日本でK-POPや韓国ドラマが流行する中、韓国好きの若者がどんどん増えています。そのためか、日韓ハーフに憧れる日本人も多くなっているようです。
実は、日本芸能界にも意外と日韓ハーフの人が多いことに気づかされます。
今回は日韓ハーフと知ってびっくりした、日本の人気芸能人を7人ご紹介します。
実は日韓ハーフだった!意外な芸能人を7名紹介
玉山鉄二
Bossの玉山鉄二かっこよすぎて今見てびっくりしてる pic.twitter.com/bax2RHYglZ
— fhgxx (@fhgxx) December 26, 2024
最初にご紹介するのは、兄貴系のワイルドなルックスが人気の俳優、玉山鉄二さんです。
1980年4月7日 京都府京都市生まれの44歳(2024年現在)。父親が在日韓国人2世で、母親が日本人の日韓ハーフです。
1999年、ドラマ「ナオミ」で俳優デビューすると、2001年には、「百獣戦隊ガオレンジャー」のガオシルバー役で出演。また、2002年から2008年まで、衣料用洗剤のCMに出演しています。
#ガオレンジャー
がトレンド入りしているので、ガオレンジャーの推しを載せときますね。私の玉山鉄二伝説が始まったのがガオレンジャーです。はい。#玉山鉄二#ガオシルバー pic.twitter.com/07OH9LViON— なななのな (@iTLDNoeD4dpli11) November 8, 2020
そして2005年、映画「逆境ナイン」で初主演を果たすと、2010年に、日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞しました。その後2014年には、連続テレビ小説「マッサン」で連続テレビ小説初出演かつ初主演を飾りました。又、2016年に、エランドール賞新人賞を受賞しています。
『人生はアドベンチャー』
この言葉をモットーに生きていきたいと思います※朝ドラ #マッサン より
(毎週月曜にBSで再放送しててどハマり中)あと玉山鉄二がカッコ良すぎるじゃ〜〜😭(広島弁風) pic.twitter.com/vggpkoazXL
— はるちゃん🏝🐨 (@SAS0815h) July 31, 2022
渋く端正な顔立ちで、シリアスからコミカルまで演じ分ける、演技派イケメン俳優の玉山鉄二さんも、日韓ハーフだったことが判明しました。
玉山さんは、嫌韓ブーム真っ只中の2006年に、テレビの仕事で韓国を訪れた時に、「母国に戻ってきた。僕は韓国系日本人だ」と、自らカミングアウトしました。
尚、父親は日本に帰化しているようなので、玉山さんの国籍も日本となります。
NHKの朝ドラ、今回は主演俳優も主演女優も外国人に。玉山鉄二さんは、父親が在日韓国人。TV番組で韓国を訪れた際に「3年ぶりに母国を訪ねた」と話、在日韓国人だとカミングアウト。俳優としての彼は評価するが、この時期に何故NHKが彼をキャスティングしたのか、隠れた意図を感じる…
— syansyan1980 (@syansyan1980) October 3, 2014
南果歩
「君の忘れ方」舞台挨拶情報
母・洋子役の南果歩さんによる舞台挨拶が決定しました
本作の裏話や魅力をたっぷり語っていただきます!日時 2月6日(木)
14時10分の回上映後※本編より上映
【登壇者】 南果歩さん、作道雄監督 pic.twitter.com/OSc02n9F7K— シネスイッチ銀座 (@cineswitch) January 31, 2025
続いてご紹介するのは、美少女役からかわいいお母さん役まで幅広い演技で人気を博す南果歩さんです。
1964年1月20日 兵庫県尼崎市生まれの60歳(2024年現在)。母親が韓国人である日韓ハーフだったことが発覚しました。
1984年に、映画「伽耶子のために」のヒロイン役オーディションに応募し、2200人の中から選ばれ、主役でデビューします。そして1985年には、テレビ小説「五度半さん」のヒロイン役でテレビドラマに進出。
さらに1986年には、「ロミオとジュリエット」のジュリエット役で、初舞台を踏みました。また、1989年「夢見通りの人々」でエランドール新人賞、同作と「蛍」でブルーリボン賞助演女優賞をそれぞれ受賞しています。
【TVガイド/あの時あの表紙あの番組(1366)】
