芸能界ではよく見かける年の差婚ですが、中には親子ほど年の差が離れていて驚くこともありますよね。しかし素敵なカップルも多く、微笑ましく思えます。
そこで今回は、歳の差が9歳以上、中には17歳も離れている韓国芸能人カップルを7組紹介します。
最初にご紹介するのは、ユ・ジョンホさんとチャヒさんの年の差9歳のカップルです。
お二人は、2022年05月05日に、それぞれ42歳と33歳で結婚しました。
ユ・ジョンホさんは、2007年の短編映画「弟を蹴った彼女」でデビューすると、2019年の大ヒットドラマ「愛の不時着 」の国家情報院・キム課長役で、記憶に残る演技で注目を集めました。
その他にも、2020年のドラマ「哲仁王后」や、2021年「バッド・アンド・クレイジー」、2019年「ウォッチャー不正捜査官たちの真実」などに出演しています。
一方、妻となるチャヒさんは、2014年のドラマ「ピノキオ」でデビューすると、「オールモストメイン」など、演劇で経験を積んだ後、最近はテレビドラマにも出演。2020年「ミリオネア邸宅殺人事件」や「浮気したら死ぬ」、2021年「一人だけ」などに出演しています。
元々先輩・後輩だった二人は、2021年の「不可殺 －永遠を生きる者－」で共演を果たしていましたが、2022年5月、9歳の年の差を乗り越え、7年の交際を経てゴールイン。2022年11月には、遅めのハネムーンでタイやベトナムを巡ったようで、表情豊かな二人の写真から楽しんだ様子が伝わってきます。
続いてご紹介するのは、コン・ヒョジンさんとケビン・オさんの年の差10歳のカップルです。お二人は、2022年10月に、それぞれ42歳と32歳で結婚し、コン・ヒョジンさんの方が年上の姉さん女房です。
コン・ヒョジンさんは、2001年にドラマ初主演の「華麗なる時代」が最高視聴率31％を記録すると、2011年に主演した「最高の愛〜恋はドゥグンドゥグン〜」では百想芸術大賞・最優秀演技賞を獲得。
出演するドラマは必ずヒットすると言われ、「視聴率女王」と呼ばれました。親しみやすく素朴な演技が持ち味で、韓国を代表する演技派女優の一人です。
一方、ケビン・オさんは、韓国で活動する韓国系アメリカ人歌手で、ソロ歌手やバンドのフロントマンとしても活躍。多数のドラマOSTに参加し、ラジオ放送のDJもこなします。
また演技にも関心があり、2021年のドラマ「ムーブトゥーヘブン」にも出演しました。
二人は2年の交際期間を経て、公開恋愛の4ヶ月後に結婚を発表。10歳という年の差にもかかわらず、周囲の批判の声はなく、結婚を祝って応援するファンが多かったですよね。ケビン・オさんの出身地である、ニューヨークで親戚だけで非公開の結婚式でしたが、ウエディング・ドレスにサングラスを合わせ、幸せいっぱいの笑顔が印象的でした。
三組目にご紹介するのは、イ・ビョンホンさんとイ・ミンジョンさんの年の差12歳のカップルです。2013年8月10日に、それぞれ43歳と31歳で結婚しました。
イ・ビョンホンさんは、言わずと知れた元祖韓流四天王の一人で、高い演技力に加え、作品ごとにあらゆるキャラクターを演じられることから、「千の顔を持つ俳優」と称されます。
1991年に、ドラマ「アスファルト、我が故郷」で俳優デビューすると、1995年「誰が俺を狂わせるのか」と次の「ラン・アウェイ」で、各映画賞の新人賞を受賞しました。さらに2000年には、当時の韓国の観客動員数記録を更新した映画「JSA」で、釜山映画評論家協会賞・主演男優賞を受賞。
また2005年に主演した「甘い人生」で、ハリウッド進出のきっかけを作り、2006年には、韓国人俳優として初めて、フランスの文化芸術勲章を授与しています。
一方、イ・ミンジョンさんは、韓国版「花より男子」で注目を浴び、一躍トップスターになります。
二人は2006年に知人の紹介で出会い、交際をスタートさせますが、既にトップスターだったイ・ビョンホンさんと、新人女優だったイ・ミンジョンさんは多忙もあり、一度は破局。しかし2012年に復縁し、同年8月には公式に交際を認めました。
イ・ビョンホンさんの母親は、年の差を理由に猛反対したそうですが、イ・ミンジョンさんが何度も家を訪れて無事に認められたんだとか。そして2013年8月に、ソウル市内で豪華な結婚式を挙げました。
四組目にご紹介するのは、ムン・ヒジュンさんとソユルさんの年の差13歳のカップルです。2017年2月に、それぞれ38歳と25歳で結婚しました。
ムン・ヒジュンさんは、1996年～2001年まで、アイドルグループ「H.O.T.」のリーダーとして活動しましたが、解散後はソロ歌手として活動。また、2005年には、ミュージックビデオフェスティバルで、ネチズン人気賞を受賞しています。
そして2017年2月、女性アイドルグループ「CRAYON POP」のソユルさんと結婚。同年5月に女児が誕生しています。当時は韓国初となる、アイドル同士の結婚として話題になりました。
