今年2023年には、シム・ウンギョンさんがドラマ「100万回言えばよかった」のメインキャストとして出演し、日本のドラマ「リッチマン、プアウーマン」の韓国リメイク版「リッチマン」でヒロインを演じた女優ハ・ヨンスさんが2024年放送予定のNHK朝ドラ「虎に翼」にキャスティングされたことなどが話題となりました。
前回ご紹介した以外にもまだまだ日本のドラマや映画に出演した韓国人気芸能人がいますので引き続きご紹介していこうと思います。
それでは早速、日本のドラマや映画に出演した韓国芸能人を11人ご紹介していきます。
水泳選手からモデルに転身し、1996年に俳優デビューしたソ・ジソプさんは、2004年のドラマ「バリでの出来事」と「ごめん、愛してる」の大ヒットにより一気に大ブレイクします。
特に「ごめん、愛してる」は“ミ・サ廃人”と呼ばれる熱狂的ファンを生み出し、のちに日本でリメイクもされます。
その後も映画「ただ君だけ」「Be With You〜いま、会いにゆきます」や、ドラマ「ファントム」「主君の太陽」「ワン・サニー・デイ」「オー・マイ・ビーナス」「私の恋したテリウス」などに出演し確固たる地位を確立します。
近年もドラマ「ドクター弁護士」映画「宇宙+人」「告白、あるいは完璧な弁護」などへ出演し精力的に活躍中です。
日本の作品への出演は、除隊後の2008年に映画「ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌」で妖怪“夜叉”役を演じています。
ソン・スンホンさんはモデルとしてデビューし、ソ・ジソプさんも出演したシットコムドラマ「男女6人恋物語」で俳優デビューしました。
2000年にソン・ヘギョさんやウォンビンさんらと共演したドラマ「秋の童話」が大ヒットしトップスターとなり、その後も「夏の香り」「エデンの東」「マイ・プリンセス」「Dr.JIN」と出演作が軒並みヒットしていきます。
最新作は2023年のNetflixドラマ「配達人 ~終末の救世主~」で、主演のキム・ウビンさんと対立する悪役を演じています。
日本の作品には、大ヒット映画「ゴースト ニューヨークの幻」をリメイクした2010年の映画「ゴースト もういちど抱きしめたい」に出演しており、松嶋菜々子さんや樹木希林さんらと共演しています。
イ・ジュンギさんは2001年にモデルとしてデビューし、韓国でブレイクする前の2004年に草彅剛さん主演の日本映画「ホテル・ビーナス」のオーディションに合格し映画デビューを果たします。
その時は映画の撮影をしながら生活費を稼ぐために居酒屋でバイトもしていたそうですが、翌年には韓国でブレイクすることになります。
イ・ジュンギさんの名が知れ渡ったのは2005年の大ヒット映画「王の男」で中性的なコンギル役を演じてから。
その後も映画「光州5・18」が大ヒットし、、「犬とオオカミの時間」「イルジメ〜一枝梅」「アラン使道伝」「麗〜花萌ゆる8人の皇子たち〜」「無法弁護士~最高のパートナー~」「悪の花」といったドラマもヒットとなります。
時代劇で傑作が多いイ・ジュンギさんは“最も時代劇が似合う俳優”とも呼ばれており、最新作であるドラマ「アスダル年代記」のシーズン2では太古を舞台としたファンタジー時代劇に挑戦しています。
「ホテル・ビーナス」以降も、2004年の日韓合作ドラマ「STAR’S ECHO〜あなたに逢いたくて〜」や、宮﨑あおいさんと共演した2007年の映画「初雪の恋 ヴァージン・スノー」に主演しています。
2007年に少女時代のメンバーとしてデビューしたスヨンさんですが、実は2001年に日本のバラエティ番組「ASAYAN」でアイドルデュオroute0(ルート・ヨン)としてデビューしており、のちに韓国芸能事務所の研究生となります。
その後、少女時代として大ブレイクしたスヨンさんは俳優としての活動もはじめ、ドラマ「第3病院 〜恋のカルテ〜」「私の人生の春」「元カレは天才詐欺師 〜38師機動隊〜」「ザ・プロファイラー〜見た通りに話せ〜」「だから俺はアンチと結婚した」などで主演を務めます。
最新作は2023年のドラマ「ラブ・パッセンジャー」です。
2019年には日本と韓国の共同制作による映画「デッドエンドの思い出」で主演しています。
2003年に東方神起のメンバーとしてデビューしたジェジュンさんは、その後はJYJとして活動し現在はソロとして韓国と日本の両方でマルチな活動を続けています。
