日本で性格が良いと言われている芸能人は、厳しい芸能界でも長く活躍されていますよね。韓国でもスタッフやファンに評判の良い俳優達はドラマや映画にキャスティングされる事が多く、その分ヒット作にめぐり合うチャンスもたくさんあるというわけです。
今回は、人柄も重要と言われている芸能界で「性格が悪い」と 言われている韓国俳優を4人ご紹介します。性格が悪いと言われるようになってしまったのは、一体どんな事がきっかけだったのでしょうか。バッシングを受けているエピソードについて調べてみました。
まず1人目は、『優しい男』や『太陽の末裔』の主演で不動の人気を得たソン・ジュンギさんです。ドラマで演じた役柄から男らしく優しい印象がありますが、世間では性格が悪いと言われています。
ソン・ジュンギさんが性格が悪いと言われる理由は、極端な反日発言や行動にあります。
元妻であるソン・ヘギョさんが三菱自動車の中国CMのオファーを日本統括時代の微用問題を理由に断っていた事に対して「心から拍手を送った」と称賛しています。試写会という公な場での発言であるため、かなり強気な姿勢と言えますよね。
また、テレビ番組で「独島（竹島）は我が領土」と反日発言をしながらも、ソン・ヘギョさんへのプロポーズや婚約パーティーを日本で行っているという矛盾する部分が疑問視され、反日で有名なカップルなので「パフォーマンスなのでは？」と噂されるようになりました。
ソン・ヘギョさんとの離婚の際も、結婚生活を1年8ヶ月で終止符を打つ決断の早さであったことや、ソン・ジュンギさんが離婚調停申請と発表を一方的に進めてしまっていたことで冷たい印象を与えてしまったのではないでしょうか。
ソン・ヘギョさんは離婚後のインタビューで「嫌いな人の思い浮かぶタイプは？」との質問に「卑怯な人、真実を歪曲する人、思い返してみると真実を真実だと受け入れられない人とは長くは続かなかったようです。」と語っています。
インタビューを受けたタイミングからして、元夫のソン・ジュンギさんのことを指しているのではないかと話題になりました。世間では「性格の不一致」が離婚の原因とされてきましたが、2人にしかわからない本当の原因があったのかもしれませんね。
他にも、一部では「反日映画」とも言われている2017年に公開した映画「軍艦島」に出演しています。歴史的なことをオーバーに脚色しエンタメ映画化することに不快感を抱く人が多くいる中で、この映画に出演しているということは、反日活動に肯定的だと思われてもおかしくないでしょう。
また、飲食店で韓国語のわからない日本人店員にキムチの発音を強要し、何度も言い直しをさせて困らせている様子が映し出されました。その映像でのソン・ジュンギさんが鼻で笑うような態度から「日本人に嫌がらせをしている」とバッシングされるようになりました。
しかし、性格が悪いと言われるようになった後でも共演者や制作関係者からの信頼は厚く、映画やドラマの出演は続いています。日本でのファンクラブも発足していることから、本当に反日であるかは謎のままです。
2人目にご紹介するのはキム・ミンジュンさんです。モデルとしてデビューし「フルハウス」や「プラハの恋人」などで注目された俳優の1人です。BIGBANGのG-DRAGONさんの姉、クォン・ダミさんと結婚し2児の父でもあります。
キム・ミンジュンさんは、空港でのある行為が問題となり性格が悪いと言われるようになりました。プライベートで出国する際に、他の韓国スターの写真を撮るために待機中だった取材陣に写真撮影を拒否する意味で中指を立てる仕草をしてしまったのです。
韓国はこのジェスチャーに対して日本より厳しく、写真は拡散されてしまいます。もともとキム・ミンジュンさんは取材対象ではなかったため、自身のプライベートな姿と一般人や知人達が無断で撮られたことと、一部の横柄なマスコミの言動に憤慨し、このような態度をとってしまったようです。
本人も怒りの調節がうまくできなかったことを認めており、すぐに写真記者を集め直接謝罪しますが、多くのファンにとっては残念な「中指事件」として記憶に残ってしまっているようです。すぐにカッとなってしまう性格のようですが、自分の非を認めちゃんと謝罪できる点はよく言えば切り替えが早く素直とも言えますね。
次にご紹介するのは、村上春樹さんの作品が原作の映画「バーニング」で鮮烈デビューした女優チョン・ジョンソさんです。
チョン・ジョンソさんもまた、空港での態度から性格が悪いと言われるようになりました。カンヌ国際映画祭に向かう空港では、「バーニング」の出演者を待つ多くのマスコミが駆けつけており、特に新人女優のチョン・ジョンソさんに注目が集まっていました。
しかし、フラッシュを避けるかのように顔を隠して通り過ぎてしまいました。映画祭でも終始不機嫌とも見られる態度であり、カンヌ現地での韓国取材陣を対象としたインタビューをキャンセルしたことでさらに非難を浴びてしまいます。
「まだ慣れていない展開に戸惑ってしまった」と弁解していますが、メディア関係者からは新人ではありえない態度に生意気で性格が悪いと捉えられてしまいました。
下積み時代を経験せずにデビュー作で映画祭に招待され、知らぬ間に「大型新人」として注目を浴びてしまったチョン・ジョンソさん。自分の置かれている状況に気持ちが追いついていなかったのかもしれませんね。
最後にご紹介するのは、2017年7月に結婚された6人組男性グループ神話のリーダーで俳優としても活躍しているエリックさんと女優のナ・ヘミさん夫妻です。
彼らもまた空港での行動が原因で性格が悪いと言われています。
韓国の俳優やアイドルは、スポンサーから提供された服を着用しマスコミと協賛会社に応じなければいけない規約があります。人気芸能人は、いわゆる「空港ファッション」で商品を宣伝する広告塔の役割も担っているのです。
エリック夫妻は、事前に知らせていた入国ゲートとは別のゲートを使用したため、提供だけ受けて協賛活動をしなかったという印象を与えてしまい、性格が悪いと批判を受けました。
しかし実際は2人のプライベート旅行であり、事務所側とスポンサーで事前の打合せはなく規約違反とは言えない出来事でしたが、多くの関係者に迷惑が被ったことを真摯に受け止め謝罪しています。段取りがきちんと取られていなかったことが原因でマスコミから性格が悪いと評価されてしまうのはとても気の毒でしたね。
いかがでしたか。今回は、性格が悪いと言われている韓国芸能人を4人ご紹介しました。
反日と思われる言動やマスコミへの対応などバッシングを受けた理由は様々でしたが、現在も 第一線で活躍している方ばかりでしたね。世間から注目されている存在だからこそ、一部分だけを切り取った報道で誤解が生まれ、批判されるようになってしまったのではないでしょうか。
彼らの素晴らしい才能を発揮する場が失われないよう、今後はトラブル回避に努め慎重に行動してほしいと願っています。
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