きっかけは、ムン・ヒジュンさんの減量中に、ソユルさんがダイエットに効くと言われるゴボウ茶を手作りして、たくさん持ってきてくれたことだったとか。また、ソユルさんも「くるみのお菓子を食べたいと言うと、すぐに彼が買ってくれた」と明かしており、二人のお互いを思いやる姿が微笑ましいですね。
五組目にご紹介するのは、ペ・ヨンジュンさんとパク・スジンさんの年の差14歳のカップルです。2015年7月27日に、それぞれ43歳と29歳で結婚しました。
ペ・ヨンジュンさんと言えば、言わずと知れた「ヨン様ブーム」を巻き起こした、微笑みの貴公子です。
1994年のドラマ「愛の挨拶」でデビューすると、2002年の「冬のソナタ」でブレイク、「微笑みの貴公子」と異名を取り、熱狂的なファンを獲得しました。また、2003年の映画初主演作「スキャンダル」では、好青年のイメージを一蹴、プレイボーイを演じて新たな魅力を見せています。
一方のパク・スジンさんは、2002年、「Sugar」のメンバーとして歌手デビューすると、2007年のドラマ「彼女がラブハンター」で女優デビューも果たしました。
その他、2009年の「花より男子」や「善徳女王」、2010年「僕の彼女は九尾狐」等、様々な人気作品に出演しています。
二人は、2015年2月に正式に交際を認めてから3ヶ月で婚約を発表、さらにその2ヶ月後には結婚という、スピード婚で世間を驚かせました。ペ・ヨンジュンさんは、明るい性格と思いやりの心を持つ彼女に好意を持つようになり、パク・スジンさんも温かく気配り上手な彼に信頼と愛を感じたそうです。
2016年10月には長男、2018年4月には長女が誕生しています。
2021年には家族でハワイに居住していると伝えられており、二人とも芸能活動は休止して子育て優先で穏やかに過ごしているようです。
六組目にご紹介するのは、マ・ドンソクさんとイェ・ジョンファさんの年の差17歳のカップルです。2021年に、それぞれ50歳と33歳で婚姻届を提出しています。
マ・ドンソクさんは、主に韓国で活動している韓国系アメリカ人俳優です。1994年に、米国でミュージカル俳優としてデビューすると、2002年の韓国映画「天軍」で本格的に俳優として活動するようになります。
2020年代は、映画「エターナルズ」でのハリウッド映画初出演など、韓国国外での活動を本格化させました。
一方のイェ・ジョンファさんは、韓国のアメリカンフットボール国家代表のストレングスコーチを務める傍ら、タレントとしても活動。
セクシーさと健康美が注目され、さまざまなイベントやテレビ番組に出演しています。
マ・ドンソクさんは、フィットネストレーナーやボディビルダーの経験があり、イェ・ジョンファさんもストレングスコーチを務めるなど、共通の趣味である運動を通じて親しくなったそうです。
二人は2016年8月から交際をスタートし、11月には公式に認めました。そして、2022年10月のソウルでの授賞式スピーチで、マ・ドンソクさんは彼女のことを「愛する私の妻」と表現し、昨年入籍していたことをサプライズで公表しました。
最後にご紹介するのは、リュ・フィリップさんとミナさんの年の差17歳のカップルです。2018年に、それぞれ29歳と46歳で結婚しています。
リュ・フィリップさんは、米国フロリダ生まれで、ボーカルグループ「SoReal」のメンバーとして、2014年「心臓が話した」でデビュー。歌手ミナの「年下夫」として話題になりました。
一方のミナさんは、1993年に広告モデルとしてデビューすると、2002年W杯では、セクシーな「レッドデビルズ」応援服で登場し注目を集めました。その後、歌手としてデビューし、2010年に中国に渡り、歌手や女優として活躍しました。
実年齢より10歳以上若く見える容貌と、ずば抜けたスタイルに、セクシーでインパクトのあるダンスが話題になり、瞬く間にトップアーティストになりました。
韓国芸能界きっての年齢差で知られる二人の出会いは、リュさんがパーティで、背中の開いたトップスで踊っていたミナさんに一目ぼれしたのだとか。リュさんは、「人形のようなルックス」、「日焼けした肌」、「運動神経の良い女性」が理想のタイプとのことで、ミナさんが、まさに条件にぴったりだったそうです。
付き合い始めてすぐにリュさんが入隊したため、21ヶ月を経て、遠距離や年齢差による中傷も乗り越え、2018年にゴールインしています。
いかがでしたでしょうか。
大方が、男性40歳前後で女性が30歳前後で結婚という、今ならあまり珍しくもないように思いますが、最後にご紹介した、女性が17歳年上のケースには、ちょっとびっくりで、長続きするのか心配してしまいますね。
いずれにしても、年齢差にとらわれず、広い視野を持って恋愛を楽しめるのは素敵なことだと思いました。