韓国のドラマには「ボスを守れ」「Dr.JIN」「スパイ〜愛を守るもの〜」などに出演しているのですが、日本の作品にも2009年の映画「天国への郵便配達人」をはじめ、メインキャストとして出演した2010年のドラマ「素直になれなくて」や、2022年のドラマ「悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜」にもゲスト出演しています。
2010年にINFINITEのメンバーとしてデビューしたL(エル)ことキム・ミョンスさんは、ドラマデビューが2011年の日本のドラマ「ジウ 警視庁特殊犯捜査係」なんです。
このドラマで金髪の謎の殺人者ジウ役を演じたキム・ミョンスさんは、その後もドラマ「主君の太陽」「ずる賢いバツイチの恋」といった人気ドラマに出演し、2017年の時代劇「仮面の王イ・ソン」でメインキャストを務めます。
その後も「ハンムラビ法廷〜初恋はツンデレ判事!?〜」「ただひとつの愛」「暗行御史:朝鮮秘密捜査団」などに出演し、除隊後の2023年には「ナンバーズ:ビルの森の監視者たち」で主演を務めています。
2008年にSHINeeのメンバーとしてデビューしたテミンさんは、2009年のシットコムドラマ「テヒ、ヘギョ、ジヒョン」で俳優デビューしますが、俳優としての活動は少なくゲスト出演が中心でした。
しかしAmazonプライムビデオで配信されていた2017年の日本ドラマ「ファイナルライフ -明日、君が消えても-」では、松田翔太さんと共に主演を務め話題となりました。
1994年に韓国でデビューしたユンソナさんは、1999年にはペ・ヨンジュンさん主演による視聴率50%超えの大ヒットドラマ「愛の群像」に出演するなど活躍していましたが、2000年に来日し女優としての活動をスタートします。
日本のドラマデビュー作は2001年の「もう一度キス」で、主演の窪塚洋介さんの相手役を務めました。
その後も深田恭子さんと共演した「Fighting Girl」や、木村拓哉さん主演の大ヒットドラマ「GOOD LUCK!!」などに出演するなど大活躍となります。
その後はバラエティ番組で人気者となりましたが、2012年に2人目の妊娠を機に韓国へ帰国し、人気ドラマ「六龍が飛ぶ」などに出演しています。現在は家族と共にカナダへ移住しているようです。
2002年より子役として活動してきたイ・ホンギさんは、2007年にFTISLANDボーカルとしてデビューします。
2009年にはドラマ「美男(イケメン)ですね」への出演で俳優として本格復帰し人気を集めます。
2011年には市川由衣さん主演の日本ドラマ「マッスルガール!」に出演し、日本へ母を捜しに来た韓国人スターという役を演じます。
その後の出演作はドラマ「モダンファーマー」「花遊記」などです。
2013年にロックバンドN.Flyingのドラマーとしてデビューしたキム・ジェヒョンさんは、2014年のドラマ「モダンファーマー」で俳優デビューします。
その後もバンド活動と並行してドラマ等に出演し、2021年よりスタートした竹内涼真さん主演の日本のドラマシリーズ「君と世界が終わる日に」のシーズン3まで出演し大きな反響を呼びました。
リュ・シウォンさんは1992年に俳優デビューし、日本の“第1次韓流ブーム”に貢献したスター俳優です。
イ・ビョンホンさん主演の2001年ドラマ「美しき日々」への出演によって人気を得て、ペ・ヨンジュンさんら韓流四天王と共に日本でも大ブレイクします。
その人気は凄まじく、NHKで「美しき日々」が放送されるとリュ・シウォンさんのアルバム「約束」も売上20万枚を超える大ヒットとなりました。
そして2007年にはNHK朝ドラ「どんど晴れ」に韓国の人気俳優役として出演し、
同年には仲間由紀恵さんと泉ピン子さん主役のドラマ「ジョシデカ!-女子刑事」にも韓国人青年役として出演しています。
以上、日本のドラマや映画に出演経験のある人気芸能人を紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
今回は「実はあの大物も過去に日本の作品に出演していた!」というものも多かったですね。
そんな中でもユンソナさんは日本でマルチに活躍されていましたが、実は日本に来る前に韓国の大ヒットドラマに出演していたことが分かりました。
それを踏まえると、韓国の人気俳優やアイドルなどが、今後日本をメインに活躍する可能性があるのかもしれませんね。
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