青森県の大間町で漁師をされている細間正樹さんをご存知でしょうか。細間さんは2013年に最愛の奥さんを亡くし、娘2人を養うお父さんです。
突然の奥さんが亡くなってからの生活は一変し、漁師をしながら子供を育てています。まだまだお金がかかるお子さんが2人いるため、マグロの釣果に奮闘している姿は応援せずにはいられません。
そこで今回は、細間さんの奥さんが亡くなられた原因や、娘2人について、細間さんの家族について調べてみました。
合わせて読みたい
https://arecorelog.com/ooma-kikuchikazuo/
引用元:YouTube
細間さんは奥さん・長女・次女の4人家族でした。マグロの釣果もあり、順風満帆の生活を送っていましたが、2013年のある日、奥さんの加代子さんが突然帰らぬ人となってしまいました。
奥さんの亡くなった原因は、くも膜下出血でした。
くも膜下出血とは?
脳を保護する3層の膜(外側から硬膜・くも膜・軟膜)のうち、くも膜と軟膜の間にある、「くも膜下腔」という隙間に出血が起こった状態をいう。
原因は?
くも膜下出血の8割以上が「脳動脈瘤の破裂」が原因とされている。これは脳の中の動脈にこぶのようなものができ、それが裂けて出血した状態で、そうなると突然に強い頭痛が襲う。
こぶは血管の分岐点にできやすく、大きさは数ミリから大きなものでは数センチに及ぶ。こぶができる原因としては高血圧や動脈硬化、加齢が一因として考えられており、先天的な要素も含まれるとされているが、詳しくは解明されていない部分もある。
引用元:https://doctorsfile.jp/medication/92/
細間さんがいつも通り漁に出て、仕事を終えて帰ってきた時には奥さんは亡くなられていたようです。何の前触れもなく、心の準備もないまま、帰宅すると亡くなっていたことに、細間さんの落ち込みは激しく、奥さんの写真を見ながら毎日泣いていると、涙ながらに語っていました。
細間さんは見てすぐ分かるほどに痩せてしまいましたので、食事も喉を通らなくなってしまったのでしょう。
引用元:YouTube
マグロの一本釣り漁は、日の出の時間から、日の入りまでと時間が限られています。
漁師さんの朝が早いのは、この限られた時間内で仕事をするので、少しでも長い時間を使えるように、日の出時間からスタートできるように朝が早いのです。
しかし、細間さんは家事と子育てもするので、マグロ漁に出られるのはお昼前の時間になってしまいます。ただでさえ難しいマグロの一本釣りなので、漁ができる時間が短いと釣果も難しいですよね。
細間さんも釣果に恵まれることができず、家計にも影響が出てきてしまいました。
引用元:https://ko2432.com/4244.html
奥さんの死後、細間さんは1人で娘2人を育てる決意をしましたが、2017年頃から2人のお子さんは、奥さんのご両親のもとで暮らすことになります。
引用元:https://30first-time-experience.com/hosomamasaki-family/
長女の愛華さんは、北海道の看護学校に通っています。
看護の道に進んだ理由は、母親が亡くなったことががきっかけで、もし、容態の変化に気づいてあげられたら何かできたのではないかと思ったようです。
「ママは具合悪いとか言ってくれなかったから。(母の具合に)気付いて早めに病院に言ってもらったり、心のケアをしたり色々したかった・・・。」
このように話していました。
そして、愛華さんは見事に受験に合格します。
細間さんは愛華さんの受験合格を聞いて喜びます。その反面、絶対に入学金や受験料などを工面しなければならない事に、プレッシャーと焦りを感じます。
「もうマグロを獲るしかない。」そう決意し、奥さんのお墓へ行き、愛華さんの合格を伝えながらマグロを取らなければ!と拝みます。
そのプレッシャーの中、細間さんは見事127kg(時価101万円)を超えるマグロを釣果して、愛華さんは無事に入学することができました。
引用元:https://ko2432.com/4244.html
「嫁が獲らせてくれたんだ。愛華さ金かかるんだもの。」
そう言いながら笑顔で話す細間さんの姿を見て、視聴者もホッとしたのではないでしょうか。
愛華さんは北海道で下宿して学校に通っていますが、少しでもお父さんの負担にならないように、アルバイトをして生活費を稼いでいます。学校で食べるお昼代も節約し、下宿先のご飯をわざと残してお弁当に詰め、お昼に持って行っているそうです。
自身でアルバイトしながら学校に通う愛華さんは、「親のありがたみを知った」と話していました。細間さんのところに帰省した時にお土産としてテスト結果を持参されていましたが、学年で1位!
勉強とアルバイトの両立で大変ですが、看護師になるための夢に向かって勉強をされているようです。愛華さんには絶対に夢をかなえてほしいですね!
引用元:YouTube
次女の心寧さんは、2021年現在は中学生です。お姉さんの愛華さんは北海道下宿していますが、心寧さんはそのままお母さんのご両親のもとで暮らしています。
お父さんと離れて暮らしていても、お父さんのことを思いやれる優しい娘さんに成長されています。細間さんの誕生日に、心寧さんは手作りケーキをプレゼントしていました。
今回はマグロ漁師の細間正樹さんについて調べてみました。
細間さんは奥さんを亡くしてから生計を立てるために、愛娘と離れて暮らし、1人で生活しています。家族それぞれの場所で暮らしながらも、全員が家族への思いやりと絆を感じます。
マグロが捕れないときは一時的にアワビ漁やコンブ漁に変更したりしながら、生計を立てています。
まだまだ学費がかかる娘さんお二人のためにも、細間さんのマグロを釣果する事を応援せずにはいられませんね。
合わせて読みたい
https://arecorelog.com/ooma-kumagai/