【韓国ドラマ】絶対見てほしい!おすすめの医療ドラマ8選

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韓国ドラマと言えば、まず魅力的なラブストーリーを思い浮かべますが、たまには恋愛以外のものも見たいと思うのではないでしょうか。例えば、命と向き合う医師や患者の葛藤、医師同士のロマンスや権力闘争など、見どころたっぷりな医療ドラマは、日本でも根強い人気を誇る鉄板ジャンルです。

今回は、そんな韓国医療ドラマのおすすめ8選をご紹介します。

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おすすめの医療ドラマ8選

ドクタープリズナー

最初にご紹介するのは、2019年公開の「ドクタープリズナー」。復讐のため刑務所の医師となった、天才外科医が繰り広げる壮絶な復讐劇です。韓国で同時間帯視聴率1位を獲得し、最高視聴率は17%を記録した人気作で、KBS演技大賞で5冠を達成し、ソウルドラマアワードでも韓流ドラマ優秀作品賞を受賞しました。

テガン大学病院に勤務する外科医の、ナムグン・ミンさん演じるイジェは、優秀な腕を持ち、周囲からも信頼されていました。ある夜、交通事故に巻き込まれた妊婦を救うため緊急手術を行いますが、事故を起こしたテガングループ常務の、パク・ウンソクさん演じるジェファンから目をつけられ、病院を追われてしまいます。

三年後、麻薬所持で逮捕されたジェファンは刑務所への移送中に交通事故に遭い、イジェと出会います。復讐のためイジェは、ジェファンが収監される西ソウル刑務所の医師の座を狙いますが、そこには刑務所医療課長の、キム・ビョンチョルさん演じるミンシクや、ジェファンの義理の兄でテガングループ後継者の、チェ・ウォニョンさん演じるジェジュンらの思惑が渦巻いていました。

逆転に次ぐ逆転の頭脳戦は見ごたえたっぷりです。一話30分のドラマですが、スピードある展開で中ダルミがなく、各回の終り方が絶妙で憎らしいほど。続けて次の回もつい見てしまいたくなります。

医師ヨハン

続いてご紹介するのは、2019年公開の「医師ヨハン」。医療現場で働く若者たちの成長と葛藤を描いたヒューマンドラマです。地上波を含む同時間帯ドラマの中で5週連続視聴率1位を記録。またSBS演技大賞で、チソンさんは最優秀演技賞を、イ・セヨンさんとイ・ギュヒョンさんは、優秀演技賞を受賞しました。

事故に遭った父を救えず、医師としての自信を失った、イ・セヨンさん演じるカン・シヨンは、知人の頼みで矯正医官としてバイトすることになり、そこで囚人服を着た、チソンさん演じるチャ・ヨハンと出会います。

医師だったヨハンは、3年前に患者を安楽死させた罪で服役していたのでした。医師として天才的な腕を持つヨハンの指示によって患者を救ったシヨンは、再び医師の道を歩むことを決意します。

ハンセ病院のペインクリニック科のレジデントとして復帰したシヨンは、出所後に教授として白衣をまとったヨハンとの再会を果たします。二人がさまざまな難病に立ち向かう中、ヨハンの前に検事の、イ・ギュヒョンさん演じるソン・ソッキが現れます。

患者の痛みを和らげることを最優先する医師ヨハンが、痛みの原因を探し出すため一生懸命になる姿が感動的です。また、チソンさんとイ・セヨンさんは16歳差ありますが、その歳の差を感じさせないほど、息がピッタリで、二人のロマンスに癒されます。

ライフ

三番目にご紹介するのは、2018年公開の「ライフ」。大学病院内の権力闘争や人間関係を描いたヒューマンドラマです。「守ろうとする者」と「変えようとする者」を、 イ・ドンウクさんとチョ・スンウさんのトップスターが共演したことで話題を呼びました。

サングク大学病院応急医療センター所属の、イ・ドンウクさん演じるイェ・ジヌは、若手だが医師が進むべき道に対する強い信念を持っていました。それは、実の父のように慕い尊敬する院長、チョン・ホジンさん演じるイ・ボフンから譲り受けた遺産のようなもので、そのためジヌにとり、サングク大学病院は、職場を超えた大きな存在でした。

ある日、大企業の経営者だった、チョ・スンウさん演じるク・スンヒョが社長として赴任してきます。企業のように病院の経営効率と利益を最重要視するスンヒョのやり方に、ジヌと同僚医師たちは反発します。

緊迫した医療現場だけでなく、大学病院内の権力闘争や人間関係、心の葛藤がリアルに描かれ、医療ドラマのジャンルにとどまらないストーリー展開が視聴者の心を掴んで離しません。

メディカル・トップチーム

四番目にご紹介するのは、2013年公開の「メディカル・トップチーム」。天才ドクターたちが医療の限界に挑む、愛と奇跡のメディカル・エンターテインメントです。

クァンへ大学病院の副院長シン・ヘスは、60周年行事で新プロジェクトを発表。それは、成功率50%以下の高難度手術や希少疾患の克服を目指し、各分野最高峰の専門医たちで構成する医療ドリームチームを結成することでした。

チームの実質的運営者である心臓内科医、チュ・ジフンさん演じるハン・スンジェの呼びかけで、優秀な医師たちが集結します。その中には、天才的な腕を持つ外科医、クォン・サンウさん演じるパク・テシン、胸部外科医の、チョン・リョウォンさん演じるソ・ジュヨンなどがいました。

しかし、医学の理想を掲げるトップチームには様々な難局が待ち受けていました。

イケメンスタービッグスリーが、初のドクター役でまぶしい白衣姿を披露しています。理想と現実のはざまで揺れ動く医師たちの、激しい愛と戦いがみどころです。また医療ドラマらしく、希少疾患患者や家庭環境も様々な患者が出てきて、見応えがあり考えさせられます。