[89.05.05]南果歩’85年、昼帯ドラマ『五度半さん』〔TBS〕でTVデビュー
この年は映画『夢見通りの人々』〔監督:森崎東〕
『蛍』〔監督:梶間俊一〕に出演、
日刊スポーツ映画大賞・助演女優賞を受賞@retoro_mode pic.twitter.com/mUd0n21tJp— しがない三四郎 (@shinya_bokudake) December 7, 2018
美人でお茶目な性格で、多くのファンを魅了している南果歩さんが、初めて韓国にゆかりがあることを明かしたのは、2007年に放送されたトーク番組「スタジオパークからこんにちは」でした。同番組でのカミングアウトにより、南果歩さんは在日韓国人3世だということが分かりました。
南果歩
2007年1月11日放送のNHK総合のトーク番組『スタジオパークからこんにちは』内で母親が韓国人であることを告白した。 南自身は在日3世である。
— ルシム (@Dain_AlbaRate) December 16, 2020
水沢エレナ
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三番目にご紹介するのは、子供時代からモデルとして活動し、現在は女優としても活躍する水沢エレナさんです。
1992年3月21日 愛知県名古屋市生まれの32歳(2024年現在)。母親が韓国人で、日韓ハーフと言われています。
2003年、小学館「ちゃお」で、モデルオーディションを勝ち抜きモデルデビューすると、2006年には、ティーン誌「CANDy」のモデルを経て、「Seventeen」の専属モデルとして活動しました。
2007年からは女優活動も始め、「恋する日曜日」でドラマデビューすると、2008年、「東京少女 水沢エレナ」で、連続ドラマ初主演を果たしました。
「恋する日曜日 卒業〜春の嘘」(2007年)その1。
水沢エレナさんの女優デビュー作。撮影当時14歳。170センチ近い長身と大人びた雰囲気で中学生に見えませんでした。マスク姿、メガネ姿も美しいです。#bstbs #ガーゼマスク #メガネ女子 #制服 pic.twitter.com/yiPjleOpi7— でーち (@gmdaikan) September 22, 2018
そんな水沢エレナさんも、父親が日本人で母親が韓国人の日韓ハーフのようです。過去には韓国ドラマ「恋するメゾン」にも出演しており、流暢な韓国語を披露し話題になりました。
久しぶりにはまって見てる日本のドラマに恋するメゾンに出てた水沢エレナさんが出てる😊 pic.twitter.com/6pfloQih3A
— オリスン (@seungyeon0608) June 19, 2019
特技は韓国語というだけあって、韓国出身の芸能人との交流も多く、日本を中心に活躍する韓国出身ファッションモデルのヨンアさんとは、姉妹のように仲が良いのだそうです。ヨンアさんが出産した時、母親と一緒に病院に駆けつけたといい、まるで家族のような関係が続いているようです。
大鶴義丹
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四番目にご紹介するのは、俳優や小説家に映画監督として、マルチに活動する大鶴義丹さんです。
1968年4月24日 東京都杉並区生まれの56歳(2024年現在)。在日韓国人三世の母親を持つ有名な日韓ハーフです。
大学在学時代に、映画「首都高速トライアル」により本格デビューすると、以降、テレビドラマと舞台を中心に俳優活動を続けます。また、1990年に「スプラッシュ」で、すばる文学賞を受賞し、小説家としてデビュー。更には1995年、「となりのボブ・マーリィ」にて映画監督デビューも果たします。
久しぶりに首都高速トライアルを見ている☆
大鶴義丹、ジージャンとジーンズの組み合わせとか!昭和過ぎてヤバいw pic.twitter.com/2dDKmwE2P8— なかぢ (@MONDeNAKAJIMA) July 16, 2016
その後2014年からは、金守珍が1987年に結成した、劇団「新宿梁山泊」に役者として参加し、唐十郎戯曲作品「ジャガーの眼」において、初めて舞台主演を務めました。以後も、ドラマや舞台に映画、執筆と幅広く活躍していますが、最近では、情報番組やバラエティ番組にドキュメンタリー番組などにも数多く出演しています。
