日本の芸能人でも、広瀬アリスさんとすずさんの姉妹や、徳光和夫さんとミッツ・マングローブさんなど、実の姉妹や親戚などで活躍されている方がたくさんいます。
今回は、日本でもファンが多い韓国芸能人版、実の兄弟・親子・親戚同士の有名俳優5組をご紹介します。
まず初めにご紹介するのは、2004年から2005年にかけて日本で放送され、日韓で爆発的大ヒットとなった「天国の階段」に出演し人気女優の仲間入りを果たしたキム・テヒさんと、日本映画にも出演し話題を集めたイ・ワンさん兄弟です。
キム・テヒさんは、「天国の階段」で主人公のいじわるな義理の妹を演じ一躍有名になりました。
翌年、「新:そうけんびちゃ」のCMにも出演し、2011年には西島秀俊さんとW主演した「僕とスターの99日」の出演で日本での知名度もぐんぐん上がっていきましたよね。
女優として大活躍のキム・テヒさんは、2017年に歌手で俳優のRainさんと結婚し、同年の10月に長女を出産、2019年9月には次女を出産しています。
そんなキム・テヒさんの弟として有名なイ・ワンさん。
イ・ワンさんのデビュー作はキム・テヒさんも出演していた「天国の階段」です。
ドラマ内ではキム・テヒさんが演じる、ハン・ユリの兄、ハン・テファの子供時代を演じていました。
異なる時代設定の中で演じていたので、ドラマ内で同じ画面に映ることはありませんでしたが、製菓ブランドのCMでは兄弟で仲良く共演するシーンを見せてくれました。
また、イ・ワンさんは日本映画の「ベロニカは死ぬことにした」で真木よう子さんと共演しており話題を集めましたよね。
プライベートでは2019年12月に日本でも有名なプロゴルファーのイ・ボミさんと結婚しています。
今後、2人の夢の共演を期待したいですね。
続いてご紹介するのは、1980年代「折鶴」や「愛は鉛筆で書いてください」などのヒット曲を誕生させたチョン・ヨンロクさんと、人気アイドルグループT-ARAで活動されていたボラムさん親子です。
チョン・ヨンロクさんは2013年に出演したトークショーで、「3年前に大腸がんと直腸がんを同時に発見した」と突如公表し驚かされましたよね。闘病中に中学の同級生でもあるイ・ホンリョルさんに励まされがんを克服できたと語っています。
近年では、ドラマ「なんとなく家族」のOSTに参加するなど積極的に音楽活動をされています。無事、がんを克服できて本当によかったですよね。
そして、チョン・ヨンロクさんの娘にあたるボラムさんは、可愛くセクシーなダンスでブームを巻き起こしたT-ARAの1人でした。ボラムさんはメンバーの中で最も小柄で、どこか悪戯な笑顔が魅力で人気者となりました。2010年には超新星のメンバーとガストのCMにも出演し日本でもさらに知名度が上がりましたよね。
そんな彼女は2017年5月にT-ARAを脱退しています。脱退理由として「年齢的にグループ生活を続けるのが難しいとも思った」とし「今は演技を熱心にやってみたいという思いで、ひとつひとつ学んでいるところだ」と語っています。現在は女優として活動されていますね。
チョン・ヨンロクさんは、ボラムさんが、子供の頃に離婚しています。韓国番組の「ご飯はちゃんと食べているかい?」に出演したボラムさんは「幼い時は周りの大人に父親についていくほうがいいと言われ父と暮らした」と当時の複雑な心境を語っていました。
ボラムさんはT-ARAとしてデビューする前に、リメイクしたチョン・ヨンロクさんの楽曲でソロ活動をしています。お父さんと暮らしていくことで音楽が身近なものとなり、芸能活動にも活かされていたのかもしれませんね。
色々な事があった2人ですが、2013年にはチョン・ヨンロクさんのもう一人の娘であり、ボラムさんの妹にあたるD-UnitのRAMさんと3人でCMにモデルに抜擢されるなど、親子での活動も増えてきているそうです。
今後の活動にも目が離せませんね。
続いてご紹介するのは、大ヒットドラマ「トッケビ」で主演を努めたコン・ユさんと、モデルとしてデビューし俳優でも活躍しているカン・ドンウォンさんです。
