「冬のソナタ」の大ヒットをきっかけに起こった第1次韓流ブームでは、ペ・ヨンジュンさん、ウォンビンさん、イ・ビョンホンさん、チャン・ドンゴンさんが韓流四天王として日本で大人気となりました。
第4次韓流ブームと言われている今、たくさんの素敵な韓国俳優が活躍していますが、「新・四天王」と呼ばれているのは一体誰なのでしょうか。
今回は「新・韓流四天王」候補と呼ばれている7人をご紹介します。
少し前までは、イ・ミンホさん、イ・ジョンソクさん、キム・ウビンさん、キム・スヒョンさんが「新・四天王」と呼ばれていた時期もあったようですが、今は定まっていない様子。コロナ禍で巻き起こった第4次韓流ブームを牽引している人気俳優たちを早速みていきましょう。
1人目はパク・ソジュンさんです。Netflixが発表した2020年、日本で最も話題になった作品 TOP10にも選ばれた「梨泰院クラス」で主役を努めました。「梨泰院クラス」は竹内涼真さん主演でのリメイクが決定し、再度注目を浴びている人気の作品ですよね。
パク・ソジュンさんが演じたのは、夢や父親を奪った巨大企業への復讐に燃えるパク・セロイ。
セロイの髪型が印象的で、日本でもバラエティー番組などでパロディーが行われるなど、その人気はとどまることを知らず、韓国ドラマが好きな方でなくても「梨泰院クラス」や「パク・セロイ」は知っている、という方は多いのではないでしょうか。
パク・ソジュンさんは出演するラブコメが次々とヒットし、韓国では「ラブコメの神」と呼ばれています。日本でも「キム秘書はいったい、なぜ」や「彼女はキレイだった」などが大人気となり、パク・ソジュンさん演じる主人公にメロメロになった人も多いはず。
バラエティー番組などで見せる気取らない雰囲気から、「国民の男友達」と呼ばれ、韓国では男女共に高い人気を誇っています。まさに、「新・韓流四天王」と呼ばれるのにふさわしい俳優と言えるでしょう。
2人目はイ・ジョンソクさんです。以前から「新・韓流四天王」として名前があがっている大人気俳優の一人ですよね。イ・ジョンソクさんはモデルとしてデビューした後、ヒョンビンさん主演の「シークレットガーデン」への出演で、俳優として本格的にデビューしました。
小顔で長身、色白の整った顔と抜群のルックスで、俳優デビュー後はドラマやCMなどに次々に起用されています。「ピノキオ」や「ロマンスは別冊付録」などのラブコメの出演で日本でも人気に。出演する作品すべてがヒットし、作品選びに定評があるとも言われているそうです。
2019年から2021年1月まで、兵役により芸能活動を中断していましたが、除隊後、俳優業を再開。復帰作となる映画「ビッグマウス」が、2022年5月よりDisneyプラスで配信されることが決定しています。無事に兵役も終え、これからの活躍がますます楽しみですね。
くりくりの目に優しい笑顔が印象的なパク・ボゴムさんも、「新・韓流四天王」候補の一人です。「応答せよ1988」への出演で注目を浴び、ツンデレ王子を演じた時代劇「雲が描いた月明かり」で人気スターの仲間入りをしました。
性格が良いことでも有名で、スタッフへの気配りや共演俳優への気遣いの逸話の数々から、その性格の良さは「美談自販機」と呼ばれるほど。また俳優として活躍しながら大学にも通い、首席で卒業するなど、大変な努力家なんだそうです。
元々歌手志望であり歌唱力にも定評があるため、ドラマの挿入歌を歌うなど、幅広い活躍でファンを楽しませてくれています。兵役期間中にコン・ユさんと共演した映画「SEOBOK/ソボク」が公開されるなど、その人気はうなぎ登りです。俳優として復帰されるのが待ち遠しいですね。
イ・ジョンソクさんと同様、以前から「新・韓流四天王」の呼び名が高いキム・スヒョンさん。「愛の不時着」や「梨泰院クラス」と並び、第4次韓流ブームの火付け役となったドラマ「サイコだけど大丈夫」で、ソ・イェジさん演じる絵本作家の心を開く看護師役を演じ、日本でも再度注目されました。