そんな大鶴義丹さんの父は、劇作家で芥川賞作家の唐十郎。そして母は、在日韓国人俳優の草分け的存在で、舞台女優の李麗仙さんで、本人も有名な日韓ハーフと言えます。
李麗仙さん追悼「母は唐十郎と「状況劇場」を最期まで愛した」(婦人公論8月24日号)。とても良いインタビューです。大鶴義丹氏も、ずいぶん「いい顔」になったな。唐さんに似ている? pic.twitter.com/oBVZrcpvZL
— 明石健五 (@kengoa1965) August 5, 2021
但し大鶴義丹さんは韓国で育ったことはなく、日本国籍しか持っていません。
松坂慶子
松坂 慶子(まつざかけいこ、1952年7月20日 – )
韓国籍の父と、戸籍のない日本人の母。
家族間の様々な軋轢や外部の中傷を越えて今に至る。「人生を振り返ると、次に行く準備が整ったときこそ、新しい扉が開かれるようです。今年70歳になりますが、ようやく『準備が整いました!』という心境です」 pic.twitter.com/6oMbShELpR
— さくら便り (@K1aISji55ZJLjHf) July 19, 2022
五番目にご紹介するのは、大河ドラマや時代劇に朝ドラなどの人気作品に数多く出演し、国民的な大女優の松坂慶子さんです。
1952年7月20日 東京都大田区生まれの72歳(2024年現在)。父親が韓国人の日韓ハーフです。
中学2年の時に「劇団ひまわり」に入団すると、1967年、幼児向けコメディ「忍者ハットリくん+忍者怪獣ジッポウ」で初出演。そして、高校時代にスカウトされて、大映の「ある女子高校医の記録」で本格的に映画デビューし、1971年の「夜の診察室」で初主演を務めました。
松坂慶子は映画デビュー作『夜の診察室』のピチピチさ(死語)が異常。このとき18歳か19歳。 pic.twitter.com/eERp5uZ0vF
— yamasaci tohru やまちんぬ (@yamachin_nu) December 25, 2019
その後、1979年のドラマ「水中花」で主演を務め、自らが歌った主題歌「愛の水中花」もヒットします。美人女優としてTV、映画で活躍を続け、1981年の「青春の門」と「男はつらいよ」、1982年の「蒲田行進曲」と「道頓堀川」で、日本アカデミー賞・最優秀女優賞を2年連続して受賞しました。また2009年には、紫綬褒章を受賞しています。
そんな松坂慶子さんは、韓国人の父親と日本人の母親のハーフです。父親は在日韓国人1世ということで、生まれたときは韓国籍。また母親は国籍がなかったため、最初韓国籍で、松坂慶子さんも韓国籍に入っていたようです。
松坂慶子 女優
父(韓英明)は戦前、15歳の時に韓国釜山から日本に来て炭鉱で働いていた。
母は身売りされた捨て子で無国籍だったが、のちに日本国籍を取得。
戦後、神奈川県藤沢市に移り複数の事業で成功する。
生れた時は韓国籍だったが母親の非嫡出子とし母親の戸籍に入れて日本国籍になる。 pic.twitter.com/D6pYAYzWCD— kaguyahime (@kaguyahime17) May 25, 2019
その後、母親の国籍が回復されると、両親は将来のことを考え、韓国籍から日本籍に変更し、以降は日本国籍の日本人として、女優活動を行っています。
南りほ
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六番目にご紹介するのは、日本と韓国両方で活動する女優兼ファッションモデルの南りほさんです。
1995年11月1日 兵庫県生まれの29歳(2024年現在)。父親が韓国人の日韓ハーフです。
2012年から2015年にかけ、韓国の大手芸能事務所JYPに、初の日本人練習生として在籍していました。そして2015年、ファッション誌「ウーマンインサイト」でモデルデビューすると、2016年には、ウェブドラマ「火花」で女優デビューしました。
【注目記事】“元JYP練習生の女優”南りほ、TWICEと日本で再会!変わらない友情に注目
可愛すぎると話題に!https://t.co/viIFrj8xUS#南りほ #TWICE