実はこの2人に血縁関係はありません。韓国では「家族」「親族」という範囲が日本より広く、姻戚(血の繋がりがない親戚)という関係でも家族や親族だという概念が強いそうです。
この2人は友達よりも特別な家族ともいえる関係ですね。
2人の姻戚関係は、カン・ドンウォンさんが映画『デュエリスト』で共演したハ・ジウォンさんのファンミーティングに参加することになった際に「父と電話で話していて、祖父の一番親しい友人がコンさんということを知った。そうしてコン・ユさんと僕が姻戚関係だということを知った」と語り明らかになりました。
仲の良かった2人の祖父同士が、自分の子どもたちを結婚させ、姻戚関係になったといいます。こうして2人の驚くべき深い関係が世間に知られることになりました。
そんな2人の絆を垣間見えるエピソードがあります。
映画『新感染』の続編となるゾンビアクション映画『新感染半島 ファイナル・ステージ』のヨン・サンホ監督は、この映画の主演にカン・ドンウォンさんを推薦したのが、コン・ユさんだったと語っています。
この映画のインタビューでカン・ドンウォンさんは「『新感染』のファンの方々を失望させたくない。コン・ユさんのファンの方も応援してくださると期待している」と、前作のファンとコン・ユさんのファンの気持ちを考えたコメントをしています。
血縁関係の無い2人ですが、本当の兄弟のように仲が良くとても素敵ですね。これからも素敵な関係が続いていくといいですよね。
続いては、2014年『ドクター異邦人』でドラマデビューしたパク・ヘジュンさんと、ドラマ「太陽の末裔」で病院理事長を演じた俳優のテ・イノさんをご紹介します。
パク・ヘジュンさんは映画やドラマで悪役キャラを演じることが多く「名悪役」などと呼ばれていました。特に注目を集めたのが、2014年のドラマ『ミセン 』です。「ミセンシンドローム」という社会現象を引き起こすほど大ヒットとなり、パク・ヘジュンさんは唯一無二の存在感と演技力を見せ、実力派俳優の仲間入りを果たしました。
また2020年に放送された、ドラマ『夫婦の世界』で映画監督のイ・テオ役を演じ、「国民的不倫男」として再びブレイクしています。
そんな話題のパク・ヘジュンさんと、いとこ関係にあたるのが 、パク・ヘジュンさんの4歳年下で「秘密の森」などの作品に出演している俳優テ・イノさんです。2人は子どもの頃から年に2回ほどは顔を合わせる仲でとても親しく「いつか共演したいね」という話をしていたそうですよ。
そしてついに「ミセン」で共演しています。長年叶わなかった夢が叶い、ご家族も大変喜ばれたことでしょう。当時、世間では2人の親戚関係は知られておらず、キャスティングはたまたまだったそう。この共演により公となりました。
同じシーンはなかったものの、撮影中に会うことは度々あったそうですよ?
今後、また2人が共演することがあれば、ぜひ同じシーンを見てみたいですね。
最後に紹介するのは、韓国ドラマではお馴染みの名俳優のアン・ネサンさんと明るくかわいいルックスで人気のヤン・ヘジさんです。
アン・ネサンさんはヤン・ヘジさん母方の叔父にあたります。
アン・ネサンさんは、これまで100作品近くのドラマに出演しており、日本での知名度も高い名俳優ですよね。
一方、ヤン・ヘジさんは最近話題になった、ドラマ「わかっていても」でオビナ役を務めました。
主演を務めたハン・ソヒさん演じるナビの同級生のオビナは、赤いヘアカラーで注目を集めていましたね。
ヤン・ヘジさんは、アン・ネサンさんとの関係について「家族だからこそ、適度な距離を保って応援してくださる」と語っています。そんな今をときめく、ヤン・ヘジさんはドラマ「ライブオン」など多数のドラマに出演しています。今後のさらなる活躍が楽しみですね。
いかがでしたか?今回は【韓国芸能人】実は兄弟・親子・親戚同士の有名俳優5組をご紹介しました。
有名なカタ達の意外な繋がりに驚きましたよね。
お互い刺激し合えるいい関係を築いている皆さんに今後の活躍も期待したいですね。
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