抜群のスタイルを誇りモデルとして数多くのファッションショーを経験し、その後俳優デビューを果たしたキム・ウビンさん。
立っているだけで絵になるルックスはもちろん、優れた演技センスと心地よい低音ボイスで早い時期から俳優としても頭角を現してきました。
今回はキム・ウビンさんの長い闘病生活を余儀なくされた病気、そして結婚秒読みと噂される女優のシン・ミナさんとの関係と合わせてご紹介していきたいと思います。
2008年からファッションモデルの仕事を開始し、2011年に放送されたスペシャルドラマ「ホワイトクリスマス」で俳優デビューしました。
その後、「紳士の品格」や「ゆれながら咲く花〜学校2013〜」などのヒットドラマに出演。
2013年に放送されたドラマ「相続者たち」の御曹司役で本格的にブレイクしました。
また、同年に公開した映画「チング 永遠の絆」では主役を演じ、人気俳優の仲間入りを果たします。
その後も、2015年に公開した映画「技術者たち」や
2015年に韓国で公開からわずか29日目にして300万人突破の快挙を成し遂げた大ヒット映画「二十歳」、
2016年に放送され、恋愛ドラマに初挑戦したドラマ「むやみに切なく」、
そして同年に公開し観客動員数714万人を記録した大ヒット映画「MASTER/マスター」などで主演が続いていました。
そんな人気絶頂のさなか、2017年5月に上咽頭がんと診断され、投薬と放射線による治療を行っていることを所属事務所が公表し、3年間活動を休止することになりました。
ここからは、キム・ウビンさんの病気についてお話ししていきます。キム・ウビンさんは2017年5月ごろ鼻血がよく出る症状を見せ始めました。
当時、キム・ウビンさんはスケジュールが多く、ただ体調が悪いと判断して特別に精密検診を受けていませんでした。先輩俳優のイ・ビョンホンさんに「すぐに病院に行くように」と助言され、その結果キム・ウビンさんは早期にがんを発見することができました。
そして上咽頭がんの診断を受けたことを公表し、約3年間治療に専念することになります。
キム・ウビンさんが患った上咽頭がんは、上咽頭にできる悪性腫瘍で、初期のうちは自覚症状がみられないことがあります。
上咽頭がんの発見時に最も多くみられる症状は、頸部リンパ節に転移したことによる首のしこりです。
その他には、鼻づまり、鼻血などの鼻の症状、耳がつまった感じ、聞こえにくいなどの耳の症状、目が見えにくくなる、二重に見えるなどの脳神経の症状があります。
キム・ウビンさんの頻繁に鼻血が出るという症状は、上咽頭がんの初期症状のひとつだったのです。
幸いにも治療が遅れず、投薬治療と放射線治療を始めることができました。
親友のイ・ジョンソクさんを始めとする俳優仲間とファンの回復を応援する声、復帰を望む声に支えられ、キム・ウビンさんは大病に打ち勝つことができました。
約3年ぶりとなる2019年末には、ファンミーティング『2019 KIMWOOBIN Thank you』を開催するまでに回復し、2020年に“生命力の強さ”届けるをネイチャー・ドキュメンタリー番組『ヒューマニマル-HUMANIMAL-』でのナレーションで仕事復帰を果たしました。
キム・ウビンさんと結婚秒読みと噂されているのが、大ヒットドラマ「海街チャチャチャ」で主演をつとめた人気女優のシン・ミナさんです。
おしどりカップルとして知られるふたりの馴れ初めは、ファッションブランド“GIORDANO”の広告撮影がきっかけでした。
もともとシン・ミナさんの大ファンで、理想のタイプだったというキム・ウビンさん。当時の撮影現場は、甘い雰囲気で周囲のスタッフが羨ましがったと言われるほどでした。
撮影後に親交を深め恋人関係に発展したのも自然な流れといえますね。
2015年7月に交際を認めたキム・ウビンさんとシン・ミナさん。
当時交際2カ月で熱愛が報じられましたが、デートの際はパパラッチの目を逃れるようにかなり徹底していたそうで、人目につかないよういつも車の中でドライブデートをしていたようです。
2015年に熱愛を認めて以来、2022年9月現在まで約7年間にわたり交際を続けています。
共に好感度が高い2人は慈善活動にも積極的で、山火事や豪雨などの自然災害被害者への寄付がたびたび報じられており、“寄付カップル”とまで呼ばれることも。
おしどりカップルのラブラブっぷりはこれだけではなく、キム・ウビンさんがシン・ミナさんのドラマ撮影の応援のためにコーヒートラックを差し入れしたり、シン・ミナさんがドラマ撮影中のキム・ウビンさんのために、現場に高級韓国料理のケータリングを差し入れしたり、お互いの仕事を応援し合う姿が話題になりました。
また、キム・ウビンさんの辛い治療期間中に、そばで献身的に看病してきたのがシン・ミナさんでした。
当時、所属事務所を通して「キム・ウビンが治療を受けられるようサポートしている」との声明を発表したシン・ミナさん。
通院時には必ず付き添い、キム・ウビンさんの家まで約10分の場所に引っ越したり、よりサポートできる環境を整え支え続けました。
2020年にはキム・ウビンさんがシン・ミナさんの所属するAMエンターテインメントとの専属契約を締結し、同じ事務所に所属することになった2人。
芸能活動も軌道に乗り、完全復活を果たしているキム・ウビンさんと、そばで支え続けてきたシン・ミナさん。
今年交際7年を迎えるおしどりカップルから、そろそろゴールインの知らせが届くのも、そう遠くないのかもしれませんね。
キム・ウビンさんは2020年から仕事復帰し、2022年7月に公開したチェ・ドンフン監督のSF映画の撮影で俳優復帰を果たしました。
実は上咽頭がんの発覚前から出演が決まっていた、チェ・ドンフン監督の映画「盗聴」が、キム・ウビンさのがん治療のため撮影中止になったということがあり、チェ・ドンフン監督の作品で仕事復帰すべきだと考えていたそうです。その思いが叶いこの映画への出演を果たしました。
キム・ウビンさんは宇宙人囚人を管理するガードとロボットのサンダーという全く異なるふたりを演じ、1人2 役に挑戦しました。さらにシーンによっては1人4役までもこなしたそうです。
そして2022年、多くの芸能人が涙したと絶賛した話題作、オムニバスドラマ「私たちのブルース」にシン・ミナさんとそろって出演しました。
キム・ウビンさんはハン・ジミンさんと恋人として息を合わせ、シン・ミナさんはイ・ビョンホンさんと共演し、それぞれのラブラインを置いて、ひとつのフレームに盛り込まれる異色な場面も登場しました。
また、現在の健康状態は「以前よりはるかに健康になったと感じます。治療が終わってから5年になる日に定期健診を受けましたが、先生が以前より健康だとおっしゃいました」という嬉しいニュースを伝えてくれました。
いかがでしたか。
辛い闘病生活を乗り越え、5年のブランクを感じさせない安定感のある演技で、我々を魅了するキム・ウビンさんについてご紹介してきました。
今後も話題作への出演が期待されますし、チェ・ドンフン監督がキム・ウビンさんが完治する時まで待つために製作を延期している映画「盗聴」も、いつかスクリーンで見れる日を楽しみにしましょう。
そして交際7年を迎えるシン・ミナさんとの素敵なニュースもそろそろ届いてほしいですね。どちらも楽しみに待っていましょう。