— Kstyle (@Kstyle_news) October 31, 2019
インスタグラムやユーチューブでも幅広く活躍し、韓国メイクや最新コスメにスキンケア、ファッションを中心に発信し、SNSの総フォロワー数は50万人を超えます。現在は日本と韓国を行き来しながら女優・モデルとしてもマルチに活躍中です。
そんな南りほさんは、以前から日韓ハーフとの噂がありましたが、SNSで「日韓ハーフか」という質問に「そうですよ」と答え、判明しました。
芸能・etcニュースblog : 日韓ハーフ、“なりたい顔No1”【南りほ】がセクシーでエレガントなランジェリー披露! 谷間メイクが叶う人気アイテムから新色登場https://t.co/sddxIQyN1m
— 芸能・etcニュース@相互フォロー (@trendnews17) June 5, 2022
また、JYP初の日本人練習生であり、韓国の人気ウェブドラマ「また出会った君」に出演していたことでも知られる南りほさんですが、最初は韓国語が話せなかったようで、JYP練習生の時に韓国語を勉強し話せるようになったそうです。
MIYAVI
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最後にご紹介するのは、日本のロックミュージシャンで、ギタリストや俳優もこなすMIYAVIさんです。
1981年9月14日 大阪市此花区生まれの43歳(2024年現在)。韓国籍から帰化した父親を持つ日韓ハーフです。
999年から2002年にかけ、ビジュアル系バンドのギタリストとして活動し、その実績から「サムライギタリスト」の異名を持ちます。
【Media-Web】
サムライ・ギタリスト MIYAVI ギターとの出会い、挫折と苦悩の先で掴んだMIYAVIらしさに迫る—https://t.co/XwQqKrH3eX @Iolite_japan #MIYAVI @MIYAVI_OFFICIAL 👀 pic.twitter.com/Qu7J0kxN4H— MIYAVI PROMOTER (@MIYAVI_PRESS) November 30, 2023
インディーズバンドでの活動を経て、2002年にソロデビューすると、2004年にメジャーデビューを果たし、2010年に独立事務所を立ち上げ、アルバム「WHAT’S MY NAME?」を発表します。そして2013年、アルバム「MIYAVI」で世界デビュー。
三味線の奏法に着想を得た、エレキギターをすべて指で弾く独自奏法「スラップ奏法」で国内外の注目を集め、世界30カ国以上におよぶワールドツアーを敢行しました。
2014年の「不屈の男」で、俳優としてハリウッドデビューすると、2017年のハリウッド映画「キングコング 髑髏島の巨神」や、2018年の日本映画「BLEACH」、「ギャングース」などに出演しています。
本日9月14日はーー
国際的に活躍するギタリスト #MIYAVI さんの38歳の誕生日!
俳優としても製作国やジャンルを超えて、独特の存在感を放っています。
不屈の男アンブ口ークン/ギャングース
キングコング 髑髏島の巨神/BLEACH pic.twitter.com/HCmisfRjFL— 内田 涼 (@uchidaryo_eiga) September 13, 2019
そんなMIYAVIさんは、韓国籍から帰化した父親と日本人の母親の元で生まれました。
父親の姓は「李」。韓国人の祖父母と父親がおり「ハーフコリアン」という自身のアイデンティティに誇りを持ち、背中に「李」というタトゥーを入れています。
「私の体には韓国の血が流れている」 堂々と明らかにした日本ロックミュージシャンのMIYAVI https://t.co/X6Ri3TayIQ
— 青薔薇 (@RoseBleue7) June 30, 2025
まとめ
いかがでしたでしょうか。
日本の芸能界には、このように日韓ハーフの人が意外に多く、自らカミングアウトする芸能人も増えています。
更に現在では、日韓ハーフ以外に、日韓カップルや日韓夫婦も、若者世代を中心に増えているようです。この延長で、ギクシャクした両国の関係が円満になるとよいですね。



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