですが、現在は2020年に竣工した地下6階、地上20階の清潭洞（チョンダムドン）のマンションに暮らしているそうです。
韓国で最も高いマンションとして有名になった「ザ・ペントハウス清潭」の分譲価格は、80億ウォンから200億ウォンと推定されています。
ちなみに夫妻が購入したメゾネットタイプ（211.94平方メートル、62.02平方メートル）の部屋は、単純に坪単価で計算しても100億ウォンを超えそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか？
このように韓国では芸能人たちの不動産売買は珍しいものではないようなんですが、2021年頃から不動産を売却する芸能人が増えたそうです。
それは現在の不動産バブルの崩壊を見越してのものだったのかもしれませんが、これまで不動産投資で収益を上げてきた芸能人たちはこの危機をうまく乗り切れるのかに注目ですね。
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