ジャスティス-検法男女-

五番目にご紹介するのは、2018年公開の「ジャスティス-検法男女-」。不可解な事件の闇に立ち向かう、気難しい天才解剖医と理想に燃える新米検事の「共助」を描いた本格派メディカル・サスペンスです。

新人検事、チョン・ユミさん演じるウン・ソルは、ある事件現場で解剖医、チョン・ジェヨンさん演じるペク・ボムと出会います。第一印象は最悪だったソルとボム。互いにぶつかり合いながらも、二人は難事件の真相解明に挑んでいきます。

被害者を解剖する気難しい変わり者の解剖医と、加害者を捜査する若々しい新人女性検事が、社会に潜んでいる怪物たちが引き起こした難解な事件を解決していきます。

緻密な資料調査を土台とし、実際起こった事件を題材としています。また従来のドラマであまり接することのできなかった、実際の捜査技法を描き、これまでのジャンル物との差別化を図ったストーリー展開のリアルさに魅了されます。

ドクター異邦人

六番目にご紹介するのは、2014年公開の「ドクター異邦人」。韓国生まれ北朝鮮育ちの天才外科医が、運命によって引き離された恋人を追い求める壮大なラブストーリーです。
平均視聴率は12%、最高視聴率は14%と、メディカル系ドラマとしては健闘しています。

1994年、韓国と北朝鮮の間に戦争の危機が迫る中、韓国一の胸部外科医パク・チョルが、北朝鮮最高指導者の手術のため派遣されます。手術は成功しますが、裏切りによりチョルは幼い息子のフンとともに、北に残されてしまいます。

父と同じ胸部外科医を目指し、平壌医大へ進学した、イ・ジョンソクさん演じるフンは同じ大学に通う、チン・セヨンさん演じるソン・ジェヒとの恋愛も順調で、公私ともに充実した日々を過ごしていました。

しかしある日、ジェヒは父と共に粛正され、収容所へと送られてしまいます。数年後、フンは胸部外科医として軍の医学研究所に勤務していた時に、瀕死のジェヒが運ばれてきます。フンはジェヒとともに脱北を図りますが、再び引き裂かれます。

その後、フンは一人韓国へ戻り、ジェヒを探すための資金稼ぎのためにミョンウ大学病院で働くことに。そこへジェヒとそっくりな女医、チン・セヨンさん演じるスンヒが現れます。

イ・ジョンソクさんが、爽やかな青年医大生から、北朝鮮での無愛想なカリスマ医師、そして韓国に渡った後の情熱的な医師まで、さまざまな雰囲気に移り変わるフンを見事に演じており、見ごたえがあります。

ブレイン

七番目にご紹介するのは、2011年公開の「ブレイン」。大学病院の神経外科を舞台に繰り広げられる、復讐と競争を描いたメディカルドラマです。韓国で社会現象を巻き起こし、視聴率は最高19%を記録し、主演のシン・ハギュンさんは、KBS演技大賞を受賞しました。

大学病院の神経外科医、シン・ハギュンさん演じるイ・ガンフンは、患者より大学病院長の地位を手に入れたい傲慢な男。そしてチョン・ジニョンさん演じるキム・サンチョル教授は、そんなガンフンが気にいりません。

手術を要する救急患者が運ばれてきましたが、手術をするべきだという、チェ・ジョンウォンさん演じるユン・ジへの意見を無視し、VIPルームに入院するチャン会長の病室を尋ねるイ・ガンフン。しかしその間に救急患者の状態が急激に悪化し、キム・サンチョル教授が手術を引き受けることになります。

主演のシン・ハギュンさんの目の演技がすごいです。人間の心に渦巻くドロドロした感情を、顔に表すアクの強い人物をいやらしく見事に演じています。ストーリーというよりも、このシン・ハギュンさんの演技に引き込まれます。

胸部外科

最後にご紹介するのは、2018年公開の「胸部外科」。実力だけでは生き残れない大病院の中で、信念を持ち懸命に患者と向き合う医師たちの姿を描いたメディカルドラマです。
SBS演技大賞で、ソ・ジヘさんが優秀演技賞を、オム・ギジュンさんがプロデューサー賞を受賞しました。

胸部外科専攻医の、コ・スさん演じるテスは、上司の医療ミスを告発したため、危篤状態の母の手術を拒否されてしまいます。そんな中、救急搬送を受け入れ命を救ってくれたのはテサン病院の胸部外科医、オム・ギジュンさん演じるソッカンでした。

その後、テスはソッカンを追うようにテサン病院を志願。実力がありながら出世コースから外れていたソッカンは、似た境遇のテスに目をかけ、信頼関係を築いてゆきます。

一方、利益を重視する病院長のヒョンイルは、異母兄である理事長ヒョンモクが目をかけるソッカンを疎ましく思っていました。そんな中、ヒョンモクの娘、ソ・ジヘさん演じるスヨンが海外留学を終えて帰国。これを機にヒョンイルを解任し、スヨンを後継者にしようともくろむヒョンモクでしたが、ヒョンイルの仕組んだ事故によって命を落としてしまいます。

企画段階から実際の医療現場に足を運び、医師からのアドバイスを受けて構成したエピソードはリアリティに溢れ、完成度の高い作品に仕上がっています。ラブラインも笑いもほぼ無しの仕事中心のドラマですが、メディカルドラマ好きにはお薦めの作品です。

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回はご紹介できませんでしたが、この他にも、「馬医」、「ホジュン」、「医心伝心〜脈あり!恋あり?〜」など、朝鮮時代を舞台にしたものや、タイムスリップを絡めた魅力あふれたメディカルドラマがあります。是非これらも含めて一度ご覧ください。

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