キム・スヒョンさんはペ・ヨンジュンさんとJ・Y・Parkさんが共同企画したドラマ「ドリームハイ」への出演で一気に人気俳優の仲間入りをしました。「ドリームハイ」はペ・スジさん、2PMのテギョンさんなど、当時の若手アーティストが出演し、話題になったドラマです。
その後出演した「太陽を抱く月」や「星から来たあなた」などは、すべてヒット作となり、日本での人気を確固たるものとしました。
デビュー当時から演技に定評があり、韓国や日本だけにとどまらず、アジア全土で人気の俳優です。「業界人が今最もドラマ出演オファーしたい俳優」と言われており、ファンだけでなく、業界関係者からもとても評判が良いそうですよ。
ソン・イェジンさん主演の「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」で、年下男子を演じ、一躍人気スターとなったチョン・へインさんも「新・韓流四天王」候補の1人です。
甘いルックスと、その見た目からは想像出来ない男らしい肉体の持ち主で、「国民の年下彼氏」として、女心をくすぐり続けています。ドラマを見ながら「チョン・へインさんのような年下彼氏が欲しい」と思われた方も多いのではないでしょうか。
プライベートではイ・ジョンソクさんと大の仲良しで、一緒に日本に旅行に来たこともあるそうですよ。「新・韓流四天王」候補の2人が一緒に旅行なんて、想像するだけでドキドキしてしまいますね。
最近では、出演したドラマや映画において演技賞を受賞するなど、その演技力にも注目を浴びています。2021年に放送された「D.P.-脱走兵追跡官-」では、脱走兵を捕まえる憲兵として、シリアスな演技にも挑戦。演じる役の幅が広がり、今後どのような役に挑戦するのか期待されています。
6人目は、出演したラブコメでのリアルな演技から、韓国では「現実彼氏」と呼ばれているナム・ジュヒョクさんです。188cmの高身長を活かし、元々はモデルとして活躍していましたが、ミュージックビデオへの出演をきっかけに俳優としての仕事を開始しました。
2020年に放送された、韓国のシリコンバレーを舞台とした「スタートアップ:夢の扉」が日本でも話題となり、ナム・ジュヒョクさんの名を一気に有名にしました。
それまでも、「恋するジェネレーション」や「ハベクの新婦」などの話題作に出演、「恋のゴールドメダル~僕が恋したキム・ボクジュ」では、幼馴染に対するストレートな愛情表現がうけ、その人気を不動のものとしました。
2022年4月現在、28歳のナム・ジュヒョクさんは「そろそろ兵役に行くのでは?」と言われていますが、新作ドラマへの出演が発表されており、現時点では兵役の予定は発表されていません。近々入隊することが予想されますが、今後も応援していきたいですね。
最後にご紹介するのは、彫の深い美しい顔とその演技力から「アジアの貴公子」として絶大な人気を誇るチ・チャンウクさんです。時代劇「ペク・ドンス」への出演でブレイクし、その後、ヒット作品に次々と出演しています。
人殺し以外ならどんな依頼でも受ける闇の便利屋を演じた「ヒーラー 最高の恋人」や、ボディガードを演じた「THE K2」ではアクションシーンを披露し、命をかけて女性を守る姿にときめいた女性も多いはず。
「視聴率王子」とも言われており、多額の出演料を払ってでもチ・チャンウクさんを起用したい、と考えているテレビ局が多いようです。2019年の除隊後に出演した「コンビニのセッピョル」や「都会の男女の恋愛法」も好評で、韓国ドラマ界を牽引し続けています。
また日本好きで知られています。日本の料理や漫画が大好きで、入隊前は頻繁にファンミーティングを開いてくれていました。ファンにとってはとても嬉しいことですね。
いかがでしたか?
今回ご紹介した7人は「新・四天王候補」としてご紹介しましたが、誰が「新・四天王」となってもおかしくない、実力と人気の持ち主だということが分かりました。
まだまだ収まる気配のない第4次韓流ブーム。彼らがさらに盛り上げてくれることでしょう。
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